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我が上の星は見えずとも
運命の女神
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北極星。
誰でも知っているその星。
古くから人々に利用され、神格化すらされてきた星。
だがコイツは大変、曲者だ。
何しろ「北極星」と一言で言っても、それは固定された1つの星を指す訳ではない。
実は「北極星」は交代制だ。
古代から動かない星として方角を知る為に重要な役割を果たしてきたその星は、1000年、2000年と長い目で見れば同じ星を指している訳ではない。
ピラミッドが作られた時の「北極星」は、今とは別の暗い星だった事が知られている。
現在の北極星は、こぐま座にある「ポラリス」。
この星がまた謎の多い星だ。
現代科学においても「知れば知るほど理解できない星」とされている。
いくら交代制の北極星とはいえ西暦500年頃からは北極星はポラリスだったというのに、世の中で最もポピュラーな星の一つである北極星であるポラリスは、未だに正式な質量が判明していない。
計算方法によって違う数値になり、今現在の時点ではその数値を待ち引き出す方法や用いた数値におかしな点が見当たらないのだ。
そもそも「ポラリス」は「連星」だ。
複数の恒星が互いの重心の周りを軌道運動している星のことだ。
二人の子供が手をつなぎ合ってお互いの中心を軸に、くるくる回って遊んでいる様子を想像して貰えればわかり易いだろう。
それを一つの星と見て私達は「ポラリス」と呼んでいる。
ちなみにポラリスは三連星。
質量の他にも連星である恒星の年齢がほぼ同じだったりと、専門的に突っ込んでいけば行くほどポラリスは謎めいていく。
謎が謎を呼んで行く星。
それが「ポラリス」だ。
最もメジャーな星でありながら、ミステリアスな道標。
何を隠そう、星を旅する私達兄弟のあてどない旅も、その星に導かれている。
【我が上の星は見えずとも~星を旅するある兄弟の話】
「……なぁ、医者としての意見が聞きたいんだけど。」
「何だよ。」
「……一目惚れって、どういう脳障害なんだ??」
唐突にそういった兄。
私は呆然と立ち尽くすその姿をちらりと見た後、その視線の先に目をやり、はぁとため息をついた。
よりによって……。
私はこれから起こるだろう未来を想像して頭が痛かった。
「……脳科学は専門外だ。ただ言えんのは……それを治す薬はないって事だけだな。」
しかし兄は私の答えなど必要としていなかった。
ただただ呆然とその人を見つめていた。
人が恋に落ちるのには、0.2秒しか必要ない。
だがその0.2秒は、長い人生の中でもとても濃密な時間だろう。
グラノーラにスプーンを突っ込んだままぼーっとしている兄にため息をつく。
いつものように一瞬たりとも目が話せない子供同然の忙しなさも面倒ではあるが、こうも制止状態が続かれるとそれはそれで手が掛かって面倒臭い。
「……おい、いつまでそうしてんだ。バカ兄貴。食わずに出勤すんのは構わないが、今日は体力測定だろうが。」
「はっ!!」
「俺は別に船に乗る気はないから結果がどうだろうと関係ないが、あんたは違うだろ?」
私の言葉に、兄は突然スイッチが入ったオモチャみたいにテーブルの上の物を片っ端から口に詰め込んでいく。
どうやらまだこの正気の沙汰じゃない計画の搭乗員になる事を諦めていないらしい。
宇宙の果てをこの目で見たい。
兄は子供の時、私にそう言った。
安物の望遠鏡で星々を眺め、延々とそれらについて兄は語っていた。
そんな兄に無理矢理付き合わされながら、当時から私は、この男には地球すら狭すぎるんだろうなと思っていた。
そして案の定、兄は地球を飛び出して行った。
何度となく宇宙船に乗り、1年の半分以上、いや殆どの時間を宇宙で過ごしていると言っても過言ではない。
かくいう私も、幼い時同様そんな兄に引っ張られて連れ回される形で地球を離れる経験を積まされた。
