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皇国復活編
俺、ヴィラスを探しに行くよ!
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俺達がセレルに着いた頃には日が落ち始めていたので、今はもう夕食時だ。夕食をご馳走してくれるというディオクスの言葉に甘え食堂へ行くと、そこには優しそうな笑みを浮かべた綺麗な白髪の持った女の人と、アルベルドを少し優しくしたような顔をした男の人が待っていた。
「アルベルドと似てる~」
「みんなに紹介しよう。母のミルフィと弟のガルダルだ。二人共、ウォル皇子とレイラン、シャールクにクーアだ」
「初めましてウォル皇子そして、アルベルドの同僚の皆さん」
「お会いできて光栄です」
「こちらこそ副団長を務めるアルベルドの母上と弟君に会えて光栄だ。急な訪問となって申し訳ないが、暫くの間お世話になります」
「いえいえ、精一杯のおもてなしをさせて頂きますね」
「いや、そこまでしなくても大丈夫ですよ」
「久々のお客様ですから遠慮しないでください」
「母さん、みんなを座らせてもいいか?」
「あらやだ私としたことが!さぁさぁお座りになってください」
久々に帰ってきたことが嬉しいのかアルベルドのお母さんは、笑みを浮かべ気分が上がってるみたいだ。そんなお母さんにアルベルドは呆れ顔をしながら、俺達は席へと着いた。運ばれてきた料理は今まで見たこと無い料理だらけだった。大きな葉っぱに包まれスパイスによって味付けされたお肉の蒸し料理や、甘酸っぱい木の実を混ぜて焼いた柔らかなパン。カリカリになる程油で揚げた細長いお肉など、ピリリと辛いけどそれが美味しい料理だらけだった。
「美味いな」
「まだまだ沢山ありますから遠慮なく食べて下さいね」
「アルベルドには久しぶりの故郷の味か」
「うむ・・・・偶に団長と共に作ってはいたが母さんの味には勝てないからな」
「あらあら」
「母さんとガルダルが元気そうで良かった。ガルダルはとても大きくなったな」
「既に8年も経っているから当然です」
「そうね~全く帰って来ないんだもの」
「王都とセレルはかなりの距離なんだ。そうそう気軽に変えることは出来ない」
「それは分かってますよ。でも手紙もあまり寄こさないじゃない」
アルベルドのお母さんは文句は言っているけどすごく嬉しそうだ。ディオクスは黙々と手を進め弟のガルダルもアルベルドと似て、そこまで話す方ではないみたい。この父親と息子達は面白い程顔も性格も似てるよね~
「それはすまなかった」
「まぁやっと帰ってきたんだから全て許してあげましょう!」
「ふぅ・・・・ガルダルはその格好を見るに戦士になったようだな」
「はい、父の後を継げるよう現在も鍛錬中です」
「・・・・ガルダルは町の中でもかなり強くなっている。鍛錬を怠っているとすぐにお前も抜かされるぞ」
「そうか、気を付けなければいけないな」
「いえ、兄さんにはまだまだ及びません」
「そう自分を卑下するものでは無いぞ」
「はい、父さん」
なんか表情を変える事無く淡々と話しているけど仲が悪いどころか、とっても仲が良いみたい。ウォル達も同じことを思ったのか笑いながら
「アルベルドとガルダルさんそして、ディオクスさんってとても似てるのね」
「話し方と表情まで似てるな」
「あぁまるでアルベルドが三人いるようだ」
「ふふっこの人達子供の頃からこうなんですよ。父親に似て表情豊かでは無いのですが、仲が良くて小さな頃なんて二人して父親の後ろを追いかけまわしていたのですよ」
「「母さん」」
「あらあら、うふふ」
お~アルベルドも無邪気な子供時代が有ったんだね~
「あまりに付いていくものだから、夫は両肩に二人を乗せて警備に行ったりしてみんなから微笑ましいって好評だったんですよ。普段こんな仏頂面ですから、子供二人で威圧感を調和効果が有ったりね」
「母さん」
「うふふふ」
「それは見てみたかったな」
「えぇ今のアルベルドからは想像できないわね」
「鬼神とも言われる副団長の子供時代とか他の騎士団の人達に聞かせてやりたいな」
アルベルドの幼少時代の話をお母さんから色々聞いて盛り上がりながら楽しい夕食を過ごした俺達は、井戸を貸してもらい身を清めて客間に全員で眠ることになった。次の日の朝、暑さを感じるがこの気温にも段々慣れてきて伸びをしていると、みんなも続々起き始めた。
「おはようクーア」
「早起きだな」
「ふ~今日は早速ヴィラス様を探しに行かないとな」
「そうね、さっさと支度をして向かいましょ」
「うむ、この時間なら父さんも母さんも起きているはずだ」
俺達は身支度をして、部屋を出ると食堂からはお腹が空く良い匂いが漂ってきた。
「良い匂いね」
「あぁ腹が減るな」
「こんな朝早くから支度してくれるなんてありがたいぜ」
匂いに釣られるように食堂へと行くと、そこには出来たてのご飯とアルベルドの家族が待っていた。
「あら、おはようございます。よく眠れましたか?」
「あぁ大変よく眠れた。感謝します」
「いえいえ、朝ごはんをどうぞ。主人から聞きましたが、ヴィレン山脈に行かれるのでしょう?それなら、体力を付けなきゃなりませんからね」
「お心遣い感謝します」
「さぁ食べて食べて」
出来立ての美味しい朝ご飯を食べて、さぁヴィレン山脈に出発だ~!
