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第5章
第4話 国王VSベルガモット家 Ⅳ
しおりを挟む「あら!先日まで。随分とお声をお出しになり私の娘を、馬鹿にしていたみたいですが?何でしたっけ・・・・あぁ、そうそう、綺麗なだけのお人形?でしたか?後は無口で大人しく?でしたか?まぁ他も色々お聞きしていますが・・・?あぁ、後は・・・・馬鹿息子のお守り役でしたか?」
「も、もうやめて頂戴!私そんなことは言ってないわ?」
「あら?そうでしたか?ならば何故、侯爵家の方が仰っていたのかしら?後は・・どなたでしたか?」
「それなら思い出させて、あげると良いぞ?アレク頼むよ・・」
「・・・はい、父上」
と、言って取り出したのは小さな録音機、何を隠そう私が考案したそうだ・・・・覚えてないが。(オーバーテクノロジー過ぎね?)
アレクはためらいもなく録音機を再生させた。
【《これは王妃様良くお越し下さいましたわ。お招きありがとう○○○婦人今日は・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
ですのよ。
其にしても、パトリシア嬢のお話聞きました?また、学園での成績がトップだったらしいですわね?将来の王子妃様に相応しいですわねぇ~。》
『いえ、そんなことはないですわ。
ですけれど・・あの娘の話は、やめて頂きたいわ。あの娘は全く可愛げがなくて困るのよ?才女と言われてるみたいだけれど・・・・・・・・嫌いなのよねぇ・・』】
話はまだ続いたが・・・お兄様が止めた。
「ほら、間違ってないでしょぉ~。私の娘に大切な、娘に!嫌いと捨てる貴方なんかに、渡さなくて本当に良かった!これが母親ですもの、あんなのができるのも、当たり前よねぇ~。お茶会で力を振るい子供の面倒も見ず、遊んでいて何が可愛い息子にですかねぇ~。パトリシアお母様疑っちゃうわ」
私は知らなかったので絶句中です。
ほほう、そうでしたか全く接点が無かったのはこのせいでしたか・・・義母なんて言葉を言わなくて良かった・・・・。
だから1度も、お茶会に呼ばれなかったのねぇ~。やっと理由が分かったわ・・・虚しいわね?
そう言えば・・・私は、聖女なのよね誰にも教えて無いけれど・・・。
(ねえねえ神様?いらっしゃる?いるなら教えて下さいませ?この、愚かな人達が苦しむ方法ってなぁに?私は悪くないよね?なんか罪になるかしら?それなら止めるけど・・・)
するとステータスボートが光ってる?何?
見ると、自然の力抜く魔法があった。
今出来た?これ・・・ふうぅんまぁ~。
後で試そうかな、ありがとうございます神様。
フフフ!国を出ていくときに、使いますか?
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