6 / 158
皇国復活編
俺、暑い場所来た!
しおりを挟む
村から離れたい一心で只々飛び続けてどれくらい飛んだのかもわからず、村がかすかにも見えない場所にたどり着いた時点であることに気づいた。
「キュ!!!(ここ暑い!!!)」
空高くから地面を見てみると、あれだけ緑一面だったはずの地面が砂色しか見えない。此処は水の魔力も薄いし、大地の魔力も薄いみたい。生き物の姿も見えないし降りてみようかな。
俺は地面に降りてみると、空にいた時より暑くてちょっと疲れる。でも何だか・・・・懐かしいような俺と似た魔力を感じる。何でだろ?気になるけど暑くてちょっと集中できない。
どうにかして涼しくなりたいな~
どうせ森には戻りたくないし、見たこともない場所だから俺の知らない面白い物や生き物が居そうだから冒険したいな。・・・・魔法なら何とかなるんじゃないかな?涼しい空気を俺の周りに纏って・・・・うん、かなり涼しくなった!これなら暑さを気にせずにいろいろ周れそう。
それじゃ~レッツ冒険!
地面から3mくらい浮きながら、枯れ果てた大地を進んでいく俺。たま~に植物があるけど、どれも弱ってて今にも朽ちてしまいそう。可哀そうだから見つけた植物には俺特製のお水を掛けてあげながら飛んでいると、なんだか前の方から少しだけ強い水の気配が
お水が少ない場所なのかな~って思ってたけど違うのかな?久しぶりのお水だ~自分でも出せるけど自然のお水って気持ち良いんだよね。
俺はお水に向かってヒューンと少し早めのスピードで飛んでいくと、お水の気配に隠れて気付かなかったが生き物の気配が8つ。その内4つはよく覚えてる気配なんだけど、
なんか、少し違う・・・・?
その4つの気配は前まで一緒に居て俺を殺そうとしてきた人間だと思うんだけど・・・・少しだけ違うんだよな。他の気配が少し混じってるというか、なんだか親近感が湧く気配があるというか。お水に行きたいけど、人間と会うのは嫌だな~でも気になる。う~ん・・・・隠れればバレないかな?
俺は生き物が自然と出してしまう気配を抑え込み、見られないように空高く飛び上がり水の気配がある場所まで飛んでくるとその気配の人影が見えた。お水が沢山在るかなと思ったけど、精々水浴びが出来るくらいの水しか地面には残ってなかった。
残念・・・・でも、地下深くには水の気配がしっかりとあるね。
その生き物達は、何かの魔法を水に掛けてるみたい。その魔法は水を通って土の中まで、通っていくと途中で途切れちゃった。
う~ん、水源を探してるのかな?
もし、水源を探してるならもっと地下深くまで魔力を飛ばさないと見つからないよ。この水場は地下深くにある水が、地面の動きによって噴き出してできた水場なんだよね。地面の動きで水が通ってきた場所は塞がっちゃったし、水を探すならもっと底に魔力を飛ばさないと。
教えてあげた方が良いのかな・・・・
お水は生き物にとって大切な物だ。それを探してるってことは命が危ないのかもしれない。確かに、生き物達の気配は薄くて弱ってるみたいだけど。う~ん、どうしよう。迷いながら空をふよふよ浮きながら、見てると特に弱っていた一人が倒れてしまった。
えええええぇぇぇぇぇ!どうしようっ倒れちゃった。倒れた人に周りが大慌てで魔法を掛けてるが、全然効果が無いみたい。それじゃあ意味ないよ、必要なのはお水と生命力!
う~ん、死んじゃうのは自然の摂理だから仕方ないけど・・・・目の前で死んじゃうのはなんかモヤモヤする。それにあの人からなんだか親近感が湧く気配がするし・・・・仕方ない!
俺その人間たちの近くにある岩まで降りると気配を消し、姿を変えた。そこにいる人間たちと同じ姿だ。龍の姿だとまた命を狙われるかもしれないし。あと、人間って服も着るんだよね。
俺は魔法で白い服を作り出して着ると、岩場から出て人間たちに近付く。倒れている人間以外は治すことに必死で、俺に気づかないので声を掛けてみる。
「ねぇ!」
「!?誰だ!!!」
声を掛けたら、勢いよく振り返ると俺に対して剣を抜き睨みつけるオスの人間。他の人間も倒れてる人を守るように武器を抜いた。
驚かせちゃった!?どうしよう、とにかく
「何もしないよ!ただ、死にそうだから」
「子供・・・・?いや、子供がこんな所にいる訳が無い。正体を現せ!」
「俺は俺だよ!」
「・・・・何しに来た」
「だから、その人死にそうだから」
「俺達を襲い食おうという気か」
「そんなことしないよ!!!ただ、治してあげようと思って」
俺は人間なんて美味しく無さそうなもの食べないよ!!!!
剣を抜いた男は、俺からを目を逸らさず睨みつけているが、倒れた人に魔法を掛けていた人間?は縋りつくような目で
「治せるの・・・・?」
「うん」
「本当に?」
「俺嘘言わないもん」
「ならお願いします!!!代わりに私の命でも魂でも何でも持っていっていいからお願いします。皇子を治してください」
「レイラン!?」
レイランと呼ばれた人間?は泣きながら俺に頭を下げてきた。その様子を見て他の人間も同様に頭を下げながら、
「非礼をお詫びいたします。この命を捧げますからどうかお願いします。皇子を治してください」
「友人なんです。助けてください」
うわ~・・・・なんか滅茶苦茶お願いされてる。それほど大事な人なのかな。お願いされたし、よっし治しちゃうぞ~俺はこの人に生命力と魔力、水を与えるために周囲に水を作り出し、倒れている人を包み回復させる。見る見るうちに青ざめていた顔色は元に戻り、ボロボロだった体の中は綺麗に治り健康的過ぎるほどに。
これで大丈夫~
治療を終えた俺は倒れていた人をゆっくりと地面に下すとついでに他の人間も回復させてあげる。お水余ってるし。
よしっと
治療している時唖然と俺の事を見ていた人間達はお水を掛けられて、正気に戻るといきなり頭を下げ
「ありがとうございます!!!今私の心臓を捧げさていただきます」
「まずは、俺から」
「俺も」
「!?」
そう言って、みんな仕舞った剣を取り出すと迷い無く笑顔で自分の体に剣を突き立てようと思いっきり剣を刺そうとした。俺は大慌てで水を使って武器を弾き飛ばすと
「要らない!!」
「ですが、契約の対価が」
「契約って何!?俺契約なんてしてないよ!?」
えっいきなり自分の体を傷つけようとし始めたんだけど!?怖すぎ!!しかも、契約ってどういうこと?
「我々の命を対価に皇子を救ってくれたのではないのですか?」
「違うよ!?」
「それでは何を捧げれば・・・・」
「別に要らないよ!?」
何を捧げればいいのかと縋るような目で見られても困る。ただ、なんだか嫌だから助けただけなのに!やっぱり人間分からないし怖い!
どうにかして何かを捧げようとしてくる人間達を止めさせるために、わちゃわちゃしていると
「んん」
倒れている人が動き目を開けた。もう俺はどうしたら良いのか分からず、倒れている人に抱き着き
「助けて!?」
「キュ!!!(ここ暑い!!!)」
空高くから地面を見てみると、あれだけ緑一面だったはずの地面が砂色しか見えない。此処は水の魔力も薄いし、大地の魔力も薄いみたい。生き物の姿も見えないし降りてみようかな。
俺は地面に降りてみると、空にいた時より暑くてちょっと疲れる。でも何だか・・・・懐かしいような俺と似た魔力を感じる。何でだろ?気になるけど暑くてちょっと集中できない。
どうにかして涼しくなりたいな~
どうせ森には戻りたくないし、見たこともない場所だから俺の知らない面白い物や生き物が居そうだから冒険したいな。・・・・魔法なら何とかなるんじゃないかな?涼しい空気を俺の周りに纏って・・・・うん、かなり涼しくなった!これなら暑さを気にせずにいろいろ周れそう。
それじゃ~レッツ冒険!
