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皇国復活編
俺、ネリアを救うよ!
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俺は、まだ謝罪を続けている人達がゆっくり休めるように体力を回復させてあげ、闇の魔法を使って安らかな眠りをあげる。これで、体の痛みや空腹さに苦しまず、ゆっくり休めるはず。
「クーア・・・・」
「大丈夫、俺が何とかしてあげるから」
俺はウォル達の元へ戻ると、みんなの表情は少し暗かった。思っていたより、酷い惨状に悔み悲しみどうにかしようと色々考えているんだろうけど、今のみんなじゃ瀕死の人間を蘇らせることも、汚染された魔力に侵されている人達を助けることは出来ない。みんなは水を復活させることによって、まず水不足を解決しようと考えたみたいだけど、みんなが作る水じゃ人々を癒すほどの力を待たない。俺かリオの力を借りなければ、ただの水なのだ。
「コーネス町の中心に案内してくれ、水を取り戻そう。そして食料を分配すれば数日は何とかなるだろう」
「分かりました」
「クーア、植物の成長をやってくれるか?」
「・・・・それじゃ足りないよ」
「分かってるが・・・・」
「この町と人々を助けるんだったら、町全体を包んでいる問題を一気に解決しないと」
「そうだが、俺達では・・・・」
「だから、力を貸して欲しいな」
これからやろうと思ってることは、俺一人でも出来るけどウォル達もここの人達を助けようと思ってるなら力を貸して欲しい。
「!」
「勿論よ」
「クーア、俺からも頼む力を貸して欲しい」
「うむ、俺に出来る事なら何でも力を貸そう」
「うん!コーネス、そんなに不安そうな顔をしないで」
俺達がこれから何をするか分からないコーネスは、不安そうに顔に影を落としながら俺達の事を見てるが、
「約束したでしょ?絶対助けるって」
「・・・・お願いします」
「うん!」
そうとなれば、早速取り掛かろうか。ウォルは町の中心で水を作り出し、町全部に水を届けようと思ってたみたいだけど、水を作り出すのに場所なんて関係ない。水は何処にでも行くし、染み渡ることが出来るからここで水を作り出して、町全体に広めれば良い。町中に探知の魔法掛けて生き物がいる場所は全てわかっているし、誰一人見逃すことは無い。
町一つ、国一つ破壊する程度なら、大きな水を起こし全てを流してしまえば簡単だけど今からやる事はそんな単純な魔法じゃない。この大きな町に住む人々一人一人に合った治療を行い、生命力を分け与えて死の淵から、この世に戻さなければならないのだ。繊細な操作が必要とするし、魔力だって大量に使う。本気を出さないと、今の俺には無理だ。だから、人の姿なんて取ってる余裕は無いし、使える力は全て使わないと
(リオ!ガイア!今すぐ来れる!?)
(お、ただ事じゃなさそうだな。今すぐ行くぜ)
(すぐに参りますわ!)
