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鬼嫁、家を買う?
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白い結婚の申請まであと半年…。
見た目小娘、中身はアラフォーおばちゃんのエレノアです。
ロジャース伯爵家を出て行った後に住むためのマイホームが欲しい私は、中古物件や土地を探しに不動産屋に来ている。
私の名前で物件探しをすると、離縁だとか別居だとか、色々な噂になってしまいそう…。
それに伯爵様や第二夫人のアブスに知られたら、何を言われるか分からない…。
だから物件探しの時には義弟のギルに一緒に来てもらって、表向きはベネット家の別邸を探しているように見せている。
「義姉さん、無理に家なんて買う必要なんて無いと思うけど。
義父上も義母上も、義姉さんに戻って来て欲しいって言ってたし、私も義姉さんに帰って来て欲しいって思っているよ。」
今日もギルは優しいわ。
結婚する前の辛口のギルはどこに行ってしまったのかねぇ…。
でもね、義姉さんはいつまでも優しい義弟に甘えてばかりではいけないことは知っているのよ。
「ありがとう。ギルが優しいから、義姉さんは本当に嬉しい…。
だけど、出戻りの小姑がいる邸にギルのお嫁さんは住みたいと思うかしら?私はギルの幸せを邪魔したくないのよ。」
アラフォーおばちゃんの記憶がある私としては、出戻りの小姑が嫁にとっては最大の脅威になることは理解しているの。
特にうちの両親は私に激甘だ。娘に激甘な義両親なんて、嫁から見たら厄介以外の何でもないだろうからね。
だから私は実家には戻らない方がいいに決まっている。
でも…、何かあれば頼ってしまうことはあるから、実家からあまり遠くない所に住みたいかな?
自分に甘いおばちゃんでごめんなさい。
「義姉さん。まだ私の相手がいないのに、そんなこと心配しなくていいよ。私は義姉さんと仲良く出来ない人とは絶対に結婚するつもりはないし。」
えぇー?ギルはシスコンになってしまったの?
義姉としては、そんな風に言ってくれる義弟は可愛いと思うし、正直嬉しい。
しかし…、
中身アラフォーおばちゃんとしては、シスコンは嫁にバカにされるから絶対ダメ。
義両親や義姉と揉めている嫁を助けてあげられる夫にならないとダメなのよ。
「ギル。貴方は自分の思う人と結婚しなさいね。ギルなら、人を見る目があると思うから何の心配もいらないと思うの。
ギルとお嫁さんの幸せの邪魔はしたくないから、私は自分の家を買うわ!それに私は、自分の家が欲しかったから今まで仕事を頑張ってきたのよ。」
「そこまで自分の家が欲しいのなら反対はしないけど、実家にはいつでも帰って来ていいんだし、義父上も義母上も、義姉さんが帰って来るのを楽しみに待っていることは忘れないで。」
「うん!ありがとう。」
実家のベネット家のタウンハウスから馬車で10分くらいの場所に、売りに出ていた中古の別荘が気に入った私。
街中で便がいいし、そこまで古くもない。大き過ぎず、管理しやすそうだわ。
少しだけ自分好みにリフォームすればいい感じになると思う。
場所がいいからお値段が少し高いけど、この別荘気に入ったわね…。
不動産屋に値段の交渉をしようとしたら、ギルからストップがかかる。
「義姉さん。ここが気に入ったのは分かったけど、値段交渉は私と義父上がやるから。」
確かに見た目小娘の私では不動産屋にふっかけられそうだわ。
仕事で物件を買う時は、頭が切れる秘書官達がいたから何とかやってきたけど、今は私とギルしかいないもんね。
ここは優秀な義弟と金儲けの達人である父にお願いした方が良さそうね…。
結局は実家の力に頼るしかないんだなぁ。
ギルは不動産屋に、この物件の購入を前向きに検討したいから、後日ベネット家で値段交渉の話し合いをしたいと言ってくれた。
しかし、私はギルとお父様を舐めていた。
私は仕事が忙しくて、値段交渉の場に行けなかったので、後日、いくらで売ってくれることになったのかを聞きに実家に行ったら、笑顔のお父様からあの物件の権利書を渡されてしまったのだ。
「お父様、これは…?」
「思ったより安かったから、買ってしまったよ。」
そうだった…。うちの両親は、あんな貧乏伯爵家に王族に嫁げるくらいの持参金をポンっと払ってしまうような親だったわ。
「お父様…。私はこれ以上、お父様とお母様に迷惑をかけたくなかったので、自分のお金で買うつもりでいました。
おいくらでしたか?支払います。」
「エレノア。娘にお金を使うのは私の生き甲斐だ…。」
その言葉、前世の日本で言われたかったわよ…
「しかし私は……」
「義姉さん!義父上が喜んで支払っていたんだ。
それも親孝行だよ!」
金持ちの親に金を使わせることがこの家の親孝行って…。
どうする私…?
