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7.女王の奏でるラプソディー
88.罠
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倉庫街まで下りると、小型の三角帆で帆装された一本マストのカッターと呼ばれる種類の帆船が、桟橋に寄せられ荷物の積み込みを行われていた。
ユイたち三人がここまで乗ってきた小型の動力艇は、同じ桟橋の先に係留されている。
その為に桟橋の方向へと歩いていたのだが、歩みを進めた先で、カッターのそばに居る人物が目に入ると、三人の表情に警戒しているような色が浮かぶ。
褐色の肌に、ブラウンレッドの髪。一見して細身の男性かと見まごう高い身長とスレンダーな体型の二十代中ごろの女性は、彼らの知人にも多くはなかった。
三人はその人物の前で足を止め、ユイが代表で話しかける。
「ミリアム少尉、このような場所で何をなさっているのですか?」
問われた褐色肌の美人、ミリアム・ボズウェル少尉は姿勢を正して敬礼後、その質問に答えた。
「発注した貨物の積み込みに際して、品物と量を確認していたのです。
ユニオンの商人は、商いに関しては信頼がおけますが、運搬にかかわる全ての人間が信頼できるわけではありませんので、荷揚げと荷積みの際の商品の数や量の差分が無いかなど、確認することは多いのです」
ミリアム少尉の敬礼に対して、左胸に掌を当てることで答えたユイたちであったが、直後にユイが右手を口元に持っていくような仕草を見せた。
「船務長? どうかいたしましたか?」
レオンの声に振り向いたユイだったが、その顔色は青ざめており、足取りがふらついている。
なにか言いたそうではあるが、意味不明な音が聞こえてくるだけで、レオンは首をかしげた。そうしているうちに、ふらついて倒れかけたユイを、レオンは慌てて抱え込む。
アメリアはユイがふらつくのと同時に、桟橋を動力船の方向へ走り出している。
「船務長、しっかりしてくださいっ!!」
多少広めの桟橋とはいえ、荷積みしている船の側で倒れたのだから、積み込みの邪魔になることもあるが、足元を気にした作業夫たちが荷を取り落す可能性もある。
レオンはユイを抱きかかえたまま、船から少し離れた。そこに、動力艇の方から戻ってきたアメリアが、状況を話した。
「だめ、動力艇は操縦できる要員が出払ってて、すぐに出航できない。
それに、高速とはいっても、病人を運ぶのなら速度は出せないから、島の外周をまわるんじゃ時間がかかりすぎる」
「くそっ、俺が背負うにしても、この島の土地勘があるわけじゃないから、陸路では難しいか……
月読殿のところまで戻って、この島の医療チームにいったん預けて、医療班長を呼んでくるしかないか」
目を閉じ、ぐったりしているユイを抱きかかえながらレオンが対応策を口に出すと、状況をみていたミリアムが口をはさんだ。
「一時的とはいえ、専務長殿をユニオンの医療チームに預けることは、借りをつくることにもなります。
しかし、素人目ながら、症状はすぐさま生死にかかわるわけでない様子ですが、急いで治療を受けたほうが良いのは間違いないでしょう。
幸い、多少勾配がありますが、こちらの町と泊地をつなぐ細道があります。不在の者を待ってから動くよりは、今は真っ先に専務長どのを泊地に運びこむほうがよいでしょう。
案内なら私ができますが、どうしますか?」
そういわれると、レオンとしても即断するしかなかった。このまま待っていれば、いつ帰ってくるかわからない操縦者を待つより、知った道を進んだほうが早いであろう。
「仕方ない、アメリア。お前はこの場所で、動力艇の連中に状況説明をした後、戻ってくれ。
おれは、専務長を背負ってミリアム少尉の後をついていく。万が一、俺のほうが戻るのが遅くても、艦長に連絡がつけばすぐに医療班長を俺たちのいる場所まで連れてきてくれるはずだ」
