326 / 349
8.未来へ……
0.人の善悪を問うための存在……
しおりを挟む
QAの士官用ラウンジは、二十一世紀の軍艦と比較しても、ゆったりした空間がとられている。
テーブル席は十二人掛けの円卓が一つあり、壁面は必要に応じて任意の風景が表示されるようになっている。
一般用のラウンジも、デッキ毎に四人掛けのテーブル席がデッキ三つあるだけだが、士官・一般を問わず、アルコールの提供がない為に静かな一角となっていた。
そんな円卓の一方に、クロエは椅子の背もたれ側を向いて艦首方向の風景をみていたが、ふと人の気配を感じて視線を向けた。
「珍しいね、キミがここに現れるなんて」
クロエが声をかけたのは、白い士官服に白い髪と青い瞳を持った、クロエとうり二つの姿を持つ存在だ。
「……僕は僕の行きたい場所に行くことができる。ここに、これない訳じゃないさ」
そういいながらも少しすねた様子を見せたのは、クロエがクイーンと呼んでいる、この艦自体の意識体である。
「……エメラルド島を出航して十日。もうすぐ、母港戻るっていうのに、浮かない顔をしてるじゃないか」
クイーンの言葉にクロエは苦笑いを浮かべた。
エメラルド島での事後処理の大半は、アレクシアたち現当主たちが処理を行った為、クロエやイリスといったQAの士官たちは暇であったのだ。
とはいえ、別にクロエたちがハブられていた訳ではなく、軍としての権限の問題であり、クロエたちの権が及ぶのは、QAのみであるためだ。
そして、ワイアットやリアンといったやることが多い士官とことなり、イリスとクロエは割と暇であった。
そしてなぜか暇なはずのイリスは、艦内の図書室やタブレットを使って本国と連絡をとり、なにやら調べものにいそしんでた。
時折その隣に、船務長であるユイがいる事もあることからいって、二人で何かを調査していることは明確である。
イリスだけであれば、脳筋姫の治療結果やミリアム少尉の使用した毒を魔力によってコーティングする術式などについて調べているのだろうとおもったが、ユイが絡むとなると話は変わってくるのだ。
(……ユイは臓器や毒による影響なんて気味の悪いものに興味を持つはずありませんからね。そうなると、二人で調べているのは『セラフィム』のことでしょうね~……)
はふっと、ため息をつくクロエを見やったクイーンは、何をいまさらという顔をしている。
「お前だって、うすうす判っていただろう? ただの人間にしては『力』を持ちすぎていると……
そもそも、気まぐれな精霊や低級神ならいざしらず、ただの人間、それも一個人を気にする訳もない。
神からすれば、本来人間なんてアリに等しいんだ。アリという群体を認識することはあっても、一匹一匹を気にするわけもないし、知覚もできないだろう。
神がお前を常に知覚できる存在にしたのなら、それは既に一介の人間じゃないさ」
あえて見たくなかった現実を突きつけるクイーンを、僕はにらみます。でも、クイーンはそしらぬ顏でこちらを見つめるばかりです。
僕は諦めてクイーンに向き直って尋ねます。
「『セラフィム』って、こっちでも天使という意味なんですか?」
僕の言葉に、クイーンは少し考えて答えてくれました。
「『天使』という言葉はしらない。
こちらで近い言葉であれば、『使徒』だろうな。それも、古い口伝に残る程度で、一般人はしいらないだろう。アレキサンドリアでどうかまでは知らないけどね」
確かに地球でも、『天使』は一神教の神に使わされるものでしたね。多神教では聞いた記憶がありません。
僕の知識では一神教の神様は、直接人に啓示を与えたりしません。人に掲示を与える為に使わされる存在として、天使の存在があるように感じます。
多神教では、一神教の唯一絶対神と異なり、人にとって身近な存在です。人に直接接触する場合も多く、人と交わることさえします。
そういう意味では、天使というのは多神教の神と同格なのかもしれませんが、では自分が神や精霊と同一の存在であるなどという認識は持てません。
「……それは肉体に縛られているからだろうな」
口をはさむクイーンですが、僕の思考を読みましたね?