二人は返事と同時に俺の元に現れてくれた。
「うわっひでぇな~」
「命が微弱にしか感じられませんわ」
「ガイア様リオ様」
呼ばれた二人は周囲を見渡し、この町の惨状に気付いたのか顔を顰め痛ましそうな顔をして言う。ウォルは突然現れた二人に驚ろき、コーネスもいきなり現れた謎の二人に、最大限の警戒をしたが俺達が警戒をしていないのに気づくと警戒を緩めた。
「ガイア、リオ、魔法を手伝って」
「おうよ!」
「任されましたわ」
「みんな、俺に魔力を頂戴っ」
「「「「分かった/わ!」」」」
四人から魔力を受け取った俺は、人の姿から本来の姿に戻ると天へと飛び上がる。
「龍!!!???」
龍になった瞬間コーネスの叫び声が聞こえた気がするけど、そんなの気にしてられない。俺は町が見下ろせる程高く飛び上がった俺は、周囲に浮いている八つの球体を手の上に移動させると一つ一つに違う魔法を、込めていく。
一つには、怪我を治すための治療の魔法
一つには、汚染された魔力を浄化する魔法
一つには、人々に安らぎを与える闇の魔法
一つには、植物達を実らせるための生命の魔法
一つには、死の淵に居る人々の為に生命力の魔法
一つには、瘦せ細ってしまった体を元に戻す為の時の魔法
一つには、枯れてしまった大地を豊かにさせる為に大地の魔法
一つには、喉の渇きと空腹を満たすための水と大地を混ぜた魔法
同時に魔法を使うより、それぞれ別々で魔法に集中した方が効果が高いし集中力も続く。魔法を籠めた球体を町を囲うように配置すると、俺はその中心に浮くと
「リオは水の魔法を手伝って」
「了解したぜ!」
「ガイアは大地の魔法に付いていって、足りない部分が有ったら手伝って」
「畏まりましたわ」
俺は魔法に集中するために、目を瞑り丸くなるとリオが俺の手に手を添えて魔力と魔法を手伝ってくれる。球体一つ一つに役割が決まっているが、それを制御するのは俺だ。バラバラで纏まりのない魔法ばかりだけど、全ての魔法を水が繋げてくれる。
水はね、全てを包み込み浸透し混ぜ合わさる物なんだよ。だから、水が包み込むように人々を癒し、大地と植物は慈しむように水が育て上げてくれる。今から発動する水の魔法は母親のように全てを包み込み抱擁するように纏め上げる魔法だ。
(リオ、ガイア行くよ!)
(畏まりましたわ)
(何時でも良いぜ!)
俺は同時に八つの魔法を発動させる。魔法を籠めた球体達は、それぞれの属性に光輝き魔法を発動し、球体の周り発動した魔力と魔法が漂っていく。そして同時に魔力が今までに経験した事が無い程、持って行かれ脱力しそうになりそうなのを何とか堪え、球体が発する魔法をまとめ上げる魔法を発動させる。
作り出した水は全てを纏め上げるように、八つの球体を一つ一つ巡って行き魔法を纏めると九つの魔法が揃った水となると、水が姿を変え巨大な龍の姿へと変わる。
(リオ!?)
(やるなら、ド派手にやろうぜ!!!)
全く~九つも魔法を同時に使っているから頭が沸騰しそうなほど処理と制御が大変だって言うのに・・・・だけど、リオに賛成だね!!!どうせやるなら、ド派手に豪華に人々の記憶と希望に成れるように!!!
俺とリオは顔を見合わせて笑うと、俺の周りに何時も浮いているように八つの球体を巨大な水の龍に纏わせ、俺達は龍の中に入る。
(私も仲間にいれてくださいませ)
(うん!)
ガイアも合流したことだし、ぜ~んぶ俺達が治してあげるからね!
俺は巨大な水龍を操り、天から地上へ向かって飛んでいきまずは、外側から治していくことにした。俺達が入ってる水龍は魔法で出来た物、中に入ってる俺達の体はほぼ魔力で出来ている。だから、どんな障害物だって潜り抜けることが出来る!
俺は外側に建っている家一つ一つ順番に飛んでいきすり抜ける間に、中に居る人達の状態を瞬時に診断しその人に合った魔法を掛けていく。それだけじゃなく、水龍が通った場所には大地を豊かにさせる魔法を掛け土壌を豊かなものへと変えていく。治療を終え人々は目に光を取り戻し、通り過ぎていく俺達を夢でも見てるのかと唖然と見上げていた。
家にいる人だけじゃなく道に居る人達も治さないとね!!
俺達は道をなぞるように飛んでいき、大地に祝福と人々に癒しを届けていく。九つもの魔法を発動させたことによって、大量の魔力が大気中に集まりキラキラと光り、そこに太陽が降り注ぎ光り輝くネリアの町を俺達は泳いでいく。俺達が通った後には水の軌跡が出来上がり、水の中のような幻想的な世界を作り出していく。
岩の中にある町であるネリアが水の中にある町の様に姿を変え、治療を終えた住民達は信じられないという顔をしながら、自分達の体を確認し泳ぐ巨龍を眺めている。
俺達は順番に外側を周り、最後は町の中心にある神殿に腰を下ろした。
まだまだ、終わりじゃないよ~!!!
