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皇国復活編
俺、おもてなしを受けるよ!
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ウォルに他の本も読んで貰って、ゆっくりと寛いでいるとあっという間に時間が経ち窓から見える空が暗くなってきた。ウォル達とはまだ2週間ぐらいしか一緒に居ないけど、旅に出てる時は常に移動していたり町に水を引いていたりでこんなにゆっくりすごせる時間なんて無かった。みんなと旅をするのは楽しいし好きだけど、たまにはこうやってゆっくりする時間が有っても良いよね。
「もう夜か」
「早いね~」
「だな、それにしてもクーアは本当に本が好きなんだな。計算書なんて面白くないだろ?」
「ううん、俺まだまだ知らない事ばっかだら新しい事を知るのは楽しいよ!」
村で色々教えてもらったけどまだまだこの世界には俺が知らない事ばかりだ。本は俺が知らない事を色々教えてくれるし、人の考え方を教えてくれる。人間と一緒に過ごしていくは、人間の考え方を理解しないとね。
「そうか、偉いなクーアは」
「ウォルはどんな本が好きなの?」
「そうだな・・・・絵本が好きだ」
「絵本が好きなんだ!良いねっ」
ウォルは少し恥ずかしそうにしながら教えてくれた。絵本って良いよね~絵が描いてあるから想像しやすいし、物語も簡潔で分かりやすい。それに読んでるとワクワクするんだよね!だから俺も絵本大好き!
「ははっこれは俺達だけの内緒な」
「内緒~?」
「そうだ、少し恥ずかしいからな」
「分かった!」
そんな事を話していると、扉がノックされ
「ウォル皇子、クーア様お食事の準備が整いました」
「分かった。今行く」
声からしてノックをしたのは、バトラだね。ウォルは返事をすると、俺を抱っこして立ち上がった。部屋の外に出るなら、人の姿にならなきゃ駄目だよね。俺はウォルの腕の中で人間の姿に変わり、運ばれて扉から廊下に出ると、予想通りバトラがそこに居た。
「ご案内します」
「うむ」
バトラが先頭を歩きウォルが付いていく。途中でシャールクが居る客間に寄ってシャールクと合流したよ。
「いや~馴れた城だけど流石に城の客間に泊まるなんて初めてだ」
「シャールクはお城に何回も来たとこあるの?」
「おう、親父に付いて来てな」
「父上が同年代の友人にとシャールクを呼んだんだ。それから、何度も来ている」
「そうなんだ~」
「城の中なら知らない場所は無いってくらいには、来たことが有るぜ。ウォルと宝物庫だって入ったことが有るんだぜっ」
「シャールク様は、もうここが第二の家になっていましたからね」
「バトラさんにはお世話になったぜ」
「俺達はバトラに育てられたようなものだからな」
バトラと話す二人は嬉しそうに、そして懐かしそうに話す。
「お二人はとても仲が良かったですからね。城の至る場所に行ってよく御父上に怒られていました」
「うっ・・・・」
「それは・・・・」
バトラが笑いながら言うと、二人はばつが悪いみたい。元気よく思い出話をしていたのに、アハハと頬を掻いている。バトラは立ち止まると、振り返り
「お二人が城中を走り周っていたあの頃が昨日のように思い出せますが、こんなに立派になられたんですね。厳しい旅でしたでしょう、お帰りなさいウォル皇子、シャールク様」
バトラはとても優しい顔をしていた。二人は照れながら笑うと、
「「ただいまバトラ/さん」」
バトラとシャールク、ウォルには長い間築かれてきた深い絆が有るみたい。バトラは会った時から隙を見せない感じだったけど、今は安心しきった顔を二人に向けている。きっとバトラもウォル達が旅に出る事が不安だったんだろうね。
「本当に大きく成られました」
バトラは二人の頭を撫でる。二人は顔を赤くしているけど嫌がって無いし何なら嬉しそうだ。撫で終わると、バトラはまた歩き出しその後ろを嬉しそうに歩いて行くウォル達。途中で中庭が見えたんだけど、ウォルが不思議そうに
「月光花の光が無い?」
「あ、本当だ」
シャールクがウォルが見ていた中庭を見ながら言う。外はもう暗くなってしまい。廊下には光が灯っていて見えるけどウォルが言う中庭は真っ暗だ。
「実は枯れてしまったのです」
「そうか・・・・」
「皇都も水不足だからな~」
「何とかエルディラン様の庭の植物を維持するのが手一杯でして・・・・」
三人共残念そうに中庭があるだろう場所を見つめている。
そっか~水が無いとどうしても植物は枯れちゃうもんね。だけど、今なら!
