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皇国復活編
俺、みんなと一緒に居たい!
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「え、え、どういうこと!?みんな加護の事を知ってたの!?」
「あぁ」
「勿論よ」
「常識だな」
「うむ」
嘘でしょ!?それなら何で何も言わなかったの!?もしかして俺があげるって言っちゃったから断りずらかったとか?そうだよね、みんなは竜種の事を尊敬しているしあの場面で加護をあげちゃったら要らないなんて言えないよね。嫌なものだと分かっているのに俺が渡すと言っちゃったから断れず、そのまま魂の変質を起こしちゃって・・・・みんなが俺の力を使おうとしないのはそういう理由だったのか。気付いていないのは俺だけで、そんな俺に気を使って・・・・
「加護なんてものを上げちゃって本当にごめんね」
「何故謝るんだ?俺は加護に感謝しているんだぞ」
「そうよ、クーアから貰ったとても大事なものなんだから」
「もしかして俺達に加護を渡すのが嫌になったのか?」
「有難いものなのだから断る訳が無いだろう?」
謝る俺に一体どうしたのかと心配そうにしているけど、心配されるべきなのは俺じゃなくてみんなだよ!
「有難いって・・・・もしかしてみんな俺が知ってる加護と違う認識をしてる?俺達の加護は魂を変質させて人間から少し離れた存在になっちゃうんだよ!?」
「知っているぞ」
そも当然なことのように言うウォルに益々わからなくなってくる。何でみんなそんな事実を知っておいて冷静でいられるの?普通は叫んで嫌がるものじゃないの?
「俺、俺、そんな事になるなんて全然知らなくてみんなに申し訳なくて、でもみんなに謝らないといけなくて」
もう訳が分からなくてどう説明してどう謝ったら良いのか分からくて処理できな感情と一緒に涙が溢れてくる。もう一体どうすれば良いの?加護を知ってるとか感謝してるとか、みんなはどうしてそんなに平気そうなんだよ!
「!どうしたんだ本当に」
「ほら、クーア泣くなってどうしたんだよ」
「なにか悲しい事でもあったの?」
「俺達に教えてくれないか?」
「だから、加護のことだって!」
もうどうしたら分からず泣く俺にみんなは焦りながら俺の頭を撫でシャールクが抱きしめてくれるけどみんなの優しさが痛いよ。俺はそんな心配されていい存在じゃないのに・・・・
「加護?加護がどうしたって言うんだ?」
「私達に付いている加護が原因なのよね?」
「だが、加護に泣くような理由は無いだろう?」
みんなは困りながら顔を合わせ俺が泣いてしまった理由を探ろうとしているけど、全然わかってくれないみたいだ。
「全く、そういう所はまだ子供なのか」
「ヴィラス様!」
俺が上手く説明出来なくて泣いてしまったのを感じヴィラスは二階から降りてきてくれた。本当は自分で説明しなきゃなのに情けないよ・・・・もっと悲しくなって心配させないよう止めたい涙が溢れれきちゃう。
「一体クーアはどうされたんでしょう」
「先程から加護の事について言っているのですが俺達には見当がつかなくて」
「何か加護がクーアに悪影響を与えてしまっているのでしょうか」
「まぁ人間だとそういう考えだよな。クーアを好いてる奴からすると、尚更思いつかないだろうな」
「どういうことなのでしょうか?」
「クーアはな、お前達に加護を与えて魂を変質させちまったことを申し訳なく思っているんだよ。魂を変質させてしまったから嫌われるかもしれない、みんなと一緒に居られなくなってしまうかもしれないってな」
