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第2章
23話
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「待っていたぞ、人間ども」
扉の先には玉座に腰掛けた巨体の吸血鬼がいた。彼が立ち上がるとアレッシオは一歩前に出る。
「貴様がこの館の主か」
「そうだ。我がこの館の王、ジェスガー・ハスクマンである」
並外れた魔力量を放っているが不思議とヴァルドーやディレイザほどの魔力を感じなかった。
「ウェネステル皇国聖騎士第一隊隊長、アレッシオ・カローゼだ。人間を襲う卑しき魔物を討伐しに参った」
「お互いにつまらん話し合いをするつもりはないようだな。好きな時に好きなようにかかってこい」
攻め手を誘うような発言だが他の吸血鬼の存在や罠の気配はなさそうだった。部下を逃がすために一人残ったのだろうか。ならば時間稼ぎのために会話でもする方が良さそうだが、全員殺すつもりだから関係ないということか。
「皆、手筈通りいくぞ」
アレッシオはそれだけ言うと一人真正面から斬りかかった。ジェスガーは拳で受け止める。刃は僅かしか通っていない。そのまま押し潰そうとするのを後ろに跳んで回避する。
「そんなものか」
「王を相手に私一人で倒せると思ってはいない」
アレッシオが左手を挙げると、部屋中が明るくなる。ジェスガーの周囲を魔術師部隊が一分の隙なく取り囲んでいた。『光の布』を広範囲に応用したもので隠していたのだ。屋内外にあれだけの人数がいては魔力による感知も正確には測れない。
「光の壁全方位二重展開!」
薄く明るい二層の壁がジェスガーを囲う。しっかりと魔力が込められているため見た目に反して堅い。
「つまらん小細工を!」
内側から何度も殴るがびくともしない。実際にはダメージを手数による修復で間に合わせているのだ。二重にすることでそれを行いやすくしている。その間にアレッシオは剣に魔力付与の術を使い直していた。付与が終わったのか顔を上げる。そこへ大きな魔力が二つ入ってくる。
「終わったか」
「思ったより時間がかかりました」
「すまねえ、逃げられた」
カテリーナとシルヴィオが姿を表す。彼らの合流で兵士たちの士気が上がっていた。
「こいつが王か」
「二人ともまだ戦えるか?」
「問題ありません」
「よし、壁を解くぞ」
魔術師部隊が後退しながら壁を消す。前後からシルヴィオとカテリーナが順番に攻める。先程と同じく致命傷は与えられていないが少しずつだが消耗させているのは見て取れた。聖騎士長二人でのヒット&アウェイにジェスガーは苛立ちを隠せなくなっている。
隙が大きくなったところでアレッシオが飛び出す。手にする剣は眩しく光っていた。
早くも最終局面といった雰囲気の中でセレスタだけは全く違うことを考えていた。戦闘のレベルが低く見えるのだ。自分の体の急激な変化でそう見えるのだろうか。とはいえ、今戦っているのは純粋ではないが"光"の魔術師と吸血鬼の王なのだ。死闘にこのような感想を持つのは自身でも不愉快だが"面白くない"というのが今の気持ちに最も近いと言えた。
などと考えていると歓声が聞こえてきた。ジェスガーの首と胴が別れている。
「吸血鬼の王の首は討ち取った!」
その言葉でさらに歓声が大きくなる。
「セレスタ様!」
驚いて振り返るとヘルガとルゥが眉をひそめて立っていた。そして、さらに驚いたのがよく見知った吸血鬼の気配があったことだ。彼女は一瞬だけ姿を見せたと思ったら館の外へ出ていった。
「護衛振り切って先に進んで何かあったらどうするつもりだったんですか」
「……すみません」
「取り敢えず無事で良かったわ」
「急用が出来たのでここで失礼します。教皇陛下とマルツィアさんによろしくお伝えして下さい」
「え? ちょ、ちょっと!」
彼女らの制止を無視し、走って館を出た。身体能力の差から二人に追いつけるはずはなかった。先程現れた吸血鬼を追うように走る。
