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5.南海の秘宝
43.乗艦前……
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時系列は遡り、アレキサンドリア沖に『クイーンアレキサンドリア』が浮かんだ時点です。
*****
アレキサンドリア沖に、伝説の白鯨が現れたとの噂が、解放都市チッタ・アペルタを駆け抜けた朝、レギニータの姿は学院で得た友人二人と共に、町の南にある街壁よりも高い、魔術技術学院【スクオラ・ディ・テクノロジア(Scuola di tecnologia)】の展望塔にあった。
新しい街だけあって、物見高い市民や冒険者が街の南外壁やアレキサンドリア川の堤防上から鈴なりに見つめる河口の先に、それは白い巨体をさらしていたのである。
「どうやらアレは街の人々がいうモビーディックでも、生き物でも無いようだな。私やクラリスは山岳部の人間なので判らないが、あれは船なんだと思うが……
レギニータ殿、貴殿は南の島の出ときく。世の中にはあのような巨大な船があるのであろうか?」
そう問われたレギニータも絶句している。アイオライトの文明は、地球の中世16世紀の西洋文明に、魔法に関するものが加わったものであるが、木材を使用して船を作る以上、木の大きさ以上の船は作れない。大きさもガレオン船と同じ程度、全長も50m、幅も10m程度である。
船の背骨ともいえる、竜骨は継ぎ目の無い一本の木から作られる以上、船の全長もその制限を受けるからである。
そもそも、大きな船というのは外洋を行く貿易船が主である以上、大きな貿易港に住む人間でもない限り、そうそう見かけることはすくないのである。
「……レギも初めて見る大きさですの。河口を行く貿易船が、あんなに小さく見えるなんて……」
「ですよね。周囲に小さな船がいるのが見えますけど、それと比較してもとんでもなく大きい船ですよね……」
クラリスが呟くが、彼女も川船と沿岸を行く船を乗り継いで、チッタ・アペルタまで来たのであるから、本来の交易船の大きさをしたない。当然の反応であった。
「……アレキサンドリアには、非常識な物が多いというからな。あれも彼らが関係しているのだと思う」
そう言ってコリーヌが指さす先には、最近諸国でも噂の飛空船が大小3つほど、川の上空を河口に向けて飛んでいくのがみえていた。飛空船が白いなにかの上で動きを止め、徐々に降下を始めたのをみて三人は誰とはなく、次々にやってくる学院の生徒と入れ替わるように展望塔を後にした。
「レギニータならさっきの白鯨のすぐ側までいけるんじゃないか?」
その言葉に、レギニータは力なく首を振った。コリーヌが言う通り、恐らく近くまでは行けるとはレギニータも思う。だが、周囲に何があるかも判らないのに、近づくものはいないであろう。それは、魔物や魔獣でさえも……
いつの間にか学院のある中央区から、東区画にはいる橋を渡っていた3人は橋の下から声をかける者に気が付き、欄干から身を乗り出してみると、運河には1艘の小舟が横付けしている。
「これから、あの白鯨の近くに行くんですが、宜しかったら皆さんも行きませんか? 行ってみて損はありませんよ。こういった非常識な事には、貴女方もご存じの方々が絡んでいるに決まっているんですから」
船上から声をかけてきたのは、ロンタノ辺境伯当人であった。一般人であるクラリスやレギニータにも気さくに声をかけてくるのは、彼もアレキサンドリアの魔術学院で、身分のこだわり無しの教育を受けたせいもあるときいていた三人は、恐縮しながらも頷き、興味を抑えきれずに乗船をした。
「しかし、何故我々に同行を? 辺境伯であれば、アレキサンドリア側も無碍な扱いはしないでしょうに」