地面から3mくらい浮きながら、枯れ果てた大地を進んでいく俺。たま~に植物があるけど、どれも弱ってて今にも朽ちてしまいそう。可哀そうだから見つけた植物には俺特製のお水を掛けてあげながら飛んでいると、なんだか前の方から少しだけ強い水の気配が
お水が少ない場所なのかな~って思ってたけど違うのかな?久しぶりのお水だ~自分でも出せるけど自然のお水って気持ち良いんだよね。
俺はお水に向かってヒューンと少し早めのスピードで飛んでいくと、お水の気配に隠れて気付かなかったが生き物の気配が8つ。その内4つはよく覚えてる気配なんだけど、
なんか、少し違う・・・・?
その4つの気配は前まで一緒に居て俺を殺そうとしてきた人間だと思うんだけど・・・・少しだけ違うんだよな。他の気配が少し混じってるというか、なんだか親近感が湧く気配があるというか。お水に行きたいけど、人間と会うのは嫌だな~でも気になる。う~ん・・・・隠れればバレないかな?
俺は生き物が自然と出してしまう気配を抑え込み、見られないように空高く飛び上がり水の気配がある場所まで飛んでくるとその気配の人影が見えた。お水が沢山在るかなと思ったけど、精々水浴びが出来るくらいの水しか地面には残ってなかった。
残念・・・・でも、地下深くには水の気配がしっかりとあるね。
その生き物達は、何かの魔法を水に掛けてるみたい。その魔法は水を通って土の中まで、通っていくと途中で途切れちゃった。
う~ん、水源を探してるのかな?
もし、水源を探してるならもっと地下深くまで魔力を飛ばさないと見つからないよ。この水場は地下深くにある水が、地面の動きによって噴き出してできた水場なんだよね。地面の動きで水が通ってきた場所は塞がっちゃったし、水を探すならもっと底に魔力を飛ばさないと。
教えてあげた方が良いのかな・・・・
お水は生き物にとって大切な物だ。それを探してるってことは命が危ないのかもしれない。確かに、生き物達の気配は薄くて弱ってるみたいだけど。う~ん、どうしよう。迷いながら空をふよふよ浮きながら、見てると特に弱っていた一人が倒れてしまった。
えええええぇぇぇぇぇ!どうしようっ倒れちゃった。倒れた人に周りが大慌てで魔法を掛けてるが、全然効果が無いみたい。それじゃあ意味ないよ、必要なのはお水と生命力!
う~ん、死んじゃうのは自然の摂理だから仕方ないけど・・・・目の前で死んじゃうのはなんかモヤモヤする。それにあの人からなんだか親近感が湧く気配がするし・・・・仕方ない!
俺その人間たちの近くにある岩まで降りると気配を消し、姿を変えた。そこにいる人間たちと同じ姿だ。龍の姿だとまた命を狙われるかもしれないし。あと、人間って服も着るんだよね。
俺は魔法で白い服を作り出して着ると、岩場から出て人間たちに近付く。倒れている人間以外は治すことに必死で、俺に気づかないので声を掛けてみる。
「ねぇ!」
「!?誰だ!!!」
声を掛けたら、勢いよく振り返ると俺に対して剣を抜き睨みつけるオスの人間。他の人間も倒れてる人を守るように武器を抜いた。
驚かせちゃった!?どうしよう、とにかく
「何もしないよ!ただ、死にそうだから」
「子供・・・・?いや、子供がこんな所にいる訳が無い。正体を現せ!」
「俺は俺だよ!」
「・・・・何しに来た」
「だから、その人死にそうだから」
「俺達を襲い食おうという気か」
「そんなことしないよ!!!ただ、治してあげようと思って」
俺は人間なんて美味しく無さそうなもの食べないよ!!!!