『いいから甘えちゃいなよ。お父さんは娘に頼られて喜んでいるんだからいいじゃん!』
『どうせ死んだらお金は使えないんだし、あの世にお金は持っていけないんだから問題ないって!』
『金持ちが金を使わないと、経済は回らないんだから問題ない。』
『お金なら有り余っているんだから、大丈夫だよ。』
『義弟に嫁が来たら遺産で揉めるかもしれない。今のうちに金を巻き上げておきな!』
『遺産は多い程揉めるんだから、元気なうちに使っちゃえー!』
私の心の中には、悪魔が数人存在していたようだ…
「お父様、ありがとうございます。
でも、リフォーム代は自分で何とかしますから。
リフォームが済んだから、家族みんなを招待しますから、楽しみにしていて下さいね!」
「エレノアが喜んでくれて嬉しいな!
みんなで邸に遊びに行くのが今から楽しみだ。
そういえば…、家具やカーテン、カーペットなどのインテリアはお母様がお金を出すって言っていたからな。」
結局は両親がお金を出すってことなのね…。
見た目小娘、中身はアラフォーおばちゃんのエレノアです。
ロジャース伯爵家を出て行った後に住むためのマイホームが欲しい私は、中古物件や土地を探しに不動産屋に来ている。
私の名前で物件探しをすると、離縁だとか別居だとか、色々な噂になってしまいそう…。
それに伯爵様や第二夫人のアブスに知られたら、何を言われるか分からない…。
だから物件探しの時には義弟のギルに一緒に来てもらって、表向きはベネット家の別邸を探しているように見せている。
「義姉さん、無理に家なんて買う必要なんて無いと思うけど。
義父上も義母上も、義姉さんに戻って来て欲しいって言ってたし、私も義姉さんに帰って来て欲しいって思っているよ。」
今日もギルは優しいわ。
結婚する前の辛口のギルはどこに行ってしまったのかねぇ…。
でもね、義姉さんはいつまでも優しい義弟に甘えてばかりではいけないことは知っているのよ。
「ありがとう。ギルが優しいから、義姉さんは本当に嬉しい…。
だけど、出戻りの小姑がいる邸にギルのお嫁さんは住みたいと思うかしら?私はギルの幸せを邪魔したくないのよ。」
アラフォーおばちゃんの記憶がある私としては、出戻りの小姑が嫁にとっては最大の脅威になることは理解しているの。
特にうちの両親は私に激甘だ。娘に激甘な義両親なんて、嫁から見たら厄介以外の何でもないだろうからね。
だから私は実家には戻らない方がいいに決まっている。
でも…、何かあれば頼ってしまうことはあるから、実家からあまり遠くない所に住みたいかな?
自分に甘いおばちゃんでごめんなさい。
「義姉さん。まだ私の相手がいないのに、そんなこと心配しなくていいよ。私は義姉さんと仲良く出来ない人とは絶対に結婚するつもりはないし。」
えぇー?ギルはシスコンになってしまったの?
