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皇国復活編
俺、みんなで大行進するよ!
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報告を終えた俺達は今日一日の疲れを癒すためにミルフィの豪華で美味しい料理をたくさんご馳走になって明日に備えて早く寝ることにした。今日はヴィラスの家じゃなくて、ウォル達と一緒に寝れてすっごく嬉しいな~みんなは俺の為に生き方さえも変えてくれたんだからその気持ちに応えないと。これは義務や使命感じゃなくて、俺が思う純粋な気持ちだ。
これからもずっと一緒に居ようね。
俺はウォルに抱かれ温もりを感じながら眠りに就いた。
次の日の朝、俺は朝早くからヴィラスと一緒に燃え爛れる大地の上空を飛びながらミルフィが作ってくれたパンが沢山入った籠を抱え一緒に朝食を食べていた。
「ミルクの味が柔らかくて美味いな」
「このオレンジのパンも甘酸っぱくて美味しいよ~」
「パンの柔らかさは変わったが、味や使われている果物は覚えのあるものばかりだな」
「このジャムも美味しいよね~」
「あぁよく少し違うが食べた味だ」
ヴィラスにとっては250年ぶりの食事だから凄く嬉しそうだ。俺達にとっては最近だけど人間にとっては長くその命を終え町の姿すら変わってしまうけど、こうやってジャムのように少し違うけど今でも残っているものもある。俺も何時かは何かを食べて昔を思い出す時が来るかもしれないね。ううん、きっと来るんだろうね・・・・
「あとは昼の為に残しておこうか」
「そうだね~それじゃあご飯も食べたことだし今日も頑張るぞ!」
「あぁやるとしよう」
俺達にとって少しご飯を食べたくらいじゃ魔力の足しにはならないけど俺達を思って作ってくれたそれだけで体の底からやる気がみなぎってくる!さて今日でこの燃え爛れる大地を全部浄化しちゃうぞ~
「それで昨日言っていた思い付いたことってなんだ?」
「ふふ~ん、それじゃあお披露目するね!みんな~おいで~」
ヴィラスは期待した目で俺のことを見てくれているので、俺はその期待に応える為に胸を張り、大地に通した無数の水路に向かってみんなを呼んだ。そうだ、危ない危ない忘れる所だった。みんなは向こう側に居るから魔境を越える為に少し力を分けてあげないと!
「みんな?」
「うん、俺を手伝ってくれてる子達!」
みんなと言う言葉に首を傾げていたヴィラスだが、俺の呼び掛けに応じてくれたお手伝いさん達が遠く離れた場所から水路を辿って集まって来る魔力を感じたのか地面を目を丸くしながら見ている。
「魔力・・・・これは水の精霊・・・・違う、だがクーアに凄く近い存在だ」
そして着いた子達から次々と地面の水路から勢いよく飛び出し俺達の元へ向かって空を駆け走ってくる。火の魔力はヴィラスが回収してくれてるけど、全部じゃ無いから火の魔力が多い場所を通ることが少し不安だったけどみんな問題無いみたいだね。俺と会えたことを喜んでくれているのか、体を揺らしながら俺の周りを走り周る姿が可愛くてみんなに水を作り出して掛けてあげる。
みんな気持ち良さそうだね~
「魔法生物・・・・いや、これはもうクーアの分身と言っても良いほどの力を持ってるな。こいつらがクーアの言っていた良い事か」
「うんっ俺一人じゃ手順が多すぎで無理だけど、みんなで分担すれば素早く出来ると思うんだよね!」
「魔法が複雑かつ量が多く省略出来ないのであればそれを分担すれば負担は減るがそんな大規模な魔法を任せられる奴なんて限られているんだがな・・・・確かにこいつらなら十分な力が有るな。一体いつこんな奴らを作ったんだ?」
「ヴィラスに出会う少し前くらいだよ~」
