23 / 42
23.支援役ロベル 王国を完全防衛する
しおりを挟む「『支援役』ロベル・モリスは、ここに宣言する!」
俺はこぶしを握ると、天に向かって突き上げる。
「『ワンズ王国』の完全防衛を、全力で支援する、と!」
「お兄様! あたしもいっしょに戦うよ!」
「わたしにも、お手伝いさせてください!」
「もちろん、私も」
「ありがとう、サミー! アンリ! トウナ! みんなの力があれば百人力だ!」
よし!
まずは敵編成の確認だ。
「スピード特化型レッサー・デーモンの空中部隊が2,000。スピード特化型スカル・ナイトの地上部隊が3,000ってとこか。どっちもBランク・モンスターだな」
「お兄様のおかげで強くなったもん! Bランク・モンスターなんかに負けられないよ!」
「とはいえ、相手の数は5,000です。しっかりした作戦が必要でしょう」
「主様、ご指示を」
「ああ! 俺にまかせてくれ!」
とはいえ、ここは慎重にいこう。
久しぶりのパーティー戦だからな!
「敵部隊の接近まで時間がない! 急いで準備するぞ! サミー! アンリ! トウナ! 全員さっきのドロップ・アイテム、プラチナメタル・ブレスレットを装備してくれ!」
「オッケー!」
「はい!」
「了解」
「これでバリアが得られる! だいたいの攻撃は無効化できるはずだ!」
言いながら、俺は頭を働かせる。
ブレスレットはあくまでも保険だ。
今の戦力で、戦術を組み立てるならば。
「シンプルに先手必勝で一網打尽だ! 戦闘が長引けば長引くほど、王国民の不安は増す。それなら一気にケリをつける! 今の俺たちならできる!」
そう。
無謀に思える戦術も、実行できる戦力があれば無謀ではなくなるのだ。
となれば!
「みんな! 手に入れたスキルポイントを使って、広範囲攻撃できる神聖魔法の取得をたのむ!」
「オッケー! って、わわっ! 魔法がぜんぶ覚えられちゃう! どれを選べばいいのか迷っちゃうー!」
「あなた様! 『一括取得』を使ってよろしいですか?」
「そのコマンドはダメだアンリ! メッチャ時間がかかるから、取得完了が接敵に間に合わないかもしれない! ちなみに俺だと10分かかった!」
「なるほど! さすがはあなた様です! それでは急いで選びますね!」
「主様は的確。タイム・ラグが出るとは気づかなかった」
「これでも経験者だからな!」
次に戦力を増やす!
召喚モンスターの出番だ!
「コール、ドラゴン・タイラント! コール、フェニックス!」
俺の号令で。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
「クオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!」
暴君龍と不死鳥が出現した!
「ウソ!? これってまさか、ドラゴン・タイラントとフェニックス!? お兄様、こんなモンスターまで仲間にしてるの! ビックリしちゃう!」
「伝説のSSSランク・モンスター。あなた様だからこそ、その力を扱えるのですね」
「主様の可能性は無限大」
「たまたまさ! たまたま運がよかっただけだよ!」
よし!
あとは支援スキルだな!
「『超高速詠唱』で、スキル使用スピードアップ!」
からの。
「『オーバー・ロール』で、支援スキルの効果をパーティー全体へ!」
からの。
「『フレイム・ウイングス』で、炎属性攻撃威力を超上昇!」
からの。
「『セイント・バラード』で、神聖属性攻撃威力を超上昇!」
からの。
「『グレート・スプレッド』で、攻撃範囲を超拡大!」
「おおーーーーー! お兄様の支援スキルで力がみなぎってくるーーー!」
「あたたかくて頼もしい力……これが、あなた様の支援なのですね!」
「すごい。勇者パーティーにいた頃とは、比べ物にならない力」
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
「クオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!」
3人と2体、支援は行き届いたな!
よし!
一気に行くぞ!
「まずは空中のレッサー・デーモン部隊を、召喚モンスターで叩く! 広範囲攻撃で速攻だ!」
「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
接近してくる空中部隊!
射程内に入った!
今だ!
「頼むぞドラゴン・タイラント! レッサー・デーモンの群れに灼熱の炎だ!」
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
ドラゴン・タイラントの口から、支援で強化された灼熱の炎が吐き出される!
ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「ウギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!
レッサー・デーモン1,000体が、一瞬で蒸発する!
「次だ! フェニックス! 残ったレッサー・デーモンの集団に聖なる炎を!」
「クオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!」
フェニックスの全身から、支援強化つきの光り輝く炎が放たれた!
ゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「ギョワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!
残りのレッサー・デーモン1,000体が、一撃で消滅した!
「空中部隊は片付いたな! あとは地上部隊のスカル・ナイトだ!」
「お兄様! あたしの準備はオッケーだよ!」
「地上の敵はおまかせください!」
「主様のお役に立ってみせる」
支援スキル『セイント・バラード』の効果で、3人の体からは輝くオーラがあふれている!
これならいける!
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
地上部隊が押し寄せてきた!
「ここだ! 頼むぞみんな!」
「うん! まずはあたしから! いっくぞおおおおおおお! セイクリッドォォォォ・サンライトォォォォォォォォ!」
サミーの体と『太陽のペンダント』から、オレンジ色の光が放出される!
カアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「ヌグガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!
1,000体のスカル・ナイトが、光に巻き込まれ消えていく!
「次はわたしです! はああああ! ジャスティス・ホーリーライト!」
アンリの体と『光のペンダント』からも、白い光がほとばしった!
パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「ゴゲガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!
1,000体のスカル・ナイトは、光とともに崩れた!
「最後は私。ディバイン・ムーンライト」
トウナの全身と『月のペンダント』から、金色の光が放たれる!
ブアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「ウガグアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!
残る1,000体のスカル・ナイトも、光を受けて消滅した!
「やったぁぁ! お兄様の支援スキルで全滅だぁぁぁ!」
「あなた様のお力のおかげで、地上部隊も撃破ですね!」
「主様感謝。これで終わり?」
「いや、まだだ!」
スカル・ナイトの群れが消し飛び、クリアになった前方にいたのは。
「まままままさか!? これはいったいどうしたことなのだぁぁぁぁぁ!?」
ひとりの顔色の悪い、やせ細った男だった。
もちろん気配は魔族のものだ。
「こいつが司令塔、ってわけか」
「なぜこの暗黒召喚士クラムが、人間ごときに追い込まれているのだ!? なぜ我の奇襲が読まれる!? なぜこれだけの大群が一瞬で倒される!? 5,000もの数を呼び寄せたのだぞ!? なぜ!? なぜ!? なぜええええええええぇぇぇぇぇ!?」
魔族はひとりで勝手に慌てふためいている。
敵を前にして棒立ち。
スキだらけにもほどがある。
「あんたの戦略よりも、こっちの戦術が上だった。それだけさ!」
俺はショート・ソードを抜き、魔族に突撃する!
感覚でわかった。
「力の差は圧倒的だ! これ以上支援スキルを使うまでもない! こいつは俺にまかせてくれ!」
ショート・ソードの一撃が、魔族をぶった斬る!
ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「うぎゃあああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
魔族の体は真っ二つとなり、あっけなく消滅していった。
「これにて決着! チームワークで完全勝利、ってとこだな!」
パーティー初陣、成果は文句なし!
「『ワンズ王国』防衛成功! 任務完了だ!」
5
お気に入りに追加
1,108
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる