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第62話 襲撃4
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俺が空間移動確認の為、ルク・スエル郊外の森をお散歩をしていると、野党と思われる一団に襲われている騎士風の女性を救出したのだが、その女性騎士からルク・スエルまでの護衛を依頼された。
「依頼を受ける前に俺からも質問させて貰っていいですか?あなた達は何者ですか?その身なりと忠義心。とても普通の依頼者と冒険者の護衛には見えないのですが。」
「………。そうだな。護衛を任せるのだ。話しておかなくてはなるまい……。このお方はな。フリオセラ王国の姫君だ。そして私はその直属護衛の親衛隊を務めるファム・クランシーと言う。」
「……………。はぁ、ではそちらで気絶してる子がやっぱりお姫様で、そしてあなたは騎士様って事ですか。」
「……驚かないのか?」
「え?その~、私は田舎から出てきたばかりでして、まだこの辺りの土地勘がないのです……。すみません。」
まぁお姫様って事らしいので高貴な方ってのは分かるけど……。
そもそもそのフリなんちゃら王国がどこにあるのかも知らんしどの程度の国なのかも分からないからリアクションし辛い。
「その……フ、フリ、フリカケゴハン王国?でしたっけ?」
「フリオセラ王国だ!『フリ』しか合ってないではないか!」
「あぁ……すみません。フリオゴニョゴニョ王国ですね。何分田舎者なのでご容赦下さい。それでフリ……フリー素材王国のお姫様が何故こんな所?」
「フリオセラ王国だ!また『フリ』しか合ってない!」
「あぁ……すみません。何分田舎者なので……。」
「貴様、田舎者と言えば許されると思って無いか?」
女騎士は胡乱げな顔をしながら俺の顎先に剣を突きつける。
だってちゃんとツッコんでくれるんだもん。
嬉しかったんだもん。調子に乗りました。ごめんなさい。
俺はドゥゲザーをして謝罪すると、ファムさんは今回の旅の目的について語り始めた。
今、フリオセラ王国では王位継承権争いが起こっているらしく、このお姫様の暗殺の情報を入手したらしい。
そこで王族を守護する親衛隊から子供の頃より御付騎士として護衛を任せられているファムさん含む4名でオースフィギス王国へ『視察』と言う名目で一旦逃れる手筈だったらしいが、道中襲われた所を見るとそれさえも罠だった可能性が高い。
王族ってのはラノベでもこれ系の話ばっかりだったな。
めんどくさそう。ホセ・メンドーサだわ。
「その王位継承権の話は俺には良く分からないんで、兎に角さっさと移動しましょうか。またあの野盗どもが帰って来ちゃいますので。それに身体も洗いたいし。」
「受けてくれるのか?」
「そこまで話されちゃ受けない訳にはいかないでしょう?」
「すまない。宜しく頼む。所でお主の名を聞かせてくれぬか?」
「俺はパンツと言います。」
「……パン……ツ?……パンツか?それはご両親にどういう経緯で付けられたのだ?可哀想に……。これからも大変だと思うが、強く生きるんだぞ?」
ファムさんは凄い哀れんだ目を向けて俺を慰めてくれる。
えぇ。この名前もあの方向音痴の獣耳娘(アイル)が勝手に付けやがったんですけどね。
しかも何だよ。グネグネグネールとか……。ブツブツ。
そして気絶しているお姫様を馬車の中に寝かせて、ファムさんが御者をし俺が隣りに座りルク・スエルへ向かう。
「所でお主、本当に何者なのだ?素手でブラッドボアを討伐するなど我々でも出来ぬ事だ。」
「そ、そうですね。さっきも話ましたが一応、冒険者で職種が武闘家って事になってるので素手での戦いには慣れてるって事になってるんです。」
「武闘家……。武闘家とは皆、お主の様に強いのか?」
「いえ、武闘家は殆どいないと聞いてます。」
ギルマスのレトが言ってた事の受け売りだけどな。
「パンツ殿は白金級以上、もしかして金緑石級以上の冒険者なのか!?」
「実は俺、まだ冒険者として1ヶ月も活動してないんですよ。ランクは先日、金級に上がったばかりの新人です。」
「!? 1か月しか活動していないのに金級に昇格するとは……。お主、やはり普通の冒険者ではないな。」
「そうなんですかね?俺はまだこちらに来て日が浅いので余り常識が分からないんですよ。」
「こちらに来て?」
ッと、しまった。つい口を滑らせてしまった。
「あ、あのルク・スエルに来てからって事です。」
「パンツ殿はルク・スエル出身ではないのか?」
「出身……は、メリッサ村……ですね。」
そう言う事にしておこう。
こっちの世界に来て初めて訪れた集落はメリッサ村だったしな。
嘘は言って無い。うん。
「メリッサ村か。マゾン草原の近くの村だな?懐かしいな。」
「メリッサ村を知ってるんですか?」
「知らない者はいないだろう。マゾン草原へ続く最後の村だからな。私も何回か訪れた事があるぞ。」
へぇ。メリッサ村って有名なんだな。
マゾン草原が観光資源になってるって感じかな?