次々と姿を見せるお手伝いさん達に唖然としているけど、冷静にこの子達の力の分析をしていたみたい。この子達は水路を広げれば広げる程成長する子達で俺と繋がってはいるけれど各自で魔力を持っているから十分戦力になると思うよ!それに本当に優秀な子達で作ったのはつい最近だけど、今では少し助けてあげれば魔境を越えられるくらいの力を付けて、この国中に水路を巡らせてくれているんだよ。
「そうなのか・・・・何のためにこんな強力な魔法生物を作ったんだ?」
「今俺はこの国に水路を巡らせて大地を復活させているんだけど、旅で通った場所だけに水路を通すだけじゃ足りないって思ったんだ。だから、国中に水路を引くお手伝いさんを作ったんだよ~」
俺達が行ける場所は限られているけど、俺達が寄らなかった場所、俺達の知らない場所で危機に瀕している人が居るかもしれない。だけど、遠く離れ場所に干渉するには力が必要だ。普通なら国中なんて無理だけど俺にはそれが出来る力が有るしウォル達が大切にしている国民を友達である俺が放っておく訳にはいかないよね!だから、俺は国中にお手伝いさん達を送ることにしたんだよ~
「なるほど・・・・つまりこいつらは普段国中を走って水路を広げているんだな」
「うん、そうだよ~」
「それでクーアの力を自由に使えるんだな?」
「うん、使えるよ~」
「ほぼ眷属のようなものか・・・・意図は分かったがこんな強力な魔法生物をそう易々と沢山作るもんじゃ無いぞ」
「は~い」
言われなくてもこれ以上お手伝いさん達を増やすつもりは無いよ~今はね。俺はヴィラスの注意を聞きながら、みんなの様子を確認していると30体居るはずのお手伝いさん達が一体足りない。どうしたんだろう・・・・意識を飛ばし探ってみると
ヒヒーン
あ~なるほど、子供達が弱っていて傍に居たいんだね。うんうん、人間を助けるのも大切な役目だもんね。大丈夫大丈夫、こっちは他のみんなで足りるから君はその子達の傍に居てあげて。
お手伝いさん達と俺は繋がっているから何処に居るかは知っているけど常に彼らの周囲の状況を把握してる訳じゃ無い。彼らの使命は水を広げて大地を復活させることと人々を助ける事だから今回はそれを優先したって訳だね。俺はお手伝いさん達を縛るようなことはしたくないし、その意思を尊重するよ!
「どうしたんだ?」
「一人色々な事情で来られない子がいたみたいだから確認してたの~」
「自由意思を持ってるのか」
「うん、みんな自由だよ~」
「・・・・まぁそれが良いかもな。それじゃあ早速始めようか」
「だね~お手伝いさん達~力を貸して~」
ワン ニャー ガルル シャー ピュイ
俺はみんなにこれからやる事を伝えるとみんなやる気になってくれたみたいで元気よく返事を返してくれた。それを見たヴィラスは頷くと、大地に宿る魔力へと意識を向け燃え爛れる大地の果てへと飛び立った。
「よ~し、みんな行くよ~!」
火の魔力が無くなったのを確認するとそれを追うようにお手伝いさん達は次々と地面へと潜り水路を広げ大地を浄化し始めた。
俺も一緒に行こ~
ワンちゃんは水路の拡張、鹿さんは大地の浄化ね~ネコさんは後ろから付いて来て水路を回収してね。他の子にも細かく指示をしながら高速で飛ぶヴィラスの後を俺達も地面に流れている水路に潜りながらついて行く。
うわ~昨日より何十倍も速いし魔法の負担も全然無いね。お手伝いさん達の魔力が心配だったけど俺の魔力が増えて水路も増えたおかげで魔力量が桁違いに上がっているし、水路から魔力を受け取っているから魔力切れになる事は無さそうだね。魔法の処理の速さも十分だしこれなら夜までやれば燃え爛れる大地を全て浄化できそうだね。
良い調子だよみんな~頑張って行こ~う
ワン ニャー ガルル シャー ピュイ
「まだ余裕そうだな」
俺達が問題無く付いて来れているのを確認したヴィラスは笑みを浮かべると、大地から吸収している火の魔力を全身に纏い、まるで全盛期のヴィラスのような大きな影を作り出し空を飛び始めた。沢山の魔力を吸収して思いっ切り伸び伸びと飛びたい気持ちは分かるけど、そんなことをしたら大騒ぎになっちゃうよ・・・・全く蛇さんヴィラスの姿を隠してあげて。
シャー!