俺が泣いて喋れない代わりにヴィラスがみんなに謝らなきゃいけない理由を話してくれた。そう、本当にごめんなさい。お願い何とかするか嫌わないで・・・・
「????」
「は?」
「ん?」
「クーア、それで泣いてるのか?」
「ゔん」
みんなは理由を聞いて口を開けて驚き確認してきたけど、ヴィラスの言う通りだよ。シャールクは胸で泣いていた俺を抱き上げ俺と顔を合わせると、
「クーア、何を謝る必要があるんだ?この加護は俺達にとっては祝福と言っても良いほどの贈り物なんだぞ」
「シャールクの言う通り俺達にとっては、最高の贈り物だ」
シャールクは俺の目を見ながらいつものように明るくだが慈悲の溢れる笑顔で笑いながら言ってくれた。魂の揺れは無いし、嘘はついてない・・・・なんでそんな事が言えるの?俺は魂を変質されておきながら心の底からそんな事が言える理由が分からなくて、溢れていた涙が止まってしまう。そのままレイランがシャールクから俺を受け取ると
「私達エルヴィラスの国民はね、加護を貰う事によってどんな事が起きるのかを小さな頃から知っているの。寿命が延び魔力が増え竜種の皆さまと同じ年月生きることが出来る素敵なことだってね」
「うむ、俺達の寿命は短い。竜種の皆様にとっては瞬きの間に俺達は皆様の前から消えてしまう事を俺達は歯がゆく思っていたんだ」
「もっと傍で仕えたい。もっと役に立ちたい、もっと恩を返したい。そして」
「「「「悲しませたくない」」」」
「竜種の皆さまは俺達とは比べ者にならない程格の違う方達だが心が無い訳では無い。遥か昔から俺達の死をエルディラン様とヴィラス様は俺達の国民の死を悲しんでくれた。それこそ、国民全ての葬儀に必ず来てくれるほどにな」
レイランは御伽噺を話すかのようにゆっくりと子供に教えるように笑いながら話してくれた。それを聞いたアルベルドは頷きながらも優しい笑みを浮かべ、時に悔しそうにしている。
「俺はエルディラン様の血を引いているおかげで寿命は普通と比べれば長い方だが、竜種の皆様には遠く及ばない。竜種の皆様と共に歩めるのは、同じ竜種かその加護を与えられた選ばれた者のみだ」
「俺達はさクーアにとんでもなく大きな借りがあるんだ。それこそ、俺達の人生全てを使っても返しきれ無い程の恩があるんだぜ」
「だけど私達はすぐに死んでしまう。だから、加護を貰えた時本当に嬉しかったのよ。これでクーアと一生一緒に居られて恩を返せるんだって」
「うむ、一生傍で守れることが出来る資格を得たのだと心が昂った」
レイランは一度強く抱きしめると俺を元居たテーブルの上に座らせ、みんなは席を立ち俺の前に並んで床に膝を付け目線を合わせた。
「そして何よりも、クーアの友達として共に生きられるんだとな」
「いっぱい色々な事をしような」
「国が落ち着いたら色々な所を案内してあげるんだから」
「こっちの地方の案内であれば任せてくれ」
みんなの言葉は凄く優しくて暖かさに溢れていて、俺には相応しく無い程だ。この言葉は俺が都合が良いように聞き間違えてるんじゃないよね?本当にそんな事を思ってくれてるんだよね?みんな嘘は言って無いんだよね?
「でも、俺は魂を・・・・」
「それがどうしたって言うんだ?クーアと共に居られるためならどんな事だって構わない」
「そうだな。ぶっちゃけ俺達は魂なんて分からないしな」
「変質したら星の還れなくなっちゃうんだよ?」
「私達は一緒に居るんだから別に構わないわ」
「うむ。それに死んだ後の世界など興味は無い」
「そうだ。俺達にとって大事なのは恩を返すことクーアと一緒に居られることだ。死んだ後の話なんてどうでも良い」
「ぶっちゃけ魂なんて難しい話俺には分からないしな。分かるのは、クーアの隣に立てる力を得たってことだけだな」
本当に俺の事を許してくれるの?