ん?用心の為にマップを開いて進んでいたが……馬車の後方から赤いマーカーが近づいてくるな。
赤いマーカーはモンスターかこちらに対して敵意を持っている表示だ。
大方、野盗どもが様子見に帰ってきたらお姫様の死体の痕跡が無く馬車の跡を追いかけてきたんだろう。
「ファムさん。どうやら例の野盗どもがこちらに近づいているみたいです。」
「何!?本当か!何故分かるのだ!!」
……。
…………。
「シュギョウシタカラ。」
「……………。そうなのか。パンツ殿、修行して身に付けたのか。さぞ辛い修行をされたのであろうな。名前もアレなのに……。」
あれ?簡単に信じてくれた。
俺が言うのも変だが、大丈夫かな?この騎士さん。ピュア過ぎない?
と言うか、名前が『アレ』ってどういう事だよ。今は関係ないだろ。
ファムさんは馬車を操作し速度を上げる。
すると馬車の後ろから複数の矢が飛んで来る。
もう追いつてきやがったか。
どうやら向こうも馬でこちらを追っている様だ。
マップ画面の馬車と赤いマーカーとの距離が見る見る縮まって行く。
「ファム!!ここはどこなのだ!?」
馬車の中から少女の声で呼びかけられる。
どうやらお姫様が目を覚ました様だ。
「依頼を受ける前に俺からも質問させて貰っていいですか?あなた達は何者ですか?その身なりと忠義心。とても普通の依頼者と冒険者の護衛には見えないのですが。」
「………。そうだな。護衛を任せるのだ。話しておかなくてはなるまい……。このお方はな。フリオセラ王国の姫君だ。そして私はその直属護衛の親衛隊を務めるファム・クランシーと言う。」
「……………。はぁ、ではそちらで気絶してる子がやっぱりお姫様で、そしてあなたは騎士様って事ですか。」
「……驚かないのか?」
「え?その~、私は田舎から出てきたばかりでして、まだこの辺りの土地勘がないのです……。すみません。」
まぁお姫様って事らしいので高貴な方ってのは分かるけど……。
そもそもそのフリなんちゃら王国がどこにあるのかも知らんしどの程度の国なのかも分からないからリアクションし辛い。
「その……フ、フリ、フリカケゴハン王国?でしたっけ?」
「フリオセラ王国だ!『フリ』しか合ってないではないか!」
「あぁ……すみません。フリオゴニョゴニョ王国ですね。何分田舎者なのでご容赦下さい。それでフリ……フリー素材王国のお姫様が何故こんな所?」
「フリオセラ王国だ!また『フリ』しか合ってない!」
「あぁ……すみません。何分田舎者なので……。」
「貴様、田舎者と言えば許されると思って無いか?」
女騎士は胡乱げな顔をしながら俺の顎先に剣を突きつける。
だってちゃんとツッコんでくれるんだもん。
嬉しかったんだもん。調子に乗りました。ごめんなさい。
俺はドゥゲザーをして謝罪すると、ファムさんは今回の旅の目的について語り始めた。
今、フリオセラ王国では王位継承権争いが起こっているらしく、このお姫様の暗殺の情報を入手したらしい。
そこで王族を守護する親衛隊から子供の頃より御付騎士として護衛を任せられているファムさん含む4名でオースフィギス王国へ『視察』と言う名目で一旦逃れる手筈だったらしいが、道中襲われた所を見るとそれさえも罠だった可能性が高い。
王族ってのはラノベでもこれ系の話ばっかりだったな。
めんどくさそう。ホセ・メンドーサだわ。
「その王位継承権の話は俺には良く分からないんで、兎に角さっさと移動しましょうか。またあの野盗どもが帰って来ちゃいますので。それに身体も洗いたいし。」
「受けてくれるのか?」
