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皇国復活編
俺、神殿の中に入るよ!4
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エルメシアに許可も貰った事だし、部屋の中を少し早めに歩きながら飾られている石碑や石板を一つ一つを見ていくけどディオの魔力がある物は無さそうだな~。ここに飾られてる物ってすべて解読が終わってる物だから、それもそうか・・・・
「あれ、君は教皇様と一緒に来ていたお客人だよね?はぐれちゃったのかな?」
「違うよ~好きに見て良いって言われたから見てるだけっ」
「そうなんだ、でもここにある物は全て貴重だから気を付けてね」
お目当ての記録が見つからなくてどうしようかなと通路で考えていたら、神官さんが話しかけてくれた。こんな所で立ってたら邪魔になっちゃうよね、ごめんなさい。俺は邪魔にならない端に立って、少し考える事にした。俺が探し求めている記録は此処にはもう無い。だけど、エルメシアは皇都の倉庫からあの記録を運び出してきたって言ってた。つまり、倉庫の中にもしかしたら俺が探してる物があるかもしれない。だけど、明日にはもう此処を出ちゃうんだよな・・・・
う~ん、記録を探すために日程を伸ばしてもらう?いや、あるかもわからないのにそんな事は出来ないし、俺達を必要としている人達が居るんだから早く行かないと。だけど、気になるし・・・・こういった石板は遺跡とかでも見つかるって言ってた、それも探したいな。
色々やりたいことが増えてしまって悩んでいた俺だが、一つある事を思い出した。俺の体は一つしかないけど、皇都に少しの間滞在するし遺跡がありそうな国境付近の場所まで自由に移動できるあの人ならきっと!
(リオー!聞こえる?)
(おう、聞こえてるぜ~どうしたんだ主)
(実は俺探し物をしたいんだ。だけど、俺はもうすぐ旅に出ちゃうから皇都とか町で俺の代わりに探し物をしてくれない?)
(主の頼みならなんでもやるぜ!それで、探し物って何なんだ?)
(リオ一回姿を消しながらこっちに来れる?)
(ん、ちょっと待ってな・・・・よし、今行くぜ)
リオはそう言うと、俺の頭上にポンっと現れ笑顔で
(俺、参上~)
(おお~大丈夫だった?)
(あの人間には一言言ってきたから大丈夫だぜ。それで、どれが探し物なんだ?)
(今のリオって人の目には見えないの?)
(精霊は魔力の塊みたいなもんだから、姿を消すのは得意なんだぜ)
俺はリオに本当に姿が見えないのか確認して、一旦ウォル達が居るさっきの石板があった場所まで戻って来た。ウォル達は部屋を見て周る事無く、俺が見ていた石板を見て何かを話していた。
「クーアが気になったってことは何かあるんだろうか・・・・」
「う~ん、俺達じゃ感じられない何かを感じたとか?」
「私達じゃ感じられない物・・・・だったら、魔法ですかね」
「その可能性は高いと思いますけど、私はこれでも魔法に長けてる方なんですが・・・・何も感じませんね」
「私もです」
「ふむ・・・・竜種のみが感じられる勘という可能性もあるな」
ありゃ、俺が選んでみたことによってちょっと怪しまれちゃってるみたい。もうちょっと上手い誤魔化しかたがあったかな~・・・・でも、思いつかないや。
「あれ、クーア様もう見て終わったんですか?」
「うん!」
話していたエルメシアは戻って来た俺に気付いてみたい。俺の目には隣でふよふよと浮いてるリオの姿が見えてるけど、みんなの目には見えてないみたいだね。
(ほらな、見えてないだろ~)
(うん!それで、俺が探してる物って言うのがあのみんなが持ってる石板なんだ)
(ん~どれどれ。なるほど、これ魔法が掛けられてるんだな)
(リオは魔力の見分けがつくよね?)
(勿論だぜ。この魔力が使われてる物を探せばいいんだな?)
(そうそう、あと分からないように魔法が使われてる物も探して欲しいんだ)
(任せておけ~)
(あれ?そういえばなんだけど、リオって文字読めるの?最近生まれたばっかりなんだよね?)
(精霊は生まれた時に星から文字と言語を授けられるから読めるんだぜ)
(え~なんかそれズルい~)
俺だって村で教えてもらったから、言葉が喋れるようになって文字が読めるようになったのに最初から出来るのは少しズルくない?俺だって星から生まれたみたいなのなんだから、少しぐらい融通利かせても良いんじゃないかな!
