婚約破棄ですね。これでざまぁが出来るのね

いくみ

文字の大きさ
上 下
95 / 574
第5章

第4話 国王VSベルガモット家 Ⅳ

しおりを挟む


「あら!先日まで。随分とお声をお出しになり私の娘を、馬鹿にしていたみたいですが?何でしたっけ・・・・あぁ、そうそう、綺麗なだけのお人形?でしたか?後は無口で大人しく?でしたか?まぁ他も色々お聞きしていますが・・・?あぁ、後は・・・・馬鹿息子のお守り役でしたか?」
「も、もうやめて頂戴!私そんなことは言ってないわ?」
「あら?そうでしたか?ならば何故、侯爵家の方が仰っていたのかしら?後は・・どなたでしたか?」
「それなら思い出させて、あげると良いぞ?アレク頼むよ・・」
「・・・はい、父上」

 と、言って取り出したのは小さな録音機、何を隠そう私が考案したそうだ・・・・覚えてないが。(オーバーテクノロジー過ぎね?)

 アレクはためらいもなく録音機を再生させた。

【《これは王妃様良くお越し下さいましたわ。お招きありがとう○○○婦人今日は・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
ですのよ。
其にしても、パトリシア嬢のお話聞きました?また、学園での成績がトップだったらしいですわね?将来の王子妃様に相応しいですわねぇ~。》

『いえ、そんなことはないですわ。
ですけれど・・あの娘の話は、やめて頂きたいわ。あの娘は全く可愛げがなくて困るのよ?才女と言われてるみたいだけれど・・・・・・・・嫌いなのよねぇ・・』】

 話はまだ続いたが・・・お兄様が止めた。

「ほら、間違ってないでしょぉ~。私の娘に大切な、娘に!嫌いと捨てる貴方なんかに、渡さなくて本当に良かった!これが母親ですもの、あんなのができるのも、当たり前よねぇ~。お茶会で力を振るい子供の面倒も見ず、遊んでいて何が可愛い息子にですかねぇ~。パトリシアお母様疑っちゃうわ」

 私は知らなかったので絶句中です。

 ほほう、そうでしたか全く接点が無かったのはこのせいでしたか・・・義母なんて言葉を言わなくて良かった・・・・。
 だから1度も、お茶会に呼ばれなかったのねぇ~。やっと理由が分かったわ・・・虚しいわね?


 そう言えば・・・私は、聖女なのよね誰にも教えて無いけれど・・・。

(ねえねえ神様?いらっしゃる?いるなら教えて下さいませ?この、愚かな人達が苦しむ方法ってなぁに?私は悪くないよね?なんか罪になるかしら?それなら止めるけど・・・)

 するとステータスボートが光ってる?何?

 見ると、自然の力抜く魔法があった。
 今出来た?これ・・・ふうぅんまぁ~。
 後で試そうかな、ありがとうございます神様。

 フフフ!国を出ていくときに、使いますか?

しおりを挟む
感想 140

あなたにおすすめの小説

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。 --------- 掲載は不定期になります。 追記 「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。 お知らせ カクヨム様でも掲載中です。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

野草から始まる異世界スローライフ

深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。 私ーーエルバはスクスク育ち。 ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。 (このスキル使える)   エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。 エブリスタ様にて掲載中です。 表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。 プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。 物語は変わっておりません。 一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。 よろしくお願いします。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う

たくみ
ファンタジー
 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜

青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ 孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。 そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。 これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。 小説家になろう様からの転載です!

辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~

雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。 他作品の詳細はこちら: 『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】 『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】 『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

処理中です...