「クーア・・・・」
「大丈夫、俺が何とかしてあげるから」
俺はウォル達の元へ戻ると、みんなの表情は少し暗かった。思っていたより、酷い惨状に悔み悲しみどうにかしようと色々考えているんだろうけど、今のみんなじゃ瀕死の人間を蘇らせることも、汚染された魔力に侵されている人達を助けることは出来ない。みんなは水を復活させることによって、まず水不足を解決しようと考えたみたいだけど、みんなが作る水じゃ人々を癒すほどの力を待たない。俺かリオの力を借りなければ、ただの水なのだ。
「コーネス町の中心に案内してくれ、水を取り戻そう。そして食料を分配すれば数日は何とかなるだろう」
「分かりました」
「クーア、植物の成長をやってくれるか?」
「・・・・それじゃ足りないよ」
「分かってるが・・・・」
「この町と人々を助けるんだったら、町全体を包んでいる問題を一気に解決しないと」
「そうだが、俺達では・・・・」
「だから、力を貸して欲しいな」
これからやろうと思ってることは、俺一人でも出来るけどウォル達もここの人達を助けようと思ってるなら力を貸して欲しい。
「!」
「勿論よ」
「クーア、俺からも頼む力を貸して欲しい」
「うむ、俺に出来る事なら何でも力を貸そう」
「うん!コーネス、そんなに不安そうな顔をしないで」
俺達がこれから何をするか分からないコーネスは、不安そうに顔に影を落としながら俺達の事を見てるが、
「約束したでしょ?絶対助けるって」
「・・・・お願いします」
「うん!」
そうとなれば、早速取り掛かろうか。ウォルは町の中心で水を作り出し、町全部に水を届けようと思ってたみたいだけど、水を作り出すのに場所なんて関係ない。水は何処にでも行くし、染み渡ることが出来るからここで水を作り出して、町全体に広めれば良い。町中に探知の魔法掛けて生き物がいる場所は全てわかっているし、誰一人見逃すことは無い。
町一つ、国一つ破壊する程度なら、大きな水を起こし全てを流してしまえば簡単だけど今からやる事はそんな単純な魔法じゃない。この大きな町に住む人々一人一人に合った治療を行い、生命力を分け与えて死の淵から、この世に戻さなければならないのだ。繊細な操作が必要とするし、魔力だって大量に使う。本気を出さないと、今の俺には無理だ。だから、人の姿なんて取ってる余裕は無いし、使える力は全て使わないと
(リオ!ガイア!今すぐ来れる!?)
(お、ただ事じゃなさそうだな。今すぐ行くぜ)
(すぐに参りますわ!)
二人は返事と同時に俺の元に現れてくれた。
「うわっひでぇな~」
「命が微弱にしか感じられませんわ」
「ガイア様リオ様」
呼ばれた二人は周囲を見渡し、この町の惨状に気付いたのか顔を顰め痛ましそうな顔をして言う。ウォルは突然現れた二人に驚ろき、コーネスもいきなり現れた謎の二人に、最大限の警戒をしたが俺達が警戒をしていないのに気づくと警戒を緩めた。
「ガイア、リオ、魔法を手伝って」
「おうよ!」
「任されましたわ」
「みんな、俺に魔力を頂戴っ」
「「「「分かった/わ!」」」」
四人から魔力を受け取った俺は、人の姿から本来の姿に戻ると天へと飛び上がる。
「龍!!!???」
龍になった瞬間コーネスの叫び声が聞こえた気がするけど、そんなの気にしてられない。俺は町が見下ろせる程高く飛び上がった俺は、周囲に浮いている八つの球体を手の上に移動させると一つ一つに違う魔法を、込めていく。
一つには、怪我を治すための治療の魔法
一つには、汚染された魔力を浄化する魔法
一つには、人々に安らぎを与える闇の魔法
一つには、植物達を実らせるための生命の魔法
一つには、死の淵に居る人々の為に生命力の魔法