「?どうしたんだクーア、そんなほっぺを膨らませて」
「んぇ!?ううん、何でもない!」
「そうか?」
危ない危ない、ちょっと不満に思ってたら態度に出ちゃったみたい。みんなには俺とリオの会話は聞こえてないんだから、気を付けないと。
(まぁそれのおかげで主の役に立てるしな)
(む~文句言っても仕方ないか。リオには探し物を手伝ってもらうけど、あくまで水路を引くついでに探してね!水はみんなにとって大事な物だから早くみんなに届けないとっ)
(おう、分かってるぜ。水を操るのは簡単だし同時に探し物も出来るから心配しないでくれ。じゃ、俺は人間の所に戻るなっまた何かあったら何時でも呼んでくれ!)
(うん!よろしくね~)
リオはそう言うとまたパッと消えてしまった。う~ん、リオが生まれたのは予想外だったけど、とっても優しくて頼りになるね。後で何かお礼しないとっ
「それでは、クーア様も戻って来たので一回此処を出ますか」
「そうだな、クーアそれでもいいか?」
「うん!見たい物は見終わったから大丈夫っ」
「そうか、じゃあ次に見たい所はあるか?」
「う~ん、守護竜達と関わり深い所ってある?」
「この神殿は何処も守護竜様の事に関しての場所が多いので・・・・そうだ、ミリュエル様が作られた壁画はいかがでしょうか」
「ミリュエル?」
「4代目の王妃様です。ミリュエル様は芸術の才能に恵まれていて、多くの芸術的作品を残した御方なんです。そのミリュエル様が神殿にと守護竜様の壁画を描いて頂いたんです。ミリュエル様は実際に守護竜様を見たことはありませんが、実際に見たことが有る方からはそっくりだと言われてるんです」
「へ~見てみたい!」
「あぁ確かに神殿に来たのであれば見ておくべき物だな」
「ミリュエル様の作品は今でも沢山残ってて、どれもがとても高い評価をされてるんだぜ。家にも一つ作品飾ってるけど、此処の壁画は格が違うぜ」
おお~みんながそこまで言うって事は本当に凄い壁画なんだろうね。俺はエルメシアの後に続いて、部屋を出て壁画がある場所に向かって歩いて行く。この神殿って、多くの魔力が入り乱れていて、魔力の流れを見るとちょっと疲れるんだけど綺麗な場所だよね。どこも魔刻印で清浄に保っているし、空気の流れが悪くないように風の魔道具もあるみたい。どれも小さな魔力で少しなら気にならないんだけど、こんなに多いとちょっとね。
そして、何より気になるのが神殿の地下にある何か大きな魔力。エルディランやヴィラスの魔力じゃないけど、悪い物でもない。正体がよく分からないんだよね・・・・後で覗きに行こうかな。
「あれ、君は教皇様と一緒に来ていたお客人だよね?はぐれちゃったのかな?」
「違うよ~好きに見て良いって言われたから見てるだけっ」
「そうなんだ、でもここにある物は全て貴重だから気を付けてね」
お目当ての記録が見つからなくてどうしようかなと通路で考えていたら、神官さんが話しかけてくれた。こんな所で立ってたら邪魔になっちゃうよね、ごめんなさい。俺は邪魔にならない端に立って、少し考える事にした。俺が探し求めている記録は此処にはもう無い。だけど、エルメシアは皇都の倉庫からあの記録を運び出してきたって言ってた。つまり、倉庫の中にもしかしたら俺が探してる物があるかもしれない。だけど、明日にはもう此処を出ちゃうんだよな・・・・
う~ん、記録を探すために日程を伸ばしてもらう?いや、あるかもわからないのにそんな事は出来ないし、俺達を必要としている人達が居るんだから早く行かないと。だけど、気になるし・・・・こういった石板は遺跡とかでも見つかるって言ってた、それも探したいな。
色々やりたいことが増えてしまって悩んでいた俺だが、一つある事を思い出した。俺の体は一つしかないけど、皇都に少しの間滞在するし遺跡がありそうな国境付近の場所まで自由に移動できるあの人ならきっと!
(リオー!聞こえる?)
(おう、聞こえてるぜ~どうしたんだ主)
(実は俺探し物をしたいんだ。だけど、俺はもうすぐ旅に出ちゃうから皇都とか町で俺の代わりに探し物をしてくれない?)
(主の頼みならなんでもやるぜ!それで、探し物って何なんだ?)
(リオ一回姿を消しながらこっちに来れる?)
(ん、ちょっと待ってな・・・・よし、今行くぜ)
リオはそう言うと、俺の頭上にポンっと現れ笑顔で
(俺、参上~)
(おお~大丈夫だった?)
(あの人間には一言言ってきたから大丈夫だぜ。それで、どれが探し物なんだ?)
(今のリオって人の目には見えないの?)