「やあ、元気そうで良かった。何日も戻ってこないから姫様が泣きそうだったよ」
「ラシェル、どうしてここに? リューはどうしてるか知ってる? ヴェスピレーネさんたちは?」
「順番に答えてあげるから落ち着いて。まず場所を移そう」
館の裏門の方ではマルツィア率いる第四隊が待機しているはず。ラシェルもその事は承知しているようで人気のない所に案内してくれた。
「簡単なお使いじゃないと絶対思ってたから、ボクはいざって時にサポートに行けるように独自に動かせてもらってた。勿論姫様は無事だよ。もう森からは抜けているはず」
それだけ聞ければ安心だった。セレスタは安堵のため息を漏らす。
「じゃあ次はこっちから質問。どうして皇国軍と行動しているんだい?」
図書館からここまでの経緯を簡潔に話す。ラシェルはやれやれという表情を隠しもしない。
「つまり姫様を置いてきぼりにして、"光"だとバレて、吸血鬼だとバレるリスクまで犯したと」
「……言い訳の余地もないです」
「まあいいや、次。ハスクマンは死んでないよ」
「やっぱりそうなんだ」
「まあ気付いたよね。本物はあんなものじゃない」
ラシェルは貴族に影武者でもさせていたのではないかと推測する。館の襲撃日も事前に把握していたというのだ。
「ならみんなで逃げればよかったんじゃ?」
「逃げるのもそう簡単じゃないんだよ。それにここで死んだと思わせておきたい理由でもあるんじゃないかな」
どういう意味だと踏み込んで聞いてみようと思ったが、他に聞くべきことと考えることが多くあるため、その疑問は頭の隅に追いやった。
「えーと、次なんだっけ。エールフロスの姉妹か。二人はこの戦いを見届けるとか言ってたね。どこで見てたかも知らないし、その後どうするかも聞いてないよ」
セレスタが口を開く前に手ぶりで静止される。
「二人とは合流しなくていいって。姫様は君を連れて、あっちはあっちの用事を済ませてそれぞれ帰還する手筈で動くって話してたよ」
誰もそこまでは言っていないが嘘をついているわけでもない。ラシェルは上手く曲解して伝えたのだ。
「分かったわ。まずはリューと合流しましょう」
リュシールがいるであろう森の外へと向かうこととなった。
扉の先には玉座に腰掛けた巨体の吸血鬼がいた。彼が立ち上がるとアレッシオは一歩前に出る。
「貴様がこの館の主か」
「そうだ。我がこの館の王、ジェスガー・ハスクマンである」
並外れた魔力量を放っているが不思議とヴァルドーやディレイザほどの魔力を感じなかった。
「ウェネステル皇国聖騎士第一隊隊長、アレッシオ・カローゼだ。人間を襲う卑しき魔物を討伐しに参った」
「お互いにつまらん話し合いをするつもりはないようだな。好きな時に好きなようにかかってこい」
攻め手を誘うような発言だが他の吸血鬼の存在や罠の気配はなさそうだった。部下を逃がすために一人残ったのだろうか。ならば時間稼ぎのために会話でもする方が良さそうだが、全員殺すつもりだから関係ないということか。
「皆、手筈通りいくぞ」
アレッシオはそれだけ言うと一人真正面から斬りかかった。ジェスガーは拳で受け止める。刃は僅かしか通っていない。そのまま押し潰そうとするのを後ろに跳んで回避する。
「そんなものか」
「王を相手に私一人で倒せると思ってはいない」
アレッシオが左手を挙げると、部屋中が明るくなる。ジェスガーの周囲を魔術師部隊が一分の隙なく取り囲んでいた。『光の布』を広範囲に応用したもので隠していたのだ。屋内外にあれだけの人数がいては魔力による感知も正確には測れない。
「光の壁全方位二重展開!」
薄く明るい二層の壁がジェスガーを囲う。しっかりと魔力が込められているため見た目に反して堅い。
「つまらん小細工を!」
内側から何度も殴るがびくともしない。実際にはダメージを手数による修復で間に合わせているのだ。二重にすることでそれを行いやすくしている。その間にアレッシオは剣に魔力付与の術を使い直していた。付与が終わったのか顔を上げる。そこへ大きな魔力が二つ入ってくる。
「終わったか」
「思ったより時間がかかりました」
