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44,人間と獣人
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あれから数日。
ベアマンバーの試作品は、“オーロラ味”のほかに“暗黒銀河味”もできあがった。
暗黒銀河味は以前、季節商品として開発した“ビッグバンコーラ味”をベースに調整し、パチパチ弾けるキャンディを混ぜ込んだものだ。
この2種をサンプルとしてビーチに来た人に配り、反応を見る。
「どうですか? オーロラ味」
ホワイトベアーマン姿の虎牙が試作品を配っているのを横目に、類はアンケート用紙を手に一般客から感想を聞き出していた。
「これ好き! お店に並んだら絶対買う!」
「本当ですか、ありがとうございます」
肯定的な反応ばかりだった。
ラッピングカーの前には長蛇の列。スマホを開くと、SNSではすでにベアマンバーのオーロラ味と暗黒銀河味が話題になっている。
「すごい反響ですね!」
「ああ。商品化は決まりだな」
ラッピングカーを下りてきた虎牙が笑った。
すぐにサンプル分のベアマンバーはなくなってしまい、配布は終了になった。
それから“サンプル配布中”ののぼりを二人で畳んでいると……。
「あれ、もうお終いですか? SNS見て急いで来たのに」
見知らぬ男性に声をかけられた。
(あ、人間だ。観光客かな?)
めずらしいなと類は思う。
「つい今しがた終わってしまって。通常版のベアマンバーでよかったら……」
言いかけた虎牙が、男性の顔を二度見した。
「……あれ?」
「はい?」
「山井か! 俺だよ、俺! 虎牙」
部長の知り合いだったらしい。彼はホワイトベアーマンの仮面を取って笑顔をみせた。
「虎牙!? おまえ、こんなところで何やってんだ?」
「見ての通り、ホワイトベアーマンやってんだよ」
部長が仮面を叩いてみせる。
「なんでまた」
「今、ホワイトベアークリームにいて」
「ホワイトベアークリーム?」
「ベアマンバーの会社。すぐそこに本社がある」
ビーチから見える会社の建物を示した。
「マジか。ウチ辞めてどうしてんのかと思ったら、そんなとこにいたのか」
その話からすると、男性は、虎牙の元いた会社の同僚みたいだ。
(そういえば虎牙さんは、東京の食品メーカーで働いてたんだよね?)
ふたりは肩を叩き合い、笑っている。けれども虎牙の笑顔がいつもより硬い気がして、類はそのことが気になった。
「話聞かせてくれよ。同じ食品系なんだしさ。仕事何時に終わる? 飲みに行こう」
彼は強引に虎牙部長を誘う。
「そっちのアシスタントちゃんも、な?」
「違う、コイツはアシスタントじゃなくて。なんだろ、幹部候補か?」
虎牙が首をかしげて類を見た。類の立場をひとことで説明するなら、そんな感じになってしまうのか。
類としては“アルバイトの掃除担当”でいいけれど、虎牙は類を立ててくれたんだろう。だからあえて否定せずにおく。
「え、このワンちゃんが幹部候補?」
男性はしげしげと類を見た。
「可愛いうえに優秀なんだよ。さっき配ってた新商品もコイツの発案」
そう言って虎牙が、類の肩を叩き……。
「じゃあ今夜、飲みながら話聞かせて!」
なんでか類まで、飲みに行くことになってしまった。
「さっきの話、無理に来なくていいからな。俺が適当に言っとくし」
ラッピングカーを会社に向かって走らせながら、虎牙部長は言う。
類は助手席から彼の横顔を見た。
「でも……」
「あんま楽しい話にはなんないと思う」
その言葉でなんとなく、類も察した。
「山井さんと、過去に何かあったんですか?」
「いや、そういうわけでもないんだが。あいつは前の会社の同期で、何かと競い合ってた仲だから。出世レースから離脱して獣人の街に戻った俺を、笑いたいだけだと思う」
夏空みたいに明るい虎牙部長が、そんなことを言うなんて。類は衝撃を受けてしまった。
――獣人が人間の会社で上に上がっていくのは、それなりに大変でさ。いろいろあって……。