(精霊は魔力の塊みたいなもんだから、姿を消すのは得意なんだぜ)
俺はリオに本当に姿が見えないのか確認して、一旦ウォル達が居るさっきの石板があった場所まで戻って来た。ウォル達は部屋を見て周る事無く、俺が見ていた石板を見て何かを話していた。
「クーアが気になったってことは何かあるんだろうか・・・・」
「う~ん、俺達じゃ感じられない何かを感じたとか?」
「私達じゃ感じられない物・・・・だったら、魔法ですかね」
「その可能性は高いと思いますけど、私はこれでも魔法に長けてる方なんですが・・・・何も感じませんね」
「私もです」
「ふむ・・・・竜種のみが感じられる勘という可能性もあるな」
ありゃ、俺が選んでみたことによってちょっと怪しまれちゃってるみたい。もうちょっと上手い誤魔化しかたがあったかな~・・・・でも、思いつかないや。
「あれ、クーア様もう見て終わったんですか?」
「うん!」
話していたエルメシアは戻って来た俺に気付いてみたい。俺の目には隣でふよふよと浮いてるリオの姿が見えてるけど、みんなの目には見えてないみたいだね。
(ほらな、見えてないだろ~)
(うん!それで、俺が探してる物って言うのがあのみんなが持ってる石板なんだ)
(ん~どれどれ。なるほど、これ魔法が掛けられてるんだな)
(リオは魔力の見分けがつくよね?)
(勿論だぜ。この魔力が使われてる物を探せばいいんだな?)
(そうそう、あと分からないように魔法が使われてる物も探して欲しいんだ)
(任せておけ~)
(あれ?そういえばなんだけど、リオって文字読めるの?最近生まれたばっかりなんだよね?)
(精霊は生まれた時に星から文字と言語を授けられるから読めるんだぜ)
(え~なんかそれズルい~)
俺だって村で教えてもらったから、言葉が喋れるようになって文字が読めるようになったのに最初から出来るのは少しズルくない?俺だって星から生まれたみたいなのなんだから、少しぐらい融通利かせても良いんじゃないかな!
「?どうしたんだクーア、そんなほっぺを膨らませて」
「んぇ!?ううん、何でもない!」
「そうか?」
危ない危ない、ちょっと不満に思ってたら態度に出ちゃったみたい。みんなには俺とリオの会話は聞こえてないんだから、気を付けないと。
(まぁそれのおかげで主の役に立てるしな)
(む~文句言っても仕方ないか。リオには探し物を手伝ってもらうけど、あくまで水路を引くついでに探してね!水はみんなにとって大事な物だから早くみんなに届けないとっ)
(おう、分かってるぜ。水を操るのは簡単だし同時に探し物も出来るから心配しないでくれ。じゃ、俺は人間の所に戻るなっまた何かあったら何時でも呼んでくれ!)
(うん!よろしくね~)
リオはそう言うとまたパッと消えてしまった。う~ん、リオが生まれたのは予想外だったけど、とっても優しくて頼りになるね。後で何かお礼しないとっ
「それでは、クーア様も戻って来たので一回此処を出ますか」
「そうだな、クーアそれでもいいか?」
「うん!見たい物は見終わったから大丈夫っ」
「そうか、じゃあ次に見たい所はあるか?」
「う~ん、守護竜達と関わり深い所ってある?」
「この神殿は何処も守護竜様の事に関しての場所が多いので・・・・そうだ、ミリュエル様が作られた壁画はいかがでしょうか」
「ミリュエル?」
「4代目の王妃様です。ミリュエル様は芸術の才能に恵まれていて、多くの芸術的作品を残した御方なんです。そのミリュエル様が神殿にと守護竜様の壁画を描いて頂いたんです。ミリュエル様は実際に守護竜様を見たことはありませんが、実際に見たことが有る方からはそっくりだと言われてるんです」
「へ~見てみたい!」
「あぁ確かに神殿に来たのであれば見ておくべき物だな」
「ミリュエル様の作品は今でも沢山残ってて、どれもがとても高い評価をされてるんだぜ。家にも一つ作品飾ってるけど、此処の壁画は格が違うぜ」
おお~みんながそこまで言うって事は本当に凄い壁画なんだろうね。俺はエルメシアの後に続いて、部屋を出て壁画がある場所に向かって歩いて行く。この神殿って、多くの魔力が入り乱れていて、魔力の流れを見るとちょっと疲れるんだけど綺麗な場所だよね。どこも魔刻印で清浄に保っているし、空気の流れが悪くないように風の魔道具もあるみたい。どれも小さな魔力で少しなら気にならないんだけど、こんなに多いとちょっとね。
そして、何より気になるのが神殿の地下にある何か大きな魔力。エルディランやヴィラスの魔力じゃないけど、悪い物でもない。正体がよく分からないんだよね・・・・後で覗きに行こうかな。
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