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第1章
2.私の居場所
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「おーい!優、この文化祭の書類、どこを直すんだ?」
「その書類、計算が間違ってる所がある。全部最初から計算し直し。」
「げ、まじかよ!!」
「はる。俺、もう眠い。ぐぅ・・・。」
「ちょ、この状況で寝る~?!仁君起きて~!」
現在この、一色学園生徒会はいわゆる修羅場という状況にある。
机という机の上に書類が溢れ、作業スペースなんて見つけられないほどだ。
「晴!助けてくれ~!!」
計算間違いで苦しむこの男の名前は赤丸朝陽、生徒会長である。
輝く金髪に180㎝の長身、整った顔を持ちながら、元気な馬鹿という残念イケメンである。
「お前がちゃんと確認しなかったせいだろ。自業自得。」
冷たく言い放つのは庶務、桃山優。
長めのピンク前髪を右でピンで止めるスタイルの彼は、かわいいのに冷静であるというギャップで男女問わず人気者である。
「そうだよかいちょ~。自業じ、と、く♡」
会長を馬鹿にして笑うこの男は会計、紫瀬蓮翔。
襟足の長い薄紫の髪は艶やかで、流し目が色気むんむんのチャラ男である。
「ぐぅ・・・、すこーーー。」
このうるさい状況で寝続けるのは書記、緑宗仁。
深緑色の前髪が目を覆い、190㎝という巨体を持っているにもか変わらず、常に猫背で、まるで野良猫のような雰囲気漂わせているため、威圧感を感じさせない。
「はぁ!?そもそもこの計算をしたのは蓮!お前だろうが!」
「でも確認してオッケー出したのは会長でしょ~?」
「こんの野郎・・・!!」
「朝陽、落ち着いてよ。間違ってる所を探して直せばいいだけなんだから。」
そして、私は副会長、白河晴風。
腰の少し上まで伸びた黒髪、左目は黒に近い灰色、右目は黒色という、左右でほんの少し色の違う瞳を持つ。
「でもな、晴~。」
「いいから。文句言う暇あるなら直すのよ。」
「ちぇー。」
「蓮も手伝って。」
「も~、しょーがないなぁ~。」
今日もこの生徒会は騒がしい。
「その書類、計算が間違ってる所がある。全部最初から計算し直し。」
「げ、まじかよ!!」
「はる。俺、もう眠い。ぐぅ・・・。」
「ちょ、この状況で寝る~?!仁君起きて~!」
現在この、一色学園生徒会はいわゆる修羅場という状況にある。
机という机の上に書類が溢れ、作業スペースなんて見つけられないほどだ。
「晴!助けてくれ~!!」
計算間違いで苦しむこの男の名前は赤丸朝陽、生徒会長である。
輝く金髪に180㎝の長身、整った顔を持ちながら、元気な馬鹿という残念イケメンである。
「お前がちゃんと確認しなかったせいだろ。自業自得。」
冷たく言い放つのは庶務、桃山優。
長めのピンク前髪を右でピンで止めるスタイルの彼は、かわいいのに冷静であるというギャップで男女問わず人気者である。
「そうだよかいちょ~。自業じ、と、く♡」
会長を馬鹿にして笑うこの男は会計、紫瀬蓮翔。
襟足の長い薄紫の髪は艶やかで、流し目が色気むんむんのチャラ男である。
「ぐぅ・・・、すこーーー。」
このうるさい状況で寝続けるのは書記、緑宗仁。
深緑色の前髪が目を覆い、190㎝という巨体を持っているにもか変わらず、常に猫背で、まるで野良猫のような雰囲気漂わせているため、威圧感を感じさせない。
「はぁ!?そもそもこの計算をしたのは蓮!お前だろうが!」
「でも確認してオッケー出したのは会長でしょ~?」
「こんの野郎・・・!!」
「朝陽、落ち着いてよ。間違ってる所を探して直せばいいだけなんだから。」
そして、私は副会長、白河晴風。
腰の少し上まで伸びた黒髪、左目は黒に近い灰色、右目は黒色という、左右でほんの少し色の違う瞳を持つ。
「でもな、晴~。」
「いいから。文句言う暇あるなら直すのよ。」
「ちぇー。」
「蓮も手伝って。」
「も~、しょーがないなぁ~。」
今日もこの生徒会は騒がしい。
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