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037 急なお金持ち
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「おいおい、ギルドで祭りを始めるのはやめてくれよ。片づけに困るからな」
奥からのっそりと、ザイオンが顔を出す。
三日前に見た時よりも、やっぱりかなり疲れている。
人増えたはずなのに、なんか大変そうだな。
目の下クマが出来ちゃってるし。
しかもザイオンの言葉など、冒険者たちはまったく気にする様子もない。
見たこともない料理たちや、お酒をテーブルに次々外から運び入れて並べていた。
うん。
どう頑張っても、もうお祭り騒ぎ始まっちゃう寸前じゃない?
「まったく……。ルルド、会計は出来てるから少し奥に来てくれ」
手招きされたボクは、ギルドのカウンターの奥へ呼ばれる。
「ザイオンがごまかすといけないから、ランタスもついてってやれよ」
「ああ、そうだな。それがいい」
なんかずいぶんな言われようだけど、お金の細かい話っていうのはあんまり得意じゃないんだよね。
もともと、自分で管理しなきゃいけないほどのお金って持ったことがないから。
「すみません。でもランタスさんがついてきてくれると助かります。ボク、あんまりお金の管理とかしたことなくて」
「大丈夫だ。ザイオンにちょろまかされると困るからな」
「おいおい、聞こえてんぞ」
少し先を歩くザイオンが、ため息交じりに声を上げる。
しかしみんながそれをスルーするあたりが、なんとも。
ザイオンは一番奥の部屋にボクたちを招きいれた。
乱雑に書類が山積みになったデスク。
その手前にある、やや小ぶりのテーブルとソファー。
「ああ、そこ座ってくれ」
「相変わらず、ギルド長室は汚いな」
「どこに何があるかだけ分かればいいんだよ」
「分かった……シーラにそう報告しておこう」
「本当にやめてくれ。家で雷が落ちる」
なんとなく二人のやり取りが想像できて楽しい。
ザイオンって、すごくシーラのコトが好きって感じだったもんなぁ。
なんかああいうの、いいなって思う。
「ふふふ」
「笑ってないで、助けてくれよルルド」
「でも、なんか楽しそうだし」
「まったく……。とりあえず、わかりやすく現物で用意してみた」
奥の金庫らしきものから、ザイオンがお金を運んでくる。
うん。
なんか、金色だなー。
金貨だっけ。
この世界のたぶん一番大きな通貨。
持ったことないけど。
布の上に、ザイオンは金貨を10枚並べる。
「えっと?」
金貨1枚で、どれくらいの価値だっけ。
確か昔、サイラスが宿の一年契約でとか言ってた気がする。
「これは?」
ザイオンは一旦それをおくと、再び金庫に戻る。
「えーーーっと?」
状況がまったく理解できないボク。
しかし隣に座るランタスは、まったく動じる様子はない。
「あとは、これだけだ」
ザイオンはそれ以外だと言って、金貨の下の通貨である銀貨と銅貨を持ってきた。
あわせて50枚ほどあるだろうか。
前回、サイラスたちが石化してしまった時に、その前まで分をもらったのが最後。
あの時は銀貨が5枚ほどだった気がするんだけど。
「二回分の配信料に、その前の危険手当が入っているそうだ」
「危険手当……そんなに危ない配信を行ったのか、ルルド」
「ボクじゃなくて。ボクのいたパーティーが、ですね」
苦笑いすると、ランタスは少し考えたあと、それ以上何も聞いては来なかった。
「にしても、これ……」
「ちゃんと二回数えたからな。ごまかしてなんてないぞ?」
「いえ、そっちじゃなくて。ずいぶん多いなって」
すっかりザイオンはみんなが言ってたコト真に受けちゃってるけど、誰も本気でザイオンがごまかすなんて思ってないのに。
むしろ、予想していた金額の倍以上ある気がする。
「危険な配信をしたっていうんだから、視聴率も良かっただろうし。手当がつけば、こんなもんだろう」
「そうなんですか?」
「ああ、金額的には間違っていないと思う。上位配信者はかなりの稼ぎがあると聞いたことがあるしな」
二人がそう言うのだから、間違いはないのだろう。
だけど困ったな。
こんなに大金。
持ち歩くにしたって、なんにしたって。
お金持ちとか、人生初すぎる。
「えっと、これどうすれいいんですかね。あ、先に首輪代払います!」
「ああ。それはいい。街の者たちからのプレゼントだ。大したものではないがな」
「いえいえ。ダメです。アレ結構高かったですよね?」
魔法が込められている以上、決して安くなんてない。
普通の魔石だって、高いものは金貨ぐらいの値段がするって聞いたことあるし。
「あの店の値段は、ユメリの気分だからな。思ったより安くてビックリしたぐらいだ。よほど気に入られたんだな、ルルドは」
「そうなんですか?」
「ああ。だから、あれは構わない。街を救ってもらったお礼にしては安すぎるくらいだ」
そうかな。
配信料までもらっちゃってるのに、なんだか気が引けるのはボクだけだろうか。
でもリーシャに言ったら『くれるって言ってるんだから、ありがたくもらっちゃいなさい』とか言いそう。
「……うー。すみません、ありがとうございます」
ボクの言葉に、二人もなんだか嬉しそうだ。
どうやら、返答はコレで間違っていなかったみたい。
ものよりも、その気持ちがボクの心の中をぽかぽかさせていた。
奥からのっそりと、ザイオンが顔を出す。
三日前に見た時よりも、やっぱりかなり疲れている。
人増えたはずなのに、なんか大変そうだな。
目の下クマが出来ちゃってるし。
しかもザイオンの言葉など、冒険者たちはまったく気にする様子もない。
見たこともない料理たちや、お酒をテーブルに次々外から運び入れて並べていた。
うん。
どう頑張っても、もうお祭り騒ぎ始まっちゃう寸前じゃない?