アメリアは少し悩んだ。ユイやクロエたちが、泊地の士官と距離をとっているのは、うすうす知っているが、具体的に説明をうけたわけではない。
「……この場は、それが最善ですのね。わかったわ、いってレオン」
アメリアの言葉に、レオンはユイを背負いなおした。レオンの前を、ミリアムが進む。
「では、まいります、ついてきてください」
走り出したミリアムの後を、レオンは駆け出すのであった。
◇◆◇◆◇◆
レオンの前を走るミリアムは、緩やかに続く登り坂を途中で南に折れると、街の外へと続く細道を走っている。
街の外は外壁はなく、ただなだらかに傾斜して続くごつごつした岩原が続いていたが、一部には人が通れる程度には、岩が除かれた細道が存在していた。
「この道は、稜線上にある監視所への連絡路ですが、海が荒れた際には泊地との連絡が取れるように、細い道が続いているのです。
常用するような道ではありませんが、万が一に備えて整備されているので、もう少し頑張ってください」
そういうミリアム少尉の後に続いて、稜線上まで駆け上がること十分。眼下には泊地が見える場所までやってきた二人である。
監視所は海賊などの襲来に備えて、ユニオンが島内四か所に設置している石組の砦のような建物で、この監視所の壁面には数字で4と記されている。
北東にはユニオンの町が見下ろせ、真西には泊地が一望できる風光明媚な場所であったが、今はそんな事を考えている状況ではない為、レオンはミリアム少尉をせかしつつ、先に帆を進めていった。
監視所から稜線沿いに数分進んだところで、岩場に爪痕のように刻まれた亀裂を目にしたミリアムは真っ直ぐその場に向かい、亀裂の前でレオンを振り返る。
「ここからが近道となります。足場は良いとは言えませんが、付いてきてください」
そういい進んだ亀裂のなかは、少し進むと頭上を楔形の岩で塞がれた洞窟の様相をみせた。
「比較的新しい溶岩洞か……」
つぶやくレオンの言葉に、ミリアムはうなづく。
足元も周囲の壁も、溶岩が流れた痕跡を示しているが、表面はある程度滑らかになっており、足場としてはそう悪くないが、下り坂になっているので、ともすれば歩みが早くなりすぎるきらいはある。
長さにして五十メートルほどの洞窟だが、そこを抜けると緩やかな緩斜面と、熱帯雨林の高い木々に囲まれた場所にでた。
足場も、いわばから赤土に変わっており、高い木の作る影が涼やかに感じる。
レオンの背には、四肢を弛緩させたユイが背負われているが、その呼吸は安定しており、症状的にはすぐに最悪の状態に至るようにはみえなかった。
ひとまず安心したレオンは、急にのどの渇きを覚えてしまう。
レオンの体格が良く、背負われているユイは細身であるとはいえ、女性一人を背負って二十分ばかり、急ぎ足で登山を行ったようなものである。
それなりに鍛えているとはいえ、のどの渇きは無くせるものではない。そんなレオンの状態をみて、ミリアムが腰にさげた水袋を差しだしてきた。
「間もなく着くでしょうが、少し休憩しますか?」
「……いや、休憩は不要だ。だが、水は一口もらおう」
レオンは差し出された水袋から水を口に含むと、すぐに水袋をミリアムに返し、歩みを進めようとした……
そして気付いてしまう。自分の両足が、それこそ根が生えたかのように動かないことに……
「なんだ、これは?」
そう言っている間にも、麻痺は下半身から上半身へと回り、ユイを背負ったままレオンはその場で両膝を着いた。
「……まだ話せるなんて驚きだね。お前が口にした水には、このあたりで獲れるイモガイから採取した毒が入っていたんだけどね。
普通のやつなら一発で死んでもおかしくはないのだけど……」
ひどく冷たい声が、レオンの後ろから聞こえる。
「ミリアム少尉、これはどういう……こ…………」