「思考を読むのは止めてくださいね。使徒という言葉があるということは、過去に使徒が存在したということですね。
過去の使徒は何をなした存在だったのでしょう?」
単純に使徒と言われれば、某一神教の『神の使い』という意味で、人に神の言葉や意思を授ける存在です。
しかし僕のいた日本では、何かの目的を持った強大な存在という意味合いもありましたからね。
「どちらかといえば後者にちかいな。お前も知っているだろうけど、正しい言葉だけでは人というものは動かない。
たとえ話だが、自然破壊が進んで森が減っているとする。将来的には人間もそれで困るから、神の意向を伝える『使徒』は木を切らずに自然を守れと伝えたとする。
『使徒』の言葉は神の意志であり、その言葉に反するということは神の意思に反するということだろう。
だが、木を切り燃やすことで暖をとって何とか生きている寒さに震える人々は、木を切ることをやめると思うか?
木を切ることを止めない人々は、神の意志に反する存在であり、断罪されるべき存在となる。
そして多くの場合、神が『使徒』に与えている力は、森を再生する力ではなく、断罪されるべきものを滅ぼす力だ。仮に森を再生する力があるとしても、『使徒』の力は強大すぎて、文明が森に飲まれることになる。いずれにしても、神の意志に反した人々は滅びるということは変わらないさ」
また僕の思考を読んだクイーンの言葉に舌打ちしつつも、その言葉にはうなづくしかありません。仮に神という存在が、人の未来を憂えて発した言葉だとしても、それを守ることは、今を生きている人にとっては死ねと言われているに等しい場合もあるでしょう。
ため息をつきつつ、僕はクイーンに反論します。
「僕はアリアに目的を授けられた記憶はありませんよ。人々に伝える神の言葉もありません。伝える言葉もない以上、僕は『使徒』とは言えないでしょう」
そういった僕に対して、クイーンはジト目で僕を見ながら言葉を続けます。自分自身にそっくりな人(?)からジト目でみられるというのは双子衣装の存在ではかなりまれであることに半ば悶えますが……
「その通り、お前はそういう意味で『使徒』ではない。
だけど人には脅威の存在なのは変わりがないさ。神の言葉を伝える存在でない以上、クロエという存在は、人の行いを判じる為の試験でもある。
お前が神にとって悪であれば、人はお前に迎合してはいけず、お前を打たねばならない。逆に善であった場合、お前に協力しなければ、人々の存在は悪とみなされる。人にとってはいずれにしても迷惑な存在だろうね」
……大昔のアニメなんかにあるような設定ですね。
人類が僕を倒せるほどの力を持った場合、神はその存在を悪と断じて滅ぼすというような設定はどこかで聞いた気がします。
ですが、クイーンと話して僕自身の考えもまとまったような気がします。
「結局、僕は僕としてこの世界で生きていけということですね。仮にそれが人々の未来を変えてしまうことになったとしても、それが人々の選択の結果であるならば、僕が考えていても仕方がないということなんでしょう」
結局、クイーンは悩んでも仕方ない事でうじうじ悩むなと、僕を励ましてくれたんだと解釈しましょう。
そして僕は立ち上がり、クイーンに手を振って艦橋へと昇るエレベータへと向かいます。なので、背後でつぶやいたクイーンの言葉は聞き取る事はできませんでした。
「……自分の死を超越して、俯瞰的に世界を見ているその視点自体が、お前の存在を神側に寄せている最たるモノなんだがな。
アリアやディス、『這い寄る混沌』すらお前の存在と、それに対する人々の行動に注目している。果たしてその結果はどうなるのか……」
テーブル席は十二人掛けの円卓が一つあり、壁面は必要に応じて任意の風景が表示されるようになっている。
一般用のラウンジも、デッキ毎に四人掛けのテーブル席がデッキ三つあるだけだが、士官・一般を問わず、アルコールの提供がない為に静かな一角となっていた。
そんな円卓の一方に、クロエは椅子の背もたれ側を向いて艦首方向の風景をみていたが、ふと人の気配を感じて視線を向けた。
「珍しいね、キミがここに現れるなんて」
クロエが声をかけたのは、白い士官服に白い髪と青い瞳を持った、クロエとうり二つの姿を持つ存在だ。