蛇さんは俺の背中に乗ると大気中にある水分と光の屈折を使ってヴィラスの姿を隠してくれた。止めて貰うのが一番良いんだけど、空を何の枷も無く自由に飛ぶのってすっごく気持ち良し、久々の飛行だろうから許してあげる!
俺も今度思いっ切り飛んでみよ~っと
これからもずっと一緒に居ようね。
俺はウォルに抱かれ温もりを感じながら眠りに就いた。
次の日の朝、俺は朝早くからヴィラスと一緒に燃え爛れる大地の上空を飛びながらミルフィが作ってくれたパンが沢山入った籠を抱え一緒に朝食を食べていた。
「ミルクの味が柔らかくて美味いな」
「このオレンジのパンも甘酸っぱくて美味しいよ~」
「パンの柔らかさは変わったが、味や使われている果物は覚えのあるものばかりだな」
「このジャムも美味しいよね~」
「あぁよく少し違うが食べた味だ」
ヴィラスにとっては250年ぶりの食事だから凄く嬉しそうだ。俺達にとっては最近だけど人間にとっては長くその命を終え町の姿すら変わってしまうけど、こうやってジャムのように少し違うけど今でも残っているものもある。俺も何時かは何かを食べて昔を思い出す時が来るかもしれないね。ううん、きっと来るんだろうね・・・・
「あとは昼の為に残しておこうか」
「そうだね~それじゃあご飯も食べたことだし今日も頑張るぞ!」
「あぁやるとしよう」
俺達にとって少しご飯を食べたくらいじゃ魔力の足しにはならないけど俺達を思って作ってくれたそれだけで体の底からやる気がみなぎってくる!さて今日でこの燃え爛れる大地を全部浄化しちゃうぞ~
「それで昨日言っていた思い付いたことってなんだ?」
「ふふ~ん、それじゃあお披露目するね!みんな~おいで~」
ヴィラスは期待した目で俺のことを見てくれているので、俺はその期待に応える為に胸を張り、大地に通した無数の水路に向かってみんなを呼んだ。そうだ、危ない危ない忘れる所だった。みんなは向こう側に居るから魔境を越える為に少し力を分けてあげないと!
「みんな?」
「うん、俺を手伝ってくれてる子達!」
みんなと言う言葉に首を傾げていたヴィラスだが、俺の呼び掛けに応じてくれたお手伝いさん達が遠く離れた場所から水路を辿って集まって来る魔力を感じたのか地面を目を丸くしながら見ている。
「魔力・・・・これは水の精霊・・・・違う、だがクーアに凄く近い存在だ」
そして着いた子達から次々と地面の水路から勢いよく飛び出し俺達の元へ向かって空を駆け走ってくる。火の魔力はヴィラスが回収してくれてるけど、全部じゃ無いから火の魔力が多い場所を通ることが少し不安だったけどみんな問題無いみたいだね。俺と会えたことを喜んでくれているのか、体を揺らしながら俺の周りを走り周る姿が可愛くてみんなに水を作り出して掛けてあげる。
みんな気持ち良さそうだね~
「魔法生物・・・・いや、これはもうクーアの分身と言っても良いほどの力を持ってるな。こいつらがクーアの言っていた良い事か」
「うんっ俺一人じゃ手順が多すぎで無理だけど、みんなで分担すれば素早く出来ると思うんだよね!」
「魔法が複雑かつ量が多く省略出来ないのであればそれを分担すれば負担は減るがそんな大規模な魔法を任せられる奴なんて限られているんだがな・・・・確かにこいつらなら十分な力が有るな。一体いつこんな奴らを作ったんだ?」
「ヴィラスに出会う少し前くらいだよ~」
次々と姿を見せるお手伝いさん達に唖然としているけど、冷静にこの子達の力の分析をしていたみたい。この子達は水路を広げれば広げる程成長する子達で俺と繋がってはいるけれど各自で魔力を持っているから十分戦力になると思うよ!それに本当に優秀な子達で作ったのはつい最近だけど、今では少し助けてあげれば魔境を越えられるくらいの力を付けて、この国中に水路を巡らせてくれているんだよ。
「そうなのか・・・・何のためにこんな強力な魔法生物を作ったんだ?」
