婚約破棄ですね。これでざまぁが出来るのね

いくみ

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第10章

第25話 気分転換にお料理を 2

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 さあ!仕込みをはじめますか?
 先ず、ミノタウロスは薄ぎりと、サイコロの二種類に切る。
 ボアは薄く切っておく。
 鳥は……モモ肉と胸肉があればいいかな?

 ニンニクのみじん切りと生姜をすっておく。

 ハーブのタイムと、ローズマリーを葉だけにして少し切ってオリーブオイルと、塩に胡椒を混ぜてコカトリスのモモ肉を揉み込んで、寝かせておく。

 大鍋にコカトリスのむね肉とニンニクと、長ネギを入れて水を入れて、煮込む。
 これは、スープにするからこのまにして灰汁を取る。これ……一人だと他に手が回らないわ!仕方ない。弱火でコトコトしておこう。

 後はミノタウロスは、薄切りはジャガイモをスティック状に切っておいて、炒める。
 あ!椎茸入れたら美味しいかしら?
 醤油と、酒、さとうで味を付けして出来上がり。
 仕上げに、パセリのみじん切りを振りかける。

 さらにジャガイモを輪切りにして、にんにくのみじん切りとオリーブオイルで炒める。
 ジャガイモに火が通ったらパセリの、みじん切りと合わせて出来上がり。

 そんなことをしてると、グレンとエルサが料理人を連れて………。

「お嬢様!」
「え、なに?あ!料理長!なんでここに?それに副料理長も?」
「すみません。料理人を貸してくれと頼んだら、料理長にサブの二人が来ました」
「来ましたって……グレン。貴方」
「水臭いぜ!お嬢様!我らに内緒で……。また、新しい物を作るつもりですか?」
「そうですよ!何ですかこの、材料は!それにハーブなんて出してる」
「そ、そんなことはないと思うけど……?」
「あ!これはなんですか?俺が、知らない料理だ!お嬢様、味見いいですか?」
「ええ、良いけれど……なら、教えるけれど。その他にも色々作るよの?13人分も作るから手伝って?」
「ええ、もちろん!」
「グレン、悪いけれど、お兄様二人にも声を掛けてね?」
「其でしたら。もう、お声は掛けてますよ」
「そう?なら、お出迎えよろしくね?あと、アイザックと、マルスは、人数に入れてないから宜しくしくね?」ニコリ♡
「ええ、それも分かっております。エルサ」
「はい」
「お嬢様のサポート、お願いしますよ?」
「はい、分かって居りますわよ!」
「なら、料理長、始めるわよ!」
「「はい」」
「なら、玉ねぎの皮向いてね。13個よ」
「はい!」
「それから鍋に、コカトリス肉と生姜にネギを入れて煮込んであるから、それの灰汁をとって頂戴。それは、スープにするわ。それとこっちの鍋出しが取れたら中の物をだしてね?人数分のスープと、味を付けないでこのカップに、二杯分残して置いて?」
「了解です。具は玉ねぎですか?」
「そう、まるごと一個食べるのよ?煮込んで味はシンプルに塩コショウでお願い。あとカルダモンを一摘まみね?」
「あ、出した鶏肉頂戴!それで、サラダにするわ」
「お嬢様、玉ねぎ終わりました。あとは?」
「キュウリとキャベツと、レタスを切って?サラダ用よ?」
「はい!了解です」


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