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旅立ち

12.話 町へそして僕から俺へ。気分の問題だよね? 改稿

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 ネットでちょいちょい気儘に買い物してるが、神様の恩恵でなんと支払いが無し。だからかな?さっきのサンドイッチも支払いが無かったよ。

 ありがとう神様。
 もし神殿に行ったら、お礼はちゃんと染ますね。ただ、費用はそっち持ちだけどね。ハハハ。
 でもそれだと後で色々と、何んやかんやと要求されそうだね。
 でめ、今はそれ考えちゃ駄目なやつ。

 で、探したよ!

 じゃん、その名もオフロードバイク!!
 何を隠そう僕はバイク乗れるのさっ!意外でしょ? 
 しかもガソリンも買えちゃう。
 なんてご都合主義なのだろうか?
 でも良いのかなぁ……二酸化炭素…バリバリ排出するよね?これって環境破壊に加担しない?
 ん~それを考えると何も使えなくなりそうだよね。
 そこは…あんまり考えないようにしよう!
 だったら、極力使う回数を増やさないようにしよう!
 後々、何か違う移動手段を追々考える事にしょう。
 当面の目標だねこれは…。
 うん僕頑張る! 
 …誰に言ってるのか??

 まっ、とりまバイク出して。
 あっ!ライダースーツと、膝当てとヘルメット被ってゴーグルも必要だな。
 よし準備万端、さて行きますか。

 マップは確認したし、このまま西へ。
 そして悪路と、多少悪戦苦闘しつつもさすがオフロードバイク、多少の凸凹道も苦も無く走って進む。
 
 小さめの魔物を横目で見るが、それを無視して走ればもうすぐ街に出る手前だ。

「速かったなぁ…だけど、そろそろで街道近くまで来てる。流石にこのままの姿は不味いよね」

 バイクを止めてバイクから降りて着替える事にする。

 バイクとライダースーツはアイテムボックスに入れて、町までてくてくと歩く。

 おっ!見えて来たぞ!
 あれが町かぁ~。
 でも、何か良く見たら門の前に人が並んでるよね何でだろう?

 あっ、あれだ!
 本で良く読んだ書いてあったよねあれのイベント。
 門番に通行税払うイベ。

 えっと、服装は此で良いし、お金はポケットに入れたから大丈夫だよ。
 きっとねと、自分に言い聞かせる。
 何せ人見知りで、人とのコミュニケーションが苦手な僕。

(こんな僕を、一人知らない世界にポイッとされて、どうやって生きて行けば良いのやらと悩む)

 だからなのか、事前に準備は必要なんだけど……あれ身分証明無いな?
 さてどうするか。

 何とかなるかな、頑張れ僕。
 でもそろそろ「僕」は止めて俺にするか??

 よし!俺で行こう!

 気をしっかり持って、弱みを見せず強気で行こう!
 それから、少し厨二病(中二?どっち)も出せば何とか乗り気って生きていけるんじゃ?
 と、少し考え方がずれた思考で自分に言い聞かせたのだった。

 
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