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皇国復活編
俺、魔境を進むよ!3
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昼の休憩からかなりの時間魔境の砂漠を歩いていると感じていたその時、突然俺達を囲む砂嵐に変化が起こり始めた。
「なんだ!?」
「砂嵐が・・・・」
「白い?」
「不味いな」
俺達を包み込み行き先を全てを覆い隠していた黒い砂嵐が段々と白くなっていき、風の防壁に当たる岩や石は水分を含んだ大きな氷の塊に変わり風の防壁へと当たる。大気中を飛び回っていた砂達は、一瞬の内に凍てつき氷の砂嵐となり俺達に襲い掛かってきたのだ。
「早すぎる、全員冷却の魔道具から加熱の魔道具に切り替えるんだ!」
「さっむ!!!」
「いくら何でも、気温の差があり過ぎない!?」
俺達を取り囲む砂嵐が氷の砂嵐と変わったことによってあっという間に、気温は落ちていき今では凍えるほどの寒さになってしまった。ここの朝と夜では気温の差が激しいとは聞いていたけれど、こんなに違うものなの!?
氷の砂嵐によって稲妻が止んだのは有り難いけど、次は人を簡単に貫通できる程鋭くなった氷達が豪風に乗って、俺の防壁を貫こうとしてくるからこっちはこっちで大変なのは変わらない!
「全員装備は変えたな?」
「あぁ」
「おう」
「えぇ」
夜の砂漠は寒くなるという事を聞いていたから、寒さ対策として体を温める魔道具を用意しておいたけど、それでも三人は寒そうに手をこすり合わせたり身を縮みこませている。アルベルドは外を睨みつけながら
「いくら何でも早すぎる、まだ17時頃だぞ。日だって完全に落ち切っていないはずなのに」
「普通ならどれくらいで寒くなり始めるの?」
「普通なら21時頃だ、そこから段々と冷え込み夜中には確かに凍てつく程の寒さとなるが・・・・」
「一瞬で寒くなったな」
「これは凍てつくというより書物で読んだ雪国の様だな」
「確かにここは環境の変化が激しい場所だがここまでだと天変地異に近いな。クーア魔力はどうなっている?」
一瞬の内に氷の砂嵐と化してしまった周囲をみんなで呆然と眺めていると、アルベルドが聞いて来たのでよく見てみると
「さっきまであった火と雷の魔力が水の魔力に変わってるね。水と風が混ざり合って、この氷の砂嵐が起きてるみたい」
「ふむ、一瞬で魔力の性質が切り替わったのか・・・・」
「異常ね。何か大事が起きない限り大地の取り巻く属性が大幅に変わるなんてありえない」
「それが起きてるって事は何かしら異常が起きてるんだろうな」
「何かしらの魔物が原因の可能性もあるな」
旅をしている間に出くわした、砂嵐を率いたワームが居たしこの氷の砂嵐を発生させている魔物が居るんじゃないかと思ったみたいだけど・・・・
「多分だけど魔物の性じゃないと思うよ」
「なんで分かるの?」
「此処を取り巻く魔力は何処からか流れてきてるみたいなんだよね~」
火と風の魔力が少なくなり水の魔力が増えたことによって魔法を使いやすくなった俺は集中して魔力の発生源を追ってみたけれど、俺達が向かう先に続いている。しかも、地脈を通ってこっちに流れてきてるみたいだから辿っていけば原因が分かるかも。
「なるほどね・・・・」
「何かの魔力がここを異常地帯に変えてしまったのか」
「だろうね~」
「ということは、原因を断たなければより酷くなる可能性もあるのか」
「・・・・急いだ方が良さそうだ。地面には気を付けろ、氷は簡単に体を貫ぬくぞ」
現状どうする事も出来ない事を再度確認した俺達は、ネリアに向かってただ進むことしかできない。幸い水の魔力が増えてくれたから、風の防壁の制御はかなりやり易くなった。これだったら、俺も戦闘に参加することが出来るね。
「ふぅ体を動かしておけば温まるわね」
「じっとしてたら凍っちまうぜ」
