婚約破棄ですね。これでざまぁが出来るのね

いくみ

文字の大きさ
上 下
364 / 574
第11章

第8話 ルヤス国王のご帰国

しおりを挟む


「いえ……別に気にしてませんわ。先程の様に、突っ掛かって来ないで頂ければ、直!良いですわね」
「ぐっ!そ、それは、すまなかった」

 伯母様の一言で少しは素直になられてるのかしら……?
 謝ってるわ!これは面白い。

「あら、やっと謝ったわね?貴方も意地っ張りよね?フフフ」
「そ、それを言ってくれるな!プリメラ」
「伯母様、その話はまた後日にお願いします。今はお客様の前なので。それに、お酒も出ている席ですわ気楽にして下さい」
「あ、あら、私ったら。ご免なさいね?国王様?」
「いえ、お気にならさらずに?それにしても、美味しい酒だな?アデス殿、貴殿の領地は料理に酒にと驚く事が多いな。ワハハハ」
「い、嫌気に入って頂けたのならこちらも安心しましたよ」
「陛下、そのお酒はウイスキーと言いますのよ。ドワーフ達の力作ですわ?どうぞお帰りの際は、お土産として御持ち下さいませ?」
「それは、良いなぁ~。パトリシア嬢、それなら我が国からは飛竜の子を差し上げよう。飛竜を育てる場所を建てないといけないが、専門の世話番もジークの使用人達と一緒に寄越そう」

 ………あの竜の子供をですの?
 それは、竜が来れば移動は楽だけれど……その飛竜に乗って何処に行くのかしら?

「そ、それはまた……突然ですね?ですが、先程私が御相談したかったことを、先に言われてしまいましたね。私が、陛下にお願いしたかったのですが……」
「なんだ、そんなことだったのか?」
「そんなことでは、無いのですが……陛下からの、お申し出はありがたいですね」
「ハハハ!そうか?それは良かったよ」
「それではまた後程、その話をさせて下さい」
「わかったぞ!では、今宵はこのウイスキーとやらを、楽しませて貰うとするよ」
「そうですね?父上。この旨い酒と摘まみで今宵は楽しみますか?」
 
 はぁ………今夜は長くなりそうですわね?



 それから二日間は、国王陛下の対応でバタバタとしましたが……。
 とりあえずなんとかなり、隣国の王が帰国されて行きました。
 ふぅ………この三日間は大変でした。

 そして私は……ただいま自室でのんびりしてます。
 勿論……城の自室でです。

 理由はこの後殿下と、殿下が連れてきた従魔のシルバータイガーと私の従魔達との顔合わせ?をしたいからだそうです。

 ルクス達と、シルバータイガーとで仲良くしてくれるとありがたいのですが……。

「お嬢様……。従魔の達との顔合わせ?なんてしなくても良いのでは?」
「まぁ そうなのでしょうが……。この先の事を考えたら必要じゃない?」
「………あちらは、タイガーですよ?獰猛な魔獣だと聞きますよ。危ないのでは?」
「フフフ。危ないならフェンリルも危ないわよ?」
「………そうでした。ルクスは、フェンリルでしたね」
「そうよ?忘れてたのかしら」
「ええ、普通に忘れてました。小さくてかわいいですからね?普段意識していないですから」
「まあ 慣れって怖いわね?」
「ええ、本当に……。さて、そろそろ殿下とお会いする時間ですが?」
「あら、もうそんな時間なの?なら、向かいましょうか?」
「ええ、そうして下さい。あと、くれぐれも認識阻害の結界だけは忘れずに?」
「………フフフ。グレン分かってるわよ」

 そして、グレンと二人でジークフリード殿下との待ち合わせをした、サロンに向かうのだった。

しおりを挟む
感想 140

あなたにおすすめの小説

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

チートな親から生まれたのは「規格外」でした

真那月 凜
ファンタジー
転生者でチートな母と、王族として生まれた過去を神によって抹消された父を持つシア。幼い頃よりこの世界では聞かない力を操り、わずか数年とはいえ前世の記憶にも助けられながら、周りのいう「規格外」の道を突き進む。そんなシアが双子の弟妹ルークとシャノンと共に冒険の旅に出て… これは【ある日突然『異世界を発展させて』と頼まれました】の主人公の子供達が少し大きくなってからのお話ですが、前作を読んでいなくても楽しめる作品にしているつもりです… +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-  2024/7/26 95.静かな場所へ、97.寿命 を少し修正してます  時々さかのぼって部分修正することがあります  誤字脱字の報告大歓迎です(かなり多いかと…)  感想としての掲載が不要の場合はその旨記載いただけると助かります

スキル盗んで何が悪い!

大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物 "スキル"それは人が持つには限られた能力 "スキル"それは一人の青年の運命を変えた力  いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。  本人はこれからも続く生活だと思っていた。  そう、あのゲームを起動させるまでは……  大人気商品ワールドランド、略してWL。  ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。  しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……  女の子の正体は!? このゲームの目的は!?  これからどうするの主人公!  【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫
ファンタジー
 孤児院出身の僕は10歳になり、教会でスキル授与の儀式を受けた。  僕が授かったスキルは『眠る』という、意味不明なスキルただ1つだけだった。  そんな僕でも、仲間にいれてくれた、幼馴染みたちとパーティーを組み僕たちは、冒険者になった。  それから、5年近くがたった。  5年の間に、覚醒したスキルを使ってパーティーに、貢献したつもりだったのだが、そんな僕に、仲間たちから言い渡されたのは、パーティーからの追放宣言だった。

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。 --------- 掲載は不定期になります。 追記 「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。 お知らせ カクヨム様でも掲載中です。

病弱が転生 ~やっぱり体力は無いけれど知識だけは豊富です~

於田縫紀
ファンタジー
 ここは魔法がある世界。ただし各人がそれぞれ遺伝で受け継いだ魔法や日常生活に使える魔法を持っている。商家の次男に生まれた俺が受け継いだのは鑑定魔法、商売で使うにはいいが今一つさえない魔法だ。  しかし流行風邪で寝込んだ俺は前世の記憶を思い出す。病弱で病院からほとんど出る事無く日々を送っていた頃の記憶と、動けないかわりにネットや読書で知識を詰め込んだ知識を。  そしてある日、白い花を見て鑑定した事で、俺は前世の知識を使ってお金を稼げそうな事に気付いた。ならば今のぱっとしない暮らしをもっと豊かにしよう。俺は親友のシンハ君と挑戦を開始した。  対人戦闘ほぼ無し、知識チート系学園ものです。

婚約破棄されたので、論破して旅に出させて頂きます!

桜アリス
ファンタジー
婚約破棄された公爵令嬢。 令嬢の名はローザリン・ダリア・フォールトア。 婚約破棄をした男は、この国の第一王子である、アレクサンドル・ピアニー・サラティア。 なんでも好きな人ができ、その人を私がいじめたのだという。 はぁ?何をふざけたことをおっしゃられますの? たたき潰してさしあげますわ! そして、その後は冒険者になっていろんな国へ旅に出させて頂きます! ※恋愛要素、ざまぁ?、冒険要素あります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 文章力が、無いのでくどくて、おかしいところが多いかもしれません( ̄▽ ̄;) ご注意ください。m(_ _)m

処理中です...