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記憶が戻った後の話
39 締め付け
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私がアリスの記憶を持っているということを、公爵が気づいているかもしれない。
困ったわ……。アリスと公爵の仲は最悪だったから、私がアリスの生まれ変わりだと知ったら、あの男はどう出てくるか分からない。バレないように穏便に離縁しようと思っていたのに。
「王妃殿下、しばらくここに泊めてもらえませんか?
今の公爵といるのはちょっと……」
「残念ながら無理ね。実は貴女が倒れたと聞いてやって来た公爵は、すぐに連れて帰りたいって言っていたの。それを何とか引きとめて、ここに運んで王宮医の診察を受けさせたわ。あの感じだと、アリシアが目覚めたことを知ったらすぐに連れて帰るって言うわね。
近いうちに二人きりでお茶でもしましょう。その時にアリスが亡くなった後に何があったのかの話をするわ」
すると、タイミングよく部屋のドアがノックされる。部屋に入ってきたのは予想通りの人物だった。
「王妃殿下、私の妻についていて下さってありがとうございます。
アリー、目覚めてよかった。ここではゆっくり休めないからすぐに帰ろう。私が馬車まで運ぶから大丈夫だ。
ところで……、アリーの目が腫れてないか?」
相変わらずよく見ているわ。それにしても、王宮内でもお姫様抱っこをするつもり? それだけは絶対に嫌だわ!
「公爵様、大丈夫です。自分で歩けます。自分で歩きたいのです。では行きましょう。
王妃殿下、今日はありがとうございました」
「ふふっ! 元気になって良かったわ。
今度、お茶に誘うわね」
私に何か言いたげな目を向ける公爵は、無理にお姫様抱っこをしてくることはなかった。しかし、私の腰を抱いて歩いているので距離が近い。
帰りの馬車ではお互いが無言で、公爵家までの道のりがいつもより長く感じた。
「しばらくは部屋で安静に過ごしてくれ。
アリーの倒れた原因が分からないから、無理はしないで欲しいんだ。……分かったね?」
言われると思ったわ……
「承知しました」
しばらく安静というのは、長くても一週間くらいだと思っていた。
あの時は自分がオーロラに殺されたことや、あの女が公開処刑になったという真実を知り、ショックを受けて気分が悪くなっただけ。今の私は体調は良いし食欲もある。それなのに、いつまでも外出の許可が下りなくて、今の公爵は厳しい父親みたいだ。
「王妃殿下からお茶の招待を受けたが、今回は断ることにした」
嘘っ! 王妃殿下の招待を断るだなんて、貴方は何様のつもり? って公爵様か……
「なぜでしょうか? 私は元気になりましたわ。
王妃殿下にお会いしたいと思っておりましたのに……」
「私はまだ君を外出させたくないんだ。君は元気そうに見えて体は丈夫ではないから、もう少し邸で安静に過ごして欲しい」
私は体が弱いわけじゃないのに、ちょっと倒れたくらいで病弱みたいな扱いをしなくてもいいじゃない。
直感だけど、公爵は私と王妃殿下を会わせたくないのだと思った。図書館で知られたくないことを調べられるのも嫌なのだろう。
王妃殿下からアリスが死んだ後の話を聞きたかったのに。
「私はいつになったら外出できるのでしょうか?
王妃殿下にお会いしたいですし、図書館にも行きたいのです」
「しばらく様子を見てから考える。君が心配なんだ。分かってくれ……」
「……分かりました」
本当は文句でも言ってやりたいところだけど、穏便に離縁がしたい私は、反抗せずにひたすら我慢していた。
しかし、私達は確実にギクシャクしてしまっている。
そんな日々が続いたある日……
「アリーの体調が落ち着いてきているようだから、よかったら観劇に行かないか?」
「観劇……ですか?」
今世で観劇に行ったことは一度もなかった。平民育ちだし、アリシアは人が多い場所が苦手で観劇に行くという選択はなかったから。
でも、今の私は舞台俳優の追っかけをしていたアリスの記憶があって、最推しのロミオにずっと会いたいと思っていた。
公爵とデートみたいな外出はしたくなかったが……
「実は陛下が観劇のチケットをくださったんだ。
アリーが邸に引きこもっているのが可哀想だから連れて行ってやれと仰っていたんだ。
王族専用の席だから最高にいいらしい」
王族専用の席ですって? プラチナチケットじゃないの!
「行きたいです! ずっと行きたいと思っていました」
陛下は何を考えているか分からなくて苦手だったけど、根は優しい方だったのね。
……もしかして、私がロミオファンだと知っている王妃殿下が気を利かしてくれたのかもしれない。
「まさか君が観劇に興味があったとは知らなかったな。そんなに行きたかったなら、これからは二人で沢山いこう。
君の体調が不安だから、私が付き添える外出だけになってしまうが許してくれ」
観劇に行けるのは嬉しいけど、今後は公爵が監視としてついて来れる時しか外出ができないってこと?
