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ロクシード公爵夫人
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目の端に入って来た人物。
「どうして?」
宝石のような青い瞳が驚きで大きく見開かれる。その人物はピアだった。ここにはいないはずのピアが、栗色の髪のご婦人と一緒にいたのだ。アリアンナの心が一瞬にして曇天に変わる。
「アンナ?」
アリアンナの変化に気付いた王妃は、彼女の視線の行方を追った。入り口にほど近い場所にストロベリーブロンドの令嬢の姿が目に入る。すぐに噂の令嬢なのだと理解した。今夜の夜会には伯爵家以下は招待されていないはずだ。だが一緒に歩いている栗色の髪の女性を見てすぐに得心する。すると視線に気付いたのか栗色の髪の女性が、にこやかな笑みを浮かべてこちらにやって来た。
「ユラじゃない」
王妃がやってきた女性に声を掛ける。
「王妃様、ご無沙汰しております」
声を掛けられた女性は、にこやかな笑みを浮かべながら礼をした。
「随分と久しぶりね。いつ王都へ?息子に爵位を譲ってから、すっかり領地に引っ込んでしまって。会えなくて寂しかったのよ」
王妃の言葉に笑ったご婦人。
「ふふ、申し訳ありません。すっかりぐうたらする事を覚えてしまって」
とても仲が良さそうな二人を見たアリアンナは、思わず声をかけてしまった。
「お母様、お知り合いなの?」
楽しそうに笑い合う二人に、話の間に入るのは忍びないと思いつつもアリアンナが聞くと王妃が頷いた。
「ええ、学生時代からの友人よ。彼女とはずっと仲が良かったのよ」
「そうなんです」
二人は顔を見合わせて再び笑い合う。
「そうだったんですね」
答えたアリアンナを見た栗色の女性がアリアンナに挨拶をした。
「王女殿下にお目にかかれて光栄でございます。ユラ・ロクシードと申します」
「ロクシード?」
アリアンナの青い瞳の色が濃くなった。
「ロクシード……という事は、ジルヴァーノ様の?」
呟くように言ったアリアンナに、ユラは優しい笑みを向けた。
「ジルヴァーノから話は聞いておりますよ。竜たちに愛されている王女様と」
優しい笑みが、どことなくジルヴァーノに重なる。
「……はい、竜たちとは仲良くさせて頂いております」
答えながら、ジルヴァーノの事を思い出してしまい胸が小さく痛んだ。
そんな事とは知らないユラは、更にジルヴァーノの話を続ける。
「ふふ、ジルヴァーノったら、口を開けば王女殿下とロワの話ばかりなんですよ」
思い出し笑いをしながら話すユラを、驚いた顔で見つめてしまったアリアンナ。
「え?私のですか?」
思ってもみなかった話につい聞き返すと、ユラが笑いながら答える。
「そうなんです。ふふふ、普段は本当に口数が少ない息子なのですがね。竜の話と王女殿下の話をする時だけ饒舌になるんですよ」
まさか彼が家族に向けて自分の話を話しているなどと、思っていなかったアリアンナの顔が次第に熱くなってくる。
『あんなに悲しかったのに……私、意外と図太い神経の持ち主みたい』
自分の感情に、自分自身が振り回されているなと思っていると、ユラが王妃に話しかけた。
「マッシマ様が羨ましいわ。こんなに可愛らしいお嬢様がいて。うちなんて無口で愛想のない息子しか居ないからつまらなくて」
アリアンナを優しく見つめるユラに、王妃はニッコリ笑みを作って返した。
「あら?ユラにもいるじゃない。そちらのお嬢さんはユラの義理の娘さんになると噂されているお嬢さんではないの?」
王妃はユラに話しながらも、ユラの後ろで隠れるように立っているピアを見据える。
そんな王妃の様子に、ユラはキョトンとする。そして、ピアを見てから再び王妃を見る。
