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第13章
第20話 面接?顔合わせ?何に、為るのかしら?
しおりを挟むあぁぁ、気が重い……なんで、騎士隊なんて面倒を見ないと成らないのかしら?
お兄様は、私にどうしろと言うのかしらね?
「失礼します。それでは殿下、リストの10人に来て貰いますので……宜しいですか?」
「あぁ頼む」
「では……おい!入れ!」
「はっ!失礼を致します」
ぞろぞろと、入ってきたのはまぁ~筋肉です!
「どうぞ、そちらにお座りに成って下さいませ?」
「「「「「「「「「「はい、失礼を…」」」」」」」」」」
どかりと全員座り物怖じしない感じかしら?
「ええッと、右の方からお名前とお年を教えてくださる?」
「はっ!自分はトリスタン・エドリア。エドリア伯爵家の三男です。年は28です!」
「はい、次の方」
「私は…バルデア・ガヴェル。ガヴェル男爵家の次男。年は28です」
「はい、隣の方」
「自分は…ガウェイン・ブルエル。ブルエル子爵家の三男です。年は29です」
「お隣の方」
「私は、ゴードン・ハンガ。ハンガ男爵家の次男です。年は25です」
「お隣の方」
「自分は、ニルス・ベルマス。ベルマス伯爵家の長男です。年は27です」
「お隣の方」
「私は、サルマス・キーン。キーン男爵家の次男。年は26です」
「…お隣の方は?」
「私はダンベルス・グレンドラ。グレンドラ家の三男。年は28です……平民出身です」
平民?名持ちでねぇ…。
まあ私は、まったく気にはしないけど…、自己申告はしてくれるのね?フフフ。
好い人なのかしら?鑑定だと青く光ってるもの。
「そのお隣の方」
「私はセルバス・ネルマスよ。ネルマス伯爵家の次男。年は29才、ガウェインと同じね?宜しく♡」
ぱちりと、ウィンクが飛んできましたわ。
おお、女の人でしたか?こう言う方が居ると面白いわね?
「ええ、宜しくお願いしますわ」
「あら、噂通り…冷めてるわ~」
「それはどうも。お隣の方どうぞ?」
「あら、嫌だわごめんなさい」
中々重低音の【ごめんなさい】を聞いたわぁ……。
レアかしらね?
「ええと…私は、トーマス・デリタ。デリタ子爵家の四男です。年は25」
「お隣は?」
「自分は、デルタス・グリンダ。グリンダ将軍家の次男でした。年は28」
ん……でした?
まぁ、良いわ後で聞きましょう。
これで、ざっと10人ですねわね。
さて……これからどうしようかしらね?
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