ユイを背負ったまま、赤土の上に倒れこんだレオンのまぶたが閉じられる寸前、いくつかの人影が周囲に現れるが見えたような気がしたのだった……
ユイたち三人がここまで乗ってきた小型の動力艇は、同じ桟橋の先に係留されている。
その為に桟橋の方向へと歩いていたのだが、歩みを進めた先で、カッターのそばに居る人物が目に入ると、三人の表情に警戒しているような色が浮かぶ。
褐色の肌に、ブラウンレッドの髪。一見して細身の男性かと見まごう高い身長とスレンダーな体型の二十代中ごろの女性は、彼らの知人にも多くはなかった。
三人はその人物の前で足を止め、ユイが代表で話しかける。
「ミリアム少尉、このような場所で何をなさっているのですか?」
問われた褐色肌の美人、ミリアム・ボズウェル少尉は姿勢を正して敬礼後、その質問に答えた。
「発注した貨物の積み込みに際して、品物と量を確認していたのです。
ユニオンの商人は、商いに関しては信頼がおけますが、運搬にかかわる全ての人間が信頼できるわけではありませんので、荷揚げと荷積みの際の商品の数や量の差分が無いかなど、確認することは多いのです」
ミリアム少尉の敬礼に対して、左胸に掌を当てることで答えたユイたちであったが、直後にユイが右手を口元に持っていくような仕草を見せた。
「船務長? どうかいたしましたか?」
レオンの声に振り向いたユイだったが、その顔色は青ざめており、足取りがふらついている。
なにか言いたそうではあるが、意味不明な音が聞こえてくるだけで、レオンは首をかしげた。そうしているうちに、ふらついて倒れかけたユイを、レオンは慌てて抱え込む。
アメリアはユイがふらつくのと同時に、桟橋を動力船の方向へ走り出している。
「船務長、しっかりしてくださいっ!!」
多少広めの桟橋とはいえ、荷積みしている船の側で倒れたのだから、積み込みの邪魔になることもあるが、足元を気にした作業夫たちが荷を取り落す可能性もある。
レオンはユイを抱きかかえたまま、船から少し離れた。そこに、動力艇の方から戻ってきたアメリアが、状況を話した。
「だめ、動力艇は操縦できる要員が出払ってて、すぐに出航できない。
それに、高速とはいっても、病人を運ぶのなら速度は出せないから、島の外周をまわるんじゃ時間がかかりすぎる」
「くそっ、俺が背負うにしても、この島の土地勘があるわけじゃないから、陸路では難しいか……
月読殿のところまで戻って、この島の医療チームにいったん預けて、医療班長を呼んでくるしかないか」
目を閉じ、ぐったりしているユイを抱きかかえながらレオンが対応策を口に出すと、状況をみていたミリアムが口をはさんだ。
「一時的とはいえ、専務長殿をユニオンの医療チームに預けることは、借りをつくることにもなります。
しかし、素人目ながら、症状はすぐさま生死にかかわるわけでない様子ですが、急いで治療を受けたほうが良いのは間違いないでしょう。
幸い、多少勾配がありますが、こちらの町と泊地をつなぐ細道があります。不在の者を待ってから動くよりは、今は真っ先に専務長どのを泊地に運びこむほうがよいでしょう。
案内なら私ができますが、どうしますか?」
そういわれると、レオンとしても即断するしかなかった。このまま待っていれば、いつ帰ってくるかわからない操縦者を待つより、知った道を進んだほうが早いであろう。
「仕方ない、アメリア。お前はこの場所で、動力艇の連中に状況説明をした後、戻ってくれ。
おれは、専務長を背負ってミリアム少尉の後をついていく。万が一、俺のほうが戻るのが遅くても、艦長に連絡がつけばすぐに医療班長を俺たちのいる場所まで連れてきてくれるはずだ」
アメリアは少し悩んだ。ユイやクロエたちが、泊地の士官と距離をとっているのは、うすうす知っているが、具体的に説明をうけたわけではない。
「……この場は、それが最善ですのね。わかったわ、いってレオン」