以前聞いた彼の言葉を思い出す。
「獣人だってことは、人間の会社でハンデになるんですか?」
聞いていいのかどうかとも思ったけれど、聞いていた。
虎牙は小さなため息をひとつついてから教えてくれる。
「それはいろいろある……。人間は獣人をかわいがりこそすれ、上の立場に置くのは怖いんだ。獣人は頭より感情で動くとか、いざとなったら噛みつくとか、そういうふうに言われるのは日常茶飯事。類は気づかなかったかもしんねーけど、人間の社会で生きる獣人の多くは肉体労働者だ。政治家に獣人なんてほとんどいねーし、会社の管理職だってそうだ。社会はまだまだ獣人を受け入れてない。そういう環境で、俺はうまくやれなかった」
彼の、元同僚に対する鬱屈した感情の原因はそれなのか。類はようやく納得した。
「ごめんなさい。ぼく、何も知らなくて……」
獣人の街ではチヤホヤされたり、時にはイヤらしい目で見られる人間が、人間の街では獣人たちを抑圧する側だったなんて。
類がヒキコモリじゃなくちゃんとした大人なら、きっとわかることだったのに。
「類は何も悪くねーだろ」
運転席から伸びてきた手が、類の髪を軽くなでた。
「でも……人間のぼくに、アナタに優しくされる資格なんてあるんですか?」
類はあの日……オーロラー味の試作品ができた日に「好き」の言葉をさえぎられて以来、虎牙との関係がよくわからなくなっていた。
もともと付き合っているわけじゃない。体だけの関係だ。しかも体の関係を結んだのは、類がアイスで発情していたからで。単なる勢い、言ってしまえば事故。少なくとも虎牙にはそう思われている気がしていた。
その上いま、虎牙の人間嫌悪ともいえる感情を知ってしまい、彼のそばにいる自信なんてこれっぽっちもなくなってしまった。
「人間だからどうとかってのは違うだろ。類は類だ」
虎牙の指が類の耳元をなでる。
「けど、それはきれい事だな」
「え……?」
「俺は類が人間だっていう部分にも、否応なく惹かれてる。おまえは俺に股開いてくれた可愛い人間で。他におまえのいい所もすごい所も、たくさん知ってるけど……。それでもベッドで誘われた時の興奮は、一生忘れられない」
彼の興奮と葛藤が、触れる指先から伝わってくる気がした。
「だったらぼくだって、落ちこぼれだけど人間でよかった。それでイヤな目にあっても、憎まれてもいい。虎牙さんの特別になれるよりいいことなんて、きっとぼくには、これからも一生ないから」
「類……」
虎牙が車を停め、類の唇にキスをした。
それで類は、自分たちがいつの間にか会社の駐車場に到着していたことに気づく。
「ねえ虎牙さん、あなたも行かないでくださいよ。山井さんとの飲み。でも虎牙さんが行くんだったらぼくも行きます。あなただけ嫌な目には遭わせたくない」
虎牙が笑った。
「おまえ、人と話すのが苦手なくせに、俺のためにそこまでするんだな」
「それは……、今言った通りあなたのことが好きだから……」
「おまえは俺が、どんなつまんねー男でも構わないわけ?」
それは人間社会での挫折のことを言っているんだろうか。だったらそれを否定しなきゃならない。類ははっきりと言ってやった。
「虎牙さんのこと、誰かがつまんないなんて言ったんですか? そんなのくだらない。ぼくにとってあなたは、世界一かっこいいヒーローです!」
「類……。そういうの、どんな顔していいのかわかんねーからやめてくれ」
シートに覆い被さるようにしてキスをされる。
「虎牙さん、ここっ、会社です」
「誰も見てない」
さっきより深いキスが類の口をふさいだ。
さすがに虎型獣人も背中に目はついていないだろう。けれども彼は、周囲のことなんか気にする様子もなくキスを続ける。
「や……あんっ、虎牙さん……」
激しいキスに、類の呼吸は否応なく乱れた。
こんなふうにされたら、キス以上のことも求めたくなってしまう。アイスで発情しているわけでもないのに。
「決めた! 今夜は可愛い類とイイコトするから、飲みは無理だって言ってやろ」
尻のポケットからスマホを出した虎牙が、いたずらな顔をしてみせた。
