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22章 共に逝きる
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~屋敷 廊下~
屋敷の中を走る人影に合わせて不気味にランタンが灯っていく。まるで居場所を示すかの様にカラクリは作動し始めていた
エトアル「刃物ばっか…!ラルカちゃんも人が悪いなぁ…こんな仕掛け方されたら私の武器じゃ相性が悪すぎる」
ラルカ「次は右…左!全部キレイに避けちゃうなぁ…やっぱエトアルさんは機動力高いし、殺傷能力は低いけど手数多くしてみるか」
唯一相対せずに始まった戦いは攻撃を受けるか否かで勝敗が決まるものだった。広大な屋敷の中たった一人を見つけなくてはならない。もし怪我を負えば…それこそ時間が足りなくなるだろう
ラルカ「少しずつで良いんだよ?徐々にたどり着いてね…エトアルさん」
エトアル「…っ!まただ…屋敷の中で行けない場所がある…糸で塞がれてる道…これまでもあったけどこの先に地下室に繋がる通路があったら終わるなw」
強化糸を断ち切る手段も無いまま迂回して違う道を進んだ。やがて目の前には無数の人形が出てきた…体中に巻き付いた糸…彼女に近付いている事を告げる様に…そしてこれ以上の進行を阻むように襲い掛かってきた
エトアル「人形相手ならまだ殺れるね…糸切るのが早いけど私じゃ無理だし…wいつも通りでいいか」
手足が壊れ頭が砕けてもこちらへ来る人形…もはや攻撃の手段なんて無い。吊り上げられエトアルに覆い被さるように上から落ちてきた
ラルカ「さぁ!今度はどうするのエトアルさん!まさか…これで終わりなんてこと無いよねぇw」
ボワッ!
ラルカ「…は?」
エトアル「あっぶな~い♡…魔法石使いたく無かったんだけどな」
ラルカ「炎の魔法石…リーベリアさんか…」
エトアル「そっちだってどうせ魔法石を通して聞こえてるんでしょ?【これで終わりじゃないよね?】ラルカちゃん」
ラルカ「…そうだね…まだ終わらないよ。早く見つけて?」
炎で糸が燃え切れ、人形たちは動かなくなった。しかし地下室まではまだ続く。エトアルは再び糸を頼りに走り出した
エトアル「またか…今度は糸単体?あのスピードじゃ触れたら切れるな…」
向かってくる糸を器用に避け…途中に出てくる人形は壊し…同じ事の繰り返し。永遠に終わらないかの様な戦いだった
ラルカ「そのまま真っ直ぐ…アハハッ!屋敷の中は久々だけどこっちの手の内を知ってる人とここで戦うのは初めてだからなぁ…そのまま操られててくれるかな…それとも…もっと面白い物を見せてくれる!?」
狂気に染まった少女の乾いた笑い声が地下室に響いた。勝利よりも快感を…最高の舞台にする為に狂った兄妹達…狂うしか無かった子達…ラルカの思い通りにエトアルは着実に地下室へ近付いていた
ラルカ「蜘蛛の巣の中で憐れに藻掻く蝶…中庭で見た景色みたいだなぁ…あれ?フシール姉様の所に仕掛けていたトラップが使われた…?」
エトアル「っ!屋敷を覆ってた殺気が消えた…どっち…?リーベリアが勝ったの…?それとも…戦う必要のなくなったフシールちゃんが殺気を解除した…」
同時刻リーベリアとフシールの戦いが幕を閉じた。フシールは殺気を解除し姿を眩ませた…エトアルに言い様のない不安が襲った…
ラルカ「…終わったんだねフシール姉様…もし生きていたら祝杯をあげようかwフィロ兄様は…どうしてるかなぁ」
エトアル「…どうしようもない…確認する方法もない!少なくともこれで【視える】…私達も終わらせようか」
エトアルは一直線に進みだした。明らかに動きが変わる…ラルカの居場所が分かった以上最短距離で向かったのだ
ラルカ「迷いが無い…だけど地下室の入り口はどうやって見つける気?w私の居る真上に来たところで入れなかったら意味がないよね?」
エトアル「…そんなのっ!簡単だっての」
ラルカ「エトアル…さん?どこから!」
エトアル「天井…ラルカちゃんの戦い方なら糸を通す抜け道がどこかしらにある。糸の根本を辿ればそれは簡単に見つかるし…抜け道に力を加えれば簡単に壊せる」
ラルカ「それでも…辿れる訳が…暗い屋敷の中で天井付近を無数の糸が通ってるんだよ…?」
エトアル「そこら辺は~企業秘密?w」
エトアルはただ計算しただけだった。気配を辿って把握したラルカの位置から魔法石を通して自分を見た時の動きのズレ…その時間を場所ごとに計算、把握して小さな綻びの場所を見つけただけ
ラルカ「相変わらず化け物じみてるね…」
エトアル「じゃあ…このあとはどうする?」
ラルカ「…そうだね…こうしよっか!w」
ガラガラガラ…!