「クーア、俺達だけでも水を作ることは出来るか?」
「ん~枯れた植物を復活させる水は俺の手伝いが無いと無理だね。水を作るだけだったら出来るよ!」
「そうか、では明日水を撒きに行くとしよう。水さえあれば月光花もまた咲いてくれるだろう」
「王妃様もきっとお喜びになると思います」
「王妃様?」
「中庭は母上のお気に入りの場所なんだ」
「ほえ~どんな場所なの?」
「明日案内しよう」
「やったっ」
中庭が気になるけど、ウォルが明日案内してくれるみたいだからまた今度。少し歩いて行くと、大きな扉がありバトラが空けるとそこは広間になっていて。中央にはたくさんの食べ物が置いてあってそれを囲うように、背の低いテーブルとクッションが置いてある。一番奥に王様と王妃様が居て、前と同じように左右に紹介してもらった人が座っている。
「おお~」
既にレイランとアルベルドが王様達と食べ物を挟んだ対面に座っていて真ん中の3つの席が空いていた。
「おぉ来たか」
「あまりおもてなしは出来ないけど、好きなだけ食べて下さいね」
王様と王妃様は俺達を見ると、満面の笑みを浮かべながら言う。俺が真ん中の席に座り、右にウォル左にシャールクが座ると
「では、揃ったな。クーア殿この国の恩人である貴方にあまり豪華な物が出せず申し訳ないが、今出来る精一杯のおもてなしをさせて貰おう。是非楽しんでいってくれ。そしてウォル、レイラン、アルベルド、シャールクよ、長い旅ご苦労だった。お前達のお蔭で、この国はまた復活できるだろう。この場はお前達が加護を受けた祝いの場でもある。それでは皆の者、盃を」
王様がそう言うと、皆テーブルの上に置いてあった盃を持ったので俺もそれを真似する。
「竜とこの大地に感謝を、そして人々に祝福を!」
「「「「「祝福を!」」」」」
そう言うと、みんな一斉に盃に注がれている物を一気に飲んだ。俺も真似して飲んでみると、口いっぱいに甘酸っぱい味が広がる。
「美味しい!」
「気に入って頂けたようで何よりです」
「これなに?」
「エルディラン様の庭で育ったクランベリーを使ったジュースですよ」
「クランベリー!俺初めて飲んだ!」
「エルディラン様の庭で育った多くの果物を用意してありますから好きなだけ食べて下さいね」
バトラはそう言うと、俺の盃に同じ飲み物を注いでくれた。俺はお礼を言って、俺の前に盛られている多くの果物を食べる事にしたまずはこの黄色い奴にしよ~と!
「それにしても、良くここまで用意できたな」
「ですね」
「これ、牛ですよね?久々に食べます」
「うむ、庭の果物もあるとは」
「滅多に出ないのに珍しいですね」
ん~この黄色い奴トロっとしていて不思議な甘さがする!この紫色の奴の粒々の奴も甘いし全部美味しいね!
「先程オーラン様にクーア様の事をお伝えしたのですが、その際是非持って行って欲しいと頂いたのです」
「あぁそれで庭の果物が有るのか」
「はい、それと明日はオーラン様とエリス様どちらも庭にいらっしゃるそうなので何時も歓迎するそうです」
「そうか・・・・それでは明日の朝伺うとしよう」
オーランとエリスって名前は聞き覚えがある。確か竜人でエルディランの庭を守っている人達だよね。明日の朝になったら会えるのか~楽しみ!
「もう夜か」
「早いね~」
「だな、それにしてもクーアは本当に本が好きなんだな。計算書なんて面白くないだろ?」
「ううん、俺まだまだ知らない事ばっかだら新しい事を知るのは楽しいよ!」
村で色々教えてもらったけどまだまだこの世界には俺が知らない事ばかりだ。本は俺が知らない事を色々教えてくれるし、人の考え方を教えてくれる。人間と一緒に過ごしていくは、人間の考え方を理解しないとね。
「そうか、偉いなクーアは」
「ウォルはどんな本が好きなの?」
「そうだな・・・・絵本が好きだ」
「絵本が好きなんだ!良いねっ」
ウォルは少し恥ずかしそうにしながら教えてくれた。絵本って良いよね~絵が描いてあるから想像しやすいし、物語も簡潔で分かりやすい。それに読んでるとワクワクするんだよね!だから俺も絵本大好き!