「クーア、俺達竜種はその性質上魂の変質に強い忌避と嫌悪を覚えるが人間にとっては何てことの無いことなんだ。俺の時もこの恩と共に居きられるなら生まれ変われなくなっても良いって言われたんだぜ。本当に人間って逞しいよな」
「この加護はクーアと友達の証なんだ」
「今はクーアに沢山頼っちまってるけど、力を使いこなして今度は俺達がクーアを助けるからな!」
「それまで時間が掛かってしまうだろうけど、一緒に居てくれる?」
「クーア、俺達は何時までもクーアと共に歩みたい。それを許してくれるか?」
俺は・・・・加護の意味も分かって無くて普通の竜種に比べたらしっかりとした知識も無いしヴィラスみたいな遥か昔から続く歴史も知らない。力だって大きいだけで工夫の仕方も分からない水を出して浄化することしか能が無い俺だけど・・・・
「俺はみんなと一緒に居たい・・・・さよならは嫌だよ、ずっとみんなと一緒に居たい。魂を変質させちゃってごめんね・・・・でも、一緒に居てくれるのはすごく嬉しいんだ」
「あぁ、ずっと一緒だ」
「楽しいこと沢山するんだからな」
「魔法も教えて貰わないと!」
「うむ、クーアの安全は俺が守ってやるから安心しろ」
ヴィラス、前に言った通り人間って弱くてすぐ居なくなっちゃうけど優しくて逞しいんだね。
「あぁ」
「勿論よ」
「常識だな」
「うむ」
嘘でしょ!?それなら何で何も言わなかったの!?もしかして俺があげるって言っちゃったから断りずらかったとか?そうだよね、みんなは竜種の事を尊敬しているしあの場面で加護をあげちゃったら要らないなんて言えないよね。嫌なものだと分かっているのに俺が渡すと言っちゃったから断れず、そのまま魂の変質を起こしちゃって・・・・みんなが俺の力を使おうとしないのはそういう理由だったのか。気付いていないのは俺だけで、そんな俺に気を使って・・・・
「加護なんてものを上げちゃって本当にごめんね」
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「そうよ、クーアから貰ったとても大事なものなんだから」
「もしかして俺達に加護を渡すのが嫌になったのか?」
「有難いものなのだから断る訳が無いだろう?」
謝る俺に一体どうしたのかと心配そうにしているけど、心配されるべきなのは俺じゃなくてみんなだよ!
「有難いって・・・・もしかしてみんな俺が知ってる加護と違う認識をしてる?俺達の加護は魂を変質させて人間から少し離れた存在になっちゃうんだよ!?」
「知っているぞ」
そも当然なことのように言うウォルに益々わからなくなってくる。何でみんなそんな事実を知っておいて冷静でいられるの?普通は叫んで嫌がるものじゃないの?
「俺、俺、そんな事になるなんて全然知らなくてみんなに申し訳なくて、でもみんなに謝らないといけなくて」
もう訳が分からなくてどう説明してどう謝ったら良いのか分からくて処理できな感情と一緒に涙が溢れてくる。もう一体どうすれば良いの?加護を知ってるとか感謝してるとか、みんなはどうしてそんなに平気そうなんだよ!
「!どうしたんだ本当に」
「ほら、クーア泣くなってどうしたんだよ」
「なにか悲しい事でもあったの?」
「俺達に教えてくれないか?」
「だから、加護のことだって!」
もうどうしたら分からず泣く俺にみんなは焦りながら俺の頭を撫でシャールクが抱きしめてくれるけどみんなの優しさが痛いよ。俺はそんな心配されていい存在じゃないのに・・・・
「加護?加護がどうしたって言うんだ?」
「私達に付いている加護が原因なのよね?」
「だが、加護に泣くような理由は無いだろう?」
みんなは困りながら顔を合わせ俺が泣いてしまった理由を探ろうとしているけど、全然わかってくれないみたいだ。
「全く、そういう所はまだ子供なのか」
「ヴィラス様!」
俺が上手く説明出来なくて泣いてしまったのを感じヴィラスは二階から降りてきてくれた。本当は自分で説明しなきゃなのに情けないよ・・・・もっと悲しくなって心配させないよう止めたい涙が溢れれきちゃう。
「一体クーアはどうされたんでしょう」
「先程から加護の事について言っているのですが俺達には見当がつかなくて」
「何か加護がクーアに悪影響を与えてしまっているのでしょうか」
「まぁ人間だとそういう考えだよな。クーアを好いてる奴からすると、尚更思いつかないだろうな」
「どういうことなのでしょうか?」
「クーアはな、お前達に加護を与えて魂を変質させちまったことを申し訳なく思っているんだよ。魂を変質させてしまったから嫌われるかもしれない、みんなと一緒に居られなくなってしまうかもしれないってな」
俺が泣いて喋れない代わりにヴィラスがみんなに謝らなきゃいけない理由を話してくれた。そう、本当にごめんなさい。お願い何とかするか嫌わないで・・・・
「????」
「は?」
「ん?」