エトアル「何の音!?」
ラルカ「揺れやばぁ…本当にギリギリだったなぁ」
エトアル「何をしたの!?」
ラルカ「…別に?屋敷を支えてた糸を全部回収しただけ…さて…演ろうかエトアルさん」
エトアル「殺られる訳には行かないんだけど…手加減出来ないからね?ラルカちゃん」
リーベリアとフシールの戦闘は屋敷に多大な負荷を与えていた…それこそ…抑えてないと崩れるほどに…
エトアル「小細工はもうしないの!?」
ラルカ「純粋に私はこの子達を操るだけだよ…捕まえてみてよ!w」
エトアル「お望み通り♡」
エトアルは徐々にラルカに近づいて行ってた。だが…どんなに強くても疲労は溜まっていく
ラルカ「あんまり無茶な動きすると血が止まらなくなるよ?」
エトアル「どうせラルカちゃんを捕まえないと意味無いんだから良いよ」
ラルカ「そっか…でもさぁ」
ヒュン!
エトアルの体に無数の糸が絡みつき地下室の中央からに吊るされる状態になった
エトアル「かはっ…」
ラルカ「どう足掻いてもエトアルさんが勝つ事はない。瓦礫に埋もれた地下室…出入り口も潰されてる。ここから出れなきゃ意味がない」
エトアル「それでも…諦めるわけにはいかないの」
ラルカ「どうして…何故こんな事をしたの?」
エトアル「約束したから…貴女を助けるって…私が必ずこの屋敷から連れ出すと…ハロス君に誓ったから!」
ラルカ「ハ…ロス?つぅ…」
ラルカは頭を抑えて顔を歪ませた。初めて聞く名前…何故頭痛が起こるのか理解なんて出来る訳無い
エトアル「ラルカちゃん…ごめんね」
ラルカ「え…?しまっ…!」
グサッ…
エトアル「致命傷では無いけどすぐにリーベリアのもとに連れて行かないと…でも…ここからどうやって出れば」
ラルカ「騙し討ちとか怖いなぁ…どうせなら一緒に逝こうよ」
エトアル「…は?」
腹を射ち抜かれ気を失ったと思われたラルカは血を吐きながら笑って指を動かした。…瞬間エトアルに絡んでいた糸が引かれ首を断ち切った
ラルカ「…これで…良いんだよね?…お兄様」
やがてラルカも気を失う…呼吸は小さくなっていき閉ざされ埋もれた地下室では二人の血が広がっていった
屋敷の中を走る人影に合わせて不気味にランタンが灯っていく。まるで居場所を示すかの様にカラクリは作動し始めていた
エトアル「刃物ばっか…!ラルカちゃんも人が悪いなぁ…こんな仕掛け方されたら私の武器じゃ相性が悪すぎる」
ラルカ「次は右…左!全部キレイに避けちゃうなぁ…やっぱエトアルさんは機動力高いし、殺傷能力は低いけど手数多くしてみるか」
唯一相対せずに始まった戦いは攻撃を受けるか否かで勝敗が決まるものだった。広大な屋敷の中たった一人を見つけなくてはならない。もし怪我を負えば…それこそ時間が足りなくなるだろう
ラルカ「少しずつで良いんだよ?徐々にたどり着いてね…エトアルさん」
エトアル「…っ!まただ…屋敷の中で行けない場所がある…糸で塞がれてる道…これまでもあったけどこの先に地下室に繋がる通路があったら終わるなw」
強化糸を断ち切る手段も無いまま迂回して違う道を進んだ。やがて目の前には無数の人形が出てきた…体中に巻き付いた糸…彼女に近付いている事を告げる様に…そしてこれ以上の進行を阻むように襲い掛かってきた
エトアル「人形相手ならまだ殺れるね…糸切るのが早いけど私じゃ無理だし…wいつも通りでいいか」
手足が壊れ頭が砕けてもこちらへ来る人形…もはや攻撃の手段なんて無い。吊り上げられエトアルに覆い被さるように上から落ちてきた
ラルカ「さぁ!今度はどうするのエトアルさん!まさか…これで終わりなんてこと無いよねぇw」
ボワッ!