「足場はかなり安定しているな・・・・だが、気を付けなければ」
「間違っても姿勢を崩さないように、倒れた先に氷の刃があるかもしれない」
歩みを再開すると、昼の砂漠とは違い砂と凍ってしまった事によって足場は固まり昼間より歩きやすいが、時折踏んでしまえば大怪我を負ってしまうだろう鋭さを持つ氷の破片が落ちている。夜の砂漠は昼間の砂漠と同じように気を付けなければ進むことが出来ないのだ。足場が固まったことによって歩みも少しは早くなるかと思ったが、危険が多すぎて昼間と同じような速さでしか進むことが出来ない。
「夜の砂漠は夜の砂漠で違った危険があるわね」
「こんなのが飛んでくる中歩いたらあっという間にズタズタだぜ」
「寒さで体力も奪われる、少し大変だな」
「もう暫くしたら休憩をとろう。シャールク、炭は持ってきているな?」
「おう、勿論だぜ」
俺は寒さは平気だけど、みんなはそうじゃないから本当は温めてあげたいんだけど俺には火の魔力が無いから温めてあげることは出来ないんだよね・・・・今出来るのは風の防壁で冷たい空気を和らげであげるだけ。こういう時に火の魔力が無いって不便だよね。属性を増やす方法とか無いのかな~
「夜の砂漠の魔物や魔獣ってどんなのが居るんだ?」
「夜の砂漠だと、トカゲやヘビ、夜行性の動物たちが主なんだが・・・・」
「この様子だと生き物が動くのは無理じゃないかしら?」
「流石の魔物達でも、ここまでの環境で動けると思えないが」
そんな話をしているとシャールクが弾かれたように前方を見ると
「前に三体!・・・・だけど生き物って感じがしない」
「生き物じゃない?」
「ふむ、生き物では無くこの砂嵐を歩くことが出来る者と言えば、ゴーレムだな」
「うげぇ」
「えぇ・・・・」
アルベルドがそう言うとレイランとシャールクが嫌そうに顔を顰めウォルは剣を構え魔力を纏わせ身体強化を発動させる。俺達は少しずつ近づき風の防壁内にそのゴーレムと呼ばれる魔物の姿が見えて来た。
その姿は、皇都の周りで見た鎧人のように大きく岩で作られていたが鎧人の様に洗練された物では無く武骨で荒々しい見た目だ。そのゴーレムは俺達を見ると、走って俺達に向かってきたがアルベルドが盾で二体を受け止めたが・・・・
「くっ・・・・」
固まったとしても元は砂、力を籠めれば氷が割れ大地は崩れてしまう。今までもっと足場が悪い砂でも後退りすることなく受け止めていたアルベルドだが、珍しく押されてしまっている。ウォルはアルベルドが抑えてる内にゴーレムを倒そうと刃を振りかざすが、ゴーレムは固く刃は弾かれる。
「関節を狙え!」
ウォルはアルベルドの声を受け、ウォルは腕の関節を狙い切りつけると傷は入ったが切断することは出来なかった。しかも、岩の塊にしては動きが早く攻撃も重いので上手く攻撃が出来ていない。シャールクとレイランはウォルの援護を行いアルベルドは残りの一体を相手にすることにした。
「相変わらず固いな、そして重い」
アルベルドはゴーレムの攻撃を受け止めながら剣を振りかざすが弾かれしまう。ウォル達も少し苦戦しているのを見ると、
「シャールク、レイランこっちにそいつを飛ばせ!」
アルベルドの声を聴き、ウォルに攻撃は任せレイランとシャールクは風の魔法を作り出し
「ウォル!」
シャールクの合図でゴーレムの前から、飛び退くウォル。そして二人による強風で飛ばされたゴーレムはアルベルドの元へ飛んでいくと、アルベルドは盾に膨大な魔力を溜め込みゴーレムが二体近くに揃った瞬間、盾を地面へと叩きつけ膨大な魔力を使った風の魔法を起こした。前にハサミムシを飛ばした時より強力な竜巻が起こり、地面から空へと巨体のゴーレムを吹き飛ばしてしまった。
「おお~吹き飛んでった~」
「おお~すげぇ」
「アルベルド、倒さなくて良いのか?」
「あいつらは、刃が通りづらいが衝撃には弱いんだ。こうやって、吹き飛ばしてしまえば、後は自重による落下の衝撃で」
ドンッ!!!!!