アメリアの言葉に、レオンはユイを背負いなおした。レオンの前を、ミリアムが進む。
「では、まいります、ついてきてください」
走り出したミリアムの後を、レオンは駆け出すのであった。
◇◆◇◆◇◆
レオンの前を走るミリアムは、緩やかに続く登り坂を途中で南に折れると、街の外へと続く細道を走っている。
街の外は外壁はなく、ただなだらかに傾斜して続くごつごつした岩原が続いていたが、一部には人が通れる程度には、岩が除かれた細道が存在していた。
「この道は、稜線上にある監視所への連絡路ですが、海が荒れた際には泊地との連絡が取れるように、細い道が続いているのです。
常用するような道ではありませんが、万が一に備えて整備されているので、もう少し頑張ってください」
そういうミリアム少尉の後に続いて、稜線上まで駆け上がること十分。眼下には泊地が見える場所までやってきた二人である。
監視所は海賊などの襲来に備えて、ユニオンが島内四か所に設置している石組の砦のような建物で、この監視所の壁面には数字で4と記されている。
北東にはユニオンの町が見下ろせ、真西には泊地が一望できる風光明媚な場所であったが、今はそんな事を考えている状況ではない為、レオンはミリアム少尉をせかしつつ、先に帆を進めていった。
監視所から稜線沿いに数分進んだところで、岩場に爪痕のように刻まれた亀裂を目にしたミリアムは真っ直ぐその場に向かい、亀裂の前でレオンを振り返る。
「ここからが近道となります。足場は良いとは言えませんが、付いてきてください」
そういい進んだ亀裂のなかは、少し進むと頭上を楔形の岩で塞がれた洞窟の様相をみせた。
「比較的新しい溶岩洞か……」
つぶやくレオンの言葉に、ミリアムはうなづく。
足元も周囲の壁も、溶岩が流れた痕跡を示しているが、表面はある程度滑らかになっており、足場としてはそう悪くないが、下り坂になっているので、ともすれば歩みが早くなりすぎるきらいはある。
長さにして五十メートルほどの洞窟だが、そこを抜けると緩やかな緩斜面と、熱帯雨林の高い木々に囲まれた場所にでた。
足場も、いわばから赤土に変わっており、高い木の作る影が涼やかに感じる。
レオンの背には、四肢を弛緩させたユイが背負われているが、その呼吸は安定しており、症状的にはすぐに最悪の状態に至るようにはみえなかった。
ひとまず安心したレオンは、急にのどの渇きを覚えてしまう。
レオンの体格が良く、背負われているユイは細身であるとはいえ、女性一人を背負って二十分ばかり、急ぎ足で登山を行ったようなものである。
それなりに鍛えているとはいえ、のどの渇きは無くせるものではない。そんなレオンの状態をみて、ミリアムが腰にさげた水袋を差しだしてきた。
「間もなく着くでしょうが、少し休憩しますか?」
「……いや、休憩は不要だ。だが、水は一口もらおう」
レオンは差し出された水袋から水を口に含むと、すぐに水袋をミリアムに返し、歩みを進めようとした……
そして気付いてしまう。自分の両足が、それこそ根が生えたかのように動かないことに……
「なんだ、これは?」
そう言っている間にも、麻痺は下半身から上半身へと回り、ユイを背負ったままレオンはその場で両膝を着いた。
「……まだ話せるなんて驚きだね。お前が口にした水には、このあたりで獲れるイモガイから採取した毒が入っていたんだけどね。
普通のやつなら一発で死んでもおかしくはないのだけど……」
ひどく冷たい声が、レオンの後ろから聞こえる。
「ミリアム少尉、これはどういう……こ…………」
ユイを背負ったまま、赤土の上に倒れこんだレオンのまぶたが閉じられる寸前、いくつかの人影が周囲に現れるが見えたような気がしたのだった……
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