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第1章
第10話 小綺麗に
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「えっと、これから君どうする?」
「?」
こてんと首を横にするだけで、何も言わない。
何がって顔するなよ………。
あ!分かるわけないのか?
そうだよなぁ~、無理やり袋に詰め込まれて馬車に乗せられて、そこから落ちたら知らない場所で、挙げ句に知らない人とばったり!で、怪しい人物から飯もらってこれからどうするか?なんて聞かれて答えられる訳もないか……これは俺の配慮がなかったか。
しっかしこの子、村には帰りたくないみたいだし、だったら別の場所の方が良いよなぁ~それなら………連れてくか?
なら移動だよなぁ~。
どれマップ……えっと今がここだから……この子を買った奴隷商人が行くのはここから一番近い町だろう。多分だけど……。
だったらそこには行けないだろうから、もう少し遠い町の施設にでも預けるか?
一応拾った責任は有るしな。
なら、一応本人確認してからだね?
「ねえ君?」
「ん?」
「このまま、ここに居るのは嫌だろ?」
「………怖いから嫌だ」
「だろ? なら俺と一緒に町まで行くか?」
「まち?」
「そう、町だ!人が大勢居るの場所だ」
「…………」
「どうする? 俺はそこに行くんだけど……?」
「なら………行く。お兄……ちゃんと」
「そうか? ならいくか?」
「…………うん」
よし!意志確認はしたぞ!
それなら先ずは…服と髪だな!
「じゃまずは君は服を着替えようか?」
「………うん…でもそんなのもってないよ?」
「大丈夫だ!俺が持ってるから心配するなよ、ほらこっちおいで」
子どもを手招きして、ネットから子供服選ぶ。えっと…この世界には余り派手な物はないから地味目の服にするかな。
茶と黒だったら、おかしくないかな?あ、青もいいか?
未だ寒い日もあるから……長袖かな?
外套は黒かな?靴は……目立たないように……黒のスニーカーかな?
取り敢えず、サイズが分からないから適当に出して合う服を着させてと……。
「ほら、腕上げて?ばんざーい(よし首にはまだ奴隷紋刻まれて無い!)」
ボロボロの服を脱がせて、首に奴隷紋が刻まれて無いかを確認しつつ、その紋が無いのが分かって少し安心する。
分かってからは、着せるのは早い!
腕を挙げさせて、Tシャツ着せとシャツを着せて。あ!下着その上からズボンを履かせて靴下と靴を履かせて終了!
後は髪だけど…これどうする?
ゴワゴワしなくはなったけど……
俺が悩んでいると服を着せられた子どもは
、自分の姿に目を白黒させてる。
が………取り敢えず大人しくしてるから放っておく。
「えっと次は……髪だけど……君、髪切ってもいいかな?」
「髪?」
「そう、君のその伸びた髪!これだ」
子どもの髪を一房摘まんで、これを切っても良いかと聞く。
「うん………」
「そう?なら、ここに座ってくれよ?」
椅子を用意して、ここにと言って俺の前に子どもを座らせると魔法で髪を切っていく。
「えっと……イメージして短髪…ショートカットで良いのか? にして……散髪開始!」
おお!見事にあの長かった髪が切れて行く。にしても、風魔法で適当呪文にもならない言葉を言ったら髪切れたよ!しかも良い感じにだ!
切る前の子どもの髪型は、目が隠れてて見えなかったけど……短くしたら綺麗な瞳が見えた。なんだよ、綺麗な瞳だ。
それに顔立ちも良いから大人に成ったらイケメンだ!
羨ましくはないぞ!
「よし!できた!鏡で自分見てみるかい? ほら」
「?」
こてんと首を横にするだけで、何も言わない。
何がって顔するなよ………。
あ!分かるわけないのか?
そうだよなぁ~、無理やり袋に詰め込まれて馬車に乗せられて、そこから落ちたら知らない場所で、挙げ句に知らない人とばったり!で、怪しい人物から飯もらってこれからどうするか?なんて聞かれて答えられる訳もないか……これは俺の配慮がなかったか。
しっかしこの子、村には帰りたくないみたいだし、だったら別の場所の方が良いよなぁ~それなら………連れてくか?
なら移動だよなぁ~。
どれマップ……えっと今がここだから……この子を買った奴隷商人が行くのはここから一番近い町だろう。多分だけど……。
だったらそこには行けないだろうから、もう少し遠い町の施設にでも預けるか?
一応拾った責任は有るしな。
なら、一応本人確認してからだね?
「ねえ君?」
「ん?」
「このまま、ここに居るのは嫌だろ?」
「………怖いから嫌だ」
「だろ? なら俺と一緒に町まで行くか?」
「まち?」
「そう、町だ!人が大勢居るの場所だ」
「…………」
「どうする? 俺はそこに行くんだけど……?」
「なら………行く。お兄……ちゃんと」
「そうか? ならいくか?」
「…………うん」
よし!意志確認はしたぞ!
それなら先ずは…服と髪だな!
「じゃまずは君は服を着替えようか?」
「………うん…でもそんなのもってないよ?」
「大丈夫だ!俺が持ってるから心配するなよ、ほらこっちおいで」
子どもを手招きして、ネットから子供服選ぶ。えっと…この世界には余り派手な物はないから地味目の服にするかな。
茶と黒だったら、おかしくないかな?あ、青もいいか?
未だ寒い日もあるから……長袖かな?
外套は黒かな?靴は……目立たないように……黒のスニーカーかな?
取り敢えず、サイズが分からないから適当に出して合う服を着させてと……。
「ほら、腕上げて?ばんざーい(よし首にはまだ奴隷紋刻まれて無い!)」
ボロボロの服を脱がせて、首に奴隷紋が刻まれて無いかを確認しつつ、その紋が無いのが分かって少し安心する。
分かってからは、着せるのは早い!
腕を挙げさせて、Tシャツ着せとシャツを着せて。あ!下着その上からズボンを履かせて靴下と靴を履かせて終了!
後は髪だけど…これどうする?
ゴワゴワしなくはなったけど……
俺が悩んでいると服を着せられた子どもは
、自分の姿に目を白黒させてる。
が………取り敢えず大人しくしてるから放っておく。
「えっと次は……髪だけど……君、髪切ってもいいかな?」
「髪?」
「そう、君のその伸びた髪!これだ」
子どもの髪を一房摘まんで、これを切っても良いかと聞く。
「うん………」
「そう?なら、ここに座ってくれよ?」
椅子を用意して、ここにと言って俺の前に子どもを座らせると魔法で髪を切っていく。
「えっと……イメージして短髪…ショートカットで良いのか? にして……散髪開始!」
おお!見事にあの長かった髪が切れて行く。にしても、風魔法で適当呪文にもならない言葉を言ったら髪切れたよ!しかも良い感じにだ!
切る前の子どもの髪型は、目が隠れてて見えなかったけど……短くしたら綺麗な瞳が見えた。なんだよ、綺麗な瞳だ。
それに顔立ちも良いから大人に成ったらイケメンだ!
羨ましくはないぞ!
「よし!できた!鏡で自分見てみるかい? ほら」
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