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第9章
第9話 ダンジョン51階に下りたら……
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鯛を倒して休憩スポットで一休み。
その間に、カイトにせがまれて空間にトイレを作りトイレ休憩になった。
どんだけトイレに行きたいのかお前は!
近いにもほどがある。
まっ、それは放っておいてだ!ここから下の階はどうなってるのか……検討も付かない。
ギルマスからは、水系のダンジョンだって聞いてるからこの先ずっと50階層の様な森が続くかも?
まぁ、俺に任せりゃ直ぐに150階まで行けるだろうがな!ハハハと空笑いだ。
でもなぁ…カイトと、ベルゼスそれにレツたちを連れてるから無理ができないんだよなぁ~。
……つまらん。
「お待たせ兄ちゃん!もうトイレ要らないからサンキューな!」
要らないってなんだ?
良く分からないぞ、兄ちゃんは。
「……ベルゼスは?トイレ」
「い、嫌特に使わんが……だが樹里殿は?」
「へっ?俺か、俺は別に使わなくても……まあ気にしなさんな?細かい事を考えると禿げるぞ」
「禿げる? そうなのか!」
ベルゼス……冗談の通じない奴だ……。
嘘を真に受けて頭を触ってる。ハハハ。
「ほら、気にすんなよ。で、ここから下に行くんだが…。お前たち体力は持ちそうか?なんならここで休むか?」
「スッキリしたから下に行くぞ!」
「我もそれで構わんが…上の階の様な暑さは流石に遠慮したい」
「それなぁ~降りて見ないと分からんのだよ!ベルゼス君。その辺は、状況判断でいいか?」
「構わん!鞄の中でレツ達と訓練してるから、我はどちらでもいい」
「あっそ、なら行くかね」
それから三人で51階に下りると………。
今度は一面の氷の世界に為ってたよ。
まったくどうなってんだか。
しかも辺り一面吹雪いてて、視界が悪いし!
慌てて冬服を取り出して三人で着替える。
が、ベルゼスだけは機嫌が良い。
「あぁこの寒さ!懐かしい」
と…まっ雪豹だったね?このねこちゃんはさっ。
これじゃ他の冒険者なんて居ないだろうなぁ~。
でも……居たら凄いよ?
……居るのかな?恐いものみたさでマップ確認…い、居なかった。
ってことで、さっさとこの階層はクリアしたいので先に進むぞ!
「カイト、ベルゼスとっとと先に進むからな。俺からはぐれるなよ?」
「分かった」
「了解だぞ!」
二人に声を掛けて前に進むが…本当吹雪いてて視界が悪い事この上ない。
本当厄介だ。
マップを開いて、下に下りる階段を探して歩くその途中でやっぱり魔物と遭遇する。
出るのは……ホワイトベア……おい!水系の魔物は?
あっ!水だと凍るからか?
このダンジョンってコア嵩で出来てるのかな?
それともマスターコアが居るのか?
本当に厄介だよ。
でもベアやウルフならさくっと殺れるからサクサク行くぞ。
「カイト!ベアならベルゼスと倒せるだろ?魔法でさくっと行け!」
「ええ!また魔法?何、風で良いの?」
「っ足り前だろがよ!ベルゼスも魔法だ!」
「了解した!【ファイアーボール】」
「ば、馬鹿!火魔法は禁止だ!毛皮が焦げるだろがよ!」
「お、すまん。樹里殿……」
「フフフ、怒られてやんの、ベルゼス!【ウインドウカッター】こうやんだよ」
カイトが【ウインドウカッター】を連発してベアの首がボトッと落ちたが…雑過ぎる。
ベアの体にも切り傷が出来てるし…。
売れないよあれじゃ…カイト兄ちゃんショックだ。
その間に、カイトにせがまれて空間にトイレを作りトイレ休憩になった。
どんだけトイレに行きたいのかお前は!
近いにもほどがある。
まっ、それは放っておいてだ!ここから下の階はどうなってるのか……検討も付かない。
ギルマスからは、水系のダンジョンだって聞いてるからこの先ずっと50階層の様な森が続くかも?
まぁ、俺に任せりゃ直ぐに150階まで行けるだろうがな!ハハハと空笑いだ。
でもなぁ…カイトと、ベルゼスそれにレツたちを連れてるから無理ができないんだよなぁ~。
……つまらん。
「お待たせ兄ちゃん!もうトイレ要らないからサンキューな!」
要らないってなんだ?
良く分からないぞ、兄ちゃんは。
「……ベルゼスは?トイレ」
「い、嫌特に使わんが……だが樹里殿は?」
「へっ?俺か、俺は別に使わなくても……まあ気にしなさんな?細かい事を考えると禿げるぞ」
「禿げる? そうなのか!」
ベルゼス……冗談の通じない奴だ……。
嘘を真に受けて頭を触ってる。ハハハ。
「ほら、気にすんなよ。で、ここから下に行くんだが…。お前たち体力は持ちそうか?なんならここで休むか?」
「スッキリしたから下に行くぞ!」
「我もそれで構わんが…上の階の様な暑さは流石に遠慮したい」
「それなぁ~降りて見ないと分からんのだよ!ベルゼス君。その辺は、状況判断でいいか?」
「構わん!鞄の中でレツ達と訓練してるから、我はどちらでもいい」
「あっそ、なら行くかね」
それから三人で51階に下りると………。
今度は一面の氷の世界に為ってたよ。
まったくどうなってんだか。
しかも辺り一面吹雪いてて、視界が悪いし!
慌てて冬服を取り出して三人で着替える。
が、ベルゼスだけは機嫌が良い。
「あぁこの寒さ!懐かしい」
と…まっ雪豹だったね?このねこちゃんはさっ。
これじゃ他の冒険者なんて居ないだろうなぁ~。
でも……居たら凄いよ?
……居るのかな?恐いものみたさでマップ確認…い、居なかった。
ってことで、さっさとこの階層はクリアしたいので先に進むぞ!
「カイト、ベルゼスとっとと先に進むからな。俺からはぐれるなよ?」
「分かった」
「了解だぞ!」
二人に声を掛けて前に進むが…本当吹雪いてて視界が悪い事この上ない。
本当厄介だ。
マップを開いて、下に下りる階段を探して歩くその途中でやっぱり魔物と遭遇する。
出るのは……ホワイトベア……おい!水系の魔物は?
あっ!水だと凍るからか?
このダンジョンってコア嵩で出来てるのかな?
それともマスターコアが居るのか?
本当に厄介だよ。
でもベアやウルフならさくっと殺れるからサクサク行くぞ。
「カイト!ベアならベルゼスと倒せるだろ?魔法でさくっと行け!」
「ええ!また魔法?何、風で良いの?」
「っ足り前だろがよ!ベルゼスも魔法だ!」
「了解した!【ファイアーボール】」
「ば、馬鹿!火魔法は禁止だ!毛皮が焦げるだろがよ!」
「お、すまん。樹里殿……」
「フフフ、怒られてやんの、ベルゼス!【ウインドウカッター】こうやんだよ」
カイトが【ウインドウカッター】を連発してベアの首がボトッと落ちたが…雑過ぎる。
ベアの体にも切り傷が出来てるし…。
売れないよあれじゃ…カイト兄ちゃんショックだ。
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