気さくな人柄とはいえ、そこは爵位をもつ貴族様である。いきおい、会話するのは貴族家の令嬢でもあるコリーヌが担当することになってしまう。
「あぁ、言い方は悪いのですが貴女方は弾除けなんですよ。とはいえ、物理的に銃弾が飛んでくるのではないので安心してください。僕の精神を守るための弾除けというか、貴女方がいた方が僕に危害はこないのでね」
そういう辺境伯の言葉に疑問を持ちながらも、船は白い巨体に以下づいていく。途中で哨戒のアレキサンドリア側の警備艇に止められたが、辺境伯の威光もあり無事乗船許可を得ることができた3人であった。
マストの高い船では移乗できないということで、哨戒の警備艇に乗り移った一行は、艦体後部の小型艇収容デッキから『クイーンアレキサンドリア』艦内に乗艦することになった。既にデッキには成人後と思われるうら若き女性が2名待っていたが、同性ということもあり少し安心した様子の3人に対して、辺境伯一行の顔色はあまりよくない。
当然ロンタノ辺境伯であるアレクシスは知っていたのである。クロエに付き従う二人のメイドと、その恐ろしいまでの戦闘力を。
「……お待ちしておりました、ロンタノ辺境伯。本艦艦長の命に従い、皆様を歓迎いたします。ですが、乗艦するにあたって、当方からの注意事項がございます。説明しても?」
一拍の無言を挟んで話された言葉は、情感に欠けた平坦な声であった。女性の声としてはやや低め、とはいえきれいな声といってもよいが、耳に入る言葉は無機的に聞こえてしまう。辺境伯が鷹揚に頷くのをみて、背の高い金髪の娘が話し出す。
「これより一歩先は、アレキサンドリア上層街と同じ扱いになります。他国の方に対して、鷹揚な下層街と異なりますので、ご注意ください。
我々の案内する場所以外の立ち入りは一切禁じられておりますので、不用意な行動は慎みください。誤解を与える行動は厳に慎んでください」
明らかな脅しに、付いてきたのは間違いだったかと、レギニータとクラリスの顔がこわばるが、コリーヌと辺境伯の顔は笑みが浮かんでいる。
アレキサンドリアの上層街に、一時は就学していた辺境伯や、軍事の専門教育を受けたコリーヌにはわかってしまうのだ。
ここで目にするものは、まさにアレキサンドリア上層街そのものに、勝るとも劣らないモノばかりであるのだという事が確信できたからであった。
艦体右舷側の通路を進み、箱のような小さな部屋へと案内される。全員が入ると扉が閉まるが、案内役もいるのだから恐れることはないだろう。ロンタノ辺境伯などはそう考えて余裕があるが、他のものはなかなかそうもいかない。
扉が閉まった直後、不意に奇妙な感覚が皆を襲うが、幸いにして声をあげるようなものはいなかった。
『チンッ』と軽い音がして再びドアが開いた時には一様にほっとした表情を浮かべている。そして、案内された先は、3方向がガラス張りになった、見晴らしの良い高所であることがわかる。
窓の外には、はるか先に水平線や山並みが続き、天井には海岸線に集まっている人々が映し出されているモニターが存在していた。
部屋の中央には、白い帽子に白い上着に、赤地のタータンチェック柄のスカートに、ニーハイといった姿のクロエと、紺地にクロエ同様の上着とパンツスタイルのイリスやユイ、そして淡い金髪にアイスブルーの瞳をした紳士が一名何かを話している。
「ふわぁぁ……、素敵な叔父様……」
聞こえたのはクラリスの囁くような声だろうか。そして、南洋諸島出身のクラリスは知っている。このダンディーな叔父様と言われた紳士が、アレキサンドリア海軍ただ3隻しかない船の船長として、南洋諸島では名高いことを。
(海賊狩りのトライデント、海神の槍と呼ばれたオスカー船長が、なぜ……)