類はドキドキしながら見つめる。
そして虎型獣人の指先で作られた短いメッセージは、あっという間にスマホから飛んでいってしまった。
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暗黒銀河味は以前、季節商品として開発した“ビッグバンコーラ味”をベースに調整し、パチパチ弾けるキャンディを混ぜ込んだものだ。
この2種をサンプルとしてビーチに来た人に配り、反応を見る。
「どうですか? オーロラ味」
ホワイトベアーマン姿の虎牙が試作品を配っているのを横目に、類はアンケート用紙を手に一般客から感想を聞き出していた。
「これ好き! お店に並んだら絶対買う!」
「本当ですか、ありがとうございます」
肯定的な反応ばかりだった。
ラッピングカーの前には長蛇の列。スマホを開くと、SNSではすでにベアマンバーのオーロラ味と暗黒銀河味が話題になっている。
「すごい反響ですね!」
「ああ。商品化は決まりだな」
ラッピングカーを下りてきた虎牙が笑った。
すぐにサンプル分のベアマンバーはなくなってしまい、配布は終了になった。
それから“サンプル配布中”ののぼりを二人で畳んでいると……。
「あれ、もうお終いですか? SNS見て急いで来たのに」
見知らぬ男性に声をかけられた。
(あ、人間だ。観光客かな?)
めずらしいなと類は思う。
「つい今しがた終わってしまって。通常版のベアマンバーでよかったら……」
言いかけた虎牙が、男性の顔を二度見した。
「……あれ?」
「はい?」
「山井か! 俺だよ、俺! 虎牙」
部長の知り合いだったらしい。彼はホワイトベアーマンの仮面を取って笑顔をみせた。
「虎牙!? おまえ、こんなところで何やってんだ?」
「見ての通り、ホワイトベアーマンやってんだよ」
部長が仮面を叩いてみせる。
「なんでまた」
「今、ホワイトベアークリームにいて」
「ホワイトベアークリーム?」
「ベアマンバーの会社。すぐそこに本社がある」
ビーチから見える会社の建物を示した。
「マジか。ウチ辞めてどうしてんのかと思ったら、そんなとこにいたのか」
その話からすると、男性は、虎牙の元いた会社の同僚みたいだ。
(そういえば虎牙さんは、東京の食品メーカーで働いてたんだよね?)
ふたりは肩を叩き合い、笑っている。けれども虎牙の笑顔がいつもより硬い気がして、類はそのことが気になった。
「話聞かせてくれよ。同じ食品系なんだしさ。仕事何時に終わる? 飲みに行こう」
彼は強引に虎牙部長を誘う。
「そっちのアシスタントちゃんも、な?」
「違う、コイツはアシスタントじゃなくて。なんだろ、幹部候補か?」
虎牙が首をかしげて類を見た。類の立場をひとことで説明するなら、そんな感じになってしまうのか。
類としては“アルバイトの掃除担当”でいいけれど、虎牙は類を立ててくれたんだろう。だからあえて否定せずにおく。
「え、このワンちゃんが幹部候補?」
男性はしげしげと類を見た。
「可愛いうえに優秀なんだよ。さっき配ってた新商品もコイツの発案」
そう言って虎牙が、類の肩を叩き……。
「じゃあ今夜、飲みながら話聞かせて!」
なんでか類まで、飲みに行くことになってしまった。
「さっきの話、無理に来なくていいからな。俺が適当に言っとくし」
ラッピングカーを会社に向かって走らせながら、虎牙部長は言う。
類は助手席から彼の横顔を見た。
「でも……」
「あんま楽しい話にはなんないと思う」
その言葉でなんとなく、類も察した。
「山井さんと、過去に何かあったんですか?」
「いや、そういうわけでもないんだが。あいつは前の会社の同期で、何かと競い合ってた仲だから。出世レースから離脱して獣人の街に戻った俺を、笑いたいだけだと思う」
夏空みたいに明るい虎牙部長が、そんなことを言うなんて。類は衝撃を受けてしまった。
――獣人が人間の会社で上に上がっていくのは、それなりに大変でさ。いろいろあって……。
以前聞いた彼の言葉を思い出す。
「獣人だってことは、人間の会社でハンデになるんですか?」
聞いていいのかどうかとも思ったけれど、聞いていた。
虎牙は小さなため息をひとつついてから教えてくれる。
「それはいろいろある……。人間は獣人をかわいがりこそすれ、上の立場に置くのは怖いんだ。獣人は頭より感情で動くとか、いざとなったら噛みつくとか、そういうふうに言われるのは日常茶飯事。類は気づかなかったかもしんねーけど、人間の社会で生きる獣人の多くは肉体労働者だ。政治家に獣人なんてほとんどいねーし、会社の管理職だってそうだ。社会はまだまだ獣人を受け入れてない。そういう環境で、俺はうまくやれなかった」
彼の、元同僚に対する鬱屈した感情の原因はそれなのか。類はようやく納得した。
「ごめんなさい。ぼく、何も知らなくて……」
獣人の街ではチヤホヤされたり、時にはイヤらしい目で見られる人間が、人間の街では獣人たちを抑圧する側だったなんて。
類がヒキコモリじゃなくちゃんとした大人なら、きっとわかることだったのに。
「類は何も悪くねーだろ」
運転席から伸びてきた手が、類の髪を軽くなでた。
「でも……人間のぼくに、アナタに優しくされる資格なんてあるんですか?」
類はあの日……オーロラー味の試作品ができた日に「好き」の言葉をさえぎられて以来、虎牙との関係がよくわからなくなっていた。
もともと付き合っているわけじゃない。体だけの関係だ。しかも体の関係を結んだのは、類がアイスで発情していたからで。単なる勢い、言ってしまえば事故。少なくとも虎牙にはそう思われている気がしていた。
その上いま、虎牙の人間嫌悪ともいえる感情を知ってしまい、彼のそばにいる自信なんてこれっぽっちもなくなってしまった。
「人間だからどうとかってのは違うだろ。類は類だ」
虎牙の指が類の耳元をなでる。
「けど、それはきれい事だな」
「え……?」
「俺は類が人間だっていう部分にも、否応なく惹かれてる。おまえは俺に股開いてくれた可愛い人間で。他におまえのいい所もすごい所も、たくさん知ってるけど……。それでもベッドで誘われた時の興奮は、一生忘れられない」
彼の興奮と葛藤が、触れる指先から伝わってくる気がした。
「だったらぼくだって、落ちこぼれだけど人間でよかった。それでイヤな目にあっても、憎まれてもいい。虎牙さんの特別になれるよりいいことなんて、きっとぼくには、これからも一生ないから」
「類……」
虎牙が車を停め、類の唇にキスをした。
それで類は、自分たちがいつの間にか会社の駐車場に到着していたことに気づく。
「ねえ虎牙さん、あなたも行かないでくださいよ。山井さんとの飲み。でも虎牙さんが行くんだったらぼくも行きます。あなただけ嫌な目には遭わせたくない」
虎牙が笑った。
「おまえ、人と話すのが苦手なくせに、俺のためにそこまでするんだな」
「それは……、今言った通りあなたのことが好きだから……」
「おまえは俺が、どんなつまんねー男でも構わないわけ?」
それは人間社会での挫折のことを言っているんだろうか。だったらそれを否定しなきゃならない。類ははっきりと言ってやった。
「虎牙さんのこと、誰かがつまんないなんて言ったんですか? そんなのくだらない。ぼくにとってあなたは、世界一かっこいいヒーローです!」
「類……。そういうの、どんな顔していいのかわかんねーからやめてくれ」
シートに覆い被さるようにしてキスをされる。
「虎牙さん、ここっ、会社です」
「誰も見てない」
さっきより深いキスが類の口をふさいだ。
さすがに虎型獣人も背中に目はついていないだろう。けれども彼は、周囲のことなんか気にする様子もなくキスを続ける。
「や……あんっ、虎牙さん……」
激しいキスに、類の呼吸は否応なく乱れた。
こんなふうにされたら、キス以上のことも求めたくなってしまう。アイスで発情しているわけでもないのに。
「決めた! 今夜は可愛い類とイイコトするから、飲みは無理だって言ってやろ」
尻のポケットからスマホを出した虎牙が、いたずらな顔をしてみせた。
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