ただ兄と私が違うのは、兄はどこまでもどこまでも、その先を目指していると言う事だ。
私はと言えばあまり動き回る事は好まず、できればどこかに腰を据えじっとしていたい。
じっとしている場所に特にこだわりはなく、地球でなくともいい。
月の試験都市や点在する宇宙ステーションの在住医でも構わなかったが、とにかく兄のようにアグレッシブに動き回るのではなく、どこかに拠点が定まりどっしりと構えて過ごしたいタイプだった。
だというのに、兄はどんどん動き回るその先に何故か私を引っ張り込もうとする。
1度目の宇宙ステーションの長期滞在を終えて帰ってくると、次は私も行くのだと勝手に推薦書を上部に提出していた。
そうやっていつの間にかこの有様だ。
私としてはいい迷惑だが、この破天荒な野生児を制御できる人間も少ないのか、はたまた宇宙飛行士として絶大な人気を誇るスターのご機嫌取りか、なんだかんだで巻き込まれてきた。
別に宇宙が嫌いな訳でもないし研究者としてそこに興味がない訳でもないので、流れに任せて付き合ってきた。
「……とはいえ、この計画の搭乗員にバカ兄貴が選ばれればそれも終わりだ。」
慌ただしく食事を済ませ、洗面所に向かう兄を見送り、そう呟いた。
無限有人飛行計画。
無人機がいくつも宇宙の果てを目指しているが、有人の場合どこまで行く事が可能かを調べる為の計画。
技術面、そして人の肉体面・精神面的にどの程度耐えられ、どこまで行く事が可能なのかを調べるのだ。
色々それらしい御大層な目的が公に並べられているが、おそらく有事の際、地球を脱出して宇宙空間を長期航海する事を想定した実験なのだと私は思っている。
だから私はこの狂気じみた計画にを聞いた時ドン引きした。
けれど兄は待ってましたとばかりに飛びついた。
そりゃそうだ。
兄の夢は、宇宙の果てをその目で見る事なのだから。
死への片道切符のような計画に自ら志願するような気狂いなど、そうそういる訳がないと普通の人は思うだろう。
だが、こう言う事に関わってきた人間は、半数以上が兄のような狂人だ。
そんな気の狂った連中が競い合い、飛び抜けて輝く奇人変人を選びぬくのがこの計画の搭乗員選抜だ。
そしてその中に紅一点。
一人の女性が名乗りを上げていた。
「北辰の戦女神」。
彼女を表すその異名は、あまり周りに関心がない私でも知っていた。
私と同じく医師であり研究者なのだが、すでに地球人というより宇宙人と言われていた。
最北部の宇宙ステーションに永住権を持っている変わり者。
この道の際立った狂人の名を上げ始めると、兄同様、必ず名の上がる人だった。
けれど彼女は殆ど北の宇宙ステーションにいたので、直接顔を合わせるのは私も兄も初めてだった。
すでに宇宙人と呼ばれる人だけあって、北辰の戦女神は兄と同じく、この最果てを目指す旅の搭乗員に志願していた。
流石にコールドスリープを用いて宇宙の果てを目指す旅となると、女性の場合、子供を産む事を諦めざるおえなくなる為、搭乗員志望の女性は彼女以外いなかった。
何しろ何度もコールドスリープを用いて宇宙の果てを目指す旅だ。
途中で船に何かあればそれは即、死を意味する。
帰ってこれる確率は限りなく低い。
最果てという名の地獄への片道切符。
おまけにもしも幸運に恵まれて地球に帰還できたとしても、何度もコールドスリープを行う関係上、地球の時間から大きく外れてしまう事になる。
つまり、帰ってこれたとしても浦島太郎状態なのだ。
家族や知っている人はすでに地球にはおらず、唐突に未来に降り立つ事になる。
「……そんな旅に志願するとか……マジでイカれてやがる……。」
体力測定の様子を眺めながら私は呟いた。
一応、計画に選ばれた研究者や技術者全員が体力測定及び訓練を受けるので私もそれを行ったのだが、搭乗員志望ではないのでデータが取れた当たりでそれとなくリタイアしたのだが……。
「……どっちが勝つと思う?スバル?」
ベンチの横に座っていたヘレナが汗を拭きながら苦笑して聞いてきた。