「ああ、この子。この子は残念ながら違うの。まだ学生なのだけれど、休みの期間中うちで預かっているだけよ。領地が隣同士で昔から仲が良くてね。モンタナーラ伯爵家の娘さんよ。学園が冬休みでね、王都の冬を満喫したいって言うから我が家で預かる事にしたのよ。今日も王都で開かれる夜会に参加してみたいって言うから連れて来たの」
ユラの言葉に、気まずそうな表情を浮かべるピア。竜舎で聞いた話とは随分違っている事にアリアンナは驚いてしまう。王妃も同じだったようで、思わず二人は顔を見合わせた。
「王妃殿下、王女殿下。ピア・モンタナーラと申します。以後、お見知りおきを」
視線を下にしたまま、挨拶をするピアに王妃が笑顔で問いかけた。
「銀の竜とは友人になれそうかしら?」
その言葉に驚いたのはユラだった。
「え?それはどういう事?」
王妃が説明し出した。
「どうやらユラは知らなかったようね。モンタナーラ嬢は、ほぼ毎日王城に来ているそうよ。竜舎にだけれど。銀の竜と友人になるんだと張り切っているって聞いたわ」
内容に更に驚いたユラは、ピアの方を向いた。
「ピアちゃん、本当なの?毎日出掛けているのは知っていたけれどてっきり王都に残っているお友達と会っているんだとばかり思っていたわ。竜舎は危ないわよ。ピアちゃんは昔、ロワに拒絶されたの忘れてしまった?」
『ピア様の言っている事を鵜呑みにしてはいけないのかもしれない』
アリアンナがそう思っていると、ピアが口を開いた。
「だって、私はジル様の為にロワと仲良くなりたいのよ」
「ジルヴァーノの為?」
驚いた顔をしたユラが、ピアを見つめる。
「そうよ。だって私はジル様の許嫁なのだもの。ジル様と絆を結んでいるロワと、妻になる私が仲良くなる事は必要な事でしょ」
そう言ったピアにユラがコロコロと笑った。
「まあ、ピアちゃん。昔の話を覚えていたの?ふふふ、可愛いわね。でもあの話はその場のノリで話しただけだから気にしなくていいのよ。ふふ、そうなの。それで……ふふふ」
いつまでも笑っているユラを見て、ピアがムッとする。
「おば様、私は本気よ。ジル様の事を愛しているわ」
「どうして?」
宝石のような青い瞳が驚きで大きく見開かれる。その人物はピアだった。ここにはいないはずのピアが、栗色の髪のご婦人と一緒にいたのだ。アリアンナの心が一瞬にして曇天に変わる。
「アンナ?」
アリアンナの変化に気付いた王妃は、彼女の視線の行方を追った。入り口にほど近い場所にストロベリーブロンドの令嬢の姿が目に入る。すぐに噂の令嬢なのだと理解した。今夜の夜会には伯爵家以下は招待されていないはずだ。だが一緒に歩いている栗色の髪の女性を見てすぐに得心する。すると視線に気付いたのか栗色の髪の女性が、にこやかな笑みを浮かべてこちらにやって来た。
「ユラじゃない」
王妃がやってきた女性に声を掛ける。
「王妃様、ご無沙汰しております」
声を掛けられた女性は、にこやかな笑みを浮かべながら礼をした。
「随分と久しぶりね。いつ王都へ?息子に爵位を譲ってから、すっかり領地に引っ込んでしまって。会えなくて寂しかったのよ」
王妃の言葉に笑ったご婦人。
「ふふ、申し訳ありません。すっかりぐうたらする事を覚えてしまって」
とても仲が良さそうな二人を見たアリアンナは、思わず声をかけてしまった。
「お母様、お知り合いなの?」
楽しそうに笑い合う二人に、話の間に入るのは忍びないと思いつつもアリアンナが聞くと王妃が頷いた。
「ええ、学生時代からの友人よ。彼女とはずっと仲が良かったのよ」
「そうなんです」
二人は顔を見合わせて再び笑い合う。
「そうだったんですね」
答えたアリアンナを見た栗色の女性がアリアンナに挨拶をした。
「王女殿下にお目にかかれて光栄でございます。ユラ・ロクシードと申します」
「ロクシード?」
アリアンナの青い瞳の色が濃くなった。
「ロクシード……という事は、ジルヴァーノ様の?」
呟くように言ったアリアンナに、ユラは優しい笑みを向けた。