「まったく……。ルルド、会計は出来てるから少し奥に来てくれ」
手招きされたボクは、ギルドのカウンターの奥へ呼ばれる。
「ザイオンがごまかすといけないから、ランタスもついてってやれよ」
「ああ、そうだな。それがいい」
なんかずいぶんな言われようだけど、お金の細かい話っていうのはあんまり得意じゃないんだよね。
もともと、自分で管理しなきゃいけないほどのお金って持ったことがないから。
「すみません。でもランタスさんがついてきてくれると助かります。ボク、あんまりお金の管理とかしたことなくて」
「大丈夫だ。ザイオンにちょろまかされると困るからな」
「おいおい、聞こえてんぞ」
少し先を歩くザイオンが、ため息交じりに声を上げる。
しかしみんながそれをスルーするあたりが、なんとも。
ザイオンは一番奥の部屋にボクたちを招きいれた。
乱雑に書類が山積みになったデスク。
その手前にある、やや小ぶりのテーブルとソファー。
「ああ、そこ座ってくれ」
「相変わらず、ギルド長室は汚いな」
「どこに何があるかだけ分かればいいんだよ」
「分かった……シーラにそう報告しておこう」
「本当にやめてくれ。家で雷が落ちる」
なんとなく二人のやり取りが想像できて楽しい。
ザイオンって、すごくシーラのコトが好きって感じだったもんなぁ。
なんかああいうの、いいなって思う。
「ふふふ」
「笑ってないで、助けてくれよルルド」
「でも、なんか楽しそうだし」
「まったく……。とりあえず、わかりやすく現物で用意してみた」
奥の金庫らしきものから、ザイオンがお金を運んでくる。
うん。
なんか、金色だなー。
金貨だっけ。
この世界のたぶん一番大きな通貨。
持ったことないけど。
布の上に、ザイオンは金貨を10枚並べる。
「えっと?」
金貨1枚で、どれくらいの価値だっけ。
確か昔、サイラスが宿の一年契約でとか言ってた気がする。
「これは?」
ザイオンは一旦それをおくと、再び金庫に戻る。
「えーーーっと?」
状況がまったく理解できないボク。
しかし隣に座るランタスは、まったく動じる様子はない。
「あとは、これだけだ」
ザイオンはそれ以外だと言って、金貨の下の通貨である銀貨と銅貨を持ってきた。
あわせて50枚ほどあるだろうか。
前回、サイラスたちが石化してしまった時に、その前まで分をもらったのが最後。
あの時は銀貨が5枚ほどだった気がするんだけど。
「二回分の配信料に、その前の危険手当が入っているそうだ」
「危険手当……そんなに危ない配信を行ったのか、ルルド」
「ボクじゃなくて。ボクのいたパーティーが、ですね」
苦笑いすると、ランタスは少し考えたあと、それ以上何も聞いては来なかった。
「にしても、これ……」
「ちゃんと二回数えたからな。ごまかしてなんてないぞ?」
「いえ、そっちじゃなくて。ずいぶん多いなって」
すっかりザイオンはみんなが言ってたコト真に受けちゃってるけど、誰も本気でザイオンがごまかすなんて思ってないのに。
むしろ、予想していた金額の倍以上ある気がする。
「危険な配信をしたっていうんだから、視聴率も良かっただろうし。手当がつけば、こんなもんだろう」
「そうなんですか?」
「ああ、金額的には間違っていないと思う。上位配信者はかなりの稼ぎがあると聞いたことがあるしな」
二人がそう言うのだから、間違いはないのだろう。
だけど困ったな。
こんなに大金。
持ち歩くにしたって、なんにしたって。
お金持ちとか、人生初すぎる。
「えっと、これどうすれいいんですかね。あ、先に首輪代払います!」
「ああ。それはいい。街の者たちからのプレゼントだ。大したものではないがな」
「いえいえ。ダメです。アレ結構高かったですよね?」
魔法が込められている以上、決して安くなんてない。
普通の魔石だって、高いものは金貨ぐらいの値段がするって聞いたことあるし。
「あの店の値段は、ユメリの気分だからな。思ったより安くてビックリしたぐらいだ。よほど気に入られたんだな、ルルドは」
「そうなんですか?」
「ああ。だから、あれは構わない。街を救ってもらったお礼にしては安すぎるくらいだ」
そうかな。
配信料までもらっちゃってるのに、なんだか気が引けるのはボクだけだろうか。
でもリーシャに言ったら『くれるって言ってるんだから、ありがたくもらっちゃいなさい』とか言いそう。
「……うー。すみません、ありがとうございます」
ボクの言葉に、二人もなんだか嬉しそうだ。
どうやら、返答はコレで間違っていなかったみたい。
ものよりも、その気持ちがボクの心の中をぽかぽかさせていた。
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