上 下
176 / 349
5.南海の秘宝

43.乗艦前……

しおりを挟む
 時系列は遡り、アレキサンドリア沖に『クイーンアレキサンドリア』が浮かんだ時点です。

*****

 アレキサンドリア沖に、伝説の白鯨モビーディックが現れたとの噂が、解放都市チッタ・アペルタを駆け抜けた朝、レギニータの姿は学院で得た友人二人と共に、町の南にある街壁よりも高い、魔術技術学院【スクオラ・ディ・テクノロジア(Scuola di tecnologia)】の展望塔にあった。

 新しい街だけあって、物見高い市民や冒険者が街の南外壁やアレキサンドリア川の堤防上から鈴なりに見つめる河口の先に、それは白い巨体をさらしていたのである。

「どうやらは街の人々がいうモビーディックでも、生き物でも無いようだな。私やクラリスは山岳部の人間なので判らないが、あれは船なんだと思うが……
 レギニータ殿、貴殿は南の島の出ときく。世の中にはあのような巨大な船があるのであろうか?」

 そう問われたレギニータも絶句している。アイオライトの文明は、地球の中世16世紀の西洋文明に、魔法に関するものが加わったものであるが、木材を使用して船を作る以上、木の大きさ以上の船は作れない。大きさもガレオン船と同じ程度、全長も50m、幅も10m程度である。
 船の背骨ともいえる、竜骨キールは継ぎ目の無い一本の木から作られる以上、船の全長もその制限を受けるからである。
 そもそも、大きな船というのは外洋を行く貿易船が主である以上、大きな貿易港に住む人間でもない限り、そうそう見かけることはすくないのである。

「……レギも初めて見る大きさですの。河口を行く貿易船が、あんなに小さく見えるなんて……」

「ですよね。周囲に小さな船がいるのが見えますけど、それと比較してもとんでもなく大きい船ですよね……」

 クラリスが呟くが、彼女も川船と沿岸を行く船を乗り継いで、チッタ・アペルタまで来たのであるから、本来の交易船の大きさをしたない。当然の反応であった。

「……アレキサンドリアには、非常識な物が多いというからな。あれも彼らが関係しているのだと思う」

 そう言ってコリーヌが指さす先には、最近諸国でも噂の飛空船が大小3つほど、川の上空を河口に向けて飛んでいくのがみえていた。飛空船が白いなにかの上で動きを止め、徐々に降下を始めたのをみて三人は誰とはなく、次々にやってくる学院の生徒と入れ替わるように展望塔を後にした。

「レギニータならさっきの白鯨モビーディックのすぐ側までいけるんじゃないか?」

 その言葉に、レギニータは力なく首を振った。コリーヌが言う通り、恐らく近くまでは行けるとはレギニータも思う。だが、周囲に何があるかも判らないのに、近づくものはいないであろう。それは、魔物や魔獣でさえも……

 いつの間にか学院のある中央区から、東区画にはいる橋を渡っていた3人は橋の下から声をかける者に気が付き、欄干から身を乗り出してみると、運河には1艘の小舟が横付けしている。

「これから、あの白鯨の近くに行くんですが、宜しかったら皆さんも行きませんか? 行ってみて損はありませんよ。こういった非常識な事には、貴女方もご存じの方々が絡んでいるに決まっているんですから」

 船上から声をかけてきたのは、ロンタノ辺境伯当人であった。一般人であるクラリスやレギニータにも気さくに声をかけてくるのは、彼もアレキサンドリアの魔術学院で、身分のこだわり無しの教育を受けたせいもあるときいていた三人は、恐縮しながらも頷き、興味を抑えきれずに乗船をした。

「しかし、何故我々に同行を? 辺境伯であれば、アレキサンドリア側も無碍むげな扱いはしないでしょうに」

 気さくな人柄とはいえ、そこは爵位をもつ貴族様である。いきおい、会話するのは貴族家の令嬢でもあるコリーヌが担当することになってしまう。

「あぁ、言い方は悪いのですが貴女方は弾除けなんですよ。とはいえ、物理的に銃弾が飛んでくるのではないので安心してください。僕の精神を守るための弾除けというか、貴女方がいた方が僕に危害はこないのでね」