「ジルヴァーノから話は聞いておりますよ。竜たちに愛されている王女様と」
優しい笑みが、どことなくジルヴァーノに重なる。
「……はい、竜たちとは仲良くさせて頂いております」
答えながら、ジルヴァーノの事を思い出してしまい胸が小さく痛んだ。
そんな事とは知らないユラは、更にジルヴァーノの話を続ける。
「ふふ、ジルヴァーノったら、口を開けば王女殿下とロワの話ばかりなんですよ」
思い出し笑いをしながら話すユラを、驚いた顔で見つめてしまったアリアンナ。
「え?私のですか?」
思ってもみなかった話につい聞き返すと、ユラが笑いながら答える。
「そうなんです。ふふふ、普段は本当に口数が少ない息子なのですがね。竜の話と王女殿下の話をする時だけ饒舌になるんですよ」
まさか彼が家族に向けて自分の話を話しているなどと、思っていなかったアリアンナの顔が次第に熱くなってくる。
『あんなに悲しかったのに……私、意外と図太い神経の持ち主みたい』
自分の感情に、自分自身が振り回されているなと思っていると、ユラが王妃に話しかけた。
「マッシマ様が羨ましいわ。こんなに可愛らしいお嬢様がいて。うちなんて無口で愛想のない息子しか居ないからつまらなくて」
アリアンナを優しく見つめるユラに、王妃はニッコリ笑みを作って返した。
「あら?ユラにもいるじゃない。そちらのお嬢さんはユラの義理の娘さんになると噂されているお嬢さんではないの?」
王妃はユラに話しながらも、ユラの後ろで隠れるように立っているピアを見据える。
そんな王妃の様子に、ユラはキョトンとする。そして、ピアを見てから再び王妃を見る。
「ああ、この子。この子は残念ながら違うの。まだ学生なのだけれど、休みの期間中うちで預かっているだけよ。領地が隣同士で昔から仲が良くてね。モンタナーラ伯爵家の娘さんよ。学園が冬休みでね、王都の冬を満喫したいって言うから我が家で預かる事にしたのよ。今日も王都で開かれる夜会に参加してみたいって言うから連れて来たの」
ユラの言葉に、気まずそうな表情を浮かべるピア。竜舎で聞いた話とは随分違っている事にアリアンナは驚いてしまう。王妃も同じだったようで、思わず二人は顔を見合わせた。
「王妃殿下、王女殿下。ピア・モンタナーラと申します。以後、お見知りおきを」
視線を下にしたまま、挨拶をするピアに王妃が笑顔で問いかけた。
「銀の竜とは友人になれそうかしら?」
その言葉に驚いたのはユラだった。
「え?それはどういう事?」
王妃が説明し出した。
「どうやらユラは知らなかったようね。モンタナーラ嬢は、ほぼ毎日王城に来ているそうよ。竜舎にだけれど。銀の竜と友人になるんだと張り切っているって聞いたわ」
内容に更に驚いたユラは、ピアの方を向いた。
「ピアちゃん、本当なの?毎日出掛けているのは知っていたけれどてっきり王都に残っているお友達と会っているんだとばかり思っていたわ。竜舎は危ないわよ。ピアちゃんは昔、ロワに拒絶されたの忘れてしまった?」
『ピア様の言っている事を鵜呑みにしてはいけないのかもしれない』
アリアンナがそう思っていると、ピアが口を開いた。
「だって、私はジル様の為にロワと仲良くなりたいのよ」
「ジルヴァーノの為?」
驚いた顔をしたユラが、ピアを見つめる。
「そうよ。だって私はジル様の許嫁なのだもの。ジル様と絆を結んでいるロワと、妻になる私が仲良くなる事は必要な事でしょ」
そう言ったピアにユラがコロコロと笑った。
「まあ、ピアちゃん。昔の話を覚えていたの?ふふふ、可愛いわね。でもあの話はその場のノリで話しただけだから気にしなくていいのよ。ふふ、そうなの。それで……ふふふ」
いつまでも笑っているユラを見て、ピアがムッとする。
「おば様、私は本気よ。ジル様の事を愛しているわ」
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