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第2章
第5話 誕生日パーティー
しおりを挟む「ふぅ~。良い運動になったよ?サリアは?大丈夫かい?足は痛くないか?」
「ええ、大丈夫ですわ?お気遣いありがとうございます」
「でも、喉が乾いたね?何か……ああ、君!わたしとサリアに飲み物を?」
ドリンクカウンターに二人で向かいバーデンにドリンクを頼む。
「畏まりました……ラインハルト様には此方を、お嬢様には、此方をどうぞ」
「ありがとう。ほら、サリア飲むだろ?」
「ええ、頂きますわ。彼方のテラスで頂きませんか殿下?」
「そうだね」
二人でテラスの椅子に座りドリンクを飲む。
屋敷の中は、賑わいがあり華やいでいる。
「それにしても、サリア?済まんね?父上やらぞろぞろと来てしまて?」
「ええ、驚きましたけれど……お父様達がお相手していただけてますもの?平気ですわよ?」
「本当に済まない……サリア。城に戻ったらあの人達に厳しく……」
「フフフ。殿下そんなに気にしないで下さい。私のお誕生日にお祝いに来て下さって、とても嬉しいのですから」
まぁ、それなら良いがね?全くあの人達と来たら……。
「そうか?サリアが良いなら良いけれどね?そう言えば……サルマンド達の顔をみてないね?来てるだろ?」
「ええ、確かお見えになってますわよ?おかしいですわね?殿下を見つけたら直ぐに側に来てくださるのに?」
「まぁほら、あいつらも婚約者が居るからね?そのお相手じゃないかい?」
テラスで二人喉を潤して居るとサルマンド達が私達が側に来たが………。
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