レギニータは知らなかったが、彼の乗る船も保守点検の時期がきて、担当の南洋諸島海域を離れていたのである。もとより一隻の船で、全ての海賊が取り締まれるわけではなかったが、現在彼の不在が知れて、海賊達が南洋で猛威を振るっているのであった。
入ってきた一向に気づくと、クロエが片手をあげて皆を制する。周囲では、忙しそうに資料や周囲の魔道具の状況を見ている若い水兵が複数働いている。
「白鯨が出たと、朝から街中が大騒ぎになっていたのですが、やはり原因は貴女方でしたか」
艦橋内に入るなり、ロンタノ辺境伯の声がいつもよりやや早口に話しかける。そう、アレキサンドリア上層街の魔術学院にいた時でさえ、ここまでアレキサンドリアの秘密に近づけた事はなかったのである。そして、クロエは敵と認識すれば容赦がないことは、この場のメンバーではロンタノ辺境伯であるアレクシスしか知らない。
初めて聞く冷たい声音の、他人行儀な声でクロエが答え、三人の背中に寒気が走ったような気がした。
「お騒がせして申し訳ありません。本艦『クイーンアレキサンドリア』艦長、クロエ・ウィンターです。本艦は処女航海に向けて出港準備中でありますが、周辺国に名高いロンタノ辺境伯をゲストにお迎えできて、光栄です」
そう言いつつにこやかな表情で、右手を差し出して二人は握手をするが、クロエの目は少しも笑っていない。
「クロエ艦長、#艦橋__ブリッジ__#は少々騒がしいので、ブリーフィングルームへご案内した方が宜しいかと思います」
ダンディーな叔父様と言って良い紳士が、苦笑いを浮かべながらも口を挟むと、イリスやユイだけでなく、クロエも背後の3人の姿を認めたのか、幾分表情が和らいだようだ。
「そうですね。副長、ロンタノ辺境伯と皆さんのお相手をお願いしても?」
一行は、副長と呼ばれた紳士の案内で、名残惜しそうに艦橋を離れるのであった。その際にもの言いたげに、自分たちを見ていたレギニータに、クロエ達は気が付いたであろうか?
普段とは違う、クロエ達3人の様子に面食らったレギニータであった。
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アレキサンドリア沖に、伝説の白鯨が現れたとの噂が、解放都市チッタ・アペルタを駆け抜けた朝、レギニータの姿は学院で得た友人二人と共に、町の南にある街壁よりも高い、魔術技術学院【スクオラ・ディ・テクノロジア(Scuola di tecnologia)】の展望塔にあった。
新しい街だけあって、物見高い市民や冒険者が街の南外壁やアレキサンドリア川の堤防上から鈴なりに見つめる河口の先に、それは白い巨体をさらしていたのである。
「どうやらアレは街の人々がいうモビーディックでも、生き物でも無いようだな。私やクラリスは山岳部の人間なので判らないが、あれは船なんだと思うが……
レギニータ殿、貴殿は南の島の出ときく。世の中にはあのような巨大な船があるのであろうか?」
そう問われたレギニータも絶句している。アイオライトの文明は、地球の中世16世紀の西洋文明に、魔法に関するものが加わったものであるが、木材を使用して船を作る以上、木の大きさ以上の船は作れない。大きさもガレオン船と同じ程度、全長も50m、幅も10m程度である。
船の背骨ともいえる、竜骨は継ぎ目の無い一本の木から作られる以上、船の全長もその制限を受けるからである。
そもそも、大きな船というのは外洋を行く貿易船が主である以上、大きな貿易港に住む人間でもない限り、そうそう見かけることはすくないのである。
「……レギも初めて見る大きさですの。河口を行く貿易船が、あんなに小さく見えるなんて……」
「ですよね。周囲に小さな船がいるのが見えますけど、それと比較してもとんでもなく大きい船ですよね……」
クラリスが呟くが、彼女も川船と沿岸を行く船を乗り継いで、チッタ・アペルタまで来たのであるから、本来の交易船の大きさをしたない。当然の反応であった。