「ガルダル、今日は私はウォル皇子と共にヴィレン山脈へと行くから町の守りはお前に任せたぞ。何かあれば、サジャルに言え」
「了解しました。皆さんもお気をつけて」
山の事を知り尽くしているディオクスを先頭に、家の真後ろにあるヴィレン山脈への入り口から山へと入った。門を潜った瞬間感じたことはこの山を取り巻く魔力の質が明らかに他と違うという事だ。
「本当に竜が好んだ山なんだね~魔力の質が段違いだよ」
「そうなのか?」
「うん、凄く綺麗で質が良い魔力だね~火の魔力が多いのは変わらないけど、大地や水の属性もしっかりと残ってる!」
燃えていた大地よりはセレルの大地の魔力は整っていたが、それでも火の魔力が多く水の魔力はあまり感じられなかった。だけど、この山には火の属性が沢山あるけど、植物や動物が育つための水と大地、風の魔力が豊富にある。これなら俺も本来の力を少し使えると思う!
「ヴィラス様の慈悲によって作れら環境ですから、生き物が生きやすいように整っているのだと思います」
「汚染された魔力も全く無いし、凄い清々しい気持ちだよ~」
「褒めて頂きありがとうございます」
汚染された魔力ってモヤモヤしてて気持ち悪いし、久々にこんな場所に出会えたよ。これでもうちょっと水の魔力が増えてくれれば自分の住処にしたいぐらいだね。でもここはヴィラスのお家だから、いつもはやっている水路を引くのもやってないよ。
「でも、ヴィラス様は汚染された魔力に体を蝕まれてしまっているはずよね?」
「うむ、清浄な魔力と言う事はヴィラス様はこの辺りには居ないという事だな」
「父さん、どこか汚染された魔力が溢れている場所は無いか?」
「心当たりがあるが、かなり危険な場所であるため決して俺から離れることをしないでください」
そうだね、悲しいけど清浄な魔力と言う事はヴィラスが居ない証拠だ。この山の事を全て知っていると言っても過言ではない、ディオクスは汚染された場所に心当たりがあるみたい。顔を顰める程危険な場所って何処だろう?
「父さんその場所というのは何処なんだ?」
「聖域の先、この山の頂上だ」
この高い山の頂上か~・・・・険しい道のりだけど魔物が出てこないだけマシかな?
「頂上か・・・・アルベルドは行ったことあるのか?」
「無い。というよりヴィレン山脈に足を踏み入れたことがあるのは幼い頃にしか無いんだ」
「あら、そうなの?」
「ヴィレン山脈は聖域であるため白風の一族でも気軽に入れる場所では無い。入れるのは、長に認められた者か儀式を行う祭司や神官ぐらいなんだ」
「そうなのか、入ったことがあるという事は小さい頃からアルベルドは認められてたんだな」
アルベルドって確か13歳の頃に町を出たんだよね?その頃から認められてるなんて凄かったんだな~
「いや、そうでは無いんだ」
「ん?どういことだ?」
アルベルドは真顔で否定するとディオクスが説明してれた。
「この町では、子供の健やかな成長を願うために10歳までは戦士と一緒ならば入れることになっているのです。なので、私が巡回の日などは連れてきたことがあるのです」
「なるほど~」
「そういうことね」
「確かに、この山脈には魔力が満ちているから此処で育てば丈夫に育つだろうね~」
あまりに大量の魔力を取り入れるのは毒となってしまうけど、これぐらい澄んでいる魔力なら体の成長を助けてくれると思うよ!