ラルカ「…は?」
エトアル「あっぶな~い♡…魔法石使いたく無かったんだけどな」
ラルカ「炎の魔法石…リーベリアさんか…」
エトアル「そっちだってどうせ魔法石を通して聞こえてるんでしょ?【これで終わりじゃないよね?】ラルカちゃん」
ラルカ「…そうだね…まだ終わらないよ。早く見つけて?」
炎で糸が燃え切れ、人形たちは動かなくなった。しかし地下室まではまだ続く。エトアルは再び糸を頼りに走り出した
エトアル「またか…今度は糸単体?あのスピードじゃ触れたら切れるな…」
向かってくる糸を器用に避け…途中に出てくる人形は壊し…同じ事の繰り返し。永遠に終わらないかの様な戦いだった
ラルカ「そのまま真っ直ぐ…アハハッ!屋敷の中は久々だけどこっちの手の内を知ってる人とここで戦うのは初めてだからなぁ…そのまま操られててくれるかな…それとも…もっと面白い物を見せてくれる!?」
狂気に染まった少女の乾いた笑い声が地下室に響いた。勝利よりも快感を…最高の舞台にする為に狂った兄妹達…狂うしか無かった子達…ラルカの思い通りにエトアルは着実に地下室へ近付いていた
ラルカ「蜘蛛の巣の中で憐れに藻掻く蝶…中庭で見た景色みたいだなぁ…あれ?フシール姉様の所に仕掛けていたトラップが使われた…?」
エトアル「っ!屋敷を覆ってた殺気が消えた…どっち…?リーベリアが勝ったの…?それとも…戦う必要のなくなったフシールちゃんが殺気を解除した…」
同時刻リーベリアとフシールの戦いが幕を閉じた。フシールは殺気を解除し姿を眩ませた…エトアルに言い様のない不安が襲った…
ラルカ「…終わったんだねフシール姉様…もし生きていたら祝杯をあげようかwフィロ兄様は…どうしてるかなぁ」
エトアル「…どうしようもない…確認する方法もない!少なくともこれで【視える】…私達も終わらせようか」
エトアルは一直線に進みだした。明らかに動きが変わる…ラルカの居場所が分かった以上最短距離で向かったのだ
ラルカ「迷いが無い…だけど地下室の入り口はどうやって見つける気?w私の居る真上に来たところで入れなかったら意味がないよね?」
エトアル「…そんなのっ!簡単だっての」
ラルカ「エトアル…さん?どこから!」
エトアル「天井…ラルカちゃんの戦い方なら糸を通す抜け道がどこかしらにある。糸の根本を辿ればそれは簡単に見つかるし…抜け道に力を加えれば簡単に壊せる」
ラルカ「それでも…辿れる訳が…暗い屋敷の中で天井付近を無数の糸が通ってるんだよ…?」
エトアル「そこら辺は~企業秘密?w」
エトアルはただ計算しただけだった。気配を辿って把握したラルカの位置から魔法石を通して自分を見た時の動きのズレ…その時間を場所ごとに計算、把握して小さな綻びの場所を見つけただけ
ラルカ「相変わらず化け物じみてるね…」
エトアル「じゃあ…このあとはどうする?」
ラルカ「…そうだね…こうしよっか!w」
ガラガラガラ…!
エトアル「何の音!?」
ラルカ「揺れやばぁ…本当にギリギリだったなぁ」
エトアル「何をしたの!?」
ラルカ「…別に?屋敷を支えてた糸を全部回収しただけ…さて…演ろうかエトアルさん」
エトアル「殺られる訳には行かないんだけど…手加減出来ないからね?ラルカちゃん」
リーベリアとフシールの戦闘は屋敷に多大な負荷を与えていた…それこそ…抑えてないと崩れるほどに…
エトアル「小細工はもうしないの!?」
ラルカ「純粋に私はこの子達を操るだけだよ…捕まえてみてよ!w」
エトアル「お望み通り♡」
エトアルは徐々にラルカに近づいて行ってた。だが…どんなに強くても疲労は溜まっていく
ラルカ「あんまり無茶な動きすると血が止まらなくなるよ?」
エトアル「どうせラルカちゃんを捕まえないと意味無いんだから良いよ」
ラルカ「そっか…でもさぁ」
ヒュン!
エトアルの体に無数の糸が絡みつき地下室の中央からに吊るされる状態になった
エトアル「かはっ…」
ラルカ「どう足掻いてもエトアルさんが勝つ事はない。瓦礫に埋もれた地下室…出入り口も潰されてる。ここから出れなきゃ意味がない」
エトアル「それでも…諦めるわけにはいかないの」
ラルカ「どうして…何故こんな事をしたの?」
エトアル「約束したから…貴女を助けるって…私が必ずこの屋敷から連れ出すと…ハロス君に誓ったから!」
ラルカ「ハ…ロス?つぅ…」
ラルカは頭を抑えて顔を歪ませた。初めて聞く名前…何故頭痛が起こるのか理解なんて出来る訳無い
エトアル「ラルカちゃん…ごめんね」
ラルカ「え…?しまっ…!」
グサッ…
エトアル「致命傷では無いけどすぐにリーベリアのもとに連れて行かないと…でも…ここからどうやって出れば」
ラルカ「騙し討ちとか怖いなぁ…どうせなら一緒に逝こうよ」
エトアル「…は?」
腹を射ち抜かれ気を失ったと思われたラルカは血を吐きながら笑って指を動かした。…瞬間エトアルに絡んでいた糸が引かれ首を断ち切った
ラルカ「…これで…良いんだよね?…お兄様」
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