私はそれに肩をすくめて見せる。
皆が苦笑して見つめる先。
兄と北辰の戦女神が一進一退で競い合っていた。
誰でも知っているその星。
古くから人々に利用され、神格化すらされてきた星。
だがコイツは大変、曲者だ。
何しろ「北極星」と一言で言っても、それは固定された1つの星を指す訳ではない。
実は「北極星」は交代制だ。
古代から動かない星として方角を知る為に重要な役割を果たしてきたその星は、1000年、2000年と長い目で見れば同じ星を指している訳ではない。
ピラミッドが作られた時の「北極星」は、今とは別の暗い星だった事が知られている。
現在の北極星は、こぐま座にある「ポラリス」。
この星がまた謎の多い星だ。
現代科学においても「知れば知るほど理解できない星」とされている。
いくら交代制の北極星とはいえ西暦500年頃からは北極星はポラリスだったというのに、世の中で最もポピュラーな星の一つである北極星であるポラリスは、未だに正式な質量が判明していない。
計算方法によって違う数値になり、今現在の時点ではその数値を待ち引き出す方法や用いた数値におかしな点が見当たらないのだ。
そもそも「ポラリス」は「連星」だ。
複数の恒星が互いの重心の周りを軌道運動している星のことだ。
二人の子供が手をつなぎ合ってお互いの中心を軸に、くるくる回って遊んでいる様子を想像して貰えればわかり易いだろう。
それを一つの星と見て私達は「ポラリス」と呼んでいる。
ちなみにポラリスは三連星。
質量の他にも連星である恒星の年齢がほぼ同じだったりと、専門的に突っ込んでいけば行くほどポラリスは謎めいていく。
謎が謎を呼んで行く星。
それが「ポラリス」だ。
最もメジャーな星でありながら、ミステリアスな道標。
何を隠そう、星を旅する私達兄弟のあてどない旅も、その星に導かれている。
【我が上の星は見えずとも~星を旅するある兄弟の話】
「……なぁ、医者としての意見が聞きたいんだけど。」
「何だよ。」
「……一目惚れって、どういう脳障害なんだ??」
唐突にそういった兄。
私は呆然と立ち尽くすその姿をちらりと見た後、その視線の先に目をやり、はぁとため息をついた。
よりによって……。
私はこれから起こるだろう未来を想像して頭が痛かった。
「……脳科学は専門外だ。ただ言えんのは……それを治す薬はないって事だけだな。」
しかし兄は私の答えなど必要としていなかった。
ただただ呆然とその人を見つめていた。
人が恋に落ちるのには、0.2秒しか必要ない。
だがその0.2秒は、長い人生の中でもとても濃密な時間だろう。
グラノーラにスプーンを突っ込んだままぼーっとしている兄にため息をつく。
いつものように一瞬たりとも目が話せない子供同然の忙しなさも面倒ではあるが、こうも制止状態が続かれるとそれはそれで手が掛かって面倒臭い。
「……おい、いつまでそうしてんだ。バカ兄貴。食わずに出勤すんのは構わないが、今日は体力測定だろうが。」
「はっ!!」
「俺は別に船に乗る気はないから結果がどうだろうと関係ないが、あんたは違うだろ?」
私の言葉に、兄は突然スイッチが入ったオモチャみたいにテーブルの上の物を片っ端から口に詰め込んでいく。
どうやらまだこの正気の沙汰じゃない計画の搭乗員になる事を諦めていないらしい。
宇宙の果てをこの目で見たい。
兄は子供の時、私にそう言った。
安物の望遠鏡で星々を眺め、延々とそれらについて兄は語っていた。
そんな兄に無理矢理付き合わされながら、当時から私は、この男には地球すら狭すぎるんだろうなと思っていた。
そして案の定、兄は地球を飛び出して行った。
何度となく宇宙船に乗り、1年の半分以上、いや殆どの時間を宇宙で過ごしていると言っても過言ではない。
かくいう私も、幼い時同様そんな兄に引っ張られて連れ回される形で地球を離れる経験を積まされた。
ただ兄と私が違うのは、兄はどこまでもどこまでも、その先を目指していると言う事だ。
私はと言えばあまり動き回る事は好まず、できればどこかに腰を据えじっとしていたい。