「今俺はこの国に水路を巡らせて大地を復活させているんだけど、旅で通った場所だけに水路を通すだけじゃ足りないって思ったんだ。だから、国中に水路を引くお手伝いさんを作ったんだよ~」
俺達が行ける場所は限られているけど、俺達が寄らなかった場所、俺達の知らない場所で危機に瀕している人が居るかもしれない。だけど、遠く離れ場所に干渉するには力が必要だ。普通なら国中なんて無理だけど俺にはそれが出来る力が有るしウォル達が大切にしている国民を友達である俺が放っておく訳にはいかないよね!だから、俺は国中にお手伝いさん達を送ることにしたんだよ~
「なるほど・・・・つまりこいつらは普段国中を走って水路を広げているんだな」
「うん、そうだよ~」
「それでクーアの力を自由に使えるんだな?」
「うん、使えるよ~」
「ほぼ眷属のようなものか・・・・意図は分かったがこんな強力な魔法生物をそう易々と沢山作るもんじゃ無いぞ」
「は~い」
言われなくてもこれ以上お手伝いさん達を増やすつもりは無いよ~今はね。俺はヴィラスの注意を聞きながら、みんなの様子を確認していると30体居るはずのお手伝いさん達が一体足りない。どうしたんだろう・・・・意識を飛ばし探ってみると
ヒヒーン
あ~なるほど、子供達が弱っていて傍に居たいんだね。うんうん、人間を助けるのも大切な役目だもんね。大丈夫大丈夫、こっちは他のみんなで足りるから君はその子達の傍に居てあげて。
お手伝いさん達と俺は繋がっているから何処に居るかは知っているけど常に彼らの周囲の状況を把握してる訳じゃ無い。彼らの使命は水を広げて大地を復活させることと人々を助ける事だから今回はそれを優先したって訳だね。俺はお手伝いさん達を縛るようなことはしたくないし、その意思を尊重するよ!
「どうしたんだ?」
「一人色々な事情で来られない子がいたみたいだから確認してたの~」
「自由意思を持ってるのか」
「うん、みんな自由だよ~」
「・・・・まぁそれが良いかもな。それじゃあ早速始めようか」
「だね~お手伝いさん達~力を貸して~」
ワン ニャー ガルル シャー ピュイ
俺はみんなにこれからやる事を伝えるとみんなやる気になってくれたみたいで元気よく返事を返してくれた。それを見たヴィラスは頷くと、大地に宿る魔力へと意識を向け燃え爛れる大地の果てへと飛び立った。
「よ~し、みんな行くよ~!」
火の魔力が無くなったのを確認するとそれを追うようにお手伝いさん達は次々と地面へと潜り水路を広げ大地を浄化し始めた。
俺も一緒に行こ~
ワンちゃんは水路の拡張、鹿さんは大地の浄化ね~ネコさんは後ろから付いて来て水路を回収してね。他の子にも細かく指示をしながら高速で飛ぶヴィラスの後を俺達も地面に流れている水路に潜りながらついて行く。
うわ~昨日より何十倍も速いし魔法の負担も全然無いね。お手伝いさん達の魔力が心配だったけど俺の魔力が増えて水路も増えたおかげで魔力量が桁違いに上がっているし、水路から魔力を受け取っているから魔力切れになる事は無さそうだね。魔法の処理の速さも十分だしこれなら夜までやれば燃え爛れる大地を全て浄化できそうだね。
良い調子だよみんな~頑張って行こ~う
ワン ニャー ガルル シャー ピュイ
「まだ余裕そうだな」
俺達が問題無く付いて来れているのを確認したヴィラスは笑みを浮かべると、大地から吸収している火の魔力を全身に纏い、まるで全盛期のヴィラスのような大きな影を作り出し空を飛び始めた。沢山の魔力を吸収して思いっ切り伸び伸びと飛びたい気持ちは分かるけど、そんなことをしたら大騒ぎになっちゃうよ・・・・全く蛇さんヴィラスの姿を隠してあげて。
シャー!
蛇さんは俺の背中に乗ると大気中にある水分と光の屈折を使ってヴィラスの姿を隠してくれた。止めて貰うのが一番良いんだけど、空を何の枷も無く自由に飛ぶのってすっごく気持ち良し、久々の飛行だろうから許してあげる!
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