「そこまで話されちゃ受けない訳にはいかないでしょう?」
「すまない。宜しく頼む。所でお主の名を聞かせてくれぬか?」
「俺はパンツと言います。」
「……パン……ツ?……パンツか?それはご両親にどういう経緯で付けられたのだ?可哀想に……。これからも大変だと思うが、強く生きるんだぞ?」
ファムさんは凄い哀れんだ目を向けて俺を慰めてくれる。
えぇ。この名前もあの方向音痴の獣耳娘(アイル)が勝手に付けやがったんですけどね。
しかも何だよ。グネグネグネールとか……。ブツブツ。
そして気絶しているお姫様を馬車の中に寝かせて、ファムさんが御者をし俺が隣りに座りルク・スエルへ向かう。
「所でお主、本当に何者なのだ?素手でブラッドボアを討伐するなど我々でも出来ぬ事だ。」
「そ、そうですね。さっきも話ましたが一応、冒険者で職種が武闘家って事になってるので素手での戦いには慣れてるって事になってるんです。」
「武闘家……。武闘家とは皆、お主の様に強いのか?」
「いえ、武闘家は殆どいないと聞いてます。」
ギルマスのレトが言ってた事の受け売りだけどな。
「パンツ殿は白金級以上、もしかして金緑石級以上の冒険者なのか!?」
「実は俺、まだ冒険者として1ヶ月も活動してないんですよ。ランクは先日、金級に上がったばかりの新人です。」
「!? 1か月しか活動していないのに金級に昇格するとは……。お主、やはり普通の冒険者ではないな。」
「そうなんですかね?俺はまだこちらに来て日が浅いので余り常識が分からないんですよ。」
「こちらに来て?」
ッと、しまった。つい口を滑らせてしまった。
「あ、あのルク・スエルに来てからって事です。」
「パンツ殿はルク・スエル出身ではないのか?」
「出身……は、メリッサ村……ですね。」
そう言う事にしておこう。
こっちの世界に来て初めて訪れた集落はメリッサ村だったしな。
嘘は言って無い。うん。
「メリッサ村か。マゾン草原の近くの村だな?懐かしいな。」
「メリッサ村を知ってるんですか?」
「知らない者はいないだろう。マゾン草原へ続く最後の村だからな。私も何回か訪れた事があるぞ。」
へぇ。メリッサ村って有名なんだな。
マゾン草原が観光資源になってるって感じかな?
ん?用心の為にマップを開いて進んでいたが……馬車の後方から赤いマーカーが近づいてくるな。
赤いマーカーはモンスターかこちらに対して敵意を持っている表示だ。
大方、野盗どもが様子見に帰ってきたらお姫様の死体の痕跡が無く馬車の跡を追いかけてきたんだろう。
「ファムさん。どうやら例の野盗どもがこちらに近づいているみたいです。」
「何!?本当か!何故分かるのだ!!」
……。
…………。
「シュギョウシタカラ。」
「……………。そうなのか。パンツ殿、修行して身に付けたのか。さぞ辛い修行をされたのであろうな。名前もアレなのに……。」
あれ?簡単に信じてくれた。
俺が言うのも変だが、大丈夫かな?この騎士さん。ピュア過ぎない?
と言うか、名前が『アレ』ってどういう事だよ。今は関係ないだろ。
ファムさんは馬車を操作し速度を上げる。
すると馬車の後ろから複数の矢が飛んで来る。
もう追いつてきやがったか。
どうやら向こうも馬でこちらを追っている様だ。
マップ画面の馬車と赤いマーカーとの距離が見る見る縮まって行く。
「ファム!!ここはどこなのだ!?」
馬車の中から少女の声で呼びかけられる。
どうやらお姫様が目を覚ました様だ。
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