一つには、瘦せ細ってしまった体を元に戻す為の時の魔法
一つには、枯れてしまった大地を豊かにさせる為に大地の魔法
一つには、喉の渇きと空腹を満たすための水と大地を混ぜた魔法
同時に魔法を使うより、それぞれ別々で魔法に集中した方が効果が高いし集中力も続く。魔法を籠めた球体を町を囲うように配置すると、俺はその中心に浮くと
「リオは水の魔法を手伝って」
「了解したぜ!」
「ガイアは大地の魔法に付いていって、足りない部分が有ったら手伝って」
「畏まりましたわ」
俺は魔法に集中するために、目を瞑り丸くなるとリオが俺の手に手を添えて魔力と魔法を手伝ってくれる。球体一つ一つに役割が決まっているが、それを制御するのは俺だ。バラバラで纏まりのない魔法ばかりだけど、全ての魔法を水が繋げてくれる。
水はね、全てを包み込み浸透し混ぜ合わさる物なんだよ。だから、水が包み込むように人々を癒し、大地と植物は慈しむように水が育て上げてくれる。今から発動する水の魔法は母親のように全てを包み込み抱擁するように纏め上げる魔法だ。
(リオ、ガイア行くよ!)
(畏まりましたわ)
(何時でも良いぜ!)
俺は同時に八つの魔法を発動させる。魔法を籠めた球体達は、それぞれの属性に光輝き魔法を発動し、球体の周り発動した魔力と魔法が漂っていく。そして同時に魔力が今までに経験した事が無い程、持って行かれ脱力しそうになりそうなのを何とか堪え、球体が発する魔法をまとめ上げる魔法を発動させる。
作り出した水は全てを纏め上げるように、八つの球体を一つ一つ巡って行き魔法を纏めると九つの魔法が揃った水となると、水が姿を変え巨大な龍の姿へと変わる。
(リオ!?)
(やるなら、ド派手にやろうぜ!!!)
全く~九つも魔法を同時に使っているから頭が沸騰しそうなほど処理と制御が大変だって言うのに・・・・だけど、リオに賛成だね!!!どうせやるなら、ド派手に豪華に人々の記憶と希望に成れるように!!!
俺とリオは顔を見合わせて笑うと、俺の周りに何時も浮いているように八つの球体を巨大な水の龍に纏わせ、俺達は龍の中に入る。
(私も仲間にいれてくださいませ)
(うん!)
ガイアも合流したことだし、ぜ~んぶ俺達が治してあげるからね!
俺は巨大な水龍を操り、天から地上へ向かって飛んでいきまずは、外側から治していくことにした。俺達が入ってる水龍は魔法で出来た物、中に入ってる俺達の体はほぼ魔力で出来ている。だから、どんな障害物だって潜り抜けることが出来る!
俺は外側に建っている家一つ一つ順番に飛んでいきすり抜ける間に、中に居る人達の状態を瞬時に診断しその人に合った魔法を掛けていく。それだけじゃなく、水龍が通った場所には大地を豊かにさせる魔法を掛け土壌を豊かなものへと変えていく。治療を終え人々は目に光を取り戻し、通り過ぎていく俺達を夢でも見てるのかと唖然と見上げていた。
家にいる人だけじゃなく道に居る人達も治さないとね!!
俺達は道をなぞるように飛んでいき、大地に祝福と人々に癒しを届けていく。九つもの魔法を発動させたことによって、大量の魔力が大気中に集まりキラキラと光り、そこに太陽が降り注ぎ光り輝くネリアの町を俺達は泳いでいく。俺達が通った後には水の軌跡が出来上がり、水の中のような幻想的な世界を作り出していく。
岩の中にある町であるネリアが水の中にある町の様に姿を変え、治療を終えた住民達は信じられないという顔をしながら、自分達の体を確認し泳ぐ巨龍を眺めている。
俺達は順番に外側を周り、最後は町の中心にある神殿に腰を下ろした。
まだまだ、終わりじゃないよ~!!!
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