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旅立ち

11話 初めての魔物 改稿

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 て!事で、移動です。
 まずこの辺の地図をと、考えれば目の前に出して確認。
 あっ索敵&周辺探知をしないとだよね。と思い地図を見ていると、自動でステータスボードが出て来た。
 そのステータスボードの右下に、▼のマークが出たので▼マークを指で押してみると、次の画面にマップが出て来た。

 お~すげぇ~。地図を観ながら位置確認。

 だけど紙媒体のこの地図は邪魔だから仕舞うかな。

 地図を仕舞い、画面上のマップを確認する。えっと今はここだから……フムよし何となく分かった。

 このまま西に向かえば町があるみたいだな。
 なら、出発しますかねここにいてもナビと喧嘩するだけだしね。


**


 ナイフで邪魔な枝や草を薙ぎ払いながら、結構な距離を歩いてるがその茂みの間から、からちょこちょこと魔物がでてくる。

 最初に出合ったのは、森兎と云う兎だが全く可愛くはない。
 だって額から角が出てて、目がやたらと鋭いし狂暴そうだ。
 はっきりいって怖い!しかも突進してくるから怖い。だが、慣れて来れば風魔法でサクっと首が切れる。
 そして、屍体はアイテムボックスへ自動で入る。
 何てお気軽なシステム。

 次にスライムだ、これは鑑定によると体の中の核を壊せば良いらしいので、ウィンドアローで攻撃したら、あっさり核が壊れてスライムを倒せたよ。

 小動物の栗鼠が出てきて、テイムしたい衝動にかれるが…ナビに止められ我慢した。
 くすん……可愛かったのに。
 僕に友達please…孤独は辛い。
 ナビは冷たいし癒しが欲しい。
 なんなら猫とか出てこないかな?
 喜んでテイムして可愛がります。


 そんな僕のハートを打ち砕くナビの言葉に傷つき、落ち込んで歩きながら違う事を考える。
 武器をねぇ、作りたいんだけど。
 思考がまた切り替わる。
 でも作り方が……いまいち分からないんだよな。
 僕の想像力が怪しいのだ、なので町に着いたら適当に武器を買うかな。

 ナイフたけがアイテムボックスに入ってて、今使ってるけどいまいち不安しかない。
 大きな魔物に出会したら怖いし。

 そんな感じで、二時間位歩いたかな?流石に疲れて今は休憩中でまた考え事。

 このまま歩いてると、もしかして……野宿になる? 
 それは……ちょっと嫌だ!流石にまだ野宿は不安しかない。

《主様?》

『お!ナビさん。2時間ぶり。で、なに?』

《二時間ぶりです。主様、そろそろ移動なされた方が良いかと》

『あっ、そうだねじゃ~行きますか(様が付いたけど……この二時間で何が君を変えたのさ)』

 よいしょっ!と言って(おやじ臭い)立ち上がる。
 ん?ちょっと待て、僕通販使えるじゃんかねっ、移動は歩かなくても澄むんじゃね?
 よし、ネットへアクセス。

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