「……僕は僕の行きたい場所に行くことができる。ここに、これない訳じゃないさ」
そういいながらも少しすねた様子を見せたのは、クロエがクイーンと呼んでいる、この艦自体の意識体である。
「……エメラルド島を出航して十日。もうすぐ、母港戻るっていうのに、浮かない顔をしてるじゃないか」
クイーンの言葉にクロエは苦笑いを浮かべた。
エメラルド島での事後処理の大半は、アレクシアたち現当主たちが処理を行った為、クロエやイリスといったQAの士官たちは暇であったのだ。
とはいえ、別にクロエたちがハブられていた訳ではなく、軍としての権限の問題であり、クロエたちの権が及ぶのは、QAのみであるためだ。
そして、ワイアットやリアンといったやることが多い士官とことなり、イリスとクロエは割と暇であった。
そしてなぜか暇なはずのイリスは、艦内の図書室やタブレットを使って本国と連絡をとり、なにやら調べものにいそしんでた。
時折その隣に、船務長であるユイがいる事もあることからいって、二人で何かを調査していることは明確である。
イリスだけであれば、脳筋姫の治療結果やミリアム少尉の使用した毒を魔力によってコーティングする術式などについて調べているのだろうとおもったが、ユイが絡むとなると話は変わってくるのだ。
(……ユイは臓器や毒による影響なんて気味の悪いものに興味を持つはずありませんからね。そうなると、二人で調べているのは『セラフィム』のことでしょうね~……)
はふっと、ため息をつくクロエを見やったクイーンは、何をいまさらという顔をしている。
「お前だって、うすうす判っていただろう? ただの人間にしては『力』を持ちすぎていると……
そもそも、気まぐれな精霊や低級神ならいざしらず、ただの人間、それも一個人を気にする訳もない。
神からすれば、本来人間なんてアリに等しいんだ。アリという群体を認識することはあっても、一匹一匹を気にするわけもないし、知覚もできないだろう。
神がお前を常に知覚できる存在にしたのなら、それは既に一介の人間じゃないさ」
あえて見たくなかった現実を突きつけるクイーンを、僕はにらみます。でも、クイーンはそしらぬ顏でこちらを見つめるばかりです。
僕は諦めてクイーンに向き直って尋ねます。
「『セラフィム』って、こっちでも天使という意味なんですか?」
僕の言葉に、クイーンは少し考えて答えてくれました。
「『天使』という言葉はしらない。
こちらで近い言葉であれば、『使徒』だろうな。それも、古い口伝に残る程度で、一般人はしいらないだろう。アレキサンドリアでどうかまでは知らないけどね」
確かに地球でも、『天使』は一神教の神に使わされるものでしたね。多神教では聞いた記憶がありません。
僕の知識では一神教の神様は、直接人に啓示を与えたりしません。人に掲示を与える為に使わされる存在として、天使の存在があるように感じます。
多神教では、一神教の唯一絶対神と異なり、人にとって身近な存在です。人に直接接触する場合も多く、人と交わることさえします。
そういう意味では、天使というのは多神教の神と同格なのかもしれませんが、では自分が神や精霊と同一の存在であるなどという認識は持てません。
「……それは肉体に縛られているからだろうな」
口をはさむクイーンですが、僕の思考を読みましたね?
「思考を読むのは止めてくださいね。使徒という言葉があるということは、過去に使徒が存在したということですね。
過去の使徒は何をなした存在だったのでしょう?」
単純に使徒と言われれば、某一神教の『神の使い』という意味で、人に神の言葉や意思を授ける存在です。
しかし僕のいた日本では、何かの目的を持った強大な存在という意味合いもありましたからね。
「どちらかといえば後者にちかいな。お前も知っているだろうけど、正しい言葉だけでは人というものは動かない。
たとえ話だが、自然破壊が進んで森が減っているとする。将来的には人間もそれで困るから、神の意向を伝える『使徒』は木を切らずに自然を守れと伝えたとする。
『使徒』の言葉は神の意志であり、その言葉に反するということは神の意思に反するということだろう。
だが、木を切り燃やすことで暖をとって何とか生きている寒さに震える人々は、木を切ることをやめると思うか?
