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第8章
第12話 ギルドでまたかぁ…。
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さて、思うところがあって故郷の国にやって来たが……。流石に故郷の……領主邸がある町に足を向ける事はしないが…。
祖国に入るのは別に抵抗がないので…国に入って他の貴族が納める領地に入ってみた。
まあ町に入って、そこのギルドで魔物の素材を売りたいのが本音だがな。
その後は、また違う国にに入って今度はしっかり移住場所を探したいのもあるんだけどなぁ…。
果たして一人で定住出来る土地を探す事が出来るのか。いまいち不安だ。
マップを開いて、今居る場所はここで。
えっとここは……アルクス王国で……えっと俺の家が……ここだから…。決めた!隣の辺境伯の領地にでも行くかな?
「えっと……ギルド、町のギルドは……お、ここに大きめのギルドがあるじゃんか!」
なら目的はここだな?
何々……町の名前は……デリシャスの町…。
で、デリシャスって……なんか笑えるが……これは俺が転生者だからなんだろうなぁ…。
しかしデリシャス!プププ笑える。
笑いながら空から下に降りて…道を歩く。
もちろん目的は地はデリシャスの町だ。
町に入る門まで来ると、お決まりの通行税が取られるんだけど……。
「やぁ!デリシャスの町へようこそ。身分証を見せてくれ、それと通行税の銀貨三枚を払ってくれ」
「……これが身分証と通行税だ」
「どうも…………お、おまえ……いえあなた様は、冒険者でしたか!それもAランクの冒険者でしたか!」
と大声で俺を見て叫ぶけどさぁ……、これって情報駄々漏れしてるよね?下手なギルドより悪いじゃんかよ!
「えっと、門番さん? 俺の情報をさっ、そんなに大袈裟に騒がないで欲しいんだけど?」
俺達の回りに、人が居るんだからな!自重してくれよ!
「おっと、これは申し訳ありませんでした!ど、どうぞお通り下さい!あっ!高ランク冒険者殿は、銀貨一枚でした!多く納めて頂いた分はお返し致します!」
と、銀貨二枚俺の手に戻してきた……。
まぁ、それならいいか?
「そうでしたか?それではありがとう。ああ、そうだ…この町のギルドって、何処にありますかね?」
「ギルドでしたらこの道を真っ直ぐに行けば直ぐにありますよ」
「ありがとう」
五月蝿い門番から離れて、門番が言った通りの道を真っ直ぐ向かう。
まぁ、あそこで道を聞かなくても分かるんだけど…とりあえずね?
暫く町を歩き、町の雰囲気を眺めながらギルドを見つけギルドの中に入り、受付カウンターの前に立つ。
「いらっしゃいませ~!どの様なご用でしょうか?」
かっ、軽い対応だなぁ…。
「……あっと……魔物の買取を頼みたいんだが?」
「はぁ~買取ですか?どの様な魔物をでしょうか?」
た、態度が……。
「えっと……ここに出してもいいのか?」
「ええ、どうぞ?(見たことない冒険者だし、売りたいと言っても、ゴブリンぐらいでしょ?ならここでいいわよ!)」
「なら出すぞ!いよっと、これを売りたいんだが!」
「えっ…………………」
【ドサッ】とカウンターに魔物を置いてみたら……案の定……受付のお姉さんが、泡吹いて倒れた。
俺がお姉さんの目の前に出して見せたのは、ブラックマウス、ベルゲオダイス、ホワイトタイガーにホブゴブリン、他併せて20体程だ。
「えぇ!そこで、倒れるのか?勘弁してくれよ!おい、お姉さん起きてくれよ!おい!」
俺がカウンタ越しで、倒れてしまったお姉さんの対応であたふたしてると、奥から中年の男が顔を出す。
で、その男が倒れたお姉さんに掛け寄り、「どうした?」と言いながら俺を睨んで来た。
「おい、お前……こいつに何かしたのか?なんで、うちの受付が倒れた?」
むぅ…俺のせいじゃねぇぞ!
