あいつを呼べ!

「今すぐアイツを呼べ!」
 秘書室に隣接する扉が開けられ、突然そう命じられた新人秘書の森坊丸と力丸。
「申し訳ありません。アイツとは一体、どなたのことでしょうか?」
 決死の覚悟で、そう聞き直してみたが、返ってきた言葉は、全くもって答えになっていなかった。
「アイツだ。アイツ。いつもの奴を呼べ」
「はぁ……ですから……一体どなたを?」
 途方に暮れる坊丸と力丸。
 それでもやるしかないと、新人秘書二人は奮闘する。

 果たして二人は、アイツを呼ぶ事ができるのか?
 新人秘書二人が織りなすドタバタ痛快コメディ。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,406 位 / 194,406件 ライト文芸 7,734 位 / 7,734件

あなたにおすすめの小説

スターチスを届けて

田古みゆう
ライト文芸
あなたは、願いを叶えてくれますか? 中学2年の成瀬浩志が出会ったちょっと変わった一人の少女。 その子の願いを叶えるために、浩志とクラスメイトの河合優は、悪戦苦闘の日々を送る。 少女の願いが叶う時、浩志と優の心の中には、次世代へと繋がる温かな光が宿る。

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

悪役令息の伴侶(予定)に転生しました

  *  
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、自らを反省しました。BLゲームの世界で推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)

教室のともだち

鹿野 秋乃
青春
 忘れ物を取りに教室に戻ると、クラスメイトが一人、残っていた。放課後。机一つ空けた距離。それはきっと未来で、穏やかな思い出になる時間。

【声劇台本】だから、お前はダメなんだ!

でんでろ3
ライト文芸
職員室で浮きまくってるE崎先生が、生徒たちのために、いろいろと奔走するコメディ声劇台本。 ちなみに、「だから、お前はダメなんだ」というのは、E崎先生がまわりの先生たちから言われている言葉であって、決して、生徒たちのことではありません。

翠碧色の虹

T.MONDEN
ライト文芸
虹は七色だと思っていた・・・不思議な少女に出逢うまでは・・・  ---あらすじ--- 虹の撮影に興味を持った主人公は、不思議な虹がよく現れる街の事を知り、撮影旅行に出かける。その街で、今までに見た事も無い不思議な「ふたつの虹」を持つ少女と出逢い、旅行の目的が大きく変わってゆく事に・・・。 虹は、どんな色に見えますか? 今までに無い特徴を持つ少女と、心揺られるほのぼの恋物語。 ---------- ↓「翠碧色の虹」登場人物紹介動画です☆ https://youtu.be/GYsJxMBn36w ↓小説本編紹介動画です♪ https://youtu.be/0WKqkkbhVN4 ↓原作者のWebサイト WebSite : ななついろひととき http://nanatsuiro.my.coocan.jp/ ご注意/ご留意事項 この物語は、フィクション(作り話)となります。 世界、舞台、登場する人物(キャラクター)、組織、団体、地域は全て架空となります。 実在するものとは一切関係ございません。 本小説に、実在する商標や物と同名の商標や物が登場した場合、そのオリジナルの商標は、各社、各権利者様の商標、または登録商標となります。作中内の商標や物とは、一切関係ございません。 本小説で登場する人物(キャラクター)の台詞に関しては、それぞれの人物(キャラクター)の個人的な心境を表しているに過ぎず、実在する事柄に対して宛てたものではございません。また、洒落や冗談へのご理解を頂けますよう、お願いいたします。 本小説の著作権は当方「T.MONDEN」にあります。事前に権利者の許可無く、複製、転載、放送、配信を行わないよう、お願い申し上げます。 本小説は、下記小説投稿サイト様にて重複投稿(マルチ投稿)を行っております。 pixiv 様 小説投稿サイト「カクヨム」 様 小説家になろう 様 星空文庫 様 エブリスタ 様 暁~小説投稿サイト~ 様 その他、サイト様(下記URLに記載) http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_frma_a.htm 十分ご注意/ご留意願います。

【完結】喫茶店【カモミール】〜幽霊専門の喫茶店に居候する事になりました~

佐倉穂波
ライト文芸
 アパートの上の階が火事になったことで、改修のためアパートを退居しなくてはいけなくなった鈴音は、失踪した父親の残したメモに書かれていた場所を頼ることにした。  しかし、たどり着いたその喫茶店は、普通の喫茶店ではなかった。  店のコンセプトは“癒やし”。  その対象は幽霊だった。  これは居候兼アルバイトとして【カモミール】で働く事になった霊感少女と幽霊との物語。 〔登場人物〕 ●天宮鈴音:主人公 15才  ●倉橋晴香:喫茶店【カモミール】の店長代理 ……………… 21話で一旦完結。 心温まる系の物語を目指して書きました。

啄木の詩

不来方久遠
ライト文芸
 啄木こと石川一は、情熱の詩人として26才で、その波乱な全生涯を閉じました。  これは、啄木が23才の頃(最後の上京を試みた時)を題材にした物語となります。