じっとしている場所に特にこだわりはなく、地球でなくともいい。
月の試験都市や点在する宇宙ステーションの在住医でも構わなかったが、とにかく兄のようにアグレッシブに動き回るのではなく、どこかに拠点が定まりどっしりと構えて過ごしたいタイプだった。
だというのに、兄はどんどん動き回るその先に何故か私を引っ張り込もうとする。
1度目の宇宙ステーションの長期滞在を終えて帰ってくると、次は私も行くのだと勝手に推薦書を上部に提出していた。
そうやっていつの間にかこの有様だ。
私としてはいい迷惑だが、この破天荒な野生児を制御できる人間も少ないのか、はたまた宇宙飛行士として絶大な人気を誇るスターのご機嫌取りか、なんだかんだで巻き込まれてきた。
別に宇宙が嫌いな訳でもないし研究者としてそこに興味がない訳でもないので、流れに任せて付き合ってきた。
「……とはいえ、この計画の搭乗員にバカ兄貴が選ばれればそれも終わりだ。」
慌ただしく食事を済ませ、洗面所に向かう兄を見送り、そう呟いた。
無限有人飛行計画。
無人機がいくつも宇宙の果てを目指しているが、有人の場合どこまで行く事が可能かを調べる為の計画。
技術面、そして人の肉体面・精神面的にどの程度耐えられ、どこまで行く事が可能なのかを調べるのだ。
色々それらしい御大層な目的が公に並べられているが、おそらく有事の際、地球を脱出して宇宙空間を長期航海する事を想定した実験なのだと私は思っている。
だから私はこの狂気じみた計画にを聞いた時ドン引きした。
けれど兄は待ってましたとばかりに飛びついた。
そりゃそうだ。
兄の夢は、宇宙の果てをその目で見る事なのだから。
死への片道切符のような計画に自ら志願するような気狂いなど、そうそういる訳がないと普通の人は思うだろう。
だが、こう言う事に関わってきた人間は、半数以上が兄のような狂人だ。
そんな気の狂った連中が競い合い、飛び抜けて輝く奇人変人を選びぬくのがこの計画の搭乗員選抜だ。
そしてその中に紅一点。
一人の女性が名乗りを上げていた。
「北辰の戦女神」。
彼女を表すその異名は、あまり周りに関心がない私でも知っていた。
私と同じく医師であり研究者なのだが、すでに地球人というより宇宙人と言われていた。
最北部の宇宙ステーションに永住権を持っている変わり者。
この道の際立った狂人の名を上げ始めると、兄同様、必ず名の上がる人だった。
けれど彼女は殆ど北の宇宙ステーションにいたので、直接顔を合わせるのは私も兄も初めてだった。
すでに宇宙人と呼ばれる人だけあって、北辰の戦女神は兄と同じく、この最果てを目指す旅の搭乗員に志願していた。
流石にコールドスリープを用いて宇宙の果てを目指す旅となると、女性の場合、子供を産む事を諦めざるおえなくなる為、搭乗員志望の女性は彼女以外いなかった。
何しろ何度もコールドスリープを用いて宇宙の果てを目指す旅だ。
途中で船に何かあればそれは即、死を意味する。
帰ってこれる確率は限りなく低い。
最果てという名の地獄への片道切符。
おまけにもしも幸運に恵まれて地球に帰還できたとしても、何度もコールドスリープを行う関係上、地球の時間から大きく外れてしまう事になる。
つまり、帰ってこれたとしても浦島太郎状態なのだ。
家族や知っている人はすでに地球にはおらず、唐突に未来に降り立つ事になる。
「……そんな旅に志願するとか……マジでイカれてやがる……。」
体力測定の様子を眺めながら私は呟いた。
一応、計画に選ばれた研究者や技術者全員が体力測定及び訓練を受けるので私もそれを行ったのだが、搭乗員志望ではないのでデータが取れた当たりでそれとなくリタイアしたのだが……。
「……どっちが勝つと思う?スバル?」
ベンチの横に座っていたヘレナが汗を拭きながら苦笑して聞いてきた。
私はそれに肩をすくめて見せる。
皆が苦笑して見つめる先。
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