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第4章
第3話 カイト…それはないぞ?
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さてさて、宿屋で1泊……無駄な滞在をさせられてまた、ギルドに顔を出した俺達だ。
「やぁこんちは、昨日ギルマスに言われて、この時間までに金が用意出来てる。と、聞いたんだけどあるの?」
「こ、こんにちは。ええっとそうでしたかぁ?すみませんが、確認の為にギルドカードをご提出下さい」
「カードね?ほら、どうぞ?」
言われた通りにカードをカウンターに置く。
「はい、確認しますのでお待ちください……」
「早くしてね?おばさん!僕達急ぐんだ!」
「お、おば、おばさん?ぼ、ボク?誰がおばさんかな?」
おお、恐えぇ額に大筋出てる。
「早くしてよ、お金!兄ちゃんが困るだろ」
「コラ、ギルドで騒ぐな?あぁ受付さん!早くね?」
「……お待ちください!」
怒って奥に消えてった。
「カイト……びっくりするからさ、ああいう事は言わなくて良いぞ?」
「だって……」
「だけどサンキューな?」
「うん!」
そして、おばさん受付が金をトレーにのせて戻って来た。
「お待たせしました。買取り金額です。あとカードです」
「サンキュー!で詳細は?」
出されたカードを素早く仕舞って金額の確認をする。
「ええ、説明するんですか?長くなりますよ?」
面倒臭がるなよ、仮にも受付だろ?あんた。
「なら、トータルいくら?」
「え?ト、トータル?ってなんですか?」
「知らないの?おばさん、トータルってね全部でいくらって?きいてるんだよ?」
「………」
お、怒ってるなぁ……黙ったぞ。
でもカイト、そろそろやめてやれば?
昨日のギルマスの無礼な態度を見習って?
カイトが無礼な態度を、何も関係の無い受付嬢にとってる。
……カイトよお前も大概だな?
ハハハ!おもしれぇから良いけどな。
「なら、受け取ったよ。行くぞ」
「バイバイ!」
カイトがにっこり笑って、受付嬢に手を振って俺に抱かれたまま、二人でギルドを出たのだった。
「兄ちゃん良かったね?お金貰えた」
「あぁ。さて、何処に……昨日の決めてたね?」
「うん、早く向かおうよ?お金もできたしね!」
「おう、なら門出たらすぐに向かうか?」
「うん!」
そして、人目がないところで空に飛ぶ。
「兄ちゃん……」
「なに?」
「このまま島に向かうんだよね?」
「そうだけど?」
「人がいなかったどうすんの?」
「無人島ってことか?」
それはないな……とりあえず交易はしてるらしいからね。
「まぁ、行ってみてさ。島が駄目ならその周辺の島に、住める場所もあるだろさっ」
「ええ、それは無責任じゃない?」
「ま、ぐちゃぐちゃ言ってないで、行くぞ」
それから暫く空を飛び、島の船着き場が下に見えて来た。
「兄ちゃん何処に下りるの?」
「そうだなぁ……人目が無い場所かな。あ!あそこの砂浜に下りるか」
「い、いま?」
「今だが?」
空からストンと地面に下りる。
下は砂浜足元が不安定だった。
「カイト海だ、それも砂浜だが……このまま、おりるか?」
「やだ!」
我が儘……だね君……。
「やぁこんちは、昨日ギルマスに言われて、この時間までに金が用意出来てる。と、聞いたんだけどあるの?」
「こ、こんにちは。ええっとそうでしたかぁ?すみませんが、確認の為にギルドカードをご提出下さい」
「カードね?ほら、どうぞ?」
言われた通りにカードをカウンターに置く。
「はい、確認しますのでお待ちください……」
「早くしてね?おばさん!僕達急ぐんだ!」
「お、おば、おばさん?ぼ、ボク?誰がおばさんかな?」
おお、恐えぇ額に大筋出てる。
「早くしてよ、お金!兄ちゃんが困るだろ」
「コラ、ギルドで騒ぐな?あぁ受付さん!早くね?」
「……お待ちください!」
怒って奥に消えてった。
「カイト……びっくりするからさ、ああいう事は言わなくて良いぞ?」
「だって……」
「だけどサンキューな?」
「うん!」
そして、おばさん受付が金をトレーにのせて戻って来た。
「お待たせしました。買取り金額です。あとカードです」
「サンキュー!で詳細は?」
出されたカードを素早く仕舞って金額の確認をする。
「ええ、説明するんですか?長くなりますよ?」
面倒臭がるなよ、仮にも受付だろ?あんた。
「なら、トータルいくら?」
「え?ト、トータル?ってなんですか?」
「知らないの?おばさん、トータルってね全部でいくらって?きいてるんだよ?」
「………」
お、怒ってるなぁ……黙ったぞ。
でもカイト、そろそろやめてやれば?
昨日のギルマスの無礼な態度を見習って?
カイトが無礼な態度を、何も関係の無い受付嬢にとってる。
……カイトよお前も大概だな?
ハハハ!おもしれぇから良いけどな。
「なら、受け取ったよ。行くぞ」
「バイバイ!」
カイトがにっこり笑って、受付嬢に手を振って俺に抱かれたまま、二人でギルドを出たのだった。
「兄ちゃん良かったね?お金貰えた」
「あぁ。さて、何処に……昨日の決めてたね?」
「うん、早く向かおうよ?お金もできたしね!」
「おう、なら門出たらすぐに向かうか?」
「うん!」
そして、人目がないところで空に飛ぶ。
「兄ちゃん……」
「なに?」
「このまま島に向かうんだよね?」
「そうだけど?」
「人がいなかったどうすんの?」
「無人島ってことか?」
それはないな……とりあえず交易はしてるらしいからね。
「まぁ、行ってみてさ。島が駄目ならその周辺の島に、住める場所もあるだろさっ」
「ええ、それは無責任じゃない?」
「ま、ぐちゃぐちゃ言ってないで、行くぞ」
それから暫く空を飛び、島の船着き場が下に見えて来た。
「兄ちゃん何処に下りるの?」
「そうだなぁ……人目が無い場所かな。あ!あそこの砂浜に下りるか」
「い、いま?」
「今だが?」
空からストンと地面に下りる。
下は砂浜足元が不安定だった。
「カイト海だ、それも砂浜だが……このまま、おりるか?」
「やだ!」
我が儘……だね君……。
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