とある伯爵令嬢と執事の恋物語。

如月あこ

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⑤情事◇前編

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 驚きながらもエマを受け止めるハインリヒは、体を強ばらせて息を詰めたけれど、その体はびくとも揺らがない。
 たくましい首筋にしがみついて、彼の匂いを鼻孔いっぱいに堪能し、引き締まった彼の弾力ある頬に唇を押し当てた。

「触れてほしいわ」
「お嬢様……っ!」

 エマの体を、ハインリヒが抱きしめた。
 彼女のすべてを閉じ込めて、二度と離さないというように。

 力強く、熱く、そして不埒な手は、エマの体をハインリヒの体にぴったり重なるように押しつける。
 服越しだというのに、ハインリヒの体は熱があるのかと思うほどに熱かった。

「お嬢様、お嬢様っ」

 ハインリヒがエマの首筋に顔を埋める。

 男の――愛してやまない人の――興奮した鼻息と熱い吐息がエマの肌を怪しく撫でていく感触に、ぴくんと体が震えた。

「はぁ、あぁ、お嬢様……お嬢様の、匂いが……」
「ん、嬉しい。私、ずっとハインリヒに触れてほしかったの」

 ハインリヒの肉厚な舌がエマの首を這う。
 彼はエマの体をさらに強く自身の体に密着させて、トラウザーズの下で硬くなっている昂りをエマの臀部に押しつけた。

「あっ」

 驚いてつい声をあげてしまうと、エマが自身の昂りを感じ取っていることに気づいたハインリヒがさらに強く己の昂りを押しつける。
 唾液に塗れた舌がエマの耳朶を舐めしゃぶり、興奮を露わに呼吸を荒くしたハインリヒが耳元で囁いた。

「お嬢様、戸惑っておられるのでしたら、どうか今すぐ私からお逃げください。あなたが欲しくてたまらないのです、ずっと、ずっと、あなたが、あなただけが……」
「私の心も体も、ハインリヒのものよ」

 ハインリヒの熱い背中を撫でながら、エマが囁き返す。
 もっと危機感を抱いてもいいのに、とても穏やかな心地だった。ハインリヒがエマを抱きしめて愛を囁いてくれた今日このときを、どれだけ求めていたことか。

「それに、私もハインリヒが欲しいもの」
「お嬢様……っ」

 あ、と思ったときには、ベッドに仰向けに押し倒されていた。
 真っ直ぐエマを見下ろしてくるハインリヒの瞳は情欲で爛々と輝き、捕食者のようにエマの首筋、胸、腰を見つめる。
 彼はエマの足に跨がるように覆い被さっていて、トラウザーズを押し上げる局部を隠すこともない。

 それどころかそっと腰を落としてエマの太ももに昂りを押し当てた。

「あぁ……っ」

 ハインリヒから、普段の理知的な彼からかけ離れた甘い声が漏れる。

「わ、私は、お嬢様に……こういったことを、したいのですよ?」
「嬉しい」
「っ、お嬢様っ」

 ハインリヒがエマのドレスの裾に手をかけた。
 どうやら女性のドレスを脱がせた経験はあまりないようで、ハインリヒはやや苦労しながらエマのドレスを取り去ると、エマの白い肢体に喉を鳴らす。

 エマは生まれて初めて異性に裸体を晒した。
 恥ずかしいことだと思っていたが、想像よりもずっと恥ずかしくて、戸惑いも混ざって落ち着かず、もじもじとシーツを握りしめる。

「ハインリヒも、脱いで……?」

 エマだけが裸だから、より恥ずかしいのだ。
 そう思ってつい口走ってから、慌てて付け足した。

「命令じゃないわ。嫌なら、そのままでも――」

 言い終える前に、ハインリヒはあっさりと自らの服を脱ぎ始める。
 ドレスほどではないにしろ執事服も着脱に手順があるようで、エマの知らない服を迷いなく脱ぐハインリヒはいつにも増して格好いい。