剣を抜いた男は、俺からを目を逸らさず睨みつけているが、倒れた人に魔法を掛けていた人間?は縋りつくような目で
「治せるの・・・・?」
「うん」
「本当に?」
「俺嘘言わないもん」
「ならお願いします!!!代わりに私の命でも魂でも何でも持っていっていいからお願いします。皇子を治してください」
「レイラン!?」
レイランと呼ばれた人間?は泣きながら俺に頭を下げてきた。その様子を見て他の人間も同様に頭を下げながら、
「非礼をお詫びいたします。この命を捧げますからどうかお願いします。皇子を治してください」
「友人なんです。助けてください」
うわ~・・・・なんか滅茶苦茶お願いされてる。それほど大事な人なのかな。お願いされたし、よっし治しちゃうぞ~俺はこの人に生命力と魔力、水を与えるために周囲に水を作り出し、倒れている人を包み回復させる。見る見るうちに青ざめていた顔色は元に戻り、ボロボロだった体の中は綺麗に治り健康的過ぎるほどに。
これで大丈夫~
治療を終えた俺は倒れていた人をゆっくりと地面に下すとついでに他の人間も回復させてあげる。お水余ってるし。
よしっと
治療している時唖然と俺の事を見ていた人間達はお水を掛けられて、正気に戻るといきなり頭を下げ
「ありがとうございます!!!今私の心臓を捧げさていただきます」
「まずは、俺から」
「俺も」
「!?」
そう言って、みんな仕舞った剣を取り出すと迷い無く笑顔で自分の体に剣を突き立てようと思いっきり剣を刺そうとした。俺は大慌てで水を使って武器を弾き飛ばすと
「要らない!!」
「ですが、契約の対価が」
「契約って何!?俺契約なんてしてないよ!?」
えっいきなり自分の体を傷つけようとし始めたんだけど!?怖すぎ!!しかも、契約ってどういうこと?
「我々の命を対価に皇子を救ってくれたのではないのですか?」
「違うよ!?」
「それでは何を捧げれば・・・・」
「別に要らないよ!?」
何を捧げればいいのかと縋るような目で見られても困る。ただ、なんだか嫌だから助けただけなのに!やっぱり人間分からないし怖い!
どうにかして何かを捧げようとしてくる人間達を止めさせるために、わちゃわちゃしていると
「んん」
倒れている人が動き目を開けた。もう俺はどうしたら良いのか分からず、倒れている人に抱き着き
「助けて!?」
44
お気に入りに追加
1,630
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
【2章完結】女神にまで「無能」と言われた俺が、異世界で起こす復讐劇
騙道みりあ
ファンタジー
※高頻度で更新していく予定です。
普通の高校生、枷月葵《カサラギアオイ》。
日常を生きてきた彼は突如、異世界へと召喚された。
召喚されたのは、9人の高校生。
召喚した者──女神曰く、魔王を倒して欲しいとのこと。
そして、勇者の能力を鑑定させて欲しいとのことだった。
仲間たちが優秀な能力を発覚させる中、葵の能力は──<支配《ドミネイト》>。
テンプレ展開、と思いきや、能力が無能だと言われた枷月葵《カサラギアオイ》は勇者から追放を食らってしまう。
それを提案したのは…他でもない勇者たちだった。
勇者たちの提案により、生還者の居ないと言われる”死者の森”へと転移させられた葵。
そこで待ち構えていた強力な魔獣。
だが、格下にしか使えないと言われていた<支配《ドミネイト》>の能力は格上にも有効で──?
これは、一人の少年が、自分を裏切った世界に復讐を誓う物語。
小説家になろう様にも同様の内容のものを投稿しております。
面白いと思って頂けましたら、感想やお気に入り登録を貰えると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる