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第13章
閑話 伯父side 1 呼び出された
しおりを挟む珍しく隠居をした筈の義兄から話があると通達が来たのだが今更何の用が有るのか?
はっ!もしや私達の企みがばれたのか?
そうでなければ、義兄から等連絡が来る筈もない。
これは……誤魔化すしかないのだが…誤魔化せるか?
そうして通達通り義兄の屋敷に子供達と出向いた。
そして屋敷に入り通された部屋は執務室だった。
隠居している癖に、豪華な作りの机に座りニコニコと笑うアデスに腹立たしく思ったがここは、押さえてと言い聞かせて部屋に入る。
そして、部屋にはアデスの他にヴァンス現公王と王弟殿下が待ち構えていた。
(一体、何だと言うのだ?)
「やぁ、義兄殿?お呼び立てしまして」
「嫌、構わないが?何かな、私達親子で呼ばれるとは?」
「ハハハ、まあ、お座り下さいよ?お茶でも飲みながら話しませんか?」
「そ、そうだな。では失礼する」
「クロノス達もどうぞ?座ってくれ」
「「「失礼します」」……(面倒だなぁ……)」
全く私は忙しいんだぞ!早く話を切り出せば良いもを!
「さあ、お茶も出たかな?」
「ええ、その様ですよ?父上」
「では、始めますか。義兄殿?」
「な、何をかな?我々に何かな落ち度でも?」
しらばっくれて、質問をしてみるが……なんだあの満面の笑みは!気味が悪い。
「それでは……お聞きします。貴殿方は何をしにここへこられたのか?」
「はぁ?今更そんな事を聞いてなんだ?」
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「別の事で?ですか……それはお忙しそうですねぇ……。一体何をしてらっしゃるのか?」
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