そこまで締め付けなくてもいいのに。
困ったわ……。アリスと公爵の仲は最悪だったから、私がアリスの生まれ変わりだと知ったら、あの男はどう出てくるか分からない。バレないように穏便に離縁しようと思っていたのに。
「王妃殿下、しばらくここに泊めてもらえませんか?
今の公爵といるのはちょっと……」
「残念ながら無理ね。実は貴女が倒れたと聞いてやって来た公爵は、すぐに連れて帰りたいって言っていたの。それを何とか引きとめて、ここに運んで王宮医の診察を受けさせたわ。あの感じだと、アリシアが目覚めたことを知ったらすぐに連れて帰るって言うわね。
近いうちに二人きりでお茶でもしましょう。その時にアリスが亡くなった後に何があったのかの話をするわ」
すると、タイミングよく部屋のドアがノックされる。部屋に入ってきたのは予想通りの人物だった。
「王妃殿下、私の妻についていて下さってありがとうございます。
アリー、目覚めてよかった。ここではゆっくり休めないからすぐに帰ろう。私が馬車まで運ぶから大丈夫だ。
ところで……、アリーの目が腫れてないか?」
相変わらずよく見ているわ。それにしても、王宮内でもお姫様抱っこをするつもり? それだけは絶対に嫌だわ!
「公爵様、大丈夫です。自分で歩けます。自分で歩きたいのです。では行きましょう。
王妃殿下、今日はありがとうございました」
「ふふっ! 元気になって良かったわ。
今度、お茶に誘うわね」
私に何か言いたげな目を向ける公爵は、無理にお姫様抱っこをしてくることはなかった。しかし、私の腰を抱いて歩いているので距離が近い。
帰りの馬車ではお互いが無言で、公爵家までの道のりがいつもより長く感じた。
「しばらくは部屋で安静に過ごしてくれ。
アリーの倒れた原因が分からないから、無理はしないで欲しいんだ。……分かったね?」
言われると思ったわ……
「承知しました」
しばらく安静というのは、長くても一週間くらいだと思っていた。
あの時は自分がオーロラに殺されたことや、あの女が公開処刑になったという真実を知り、ショックを受けて気分が悪くなっただけ。今の私は体調は良いし食欲もある。それなのに、いつまでも外出の許可が下りなくて、今の公爵は厳しい父親みたいだ。
「王妃殿下からお茶の招待を受けたが、今回は断ることにした」
嘘っ! 王妃殿下の招待を断るだなんて、貴方は何様のつもり? って公爵様か……
「なぜでしょうか? 私は元気になりましたわ。
王妃殿下にお会いしたいと思っておりましたのに……」
「私はまだ君を外出させたくないんだ。君は元気そうに見えて体は丈夫ではないから、もう少し邸で安静に過ごして欲しい」
私は体が弱いわけじゃないのに、ちょっと倒れたくらいで病弱みたいな扱いをしなくてもいいじゃない。
直感だけど、公爵は私と王妃殿下を会わせたくないのだと思った。図書館で知られたくないことを調べられるのも嫌なのだろう。
王妃殿下からアリスが死んだ後の話を聞きたかったのに。
「私はいつになったら外出できるのでしょうか?
王妃殿下にお会いしたいですし、図書館にも行きたいのです」
「しばらく様子を見てから考える。君が心配なんだ。分かってくれ……」
「……分かりました」
本当は文句でも言ってやりたいところだけど、穏便に離縁がしたい私は、反抗せずにひたすら我慢していた。
しかし、私達は確実にギクシャクしてしまっている。
そんな日々が続いたある日……
「アリーの体調が落ち着いてきているようだから、よかったら観劇に行かないか?」
「観劇……ですか?」
今世で観劇に行ったことは一度もなかった。平民育ちだし、アリシアは人が多い場所が苦手で観劇に行くという選択はなかったから。
でも、今の私は舞台俳優の追っかけをしていたアリスの記憶があって、最推しのロミオにずっと会いたいと思っていた。
公爵とデートみたいな外出はしたくなかったが……
「実は陛下が観劇のチケットをくださったんだ。
アリーが邸に引きこもっているのが可哀想だから連れて行ってやれと仰っていたんだ。
王族専用の席だから最高にいいらしい」
王族専用の席ですって? プラチナチケットじゃないの!
「行きたいです! ずっと行きたいと思っていました」
陛下は何を考えているか分からなくて苦手だったけど、根は優しい方だったのね。
……もしかして、私がロミオファンだと知っている王妃殿下が気を利かしてくれたのかもしれない。
「まさか君が観劇に興味があったとは知らなかったな。そんなに行きたかったなら、これからは二人で沢山いこう。
君の体調が不安だから、私が付き添える外出だけになってしまうが許してくれ」
観劇に行けるのは嬉しいけど、今後は公爵が監視としてついて来れる時しか外出ができないってこと?
そこまで締め付けなくてもいいのに。
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