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010 強襲からの
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「こんな鍋でも、二人だと多いね」
スープを半分も飲み終わる前に、ボクたちはお腹いっぱいになってしまっていた。
「私の体も小さいからね」
「それもそうだね」
どこからどう見ても、猫だもんなぁ。
サラサラしたリーシャの毛並みは、何度撫ででも心地いい。
考えたら、中身は獣人なんだから怒られちゃうかな。
そんなことを思いながらも、どうしても気持ち良くて手が伸びちゃうんだよね。
「ごめん。つい触っちゃうけど、迷惑じゃない?」
「ベ、別にかまわないけど、でも、私の方がお姉さんなんだからね。そこのところはしっかりと分かってる?」
「うん、覚えてるよ。でもほら、あんまり可愛い猫だからさ。つい、ね」
「か、かわいいってそれ……」
心なしかリーシャの顔が赤く思える。
ボクの熱でも移っちゃったかな。
あ、さっき採ったあれがあった。
「これ食べてみて、リーシャ」
「その小さくて固そうな木の実?」
「そそ。見た目こんなだけど、甘くて美味しいよ。栄養もたっぷりだし」
ビタミンが豊富そうな感じだし。
果物は体に良さそうだからね。
リーシャが風邪でも引いたら大変だ。
もっと回収した方がいいかな。
「あー。本当だ。甘いのね、これ」
リーシャの白い手が、口を押えていた。
動きは猫っぽくないとこがなんともまた、可愛いな。
漫画の中の世界みたい。
異世界に来たんだって、すごく思えるよ。
まぁ、ボクも耳生えちゃってるけど。
「もう少し回収するねー」
ボクはそう言いながら、リーシャの傍を離れる。
するとどこからか、何かが羽ばたくような音が聞こえてきた。
「ん? なんだろう。モンスター?」
音はすれど、その姿は見えない。
しかし目を細め、高い木々の隙間を覗き込むと、その奥にいる何かの影が揺れた。
「リーシャ、危険だから洞窟に入って!」
ボクの言葉より早くそのモンスターは、急降下するようにこちらにやってくる。
そしてボクの横をかすめ、真っすぐにリーシャの元へ。
マズイ。
こいつの狙いはリーシャだ。
「リーシャ‼」
「ルルド⁉」
木の実をただ食べていたリーシャは、初め何が起きたのか分からないようだった。
しかしボクの焦ったような顔を見た瞬間、洞窟の奥へと逃げようと向きを変える。
「逃げてぇぇぇぇぇ!」
ただ大きなフクロウに似たそのモンスターは、素早くその足でリーシャを捕まえた。
ボクはモンスターに向かって走り出す。
このまま逃がすわけにいかない。
リーシャを助けないと。
「リーシャに触るな!」
渾身の力を込めてフクロウに体当たりしようとするも、奴はひらりと高度を上げてかわした。
「ルルド! ルルド助けて!」
リーシャがその小さな手を伸ばす。
しかし攻撃を避けられてよろけたボクは、その手を掴むことは出来なかった。
「リーーーーーシャーーーー!」
フクロウは翼を大きく羽ばたかせ、一気に手の届かない位置へ。
そしてボクを見ることもなく、そのまま飛び立ってしまった。
「ああ、リーシャ。助けないと!」
よろよろと立ち上がり、ボクはフクロウが飛び立った方を見た。
ここよりもやや小高い山がある。
村へ行くには、そこを迂回する形で避けて進むとリーシャは言っていたっけ。
でも飛んで行った方角から見ると、おそらくあそこのどこかに巣があるんじゃないかな。
リーシャはどこをどう見ても子猫でしかない。
きっとこのままじゃあ、餌にされてしまうだろう。
急いで巣に向かわないと、取り返しがつかなくなる。
「と、とにかくどこへ連れ去られたのか、追いかけないと」
あたふたするボクは、人の接近に注意を払うことが出来ていなかった。
「一人か?」
「ふぇ!」
後ろから声をかけられ、体がびくりと飛び跳ねた。
声が届く位置まで、まったく気づかなかったなんて。
ボクは恐る恐る振り返ると、二人の若い冒険者がやや距離を保ったままで立っていた。
向こうもボクのことを敵なのか考えるように、距離を縮めることはない。
「……あ、んと……」
「いや、驚かせてすまない。敵意はない。ただこんな深い森の中で一人だったから気になってしまって」
「ガルド、おまえの顔が怖いからだぞ。怯えてるだろう」
ガルドと言われた男は、ボクよりも背が三倍くらい大きいだろうか。
アークよりも背も高く、筋肉もムキムキだ。
強靭な剣士という感じだ。
短い黒い髪にやや深緑の瞳は、力強い。
怖そうな顔をしているものの、神経を研ぎ澄ませば、敵意は感じられない。
「顔は生まれつきだから仕方ないだろう、ランタス」
「そうは言っても、そんな怖いやつがいきなりこんなとこで声をかけらた恐怖でしかないと思うぞ」
もう片割れの男は、長く薄いブロンドの髪に甘いマスク。
なんか、こう見ると正反対のような容姿だなぁ。
二人とも剣士みたいだけど、全くタイプが違う。
「……ああ、すまない。本当に驚かすつもりはなかったんだ。そのだな。子どもが一人でこんなことろでって思ってだな」
この二人は本当に単純にボクのことを心配してくれたみたい。
まったくの見ず知らずの者なのに、すごいなぁ。