 バサリとシャツが床に落とされる。
 現れたハインリヒの胸は広く、とても男性的だ。
 執事として忙しなく動いているからか体に弛んだ部分はなく、一年中執事服を着込んでいる彼の肌はエマに負けず劣らず白かった。

 うっとり見つめていたエマは、ハインリヒがトラウザーズを脱いだ瞬間に固まった。
 ずっとトラウザーズの下で主張していた彼の昂りは、整った容姿や美しい均整の取れた裸体からは異物のように思えるほどグロテスクなものだったのだ。

 赤黒く猛々しいそれは、エマの視線を受け止めて一回り膨らむ。まるで生き物のようだ。

「怖いですか……?」

 ハインリヒの遠慮がちな声に、エマは首を横に振った。

「いいえ。怖くないわ」
「本当に?」

 彼の顔が近づいてきて、お互いの唇が触れそうなところで止まった。

「お嬢様は、こういったことに、経験がおありなのですか?」
「初めてに決まってるじゃないの。……ごめんなさい、本当は怖いわ」

 強がっていたつもりはなかったけれど、どうやら無意識で恐れていたらしい。シーツを握りしめる手に力がこもってしまっていた。

 エマは男女の営みについて学んだとき、その行為には痛みが伴うのだと聞いた。それはもう身が引き裂かれるような痛みなのだとか。

(とくに初めては、特別に痛いって聞いたわ)

 ずっと恐怖を覚えてきたが、これは女性ならば誰しもが通る道だという。だからこそ、女性にとって初めては生涯忘れることのできない大切な記憶になるのだ。
 エマは、そのたった一度の特別な『はじめて』を愛するハインリヒとしたかった。

「痛くても平気だから……ハインリヒは、嫌?」

 ふ、とハインリヒが微笑んだ。
 苦笑でもなく自嘲でもない純粋な笑顔に、エマは胸をきゅんと高鳴らせる。

(……っ、は、はじめて、見たわ)

 無表情のハインリヒも素敵だが、微笑むと年齢より若く見えることを初めて知った。
 細められた目の奥で喜びが迸っており、無邪気に感情を見せる彼は、まるで少年のようだ。

「とんでもございません、お嬢様。光栄でございます。……痛むようでしたら、いつでも仰ってください。善処致します」

 顔が近づいてきて、唇が合わさった。
 探るように、少し唇をはまれて、そのくすぐったさから彼の優しさを感じた。
 エマを心から気遣ってくれているのがわかる。

(嬉しい、けど。でも、ハインリヒは……?)

 唇を合わせている今こそ見えないが、ハインリヒの熱杭はとても大きくなっていた。呼吸も荒いし、肌も熱く潤んでいる。

 まるで、腹ぺこなのに目の前のご馳走を食べられないときみたいに、ハインリヒを我慢させている気がした。

 いつだって、ハインリヒにばかり我慢させている。
 エマはハインリヒを求めているが、ハインリヒにもどうしようもないくらいエマを欲してほしいのだ。

 エマはシーツを掴んでいた手を離し、ハインリヒの頬に添えた。
 ぬるっ、と彼の唇の隙間に舌を差し入れて、歯列を撫でていく。話に聞いていた激しいキス――それも女性同士の軽い猥談――の知識を実行したエマのそれは、とても拙く、たどたどしいものだった。

 しかし、ハインリヒのなかの雄を刺激するには充分過ぎた。
 エマの口内にハインリヒの肉厚な舌が押し入り、激しく蹂躙し始めたのだ。

 ハインリヒのざらりとした舌が口蓋を刺激し、舌を絡ませて唾液を吸い上げる。
 首の後ろを抱き寄せるように強く押さえつけられて、エマは動くこともできずに彼の強引なキスを懸命に受け入れた。