「……アレキサンドリアには、非常識な物が多いというからな。あれも彼らが関係しているのだと思う」
そう言ってコリーヌが指さす先には、最近諸国でも噂の飛空船が大小3つほど、川の上空を河口に向けて飛んでいくのがみえていた。飛空船が白いなにかの上で動きを止め、徐々に降下を始めたのをみて三人は誰とはなく、次々にやってくる学院の生徒と入れ替わるように展望塔を後にした。
「レギニータならさっきの白鯨のすぐ側までいけるんじゃないか?」
その言葉に、レギニータは力なく首を振った。コリーヌが言う通り、恐らく近くまでは行けるとはレギニータも思う。だが、周囲に何があるかも判らないのに、近づくものはいないであろう。それは、魔物や魔獣でさえも……
いつの間にか学院のある中央区から、東区画にはいる橋を渡っていた3人は橋の下から声をかける者に気が付き、欄干から身を乗り出してみると、運河には1艘の小舟が横付けしている。
「これから、あの白鯨の近くに行くんですが、宜しかったら皆さんも行きませんか? 行ってみて損はありませんよ。こういった非常識な事には、貴女方もご存じの方々が絡んでいるに決まっているんですから」
船上から声をかけてきたのは、ロンタノ辺境伯当人であった。一般人であるクラリスやレギニータにも気さくに声をかけてくるのは、彼もアレキサンドリアの魔術学院で、身分のこだわり無しの教育を受けたせいもあるときいていた三人は、恐縮しながらも頷き、興味を抑えきれずに乗船をした。
「しかし、何故我々に同行を? 辺境伯であれば、アレキサンドリア側も無碍な扱いはしないでしょうに」
気さくな人柄とはいえ、そこは爵位をもつ貴族様である。いきおい、会話するのは貴族家の令嬢でもあるコリーヌが担当することになってしまう。
「あぁ、言い方は悪いのですが貴女方は弾除けなんですよ。とはいえ、物理的に銃弾が飛んでくるのではないので安心してください。僕の精神を守るための弾除けというか、貴女方がいた方が僕に危害はこないのでね」
そういう辺境伯の言葉に疑問を持ちながらも、船は白い巨体に以下づいていく。途中で哨戒のアレキサンドリア側の警備艇に止められたが、辺境伯の威光もあり無事乗船許可を得ることができた3人であった。
マストの高い船では移乗できないということで、哨戒の警備艇に乗り移った一行は、艦体後部の小型艇収容デッキから『クイーンアレキサンドリア』艦内に乗艦することになった。既にデッキには成人後と思われるうら若き女性が2名待っていたが、同性ということもあり少し安心した様子の3人に対して、辺境伯一行の顔色はあまりよくない。
当然ロンタノ辺境伯であるアレクシスは知っていたのである。クロエに付き従う二人のメイドと、その恐ろしいまでの戦闘力を。
「……お待ちしておりました、ロンタノ辺境伯。本艦艦長の命に従い、皆様を歓迎いたします。ですが、乗艦するにあたって、当方からの注意事項がございます。説明しても?」
一拍の無言を挟んで話された言葉は、情感に欠けた平坦な声であった。女性の声としてはやや低め、とはいえきれいな声といってもよいが、耳に入る言葉は無機的に聞こえてしまう。辺境伯が鷹揚に頷くのをみて、背の高い金髪の娘が話し出す。
「これより一歩先は、アレキサンドリア上層街と同じ扱いになります。他国の方に対して、鷹揚な下層街と異なりますので、ご注意ください。
我々の案内する場所以外の立ち入りは一切禁じられておりますので、不用意な行動は慎みください。誤解を与える行動は厳に慎んでください」
明らかな脅しに、付いてきたのは間違いだったかと、レギニータとクラリスの顔がこわばるが、コリーヌと辺境伯の顔は笑みが浮かんでいる。