「ははっこれは俺達だけの内緒な」
「内緒~?」
「そうだ、少し恥ずかしいからな」
「分かった!」
そんな事を話していると、扉がノックされ
「ウォル皇子、クーア様お食事の準備が整いました」
「分かった。今行く」
声からしてノックをしたのは、バトラだね。ウォルは返事をすると、俺を抱っこして立ち上がった。部屋の外に出るなら、人の姿にならなきゃ駄目だよね。俺はウォルの腕の中で人間の姿に変わり、運ばれて扉から廊下に出ると、予想通りバトラがそこに居た。
「ご案内します」
「うむ」
バトラが先頭を歩きウォルが付いていく。途中でシャールクが居る客間に寄ってシャールクと合流したよ。
「いや~馴れた城だけど流石に城の客間に泊まるなんて初めてだ」
「シャールクはお城に何回も来たとこあるの?」
「おう、親父に付いて来てな」
「父上が同年代の友人にとシャールクを呼んだんだ。それから、何度も来ている」
「そうなんだ~」
「城の中なら知らない場所は無いってくらいには、来たことが有るぜ。ウォルと宝物庫だって入ったことが有るんだぜっ」
「シャールク様は、もうここが第二の家になっていましたからね」
「バトラさんにはお世話になったぜ」
「俺達はバトラに育てられたようなものだからな」
バトラと話す二人は嬉しそうに、そして懐かしそうに話す。
「お二人はとても仲が良かったですからね。城の至る場所に行ってよく御父上に怒られていました」
「うっ・・・・」
「それは・・・・」
バトラが笑いながら言うと、二人はばつが悪いみたい。元気よく思い出話をしていたのに、アハハと頬を掻いている。バトラは立ち止まると、振り返り
「お二人が城中を走り周っていたあの頃が昨日のように思い出せますが、こんなに立派になられたんですね。厳しい旅でしたでしょう、お帰りなさいウォル皇子、シャールク様」
バトラはとても優しい顔をしていた。二人は照れながら笑うと、
「「ただいまバトラ/さん」」
バトラとシャールク、ウォルには長い間築かれてきた深い絆が有るみたい。バトラは会った時から隙を見せない感じだったけど、今は安心しきった顔を二人に向けている。きっとバトラもウォル達が旅に出る事が不安だったんだろうね。
「本当に大きく成られました」
バトラは二人の頭を撫でる。二人は顔を赤くしているけど嫌がって無いし何なら嬉しそうだ。撫で終わると、バトラはまた歩き出しその後ろを嬉しそうに歩いて行くウォル達。途中で中庭が見えたんだけど、ウォルが不思議そうに
「月光花の光が無い?」
「あ、本当だ」
シャールクがウォルが見ていた中庭を見ながら言う。外はもう暗くなってしまい。廊下には光が灯っていて見えるけどウォルが言う中庭は真っ暗だ。
「実は枯れてしまったのです」
「そうか・・・・」
「皇都も水不足だからな~」
「何とかエルディラン様の庭の植物を維持するのが手一杯でして・・・・」
三人共残念そうに中庭があるだろう場所を見つめている。
そっか~水が無いとどうしても植物は枯れちゃうもんね。だけど、今なら!
「クーア、俺達だけでも水を作ることは出来るか?」
「ん~枯れた植物を復活させる水は俺の手伝いが無いと無理だね。水を作るだけだったら出来るよ!」
「そうか、では明日水を撒きに行くとしよう。水さえあれば月光花もまた咲いてくれるだろう」
「王妃様もきっとお喜びになると思います」
「王妃様?」
「中庭は母上のお気に入りの場所なんだ」
「ほえ~どんな場所なの?」
「明日案内しよう」
「やったっ」
中庭が気になるけど、ウォルが明日案内してくれるみたいだからまた今度。少し歩いて行くと、大きな扉がありバトラが空けるとそこは広間になっていて。中央にはたくさんの食べ物が置いてあってそれを囲うように、背の低いテーブルとクッションが置いてある。一番奥に王様と王妃様が居て、前と同じように左右に紹介してもらった人が座っている。
「おお~」
既にレイランとアルベルドが王様達と食べ物を挟んだ対面に座っていて真ん中の3つの席が空いていた。
「おぉ来たか」
「あまりおもてなしは出来ないけど、好きなだけ食べて下さいね」
王様と王妃様は俺達を見ると、満面の笑みを浮かべながら言う。俺が真ん中の席に座り、右にウォル左にシャールクが座ると
「では、揃ったな。クーア殿この国の恩人である貴方にあまり豪華な物が出せず申し訳ないが、今出来る精一杯のおもてなしをさせて貰おう。是非楽しんでいってくれ。そしてウォル、レイラン、アルベルド、シャールクよ、長い旅ご苦労だった。お前達のお蔭で、この国はまた復活できるだろう。この場はお前達が加護を受けた祝いの場でもある。それでは皆の者、盃を」
王様がそう言うと、皆テーブルの上に置いてあった盃を持ったので俺もそれを真似する。
「竜とこの大地に感謝を、そして人々に祝福を!」
「「「「「祝福を!」」」」」
そう言うと、みんな一斉に盃に注がれている物を一気に飲んだ。俺も真似して飲んでみると、口いっぱいに甘酸っぱい味が広がる。
「美味しい!」
「気に入って頂けたようで何よりです」
「これなに?」
「エルディラン様の庭で育ったクランベリーを使ったジュースですよ」
「クランベリー!俺初めて飲んだ!」
「エルディラン様の庭で育った多くの果物を用意してありますから好きなだけ食べて下さいね」
バトラはそう言うと、俺の盃に同じ飲み物を注いでくれた。俺はお礼を言って、俺の前に盛られている多くの果物を食べる事にしたまずはこの黄色い奴にしよ~と!
「それにしても、良くここまで用意できたな」
「ですね」
「これ、牛ですよね?久々に食べます」
「うむ、庭の果物もあるとは」
「滅多に出ないのに珍しいですね」
ん~この黄色い奴トロっとしていて不思議な甘さがする!この紫色の奴の粒々の奴も甘いし全部美味しいね!
「先程オーラン様にクーア様の事をお伝えしたのですが、その際是非持って行って欲しいと頂いたのです」
「あぁそれで庭の果物が有るのか」
「はい、それと明日はオーラン様とエリス様どちらも庭にいらっしゃるそうなので何時も歓迎するそうです」
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