「んぅ、ふぅっ」

 呼吸ができずに苦しさから声が漏れる。
 奪われるような激しいキスからハインリヒがどれだけエマを求めているのか伝わってきて、喜びが胸の奥で弾けた。

 この嬉しさが少しでも伝わればいいと、エマは彼の背中に手を回す。

 息苦しくてどうしようもなくなってきたころ、ふと、ハインリヒの顔が離れた。
 銀糸のような唾液が、つつ、と伸びてプツリと切れる。

(あ……)

 唾液で口元をぬらぬらと光らせた彼はぺろりと自らの唇を舐めると、エマの唇も、にゅるっと舐めた。

 すぐ近くで見つめ合い、どちらからともなく軽いキスを交わす。

「お嬢様……」

 掠れた声で呼ばれたかと思うと、今度は胸元に彼の舌が這い、胸の谷間に沿って下方に降りていく。
 ハインリヒの長く硬い指が、双丘の中心で赤く色づき始めている突起をきゅっと摘まんだ。

「あぁ……っ」

 甘い嬌声が漏れて、エマは咄嗟に口を押さえる。
 羞恥に頬を染めながらおそるおそるハインリヒを見ると、彼は口をひらいてエマの胸の先端に舌を伸ばしたところだった。

「待って!」

 指で摘ままれただけで、こんなにも甘い痺れが全身を火照らせるのだから、柔らかい舌で押しつぶされでもすれば、どんな破廉恥な姿を見せてしまうかわからない。

 しかし、ハインリヒはエマの言葉などなかったかのように、胸の蕾を口に含んだ。

「あっ、あぁ……あっ!」

 執拗に舐めしゃぶられて、あっという間に胸の突起はぷくりと顔をだして、もっと触れてほしいと強調を始める。ますます敏感になって、反対側も指で摘ままれた瞬間、エマの全身を痺れが襲った。
 波のように突然やってきたそれは、緩やかに去っていく。

 エマは、無意識のうちに膝を擦り合わせていた。
 シーツに染みができるほどにしとどに濡れたそれは、感じている証拠である。実際、エマの全身は淡い桃色に染まって瞳も潤んでいた。

「……お嬢様、美しいです」

 そういうなり、ハインリヒがエマの太ももに手を滑らせた。
 そのまま内股を撫でるように移動して、擦り合わせていた太ももの間に触れる。ぬちゃりと水音が部屋に響き、エマは頬を熱くした。

「ごめんなさい」
「なぜ謝るのですか」
「……はしたないでしょう?」

 触れられて感じることは、悪いことではないという。
 しかし、処女のエマがこんなふうにすぐに官能に濡れてしまうことは、世間でいう『はしたない』にはいる気がしたのだ。

 ハインリヒは、濡れた指を引き抜くとまじまじと愛液を見て、それを口に含んだ。

「ハインリヒ!?」
「私は、とても幸せ者です。こうしてずっと、お嬢様に触れたかった……」

 言うなり、ハインリヒの手がエマの両足の太ももに触れた。
 大きく足をひらくかたちで、力強く膝裏を押し上げられてしまう。

「あ、きゃっ、まっ、見ないで……っ」

 秘部をハインリヒの眼前に突き出す姿勢にされて、ぎゅっとシーツを握りしめる。

「ち、違うの。今のは取り消すわ。本当に見ないでほしいんじゃなくて、恥ずかしいだけなの」
「……ええ、お嬢様。存じております……こちらを、ほぐして参りますね」

 ざらりとした舌が、エマの秘所を下から上に向かって舐めあげた。
 初めての行為に戸惑うけれど、伯爵令嬢の閨はすべて夫に任せることがマナーなのだ。

 ほぐす、という意味もエマは理解していた。
 初めて男性を受け入れる場合、そこはとても狭く固く閉じているという。だから、指や道具でほぐしていくのだと聞いたが、まさか舌を這わせるなんて。

(これは、正しい営みなのかしら)

 そんな疑問が過ったのは、一瞬だった。
 ハインリヒの舌が何度も秘裂を行き来しては、先端でぷっくりと膨らむ花芽を刺激し始めてしまい、その快楽に耐えるしかなくなってしまったのである。
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