「砕け散るんだ。一番簡単な倒し方はこれだな」
疑問を持ったウォルにアルベルドが説明していると、ゴーレムが落ちただろう音が鳴り響いた。俺はシャールクとレイランと一緒にアルベルドが魔法を起こした場所を見ているんだけど・・・・
「・・・・やりすぎじゃね?」
「あら、もう一種のクレーターね」
「わぁ~大きな穴」
アルベルドが魔法を発動した場所は、大きな凹みになっていて地面を抉りズタズタに引き裂いていた。それを見たアルベルドは、表情変える事無く
「先に進むぞ」
俺達は大きな音を立てたことによって集まってくるかもしれない魔獣達から逃げる等に先に進んだ。
「なんだ!?」
「砂嵐が・・・・」
「白い?」
「不味いな」
俺達を包み込み行き先を全てを覆い隠していた黒い砂嵐が段々と白くなっていき、風の防壁に当たる岩や石は水分を含んだ大きな氷の塊に変わり風の防壁へと当たる。大気中を飛び回っていた砂達は、一瞬の内に凍てつき氷の砂嵐となり俺達に襲い掛かってきたのだ。
「早すぎる、全員冷却の魔道具から加熱の魔道具に切り替えるんだ!」
「さっむ!!!」
「いくら何でも、気温の差があり過ぎない!?」
俺達を取り囲む砂嵐が氷の砂嵐と変わったことによってあっという間に、気温は落ちていき今では凍えるほどの寒さになってしまった。ここの朝と夜では気温の差が激しいとは聞いていたけれど、こんなに違うものなの!?
氷の砂嵐によって稲妻が止んだのは有り難いけど、次は人を簡単に貫通できる程鋭くなった氷達が豪風に乗って、俺の防壁を貫こうとしてくるからこっちはこっちで大変なのは変わらない!
「全員装備は変えたな?」
「あぁ」
「おう」
「えぇ」
夜の砂漠は寒くなるという事を聞いていたから、寒さ対策として体を温める魔道具を用意しておいたけど、それでも三人は寒そうに手をこすり合わせたり身を縮みこませている。アルベルドは外を睨みつけながら
「いくら何でも早すぎる、まだ17時頃だぞ。日だって完全に落ち切っていないはずなのに」
「普通ならどれくらいで寒くなり始めるの?」
「普通なら21時頃だ、そこから段々と冷え込み夜中には確かに凍てつく程の寒さとなるが・・・・」
「一瞬で寒くなったな」
「これは凍てつくというより書物で読んだ雪国の様だな」
「確かにここは環境の変化が激しい場所だがここまでだと天変地異に近いな。クーア魔力はどうなっている?」
一瞬の内に氷の砂嵐と化してしまった周囲をみんなで呆然と眺めていると、アルベルドが聞いて来たのでよく見てみると
「さっきまであった火と雷の魔力が水の魔力に変わってるね。水と風が混ざり合って、この氷の砂嵐が起きてるみたい」
「ふむ、一瞬で魔力の性質が切り替わったのか・・・・」
「異常ね。何か大事が起きない限り大地の取り巻く属性が大幅に変わるなんてありえない」
「それが起きてるって事は何かしら異常が起きてるんだろうな」
「何かしらの魔物が原因の可能性もあるな」
旅をしている間に出くわした、砂嵐を率いたワームが居たしこの氷の砂嵐を発生させている魔物が居るんじゃないかと思ったみたいだけど・・・・
「多分だけど魔物の性じゃないと思うよ」
「なんで分かるの?」
「此処を取り巻く魔力は何処からか流れてきてるみたいなんだよね~」
火と風の魔力が少なくなり水の魔力が増えたことによって魔法を使いやすくなった俺は集中して魔力の発生源を追ってみたけれど、俺達が向かう先に続いている。しかも、地脈を通ってこっちに流れてきてるみたいだから辿っていけば原因が分かるかも。
「なるほどね・・・・」
「何かの魔力がここを異常地帯に変えてしまったのか」
「だろうね~」
「ということは、原因を断たなければより酷くなる可能性もあるのか」
「・・・・急いだ方が良さそうだ。地面には気を付けろ、氷は簡単に体を貫ぬくぞ」
現状どうする事も出来ない事を再度確認した俺達は、ネリアに向かってただ進むことしかできない。幸い水の魔力が増えてくれたから、風の防壁の制御はかなりやり易くなった。これだったら、俺も戦闘に参加することが出来るね。
「ふぅ体を動かしておけば温まるわね」
「じっとしてたら凍っちまうぜ」
「足場はかなり安定しているな・・・・だが、気を付けなければ」
「間違っても姿勢を崩さないように、倒れた先に氷の刃があるかもしれない」