「クーア、それで泣いてるのか?」
「ゔん」
みんなは理由を聞いて口を開けて驚き確認してきたけど、ヴィラスの言う通りだよ。シャールクは胸で泣いていた俺を抱き上げ俺と顔を合わせると、
「クーア、何を謝る必要があるんだ?この加護は俺達にとっては祝福と言っても良いほどの贈り物なんだぞ」
「シャールクの言う通り俺達にとっては、最高の贈り物だ」
シャールクは俺の目を見ながらいつものように明るくだが慈悲の溢れる笑顔で笑いながら言ってくれた。魂の揺れは無いし、嘘はついてない・・・・なんでそんな事が言えるの?俺は魂を変質されておきながら心の底からそんな事が言える理由が分からなくて、溢れていた涙が止まってしまう。そのままレイランがシャールクから俺を受け取ると
「私達エルヴィラスの国民はね、加護を貰う事によってどんな事が起きるのかを小さな頃から知っているの。寿命が延び魔力が増え竜種の皆さまと同じ年月生きることが出来る素敵なことだってね」
「うむ、俺達の寿命は短い。竜種の皆様にとっては瞬きの間に俺達は皆様の前から消えてしまう事を俺達は歯がゆく思っていたんだ」
「もっと傍で仕えたい。もっと役に立ちたい、もっと恩を返したい。そして」
「「「「悲しませたくない」」」」
「竜種の皆さまは俺達とは比べ者にならない程格の違う方達だが心が無い訳では無い。遥か昔から俺達の死をエルディラン様とヴィラス様は俺達の国民の死を悲しんでくれた。それこそ、国民全ての葬儀に必ず来てくれるほどにな」
レイランは御伽噺を話すかのようにゆっくりと子供に教えるように笑いながら話してくれた。それを聞いたアルベルドは頷きながらも優しい笑みを浮かべ、時に悔しそうにしている。
「俺はエルディラン様の血を引いているおかげで寿命は普通と比べれば長い方だが、竜種の皆様には遠く及ばない。竜種の皆様と共に歩めるのは、同じ竜種かその加護を与えられた選ばれた者のみだ」
「俺達はさクーアにとんでもなく大きな借りがあるんだ。それこそ、俺達の人生全てを使っても返しきれ無い程の恩があるんだぜ」
「だけど私達はすぐに死んでしまう。だから、加護を貰えた時本当に嬉しかったのよ。これでクーアと一生一緒に居られて恩を返せるんだって」
「うむ、一生傍で守れることが出来る資格を得たのだと心が昂った」
レイランは一度強く抱きしめると俺を元居たテーブルの上に座らせ、みんなは席を立ち俺の前に並んで床に膝を付け目線を合わせた。
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みんなの言葉は凄く優しくて暖かさに溢れていて、俺には相応しく無い程だ。この言葉は俺が都合が良いように聞き間違えてるんじゃないよね?本当にそんな事を思ってくれてるんだよね?みんな嘘は言って無いんだよね?
「でも、俺は魂を・・・・」
「それがどうしたって言うんだ?クーアと共に居られるためならどんな事だって構わない」
「そうだな。ぶっちゃけ俺達は魂なんて分からないしな」
「変質したら星の還れなくなっちゃうんだよ?」
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「うむ。それに死んだ後の世界など興味は無い」
「そうだ。俺達にとって大事なのは恩を返すことクーアと一緒に居られることだ。死んだ後の話なんてどうでも良い」
「ぶっちゃけ魂なんて難しい話俺には分からないしな。分かるのは、クーアの隣に立てる力を得たってことだけだな」
本当に俺の事を許してくれるの?
「クーア、俺達竜種はその性質上魂の変質に強い忌避と嫌悪を覚えるが人間にとっては何てことの無いことなんだ。俺の時もこの恩と共に居きられるなら生まれ変われなくなっても良いって言われたんだぜ。本当に人間って逞しいよな」
「この加護はクーアと友達の証なんだ」
「今はクーアに沢山頼っちまってるけど、力を使いこなして今度は俺達がクーアを助けるからな!」
「それまで時間が掛かってしまうだろうけど、一緒に居てくれる?」
「クーア、俺達は何時までもクーアと共に歩みたい。それを許してくれるか?」
俺は・・・・加護の意味も分かって無くて普通の竜種に比べたらしっかりとした知識も無いしヴィラスみたいな遥か昔から続く歴史も知らない。力だって大きいだけで工夫の仕方も分からない水を出して浄化することしか能が無い俺だけど・・・・
「俺はみんなと一緒に居たい・・・・さよならは嫌だよ、ずっとみんなと一緒に居たい。魂を変質させちゃってごめんね・・・・でも、一緒に居てくれるのはすごく嬉しいんだ」
「あぁ、ずっと一緒だ」
「楽しいこと沢山するんだからな」
「魔法も教えて貰わないと!」
「うむ、クーアの安全は俺が守ってやるから安心しろ」
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