義姉としては、そんな風に言ってくれる義弟は可愛いと思うし、正直嬉しい。
しかし…、
中身アラフォーおばちゃんとしては、シスコンは嫁にバカにされるから絶対ダメ。
義両親や義姉と揉めている嫁を助けてあげられる夫にならないとダメなのよ。
「ギル。貴方は自分の思う人と結婚しなさいね。ギルなら、人を見る目があると思うから何の心配もいらないと思うの。
ギルとお嫁さんの幸せの邪魔はしたくないから、私は自分の家を買うわ!それに私は、自分の家が欲しかったから今まで仕事を頑張ってきたのよ。」
「そこまで自分の家が欲しいのなら反対はしないけど、実家にはいつでも帰って来ていいんだし、義父上も義母上も、義姉さんが帰って来るのを楽しみに待っていることは忘れないで。」
「うん!ありがとう。」
実家のベネット家のタウンハウスから馬車で10分くらいの場所に、売りに出ていた中古の別荘が気に入った私。
街中で便がいいし、そこまで古くもない。大き過ぎず、管理しやすそうだわ。
少しだけ自分好みにリフォームすればいい感じになると思う。
場所がいいからお値段が少し高いけど、この別荘気に入ったわね…。
不動産屋に値段の交渉をしようとしたら、ギルからストップがかかる。
「義姉さん。ここが気に入ったのは分かったけど、値段交渉は私と義父上がやるから。」
確かに見た目小娘の私では不動産屋にふっかけられそうだわ。
仕事で物件を買う時は、頭が切れる秘書官達がいたから何とかやってきたけど、今は私とギルしかいないもんね。
ここは優秀な義弟と金儲けの達人である父にお願いした方が良さそうね…。
結局は実家の力に頼るしかないんだなぁ。
ギルは不動産屋に、この物件の購入を前向きに検討したいから、後日ベネット家で値段交渉の話し合いをしたいと言ってくれた。
しかし、私はギルとお父様を舐めていた。
私は仕事が忙しくて、値段交渉の場に行けなかったので、後日、いくらで売ってくれることになったのかを聞きに実家に行ったら、笑顔のお父様からあの物件の権利書を渡されてしまったのだ。
「お父様、これは…?」
「思ったより安かったから、買ってしまったよ。」
そうだった…。うちの両親は、あんな貧乏伯爵家に王族に嫁げるくらいの持参金をポンっと払ってしまうような親だったわ。
「お父様…。私はこれ以上、お父様とお母様に迷惑をかけたくなかったので、自分のお金で買うつもりでいました。
おいくらでしたか?支払います。」
「エレノア。娘にお金を使うのは私の生き甲斐だ…。」
その言葉、前世の日本で言われたかったわよ…
「しかし私は……」
「義姉さん!義父上が喜んで支払っていたんだ。
それも親孝行だよ!」
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どうする私…?
『いいから甘えちゃいなよ。お父さんは娘に頼られて喜んでいるんだからいいじゃん!』
『どうせ死んだらお金は使えないんだし、あの世にお金は持っていけないんだから問題ないって!』
『金持ちが金を使わないと、経済は回らないんだから問題ない。』
『お金なら有り余っているんだから、大丈夫だよ。』
『義弟に嫁が来たら遺産で揉めるかもしれない。今のうちに金を巻き上げておきな!』
『遺産は多い程揉めるんだから、元気なうちに使っちゃえー!』
私の心の中には、悪魔が数人存在していたようだ…
「お父様、ありがとうございます。
でも、リフォーム代は自分で何とかしますから。
リフォームが済んだから、家族みんなを招待しますから、楽しみにしていて下さいね!」
「エレノアが喜んでくれて嬉しいな!
みんなで邸に遊びに行くのが今から楽しみだ。
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