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第一章
第十話 思わぬ誤算
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「あ、あのお嬢様。わたしのような者がお嬢さまの付き添いなどよろしかったのでしょうか?」
私付きの侍女であるルカは、やや不安そうに馬車の中で声をかけてきた。
ルカは貧しい生まれの侍女であり、主人付きの侍女ではなく下働きとして働いていたらしい。
しかし今回のことで侍女たちがみんなチェリーの元へ行ってしまったために、家令により急遽私付きの侍女として昇格されたのだ。
まだ慣れないことも多いものの、たった一人で本当によくやってくれていると思う。
「あなたが……ルカが一緒に行ってくれなければ、誰が一緒に行ってくれると言うの? 私の侍女はあなたしかいないのに」
「あああ、そうです。そうでした。申し訳ありません」
「ふふふ。ありがとう」
ワタワタとしならが顔を赤くさせるルカがあまりにも可愛く思えて、私も笑みがこぼれ落ちる。
「そーやって、いつも笑っていれば落ちない男性なっていないと思うんだけど」
遠巻きに、馬車の窓枠に肩肘を付けながら母がぽつんと言葉を発する。
そして私たちの顔を交互に覗き込み、なにやら楽しそうにしていた。
悪だくみを考えている。
そう思えるのは私だけだろうか。
「急に何を言い出すのですか、お母様」
「えー? だって二人で楽しそうだったから。それに娘の晴れ舞台なのよ? やっぱり母としてはねぇ。あなたもやっとこういうことに興味を持ってくれたんだもの。経緯はともあれ、母としては嬉しい限りよ」
「興味というか、今回は仕方なくというか……」
母だって、今回の経緯など分かっているはずだ。
私にはこの夜会で成功する以外に、今のところ後がないことなど。
「だから経緯はともあれと言ったでしょ? アイリス、あなた少し変わったんじゃない? もちろんいい意味で」
「そうですか?」
「そうよ。昔だったら、もし今回のように婚約破棄されたとしてのきっと何も行動など起こさなかったでしょ。何も起こさずにただじっと耐えるか、反発して違う方向を向いただけだわ」
「それは……。でも今回はそういうワケにもいかないでしょう。お父様は私が婚約者を見つけてこなければ……」
そこまで口にして、私は自分の手を見つめた。
婚約者を見つけられなければどうなるのか。
今のところ未知数でしかなくても、きっと責められることだけは分かっている。
「はぁ」
「お母様?」
まるで私の代わりにとばかりに、母は大きなため息をついた。
チェリーと同じふわふわとしたハニーブロンドの髪をかき上げながら、私と同じブルーの瞳はしっかりと私を見た。
「似たもの親子とは言うけれど……。一度、ちゃんと話をしなさい。あなたが変われたのなら……。これからもいい方向に変わる気があるのなら、お父様ともきちんと話し合うべきね」
「それはどういう意味ですか?」
父と話し合う? 何を?
おそらくこの場合は、今後のことということだろう。
確かに、アイリスになってからもどうしても無意識に過去を引きずって親子関係は希薄だったと思う。
ただ、なんというかすごく苦手だ。
そう男の人は全て。
元々母との関係もかなり良くはなかったが、唯花の時に父と会話したことなどほとんど記憶にない。
もし過去のように、鬱陶しがられたら。
そう思えば思うほど、足が遠のいてしまっていた。
「善処します」
「それはする気のない時の返事ではなかったかしら」
「う……」
「そんなに苦手? まぁ、確かに顔はクマみたいだし、元武官なだけあって筋肉隆々でいかついし、ああ、顔は怖い方よね」
「あ、あの、お母様……私は何もそこまで言ってないと思うんですけど」
「あなたが子どもの頃なんて、顔を合わせるたびによく号泣していたわ。でもよく見ると、ほら表情似てない?」
母が私の顔を指さしながら、ルカ同意を求める。
ルカは何かを思い出したように吹き出しそうになりながら、口元を抑えた。
「え、え、ええーー。いくら社交界で氷の姫なんて不名誉な二つ名をもらいましたけど、さすがにあの顔には似てないと思うんですけど」
いつも眉間にシワを寄せ、人を寄せ付けないオーラを放つ父。
あれ、言葉にするとなんだか似てる気もしないことはない。
「お、奥様。お嬢様は……可憐でお優しくて……旦那様とはその、あの。髪の色だけしか似ておりません」
「いいのよ、ルカ。なんだかお母様に言われるうちに、似てるような気がしてきたから」
「まぁ、顔というよりも似ているのは性格ね。いい、アイリス。まずどんな時も相手の話をちゃんと聞いて、ちゃんと自分の意見を言うの。そういう点は、本当にチェリーは上手だと思うわ」
「……そうですね」
「アレを真似する必要性はないの。でも人の意見を聞いたうえで、あんな風に甘えたり、頼ったりするのも一つの手よ? 少しぐらい片意地貼らずに、自分で自分に優しくしてあげなさい」
自分で自分に優しくってなんだろう。
私はいつだって、自分のことしか考えてはいない。
だってずっと逃げ出したかったから。
でも自分のことを考えるのと、自分に優しくするというのはまた違うのかな。
なんか難しい。
ただこんな風に母と話すことなど今までになかったから。
これはある意味嬉しい。
母が馬車で出かけようとする私たちを呼び止めて、自分も買い物に行くと言い出した時は本当にどうしようかとおもったけど。
ちゃんとこうして話せば、ちゃんと母子が出来たんだ。
今までの私なら、きっとこんな日が来るなんて思いもしなかっただろうに。
「前向きに善処します」