優しい人たち。
こんなところでそんな人に出会えるなんて、ボクは思ってもみなかった。
スープを半分も飲み終わる前に、ボクたちはお腹いっぱいになってしまっていた。
「私の体も小さいからね」
「それもそうだね」
どこからどう見ても、猫だもんなぁ。
サラサラしたリーシャの毛並みは、何度撫ででも心地いい。
考えたら、中身は獣人なんだから怒られちゃうかな。
そんなことを思いながらも、どうしても気持ち良くて手が伸びちゃうんだよね。
「ごめん。つい触っちゃうけど、迷惑じゃない?」
「ベ、別にかまわないけど、でも、私の方がお姉さんなんだからね。そこのところはしっかりと分かってる?」
「うん、覚えてるよ。でもほら、あんまり可愛い猫だからさ。つい、ね」
「か、かわいいってそれ……」
心なしかリーシャの顔が赤く思える。
ボクの熱でも移っちゃったかな。
あ、さっき採ったあれがあった。
「これ食べてみて、リーシャ」
「その小さくて固そうな木の実?」
「そそ。見た目こんなだけど、甘くて美味しいよ。栄養もたっぷりだし」
ビタミンが豊富そうな感じだし。
果物は体に良さそうだからね。
リーシャが風邪でも引いたら大変だ。
もっと回収した方がいいかな。
「あー。本当だ。甘いのね、これ」
リーシャの白い手が、口を押えていた。
動きは猫っぽくないとこがなんともまた、可愛いな。
漫画の中の世界みたい。
異世界に来たんだって、すごく思えるよ。
まぁ、ボクも耳生えちゃってるけど。
「もう少し回収するねー」
ボクはそう言いながら、リーシャの傍を離れる。
するとどこからか、何かが羽ばたくような音が聞こえてきた。
「ん? なんだろう。モンスター?」
音はすれど、その姿は見えない。
しかし目を細め、高い木々の隙間を覗き込むと、その奥にいる何かの影が揺れた。
「リーシャ、危険だから洞窟に入って!」
ボクの言葉より早くそのモンスターは、急降下するようにこちらにやってくる。
そしてボクの横をかすめ、真っすぐにリーシャの元へ。
マズイ。
こいつの狙いはリーシャだ。
「リーシャ‼」
「ルルド⁉」
木の実をただ食べていたリーシャは、初め何が起きたのか分からないようだった。
しかしボクの焦ったような顔を見た瞬間、洞窟の奥へと逃げようと向きを変える。
「逃げてぇぇぇぇぇ!」
ただ大きなフクロウに似たそのモンスターは、素早くその足でリーシャを捕まえた。
ボクはモンスターに向かって走り出す。
このまま逃がすわけにいかない。
リーシャを助けないと。
「リーシャに触るな!」
渾身の力を込めてフクロウに体当たりしようとするも、奴はひらりと高度を上げてかわした。
「ルルド! ルルド助けて!」
リーシャがその小さな手を伸ばす。
しかし攻撃を避けられてよろけたボクは、その手を掴むことは出来なかった。
「リーーーーーシャーーーー!」
フクロウは翼を大きく羽ばたかせ、一気に手の届かない位置へ。
そしてボクを見ることもなく、そのまま飛び立ってしまった。
「ああ、リーシャ。助けないと!」
よろよろと立ち上がり、ボクはフクロウが飛び立った方を見た。
ここよりもやや小高い山がある。
村へ行くには、そこを迂回する形で避けて進むとリーシャは言っていたっけ。
でも飛んで行った方角から見ると、おそらくあそこのどこかに巣があるんじゃないかな。
リーシャはどこをどう見ても子猫でしかない。
きっとこのままじゃあ、餌にされてしまうだろう。
急いで巣に向かわないと、取り返しがつかなくなる。
「と、とにかくどこへ連れ去られたのか、追いかけないと」
あたふたするボクは、人の接近に注意を払うことが出来ていなかった。
「一人か?」
「ふぇ!」
後ろから声をかけられ、体がびくりと飛び跳ねた。
声が届く位置まで、まったく気づかなかったなんて。
ボクは恐る恐る振り返ると、二人の若い冒険者がやや距離を保ったままで立っていた。
向こうもボクのことを敵なのか考えるように、距離を縮めることはない。
「……あ、んと……」
「いや、驚かせてすまない。敵意はない。ただこんな深い森の中で一人だったから気になってしまって」
「ガルド、おまえの顔が怖いからだぞ。怯えてるだろう」
ガルドと言われた男は、ボクよりも背が三倍くらい大きいだろうか。
アークよりも背も高く、筋肉もムキムキだ。
強靭な剣士という感じだ。
短い黒い髪にやや深緑の瞳は、力強い。
怖そうな顔をしているものの、神経を研ぎ澄ませば、敵意は感じられない。
「顔は生まれつきだから仕方ないだろう、ランタス」
「そうは言っても、そんな怖いやつがいきなりこんなとこで声をかけらた恐怖でしかないと思うぞ」
もう片割れの男は、長く薄いブロンドの髪に甘いマスク。
なんか、こう見ると正反対のような容姿だなぁ。
二人とも剣士みたいだけど、全くタイプが違う。
「……ああ、すまない。本当に驚かすつもりはなかったんだ。そのだな。子どもが一人でこんなことろでって思ってだな」
この二人は本当に単純にボクのことを心配してくれたみたい。
まったくの見ず知らずの者なのに、すごいなぁ。
優しい人たち。
こんなところでそんな人に出会えるなんて、ボクは思ってもみなかった。
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