「すまねえ、逃げられた」
カテリーナとシルヴィオが姿を表す。彼らの合流で兵士たちの士気が上がっていた。
「こいつが王か」
「二人ともまだ戦えるか?」
「問題ありません」
「よし、壁を解くぞ」
魔術師部隊が後退しながら壁を消す。前後からシルヴィオとカテリーナが順番に攻める。先程と同じく致命傷は与えられていないが少しずつだが消耗させているのは見て取れた。聖騎士長二人でのヒット&アウェイにジェスガーは苛立ちを隠せなくなっている。
隙が大きくなったところでアレッシオが飛び出す。手にする剣は眩しく光っていた。
早くも最終局面といった雰囲気の中でセレスタだけは全く違うことを考えていた。戦闘のレベルが低く見えるのだ。自分の体の急激な変化でそう見えるのだろうか。とはいえ、今戦っているのは純粋ではないが"光"の魔術師と吸血鬼の王なのだ。死闘にこのような感想を持つのは自身でも不愉快だが"面白くない"というのが今の気持ちに最も近いと言えた。
などと考えていると歓声が聞こえてきた。ジェスガーの首と胴が別れている。
「吸血鬼の王の首は討ち取った!」
その言葉でさらに歓声が大きくなる。
「セレスタ様!」
驚いて振り返るとヘルガとルゥが眉をひそめて立っていた。そして、さらに驚いたのがよく見知った吸血鬼の気配があったことだ。彼女は一瞬だけ姿を見せたと思ったら館の外へ出ていった。
「護衛振り切って先に進んで何かあったらどうするつもりだったんですか」
「……すみません」
「取り敢えず無事で良かったわ」
「急用が出来たのでここで失礼します。教皇陛下とマルツィアさんによろしくお伝えして下さい」
「え? ちょ、ちょっと!」
彼女らの制止を無視し、走って館を出た。身体能力の差から二人に追いつけるはずはなかった。先程現れた吸血鬼を追うように走る。
「やあ、元気そうで良かった。何日も戻ってこないから姫様が泣きそうだったよ」
「ラシェル、どうしてここに? リューはどうしてるか知ってる? ヴェスピレーネさんたちは?」
「順番に答えてあげるから落ち着いて。まず場所を移そう」
館の裏門の方ではマルツィア率いる第四隊が待機しているはず。ラシェルもその事は承知しているようで人気のない所に案内してくれた。
「簡単なお使いじゃないと絶対思ってたから、ボクはいざって時にサポートに行けるように独自に動かせてもらってた。勿論姫様は無事だよ。もう森からは抜けているはず」
それだけ聞ければ安心だった。セレスタは安堵のため息を漏らす。
「じゃあ次はこっちから質問。どうして皇国軍と行動しているんだい?」
図書館からここまでの経緯を簡潔に話す。ラシェルはやれやれという表情を隠しもしない。
「つまり姫様を置いてきぼりにして、"光"だとバレて、吸血鬼だとバレるリスクまで犯したと」
「……言い訳の余地もないです」
「まあいいや、次。ハスクマンは死んでないよ」
「やっぱりそうなんだ」
「まあ気付いたよね。本物はあんなものじゃない」
ラシェルは貴族に影武者でもさせていたのではないかと推測する。館の襲撃日も事前に把握していたというのだ。
「ならみんなで逃げればよかったんじゃ?」
「逃げるのもそう簡単じゃないんだよ。それにここで死んだと思わせておきたい理由でもあるんじゃないかな」
どういう意味だと踏み込んで聞いてみようと思ったが、他に聞くべきことと考えることが多くあるため、その疑問は頭の隅に追いやった。
「えーと、次なんだっけ。エールフロスの姉妹か。二人はこの戦いを見届けるとか言ってたね。どこで見てたかも知らないし、その後どうするかも聞いてないよ」
セレスタが口を開く前に手ぶりで静止される。
「二人とは合流しなくていいって。姫様は君を連れて、あっちはあっちの用事を済ませてそれぞれ帰還する手筈で動くって話してたよ」
誰もそこまでは言っていないが嘘をついているわけでもない。ラシェルは上手く曲解して伝えたのだ。
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