 そういう辺境伯の言葉に疑問を持ちながらも、船は白い巨体に以下づいていく。途中で哨戒のアレキサンドリア側の警備艇に止められたが、辺境伯の威光もあり無事乗船許可を得ることができた3人であった。
 マストの高い船では移乗できないということで、哨戒の警備艇に乗り移った一行は、艦体後部の小型艇収容デッキから『クイーンアレキサンドリア』艦内に乗艦することになった。既にデッキには成人後と思われるうら若き女性が2名待っていたが、同性ということもあり少し安心した様子の3人に対して、辺境伯一行の顔色はあまりよくない。
 当然ロンタノ辺境伯であるアレクシスは知っていたのである。クロエに付き従う二人のメイドと、その恐ろしいまでの戦闘力を。

「……お待ちしておりました、ロンタノ辺境伯。に従い、皆様を歓迎いたします。ですが、乗艦するにあたって、当方からの注意事項がございます。説明しても?」

 一拍の無言を挟んで話された言葉は、情感に欠けた平坦な声であった。女性の声としてはやや低め、とはいえきれいな声といってもよいが、耳に入る言葉は無機的に聞こえてしまう。辺境伯が鷹揚に頷くのをみて、背の高い金髪の娘が話し出す。

「これより一歩先は、アレキサンドリア上層街と同じ扱いになります。他国の方に対して、鷹揚な下層街と異なりますので、ご注意ください。
 我々の案内する場所以外の立ち入りは一切禁じられておりますので、不用意な行動は慎みください。誤解を与える行動は厳に慎んでください」

 明らかな脅しに、付いてきたのは間違いだったかと、レギニータとクラリスの顔がこわばるが、コリーヌと辺境伯の顔は笑みが浮かんでいる。
 アレキサンドリアの上層街に、一時は就学していた辺境伯や、軍事の専門教育を受けたコリーヌにはわかってしまうのだ。
 ここで目にするものは、まさにアレキサンドリア上層街そのものに、勝るとも劣らないモノばかりであるのだという事が確信できたからであった。

 艦体右舷側の通路を進み、箱のような小さな部屋へと案内される。全員が入ると扉が閉まるが、案内役もいるのだから恐れることはないだろう。ロンタノ辺境伯などはそう考えて余裕があるが、他のものはなかなかそうもいかない。
 扉が閉まった直後、不意に奇妙な感覚が皆を襲うが、幸いにして声をあげるようなものはいなかった。
 『チンッ』と軽い音がして再びドアが開いた時には一様にほっとした表情を浮かべている。そして、案内された先は、3方向がガラス張りになった、見晴らしの良い高所であることがわかる。
 窓の外には、はるか先に水平線や山並みが続き、天井には海岸線に集まっている人々が映し出されているモニターが存在していた。

 部屋の中央には、白い帽子に白い上着に、赤地のタータンチェック柄のスカートに、ニーハイといった姿のクロエと、紺地にクロエ同様の上着とパンツスタイルのイリスやユイ、そして淡い金髪にアイスブルーの瞳をした紳士が一名何かを話している。

「ふわぁぁ……、素敵な叔父様……」

 聞こえたのはクラリスの囁くような声だろうか。そして、南洋諸島出身のクラリスは知っている。このダンディーな叔父様と言われた紳士が、アレキサンドリア海軍ただ3隻しかない船の船長として、南洋諸島では名高いことを。

(海賊狩りのトライデント、海神の槍と呼ばれたオスカー船長が、なぜ……)

 レギニータは知らなかったが、彼の乗る船も保守点検の時期がきて、担当の南洋諸島海域を離れていたのである。もとより一隻の船で、全ての海賊が取り締まれるわけではなかったが、現在彼の不在が知れて、海賊達が南洋で猛威を振るっているのであった。