歩みを再開すると、昼の砂漠とは違い砂と凍ってしまった事によって足場は固まり昼間より歩きやすいが、時折踏んでしまえば大怪我を負ってしまうだろう鋭さを持つ氷の破片が落ちている。夜の砂漠は昼間の砂漠と同じように気を付けなければ進むことが出来ないのだ。足場が固まったことによって歩みも少しは早くなるかと思ったが、危険が多すぎて昼間と同じような速さでしか進むことが出来ない。
「夜の砂漠は夜の砂漠で違った危険があるわね」
「こんなのが飛んでくる中歩いたらあっという間にズタズタだぜ」
「寒さで体力も奪われる、少し大変だな」
「もう暫くしたら休憩をとろう。シャールク、炭は持ってきているな?」
「おう、勿論だぜ」
俺は寒さは平気だけど、みんなはそうじゃないから本当は温めてあげたいんだけど俺には火の魔力が無いから温めてあげることは出来ないんだよね・・・・今出来るのは風の防壁で冷たい空気を和らげであげるだけ。こういう時に火の魔力が無いって不便だよね。属性を増やす方法とか無いのかな~
「夜の砂漠の魔物や魔獣ってどんなのが居るんだ?」
「夜の砂漠だと、トカゲやヘビ、夜行性の動物たちが主なんだが・・・・」
「この様子だと生き物が動くのは無理じゃないかしら?」
「流石の魔物達でも、ここまでの環境で動けると思えないが」
そんな話をしているとシャールクが弾かれたように前方を見ると
「前に三体!・・・・だけど生き物って感じがしない」
「生き物じゃない?」
「ふむ、生き物では無くこの砂嵐を歩くことが出来る者と言えば、ゴーレムだな」
「うげぇ」
「えぇ・・・・」
アルベルドがそう言うとレイランとシャールクが嫌そうに顔を顰めウォルは剣を構え魔力を纏わせ身体強化を発動させる。俺達は少しずつ近づき風の防壁内にそのゴーレムと呼ばれる魔物の姿が見えて来た。
その姿は、皇都の周りで見た鎧人のように大きく岩で作られていたが鎧人の様に洗練された物では無く武骨で荒々しい見た目だ。そのゴーレムは俺達を見ると、走って俺達に向かってきたがアルベルドが盾で二体を受け止めたが・・・・
「くっ・・・・」
固まったとしても元は砂、力を籠めれば氷が割れ大地は崩れてしまう。今までもっと足場が悪い砂でも後退りすることなく受け止めていたアルベルドだが、珍しく押されてしまっている。ウォルはアルベルドが抑えてる内にゴーレムを倒そうと刃を振りかざすが、ゴーレムは固く刃は弾かれる。
「関節を狙え!」
ウォルはアルベルドの声を受け、ウォルは腕の関節を狙い切りつけると傷は入ったが切断することは出来なかった。しかも、岩の塊にしては動きが早く攻撃も重いので上手く攻撃が出来ていない。シャールクとレイランはウォルの援護を行いアルベルドは残りの一体を相手にすることにした。
「相変わらず固いな、そして重い」
アルベルドはゴーレムの攻撃を受け止めながら剣を振りかざすが弾かれしまう。ウォル達も少し苦戦しているのを見ると、
「シャールク、レイランこっちにそいつを飛ばせ!」
アルベルドの声を聴き、ウォルに攻撃は任せレイランとシャールクは風の魔法を作り出し
「ウォル!」
シャールクの合図でゴーレムの前から、飛び退くウォル。そして二人による強風で飛ばされたゴーレムはアルベルドの元へ飛んでいくと、アルベルドは盾に膨大な魔力を溜め込みゴーレムが二体近くに揃った瞬間、盾を地面へと叩きつけ膨大な魔力を使った風の魔法を起こした。前にハサミムシを飛ばした時より強力な竜巻が起こり、地面から空へと巨体のゴーレムを吹き飛ばしてしまった。
「おお~吹き飛んでった~」
「おお~すげぇ」
「アルベルド、倒さなくて良いのか?」
「あいつらは、刃が通りづらいが衝撃には弱いんだ。こうやって、吹き飛ばしてしまえば、後は自重による落下の衝撃で」
ドンッ!!!!!
「砕け散るんだ。一番簡単な倒し方はこれだな」
疑問を持ったウォルにアルベルドが説明していると、ゴーレムが落ちただろう音が鳴り響いた。俺はシャールクとレイランと一緒にアルベルドが魔法を起こした場所を見ているんだけど・・・・
「・・・・やりすぎじゃね?」
「あら、もう一種のクレーターね」
「わぁ~大きな穴」
アルベルドが魔法を発動した場所は、大きな凹みになっていて地面を抉りズタズタに引き裂いていた。それを見たアルベルドは、表情変える事無く
「先に進むぞ」
俺達は大きな音を立てたことによって集まってくるかもしれない魔獣達から逃げる等に先に進んだ。
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