木を切ることを止めない人々は、神の意志に反する存在であり、断罪されるべき存在となる。
そして多くの場合、神が『使徒』に与えている力は、森を再生する力ではなく、断罪されるべきものを滅ぼす力だ。仮に森を再生する力があるとしても、『使徒』の力は強大すぎて、文明が森に飲まれることになる。いずれにしても、神の意志に反した人々は滅びるということは変わらないさ」
また僕の思考を読んだクイーンの言葉に舌打ちしつつも、その言葉にはうなづくしかありません。仮に神という存在が、人の未来を憂えて発した言葉だとしても、それを守ることは、今を生きている人にとっては死ねと言われているに等しい場合もあるでしょう。
ため息をつきつつ、僕はクイーンに反論します。
「僕はアリアに目的を授けられた記憶はありませんよ。人々に伝える神の言葉もありません。伝える言葉もない以上、僕は『使徒』とは言えないでしょう」
そういった僕に対して、クイーンはジト目で僕を見ながら言葉を続けます。自分自身にそっくりな人(?)からジト目でみられるというのは双子衣装の存在ではかなりまれであることに半ば悶えますが……
「その通り、お前はそういう意味で『使徒』ではない。
だけど人には脅威の存在なのは変わりがないさ。神の言葉を伝える存在でない以上、クロエという存在は、人の行いを判じる為の試験でもある。
お前が神にとって悪であれば、人はお前に迎合してはいけず、お前を打たねばならない。逆に善であった場合、お前に協力しなければ、人々の存在は悪とみなされる。人にとってはいずれにしても迷惑な存在だろうね」
……大昔のアニメなんかにあるような設定ですね。
人類が僕を倒せるほどの力を持った場合、神はその存在を悪と断じて滅ぼすというような設定はどこかで聞いた気がします。
ですが、クイーンと話して僕自身の考えもまとまったような気がします。
「結局、僕は僕としてこの世界で生きていけということですね。仮にそれが人々の未来を変えてしまうことになったとしても、それが人々の選択の結果であるならば、僕が考えていても仕方がないということなんでしょう」
結局、クイーンは悩んでも仕方ない事でうじうじ悩むなと、僕を励ましてくれたんだと解釈しましょう。
そして僕は立ち上がり、クイーンに手を振って艦橋へと昇るエレベータへと向かいます。なので、背後でつぶやいたクイーンの言葉は聞き取る事はできませんでした。
「……自分の死を超越して、俯瞰的に世界を見ているその視点自体が、お前の存在を神側に寄せている最たるモノなんだがな。
アリアやディス、『這い寄る混沌』すらお前の存在と、それに対する人々の行動に注目している。果たしてその結果はどうなるのか……」
0
お気に入りに追加
345
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役だった令嬢の美味しい日記
蕪 リタ
ファンタジー
前世の妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生した主人公、実は悪役令嬢でした・・・・・・。え?そうなの?それなら破滅は避けたい!でも乙女ゲームなんてしたことない!妹には「悪役令嬢可愛い!!」と永遠聞かされただけ・・・・・・困った・・・・・・。
どれがフラグかなんてわかんないし、無視してもいいかなーって頭の片隅に仕舞い込み、あぁポテサラが食べたい・・・・・・と思考はどんどん食べ物へ。恋しい食べ物達を作っては食べ、作ってはあげて・・・・・・。あれ?いつのまにか、ヒロインともお友達になっちゃった。攻略対象達も設定とはなんだか違う?とヒロイン談。
なんだかんだで生きていける気がする?主人公が、豚汁騎士科生たちやダメダメ先生に懐かれたり。腹黒婚約者に赤面させられたと思ったら、自称ヒロインまで登場しちゃってうっかり魔王降臨しちゃったり・・・・・・。もうどうにでもなれ!とステキなお姉様方や本物の乙女ゲームヒロインたちとお菓子や食事楽しみながら、青春を謳歌するレティシアのお食事日記。
※爵位や言葉遣いは、現実や他作者様の作品と異なります。
※誤字脱字あるかもしれません。ごめんなさい。
※戦闘シーンがあるので、R指定は念のためです。
※カクヨムでも投稿してます。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
貴族の家に転生した俺は、やり過ぎチートで異世界を自由に生きる
フリウス
ファンタジー
幼い頃からファンタジー好きな夢幻才斗(むげんさいと)。
自室でのゲーム中に突然死した才斗だが、才斗大好き女神:レアオルによって、自分が管理している異世界に転生する。
だが、事前に二人で相談して身につけたチートは…一言で言えば普通の神が裸足で逃げ出すような「やり過ぎチート」だった!?