 入ってきた一向に気づくと、クロエが片手をあげて皆を制する。周囲では、忙しそうに資料や周囲の魔道具の状況を見ている若い水兵が複数働いている。

白鯨モビィ・ディックが出たと、朝から街中が大騒ぎになっていたのですが、やはり原因は貴女方アレキサンドリアでしたか」

 艦橋ブリッジ内に入るなり、ロンタノ辺境伯の声がいつもよりやや早口に話しかける。そう、アレキサンドリア上層街の魔術学院にいた時でさえ、ここまでアレキサンドリアの秘密に近づけた事はなかったのである。そして、クロエは敵と認識すれば容赦がないことは、この場のメンバーではロンタノ辺境伯であるアレクシスしか知らない。
 初めて聞く冷たい声音の、他人行儀な声でクロエが答え、三人の背中に寒気が走ったような気がした。

「お騒がせして申し訳ありません。本艦『クイーンアレキサンドリア』艦長、クロエ・ウィンターです。本艦は処女航海に向けて出港準備中でありますが、周辺国に名高いロンタノ辺境伯をゲストにお迎えできて、光栄です」

 そう言いつつにこやかな表情で、右手を差し出して二人は握手をするが、クロエの目は少しも笑っていない。

「クロエ艦長、#艦橋__ブリッジ__#は少々騒がしいので、ブリーフィングルームへご案内した方が宜しいかと思います」

 ダンディーな叔父様と言って良い紳士が、苦笑いを浮かべながらも口を挟むと、イリスやユイだけでなく、クロエも背後の3人の姿を認めたのか、幾分表情が和らいだようだ。

「そうですね。副長、ロンタノ辺境伯と皆さんのお相手をお願いしても?」

 一行は、副長と呼ばれた紳士の案内で、名残惜しそうに艦橋を離れるのであった。その際にもの言いたげに、自分たちを見ていたレギニータに、クロエ達は気が付いたであろうか?
 普段とは違う、クロエ達3人の様子に面食らったレギニータであった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】悪役だった令嬢の美味しい日記

蕪 リタ
ファンタジー
 前世の妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生した主人公、実は悪役令嬢でした・・・・・・。え?そうなの?それなら破滅は避けたい!でも乙女ゲームなんてしたことない!妹には「悪役令嬢可愛い!!」と永遠聞かされただけ・・・・・・困った・・・・・・。  どれがフラグかなんてわかんないし、無視してもいいかなーって頭の片隅に仕舞い込み、あぁポテサラが食べたい・・・・・・と思考はどんどん食べ物へ。恋しい食べ物達を作っては食べ、作ってはあげて・・・・・・。あれ?いつのまにか、ヒロインともお友達になっちゃった。攻略対象達も設定とはなんだか違う?とヒロイン談。  なんだかんだで生きていける気がする?主人公が、豚汁騎士科生たちやダメダメ先生に懐かれたり。腹黒婚約者に赤面させられたと思ったら、自称ヒロインまで登場しちゃってうっかり魔王降臨しちゃったり・・・・・・。もうどうにでもなれ!とステキなお姉様方や本物の乙女ゲームヒロインたちとお菓子や食事楽しみながら、青春を謳歌するレティシアのお食事日記。 ※爵位や言葉遣いは、現実や他作者様の作品と異なります。 ※誤字脱字あるかもしれません。ごめんなさい。 ※戦闘シーンがあるので、R指定は念のためです。 ※カクヨムでも投稿してます。