「だから~。まったくあなたって子は」
そう言って、母が笑い出す。
私もルカも、つられるように笑い出した。
私付きの侍女であるルカは、やや不安そうに馬車の中で声をかけてきた。
ルカは貧しい生まれの侍女であり、主人付きの侍女ではなく下働きとして働いていたらしい。
しかし今回のことで侍女たちがみんなチェリーの元へ行ってしまったために、家令により急遽私付きの侍女として昇格されたのだ。
まだ慣れないことも多いものの、たった一人で本当によくやってくれていると思う。
「あなたが……ルカが一緒に行ってくれなければ、誰が一緒に行ってくれると言うの? 私の侍女はあなたしかいないのに」
「あああ、そうです。そうでした。申し訳ありません」
「ふふふ。ありがとう」
ワタワタとしならが顔を赤くさせるルカがあまりにも可愛く思えて、私も笑みがこぼれ落ちる。
「そーやって、いつも笑っていれば落ちない男性なっていないと思うんだけど」
遠巻きに、馬車の窓枠に肩肘を付けながら母がぽつんと言葉を発する。
そして私たちの顔を交互に覗き込み、なにやら楽しそうにしていた。
悪だくみを考えている。
そう思えるのは私だけだろうか。
「急に何を言い出すのですか、お母様」
「えー? だって二人で楽しそうだったから。それに娘の晴れ舞台なのよ? やっぱり母としてはねぇ。あなたもやっとこういうことに興味を持ってくれたんだもの。経緯はともあれ、母としては嬉しい限りよ」
「興味というか、今回は仕方なくというか……」
母だって、今回の経緯など分かっているはずだ。
私にはこの夜会で成功する以外に、今のところ後がないことなど。
「だから経緯はともあれと言ったでしょ? アイリス、あなた少し変わったんじゃない? もちろんいい意味で」
「そうですか?」
「そうよ。昔だったら、もし今回のように婚約破棄されたとしてのきっと何も行動など起こさなかったでしょ。何も起こさずにただじっと耐えるか、反発して違う方向を向いただけだわ」
「それは……。でも今回はそういうワケにもいかないでしょう。お父様は私が婚約者を見つけてこなければ……」
そこまで口にして、私は自分の手を見つめた。
婚約者を見つけられなければどうなるのか。
今のところ未知数でしかなくても、きっと責められることだけは分かっている。
「はぁ」
「お母様?」
まるで私の代わりにとばかりに、母は大きなため息をついた。
チェリーと同じふわふわとしたハニーブロンドの髪をかき上げながら、私と同じブルーの瞳はしっかりと私を見た。
「似たもの親子とは言うけれど……。一度、ちゃんと話をしなさい。あなたが変われたのなら……。これからもいい方向に変わる気があるのなら、お父様ともきちんと話し合うべきね」
「それはどういう意味ですか?」
父と話し合う? 何を?
おそらくこの場合は、今後のことということだろう。
確かに、アイリスになってからもどうしても無意識に過去を引きずって親子関係は希薄だったと思う。
ただ、なんというかすごく苦手だ。
そう男の人は全て。
元々母との関係もかなり良くはなかったが、唯花の時に父と会話したことなどほとんど記憶にない。
もし過去のように、鬱陶しがられたら。
そう思えば思うほど、足が遠のいてしまっていた。
「善処します」
「それはする気のない時の返事ではなかったかしら」
「う……」
「そんなに苦手? まぁ、確かに顔はクマみたいだし、元武官なだけあって筋肉隆々でいかついし、ああ、顔は怖い方よね」
「あ、あの、お母様……私は何もそこまで言ってないと思うんですけど」
「あなたが子どもの頃なんて、顔を合わせるたびによく号泣していたわ。でもよく見ると、ほら表情似てない?」
母が私の顔を指さしながら、ルカ同意を求める。
ルカは何かを思い出したように吹き出しそうになりながら、口元を抑えた。
「え、え、ええーー。いくら社交界で氷の姫なんて不名誉な二つ名をもらいましたけど、さすがにあの顔には似てないと思うんですけど」
いつも眉間にシワを寄せ、人を寄せ付けないオーラを放つ父。
あれ、言葉にするとなんだか似てる気もしないことはない。
「お、奥様。お嬢様は……可憐でお優しくて……旦那様とはその、あの。髪の色だけしか似ておりません」
「いいのよ、ルカ。なんだかお母様に言われるうちに、似てるような気がしてきたから」
「まぁ、顔というよりも似ているのは性格ね。いい、アイリス。まずどんな時も相手の話をちゃんと聞いて、ちゃんと自分の意見を言うの。そういう点は、本当にチェリーは上手だと思うわ」
「……そうですね」
「アレを真似する必要性はないの。でも人の意見を聞いたうえで、あんな風に甘えたり、頼ったりするのも一つの手よ? 少しぐらい片意地貼らずに、自分で自分に優しくしてあげなさい」
自分で自分に優しくってなんだろう。
私はいつだって、自分のことしか考えてはいない。
だってずっと逃げ出したかったから。
でも自分のことを考えるのと、自分に優しくするというのはまた違うのかな。
なんか難しい。
ただこんな風に母と話すことなど今までになかったから。
これはある意味嬉しい。
母が馬車で出かけようとする私たちを呼び止めて、自分も買い物に行くと言い出した時は本当にどうしようかとおもったけど。
ちゃんとこうして話せば、ちゃんと母子が出来たんだ。
今までの私なら、きっとこんな日が来るなんて思いもしなかっただろうに。
「前向きに善処します」
「だから~。まったくあなたって子は」
そう言って、母が笑い出す。
私もルカも、つられるように笑い出した。
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