伯爵家の三男に転生した才斗=ウェルガは、今日も気ままに非常識で遊び倒し、剣と魔法の異世界を楽しんでいる…。
アホみたいに異世界転生作品を読んでいたら、自分でも作りたくなって勢いで書いちゃいましたww
ご都合主義やらなにやら色々ありますが、主人公最強物が書きたかったので…興味がある方は是非♪
それと、作者の都合上、かなり更新が不安定になります。あしからず。
ちなみにミスって各話が1100~1500字と短めです。なのでなかなか主人公は大人になれません。
現在、最低でも月1~2月(ふたつき)に1話更新中…
異世界で魔法使いとなった俺はネットでお買い物して世界を救う
馬宿
ファンタジー
30歳働き盛り、独身、そろそろ身を固めたいものだが相手もいない
そんな俺が電車の中で疲れすぎて死んじゃった!?
そしてらとある世界の守護者になる為に第2の人生を歩まなくてはいけなくなった!?
農家育ちの素人童貞の俺が世界を守る為に選ばれた!?
10個も願いがかなえられるらしい!
だったら異世界でもネットサーフィンして、お買い物して、農業やって、のんびり暮らしたいものだ
異世界なら何でもありでしょ?
ならのんびり生きたいな
小説家になろう!にも掲載しています
何分、書きなれていないので、ご指摘あれば是非ご意見お願いいたします
転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜
上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
【キャラクター】
マヤ
・主人公(元は如月真也という名前の男)
・銀髪翠眼の少女
・魔物使い
マッシュ
・しゃべるうさぎ
・もふもふ
・高位の魔物らしい
オリガ
・ダークエルフ
・黒髪金眼で褐色肌
・魔力と魔法がすごい
【作者から】
毎日投稿を目指してがんばります。
わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも?
それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。
冒険旅行でハッピーライフ
陣内由安
ファンタジー
いろいろな町を旅行してまわって写真を撮ってはお気に入りの図鑑を自作していた毎日。
「もっと世界を知りたいな」
私の一言は女神に届いてしまった。
『なら私の世界をとって教えてね』
私の世界の話をしていたはずなのに、どうしてこうなった?
私は書斎ごとしらない世界へ放り出されてしまった。あるのはスマホと世界儀。
こうなったらこの異世界をくまなく旅して図鑑作りを完成させてやるんだから!
現実世界の写真をカードにでき、それを実物にできるんだけど初めて出た物は私の予想を大きく下回っていたんだよね。
外の世界に出てから気づいたんだけど、私の姿なんか違うのは気のせい? 泉に写る姿がちがーう!スマホで確認すると、昔見た本のエルフになってる!
現実世界の写真は残っているけど私がいない!
世界の情報を集めて1からはじめるエルフの冒険旅行。世界を知るため旅立ちます。
表紙のイラストをのせてみました。 出典 作画 みんと様
異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!
マーニー
ファンタジー
※ほのぼの日常系です
病弱で閉鎖的な生活を送る、伯爵令嬢の美少女ニコル(10歳)。対して、亡くなった両親が残した借金地獄から抜け出すため、忙殺状態の限界社会人サラ(22歳)。
ある日、同日同時刻に、体力の限界で息を引き取った2人だったが、なんとサラはニコルの体に転生していたのだった。
「こういうときって、神様のチート能力とかあるんじゃないのぉ?涙」
異世界転生お約束の神様登場も特別スキルもなく、ただただ、不健康でひ弱な美少女に転生してしまったサラ。
「せっかく忙殺の日々から解放されたんだから…楽しむしかない。ぜっっったいにスローライフを満喫する!」
―――異世界と健康への不安が募りつつ
憧れのスローライフ実現のためまずは健康体になることを決意したが、果たしてどうなるのか?
魔法に魔物、お貴族様。
夢と現実の狭間のような日々の中で、
転生者サラが自身の夢を叶えるために
新ニコルとして我が道をつきすすむ!
『目指せ健康体!美味しいご飯と楽しい仲間たちと夢のスローライフを叶えていくお話』
※はじめは健康生活。そのうちお料理したり、旅に出たりもします。日常ほのぼの系です。
※非現実色強めな内容です。
※溺愛親バカと、あたおか要素があるのでご注意です。
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる