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6、初もの散らし

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ジャラジャラ音をさせてチェーンをゆるめ、少年の足を降ろし獣人がするすると下がっていき、公が立ち上がった。
少年は、両手を頭の上に固定されたまま、陸に上がった魚のようにビクビクと時折背をのけぞる。

「ああ、いい。とてもよい反応だったよ、異界人。
さあ、これからミナレスだ。
この身体と交合してこの契約は果たされ、君が借りているエリスの身体は私の所有物となる。
君はその証人となろだろう」

するりとローブを脱いだ公の身体は隆として、立派なたてがみの毛は上半身を覆い、立ち上がったペニスは異様に大きい。
少年の目が見えたなら恐怖で泣き叫んだだろう。

「キヒキヒ」

獣人が舌を伸ばし、そのペニスに舌を巻くとゴシゴシとしごく。
獣人の唾液は催淫効果もあり、公が「おお……」と吐息を漏らした。

エリスの少年は、獣人の唾液にある催淫作用で次第にだらりと弛緩して時々ピクピクと身体を引きつらせる。
公がベッドに座り少年の胸をなで上げ、首回りを舐めるとだらしなく飛び出た舌を舐めて口づけした。

クチュクチュ音をさせ、口内を犯す。
意識をうつろに飛ばしていた少年が、次第に覚醒して公と舌を絡めた。

「うう……うん、う、ぐちゅ、ぐちゅ、ちゅる」

ダラダラと口端からよだれを流し、それを舐め取るように舐めながら胸をさする。

「ああ……ん、あ、はぁ、はぁ、はぁ」

乳首を触ってくれない公に、じれったくてモジモジする。

「ん、ん、さわって、さわってくれよぉ」

「どこをだい?」

「ん、ん、ち、くび」

「どうしたい?」

「グリグリしてよぉ、グリグリ、クチュクチュしてぇ」

「フフフ…………」

公が乳首をべろりとなめる。

「う、ひっ!」

小さな乳首を舌先をねっとり転がし、充血するほど強く吸った。

「ヒッ!ヒッ!んー!んー!あっあっ!あーーーっ!出させて!出したいー」

「ザール、よかろう」

「クルルルル!!」

獣人が、その言葉を待っていたように少年のペニスの紐を舌で解く。

「あああああーーーー!!」

びゅっと勢いよく飛び出した精液を、シュッと長い舌で受け止めてベロリと口に入れて飲み込んだ。

「ピュルルルル!ピュルルルル!!」

うれしそうな声に、公がクスリと笑う。

「そうか、美味かったか」

公が胸から腹ヘ口づけを落とし、そして足を広げて間に入ると、小さなペニスを握って周りをじっくり舐める。

「はっ、はっ、はっ、ひく、ひく、ひぅ」

ビクビクッと身体を痙攣させながら、身体中を電撃のように走る快感に少年が赤い顔を左右に振る。
公がペニスをくわえ、ベロリべろりと舌で刺激する。
ギュッと皮を剥いてペニスの先に現れた粘膜をざらりと舐める。
その瞬間びくりと全身が反った。

「うっ、ひいっ!んんっ!おぅ、お、お、ん、あああああああーーー!!」

公が、出てくるミルクをじゅうじゅう吸い上げる。
そのまま、口で何度もしごくと、絶頂の波が何度も訪れた。

「うひぃ!はひぃ!い、い、い、んんっあーーーーーーっ!」

両足を全開にして、グッと腰を突き出すように、公の口にペニスを押しつける。
ミルクを堪能しながら公は、肛門へと太い指を滑り込ませた。
ヌルリと指を入れると、獣人の催淫効果のある唾液をいっぱいに吸った直腸は、敏感に反応する。

「いひいーーーぃっ!!」

指を入れただけでその反応に、公はいきなり2本の指を沿わせて3本の指をヌルリとねじ込んだ。
肛門の括約筋は、すでに獣人がならしている。
唾液の滑りも良く、3本をゆうに飲み込むと、ヒクヒクまだ余裕があるように広がる。
中をこねると声も上げずびくんびくんと足を引きつらせた。

「ふむ、ではういういしき初ものを散らすとしよう」

少年の顔は舌を出し意識も薄いようで、声も引きつった声しか無い。
初体験で、強烈な快感に翻弄されているのだろう。
公は指を抜くと少年の足を開いて腰を抱え、エリスの少年には大きすぎるほどの自分の巨大なペニスをあてがった。
グッと腰を入れると、穴はギチギチに広がり、何とかググッとそれを飲み込んで行く。

「ぐっ、お、お、お、お、あ、あ、あ、あ、」

エリスの少年が、衝撃に息を詰まらせて口をパクパクするうちに、大きく穴が広がりカリ首までを飲み込んだ。
エリスの肛門はやわらかく伸縮性があると言っても、初めてで通常サイズを大きく超える太いペニスの圧力に、痛みを感じているのか大きく口を開けてうめき声を上げ続ける。
公が構わず挿入を続けると、どんどん身体中を引きつらせて背を反らし、とうとう頭頂で上体を支えて、はばむようにギリギリと肛門が引きつった。

「ふむう、初通しはきついのう」

つぶやいて、しばし公が動きを止めた。
だが、ふと、ペニスに感じる腸の動きが強くなる。

それまで普通に消化器の機能だけを果たしていた大腸が、ペニスの侵入を許したその瞬間、性器の機能も併せ持つ物へと変わり、エリスの少年の身体は初ものの幼さが変化していく。
幼く少年のような口元が艶っぽいものへと変わり、ほんのり桜色に上気する身体は、性へと誘うように相手を興奮させる。その変化がじわじわと進んで行く。

「おお、この変化がすばらしい。初ものを散らすのはこれが楽しみなのだ」

公が、また挿入を再開する。

「ぐ、ぉ、ぉ、ぉ、ぉ、ぉぉぉ…………」

ビクビク痙攣するように、少年の身体がそれに耐える。
そして途中までゆっくりと進めていた挿入で腸の突き当たりを感じると、いきなり根元までドンと突き入れた。

「うがあっ!!」

少年の身体がビンと突っ張り、腹にびゅっと精液が飛んで、獣人の舌がさっとそれを舐め取る。
見ると少年の腹が、ボコンと膨らんでいるような気もする。
グッと押すと、薄い腹の中がうねるように動く。
ビュビュッとまた精液が飛んで、獣人が舐め取る。

「まだ幼さの残る、この一時が名残惜しい。
しばらくは初々しさの残るこのエリスには、上客が付くだろう。
異界人よ、これがミナリスである。
意識を飛ばしたか。まだ、異界に戻るなよ」

ずろぉっと、公がペニスを抜く。

「お、お、お、お、」

一息入れて、また、ドンと突き入れた。

「ぐがあっ!」

衝撃に、悲鳴とも付かぬ叫びを上げる。
それを何度か繰り返し、じっくりと味わうように少年の腰をぐるぐるとうねらせる。
少年の意識はその間、途切れ途切れで、もうろうとしていた。
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