「あら、クーアのお墨付きなのね」
「龍様も認めて下さったとなれば私達がしていることは間違いではないみたいですね」
澄んだ魔力に気分を上げながら俺達は整備された道をどんどんと進んで行く
「アルベルドと似てる~」
「みんなに紹介しよう。母のミルフィと弟のガルダルだ。二人共、ウォル皇子とレイラン、シャールクにクーアだ」
「初めましてウォル皇子そして、アルベルドの同僚の皆さん」
「お会いできて光栄です」
「こちらこそ副団長を務めるアルベルドの母上と弟君に会えて光栄だ。急な訪問となって申し訳ないが、暫くの間お世話になります」
「いえいえ、精一杯のおもてなしをさせて頂きますね」
「いや、そこまでしなくても大丈夫ですよ」
「久々のお客様ですから遠慮しないでください」
「母さん、みんなを座らせてもいいか?」
「あらやだ私としたことが!さぁさぁお座りになってください」
久々に帰ってきたことが嬉しいのかアルベルドのお母さんは、笑みを浮かべ気分が上がってるみたいだ。そんなお母さんにアルベルドは呆れ顔をしながら、俺達は席へと着いた。運ばれてきた料理は今まで見たこと無い料理だらけだった。大きな葉っぱに包まれスパイスによって味付けされたお肉の蒸し料理や、甘酸っぱい木の実を混ぜて焼いた柔らかなパン。カリカリになる程油で揚げた細長いお肉など、ピリリと辛いけどそれが美味しい料理だらけだった。
「美味いな」
「まだまだ沢山ありますから遠慮なく食べて下さいね」
「アルベルドには久しぶりの故郷の味か」
「うむ・・・・偶に団長と共に作ってはいたが母さんの味には勝てないからな」
「あらあら」
「母さんとガルダルが元気そうで良かった。ガルダルはとても大きくなったな」
「既に8年も経っているから当然です」
「そうね~全く帰って来ないんだもの」
「王都とセレルはかなりの距離なんだ。そうそう気軽に変えることは出来ない」
「それは分かってますよ。でも手紙もあまり寄こさないじゃない」
アルベルドのお母さんは文句は言っているけどすごく嬉しそうだ。ディオクスは黙々と手を進め弟のガルダルもアルベルドと似て、そこまで話す方ではないみたい。この父親と息子達は面白い程顔も性格も似てるよね~
「それはすまなかった」
「まぁやっと帰ってきたんだから全て許してあげましょう!」
「ふぅ・・・・ガルダルはその格好を見るに戦士になったようだな」
「はい、父の後を継げるよう現在も鍛錬中です」
「・・・・ガルダルは町の中でもかなり強くなっている。鍛錬を怠っているとすぐにお前も抜かされるぞ」
「そうか、気を付けなければいけないな」
「いえ、兄さんにはまだまだ及びません」
「そう自分を卑下するものでは無いぞ」
「はい、父さん」
なんか表情を変える事無く淡々と話しているけど仲が悪いどころか、とっても仲が良いみたい。ウォル達も同じことを思ったのか笑いながら
「アルベルドとガルダルさんそして、ディオクスさんってとても似てるのね」
「話し方と表情まで似てるな」
「あぁまるでアルベルドが三人いるようだ」
「ふふっこの人達子供の頃からこうなんですよ。父親に似て表情豊かでは無いのですが、仲が良くて小さな頃なんて二人して父親の後ろを追いかけまわしていたのですよ」
「「母さん」」
「あらあら、うふふ」
お~アルベルドも無邪気な子供時代が有ったんだね~
「あまりに付いていくものだから、夫は両肩に二人を乗せて警備に行ったりしてみんなから微笑ましいって好評だったんですよ。普段こんな仏頂面ですから、子供二人で威圧感を調和効果が有ったりね」
「母さん」
「うふふふ」
「それは見てみたかったな」
「えぇ今のアルベルドからは想像できないわね」
「鬼神とも言われる副団長の子供時代とか他の騎士団の人達に聞かせてやりたいな」
アルベルドの幼少時代の話をお母さんから色々聞いて盛り上がりながら楽しい夕食を過ごした俺達は、井戸を貸してもらい身を清めて客間に全員で眠ることになった。次の日の朝、暑さを感じるがこの気温にも段々慣れてきて伸びをしていると、みんなも続々起き始めた。