アレキサンドリアの上層街に、一時は就学していた辺境伯や、軍事の専門教育を受けたコリーヌにはわかってしまうのだ。
ここで目にするものは、まさにアレキサンドリア上層街そのものに、勝るとも劣らないモノばかりであるのだという事が確信できたからであった。
艦体右舷側の通路を進み、箱のような小さな部屋へと案内される。全員が入ると扉が閉まるが、案内役もいるのだから恐れることはないだろう。ロンタノ辺境伯などはそう考えて余裕があるが、他のものはなかなかそうもいかない。
扉が閉まった直後、不意に奇妙な感覚が皆を襲うが、幸いにして声をあげるようなものはいなかった。
『チンッ』と軽い音がして再びドアが開いた時には一様にほっとした表情を浮かべている。そして、案内された先は、3方向がガラス張りになった、見晴らしの良い高所であることがわかる。
窓の外には、はるか先に水平線や山並みが続き、天井には海岸線に集まっている人々が映し出されているモニターが存在していた。
部屋の中央には、白い帽子に白い上着に、赤地のタータンチェック柄のスカートに、ニーハイといった姿のクロエと、紺地にクロエ同様の上着とパンツスタイルのイリスやユイ、そして淡い金髪にアイスブルーの瞳をした紳士が一名何かを話している。
「ふわぁぁ……、素敵な叔父様……」
聞こえたのはクラリスの囁くような声だろうか。そして、南洋諸島出身のクラリスは知っている。このダンディーな叔父様と言われた紳士が、アレキサンドリア海軍ただ3隻しかない船の船長として、南洋諸島では名高いことを。
(海賊狩りのトライデント、海神の槍と呼ばれたオスカー船長が、なぜ……)
レギニータは知らなかったが、彼の乗る船も保守点検の時期がきて、担当の南洋諸島海域を離れていたのである。もとより一隻の船で、全ての海賊が取り締まれるわけではなかったが、現在彼の不在が知れて、海賊達が南洋で猛威を振るっているのであった。
入ってきた一向に気づくと、クロエが片手をあげて皆を制する。周囲では、忙しそうに資料や周囲の魔道具の状況を見ている若い水兵が複数働いている。
「白鯨が出たと、朝から街中が大騒ぎになっていたのですが、やはり原因は貴女方でしたか」
艦橋内に入るなり、ロンタノ辺境伯の声がいつもよりやや早口に話しかける。そう、アレキサンドリア上層街の魔術学院にいた時でさえ、ここまでアレキサンドリアの秘密に近づけた事はなかったのである。そして、クロエは敵と認識すれば容赦がないことは、この場のメンバーではロンタノ辺境伯であるアレクシスしか知らない。
初めて聞く冷たい声音の、他人行儀な声でクロエが答え、三人の背中に寒気が走ったような気がした。
「お騒がせして申し訳ありません。本艦『クイーンアレキサンドリア』艦長、クロエ・ウィンターです。本艦は処女航海に向けて出港準備中でありますが、周辺国に名高いロンタノ辺境伯をゲストにお迎えできて、光栄です」
そう言いつつにこやかな表情で、右手を差し出して二人は握手をするが、クロエの目は少しも笑っていない。
「クロエ艦長、#艦橋__ブリッジ__#は少々騒がしいので、ブリーフィングルームへご案内した方が宜しいかと思います」
ダンディーな叔父様と言って良い紳士が、苦笑いを浮かべながらも口を挟むと、イリスやユイだけでなく、クロエも背後の3人の姿を認めたのか、幾分表情が和らいだようだ。
「そうですね。副長、ロンタノ辺境伯と皆さんのお相手をお願いしても?」
一行は、副長と呼ばれた紳士の案内で、名残惜しそうに艦橋を離れるのであった。その際にもの言いたげに、自分たちを見ていたレギニータに、クロエ達は気が付いたであろうか?
普段とは違う、クロエ達3人の様子に面食らったレギニータであった。
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