睨むなよ。
「えっと……ここを見たら倒れたんだが?」
指をさしてカウンターに乗る魔物の山を見せた。
「ん?これ…………お、お、お、お前!これは?」
「売りたい物をここで出せと、その人が言ったんだよ!俺はちゃんと確認したぞ?ここで出しても良いのか?と、そしたらその人がここで出せと言うから、ここに出したんだが…。その人が驚いたらしく、白目剥いていきなり倒れたんだよ!こっちはこれを売りたいだけなんだけど?」
祖国に入るのは別に抵抗がないので…国に入って他の貴族が納める領地に入ってみた。
まあ町に入って、そこのギルドで魔物の素材を売りたいのが本音だがな。
その後は、また違う国にに入って今度はしっかり移住場所を探したいのもあるんだけどなぁ…。
果たして一人で定住出来る土地を探す事が出来るのか。いまいち不安だ。
マップを開いて、今居る場所はここで。
えっとここは……アルクス王国で……えっと俺の家が……ここだから…。決めた!隣の辺境伯の領地にでも行くかな?
「えっと……ギルド、町のギルドは……お、ここに大きめのギルドがあるじゃんか!」
なら目的はここだな?
何々……町の名前は……デリシャスの町…。
で、デリシャスって……なんか笑えるが……これは俺が転生者だからなんだろうなぁ…。
しかしデリシャス!プププ笑える。
笑いながら空から下に降りて…道を歩く。
もちろん目的は地はデリシャスの町だ。
町に入る門まで来ると、お決まりの通行税が取られるんだけど……。
「やぁ!デリシャスの町へようこそ。身分証を見せてくれ、それと通行税の銀貨三枚を払ってくれ」
「……これが身分証と通行税だ」
「どうも…………お、おまえ……いえあなた様は、冒険者でしたか!それもAランクの冒険者でしたか!」
と大声で俺を見て叫ぶけどさぁ……、これって情報駄々漏れしてるよね?下手なギルドより悪いじゃんかよ!
「えっと、門番さん? 俺の情報をさっ、そんなに大袈裟に騒がないで欲しいんだけど?」
俺達の回りに、人が居るんだからな!自重してくれよ!
「おっと、これは申し訳ありませんでした!ど、どうぞお通り下さい!あっ!高ランク冒険者殿は、銀貨一枚でした!多く納めて頂いた分はお返し致します!」
と、銀貨二枚俺の手に戻してきた……。
まぁ、それならいいか?
「そうでしたか?それではありがとう。ああ、そうだ…この町のギルドって、何処にありますかね?」
「ギルドでしたらこの道を真っ直ぐに行けば直ぐにありますよ」
「ありがとう」
五月蝿い門番から離れて、門番が言った通りの道を真っ直ぐ向かう。
まぁ、あそこで道を聞かなくても分かるんだけど…とりあえずね?
暫く町を歩き、町の雰囲気を眺めながらギルドを見つけギルドの中に入り、受付カウンターの前に立つ。
「いらっしゃいませ~!どの様なご用でしょうか?」
かっ、軽い対応だなぁ…。
「……あっと……魔物の買取を頼みたいんだが?」
「はぁ~買取ですか?どの様な魔物をでしょうか?」
た、態度が……。
「えっと……ここに出してもいいのか?」
「ええ、どうぞ?(見たことない冒険者だし、売りたいと言っても、ゴブリンぐらいでしょ?ならここでいいわよ!)」
「なら出すぞ!いよっと、これを売りたいんだが!」
「えっ…………………」
【ドサッ】とカウンターに魔物を置いてみたら……案の定……受付のお姉さんが、泡吹いて倒れた。
俺がお姉さんの目の前に出して見せたのは、ブラックマウス、ベルゲオダイス、ホワイトタイガーにホブゴブリン、他併せて20体程だ。
「えぇ!そこで、倒れるのか?勘弁してくれよ!おい、お姉さん起きてくれよ!おい!」
俺がカウンタ越しで、倒れてしまったお姉さんの対応であたふたしてると、奥から中年の男が顔を出す。
で、その男が倒れたお姉さんに掛け寄り、「どうした?」と言いながら俺を睨んで来た。
「おい、お前……こいつに何かしたのか?なんで、うちの受付が倒れた?」
むぅ…俺のせいじゃねぇぞ!
睨むなよ。
「えっと……ここを見たら倒れたんだが?」
指をさしてカウンターに乗る魔物の山を見せた。
「ん?これ…………お、お、お、お前!これは?」
「売りたい物をここで出せと、その人が言ったんだよ!俺はちゃんと確認したぞ?ここで出しても良いのか?と、そしたらその人がここで出せと言うから、ここに出したんだが…。その人が驚いたらしく、白目剥いていきなり倒れたんだよ!こっちはこれを売りたいだけなんだけど?」
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*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
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