「おはようクーア」
「早起きだな」
「ふ~今日は早速ヴィラス様を探しに行かないとな」
「そうね、さっさと支度をして向かいましょ」
「うむ、この時間なら父さんも母さんも起きているはずだ」
俺達は身支度をして、部屋を出ると食堂からはお腹が空く良い匂いが漂ってきた。
「良い匂いね」
「あぁ腹が減るな」
「こんな朝早くから支度してくれるなんてありがたいぜ」
匂いに釣られるように食堂へと行くと、そこには出来たてのご飯とアルベルドの家族が待っていた。
「あら、おはようございます。よく眠れましたか?」
「あぁ大変よく眠れた。感謝します」
「いえいえ、朝ごはんをどうぞ。主人から聞きましたが、ヴィレン山脈に行かれるのでしょう?それなら、体力を付けなきゃなりませんからね」
「お心遣い感謝します」
「さぁ食べて食べて」
出来立ての美味しい朝ご飯を食べて、さぁヴィレン山脈に出発だ~!
「ガルダル、今日は私はウォル皇子と共にヴィレン山脈へと行くから町の守りはお前に任せたぞ。何かあれば、サジャルに言え」
「了解しました。皆さんもお気をつけて」
山の事を知り尽くしているディオクスを先頭に、家の真後ろにあるヴィレン山脈への入り口から山へと入った。門を潜った瞬間感じたことはこの山を取り巻く魔力の質が明らかに他と違うという事だ。
「本当に竜が好んだ山なんだね~魔力の質が段違いだよ」
「そうなのか?」
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燃えていた大地よりはセレルの大地の魔力は整っていたが、それでも火の魔力が多く水の魔力はあまり感じられなかった。だけど、この山には火の属性が沢山あるけど、植物や動物が育つための水と大地、風の魔力が豊富にある。これなら俺も本来の力を少し使えると思う!
「ヴィラス様の慈悲によって作れら環境ですから、生き物が生きやすいように整っているのだと思います」
「汚染された魔力も全く無いし、凄い清々しい気持ちだよ~」
「褒めて頂きありがとうございます」
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「でも、ヴィラス様は汚染された魔力に体を蝕まれてしまっているはずよね?」
「うむ、清浄な魔力と言う事はヴィラス様はこの辺りには居ないという事だな」
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「聖域の先、この山の頂上だ」
この高い山の頂上か~・・・・険しい道のりだけど魔物が出てこないだけマシかな?
「頂上か・・・・アルベルドは行ったことあるのか?」
「無い。というよりヴィレン山脈に足を踏み入れたことがあるのは幼い頃にしか無いんだ」
「あら、そうなの?」
「ヴィレン山脈は聖域であるため白風の一族でも気軽に入れる場所では無い。入れるのは、長に認められた者か儀式を行う祭司や神官ぐらいなんだ」
「そうなのか、入ったことがあるという事は小さい頃からアルベルドは認められてたんだな」
アルベルドって確か13歳の頃に町を出たんだよね?その頃から認められてるなんて凄かったんだな~
「いや、そうでは無いんだ」
「ん?どういことだ?」
アルベルドは真顔で否定するとディオクスが説明してれた。
「この町では、子供の健やかな成長を願うために10歳までは戦士と一緒ならば入れることになっているのです。なので、私が巡回の日などは連れてきたことがあるのです」
「なるほど~」
「そういうことね」
「確かに、この山脈には魔力が満ちているから此処で育てば丈夫に育つだろうね~」
あまりに大量の魔力を取り入れるのは毒となってしまうけど、これぐらい澄んでいる魔力なら体の成長を助けてくれると思うよ!
「あら、クーアのお墨付きなのね」
「龍様も認めて下さったとなれば私達がしていることは間違いではないみたいですね」
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