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

貴族の家に転生した俺は、やり過ぎチートで異世界を自由に生きる

フリウス
ファンタジー
幼い頃からファンタジー好きな夢幻才斗(むげんさいと)。 自室でのゲーム中に突然死した才斗だが、才斗大好き女神:レアオルによって、自分が管理している異世界に転生する。 だが、事前に二人で相談して身につけたチートは…一言で言えば普通の神が裸足で逃げ出すような「やり過ぎチート」だった!? 伯爵家の三男に転生した才斗=ウェルガは、今日も気ままに非常識で遊び倒し、剣と魔法の異世界を楽しんでいる…。 アホみたいに異世界転生作品を読んでいたら、自分でも作りたくなって勢いで書いちゃいましたww ご都合主義やらなにやら色々ありますが、主人公最強物が書きたかったので…興味がある方は是非♪ それと、作者の都合上、かなり更新が不安定になります。あしからず。 ちなみにミスって各話が1100~1500字と短めです。なのでなかなか主人公は大人になれません。 現在、最低でも月1~2月(ふたつき)に1話更新中…

異世界で魔法使いとなった俺はネットでお買い物して世界を救う

馬宿
ファンタジー
30歳働き盛り、独身、そろそろ身を固めたいものだが相手もいない そんな俺が電車の中で疲れすぎて死んじゃった!? そしてらとある世界の守護者になる為に第2の人生を歩まなくてはいけなくなった!? 農家育ちの素人童貞の俺が世界を守る為に選ばれた!? 10個も願いがかなえられるらしい! だったら異世界でもネットサーフィンして、お買い物して、農業やって、のんびり暮らしたいものだ 異世界なら何でもありでしょ? ならのんびり生きたいな 小説家になろう!にも掲載しています 何分、書きなれていないので、ご指摘あれば是非ご意見お願いいたします

転生したらただの女の子、かと思ったら最強の魔物使いだったらしいです〜しゃべるうさぎと始める異世界魔物使いファンタジー〜

上村 俊貴
ファンタジー
【あらすじ】  普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。 (しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます) 【キャラクター】 マヤ ・主人公(元は如月真也という名前の男) ・銀髪翠眼の少女 ・魔物使い マッシュ ・しゃべるうさぎ ・もふもふ ・高位の魔物らしい オリガ ・ダークエルフ ・黒髪金眼で褐色肌 ・魔力と魔法がすごい 【作者から】 毎日投稿を目指してがんばります。 わかりやすく面白くを心がけるのでぼーっと読みたい人にはおすすめかも? それでは気が向いた時にでもお付き合いください〜。

異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!

マーニー
ファンタジー
※ほのぼの日常系です 病弱で閉鎖的な生活を送る、伯爵令嬢の美少女ニコル(10歳)。対して、亡くなった両親が残した借金地獄から抜け出すため、忙殺状態の限界社会人サラ(22歳)。 ある日、同日同時刻に、体力の限界で息を引き取った2人だったが、なんとサラはニコルの体に転生していたのだった。 「こういうときって、神様のチート能力とかあるんじゃないのぉ?涙」 異世界転生お約束の神様登場も特別スキルもなく、ただただ、不健康でひ弱な美少女に転生してしまったサラ。 「せっかく忙殺の日々から解放されたんだから…楽しむしかない。ぜっっったいにスローライフを満喫する!」 ―――異世界と健康への不安が募りつつ 憧れのスローライフ実現のためまずは健康体になることを決意したが、果たしてどうなるのか? 魔法に魔物、お貴族様。 夢と現実の狭間のような日々の中で、 転生者サラが自身の夢を叶えるために 新ニコルとして我が道をつきすすむ! 『目指せ健康体!美味しいご飯と楽しい仲間たちと夢のスローライフを叶えていくお話』 ※はじめは健康生活。そのうちお料理したり、旅に出たりもします。日常ほのぼの系です。 ※非現実色強めな内容です。 ※溺愛親バカと、あたおか要素があるのでご注意です。

社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル 14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり 奥さんも少女もいなくなっていた 若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました いや~自炊をしていてよかったです

転生したらチートでした

ユナネコ
ファンタジー
通り魔に刺されそうになっていた親友を助けたら死んじゃってまさかの転生!?物語だけの話だと思ってたけど、まさかほんとにあるなんて!よし、第二の人生楽しむぞー!!

処理中です...