13 / 15
11話※〈ウィリアム・バーナード〉
しおりを挟む
お待たせしました。
思ったより更新が遅くなってしまいましたが、
ついにR描写です!
すこし不憫な熊獣人さんをお楽しみください。
――――――
番に警戒されているのは不本意だが状況を考えれば仕方あるまい。こちらを警戒しながらじっと見てくる子猫のような少年をよそに反対側のいすに座る。
諸々の説明は愛しい番を名前で呼べるようになってからだな。すぐ教えてくれると良いのだが。
「最初に名前を教えて欲しい」
俺がそう問いかけると少年の瞳はゆらゆらと不安の色を見せながら少しの間の後に応えてくれた。
「...アサカワ、モモタ。モモタって、言います」
俺の番はモモタというのか。聞きなれない異国の名前は不思議とこの少年に似合う可愛らしい響きだと思った。
「モモタ」
教えて貰った名前で早速呼び掛けてみると、先ほどまで不安に揺れていた瞳が今度はウルウルと濡れはじめ綺麗な涙の膜が瞳を覆った。そしてあっという間に溢れかえり、モモタが瞬きをした瞬間ぽたぽたと雫となって落ちていく。
――――う...うぅぁん
そして小さな声で泣き始めてしまった。
「ッモモタ!」
居ても立っても居られず、モモタのそばに駆け寄って抱きしめる。特に嫌がる様子もない。俺が何かしてしまったというよりは、きっと奴隷としての生活で名前を呼ばれる事がなかったせいだろう。
「落ちつけモモタ。大丈夫だ」
背中をさすりながらあやすが止めどなく溢れ出す涙はモモタが疲れ果てて眠ってしまうまで流れ続けた。
本当は俺の名前も教えて、番であることや、奴隷から解放するために、ユウノーウ帝国に渡りたい事を伝えるつもりだったが、泣き疲れ眠ってしまった番...モモタを起こすほど急ぎでもない。もう遅いしこのままベットに連れて行こう。
リビングの隣の部屋にある寝室にモモタを抱き上げて連れて行く。俺は熊族で体格が大きいので必然的にベットもかなりのサイズだ、ここに小さいモモタを寝かせても問題なく俺も寝れるだろう。
モモタが起きてしまわぬようにそっとベットの中央に下ろす。
―――――んんぅ...?
起きてしまったかと焦ったがもぞもぞと動いた後丸まってまたスース―と寝息を立て始めた。
俺も今日はシャワーを浴びてもう寝てしまおうか。夕食を食べてないがお腹は減ってない。そうと決まれば行動しよう。
初めてできた番と離れがたくて、いつもより早くシャワーを浴びて再び寝室に戻った。
モモタは先ほどと変わらずベットの中央で丸まって寝ている。シャワーを浴びている間に少し冷静になったが、奴隷というは当然例のアレ...排泄物を吸収するスライムが入れられているはずだ。これまで保護してきた帝国民がそうだったように、売り物である間に粗相をしてしまう可能性をゼロにするため、一般的にはトイレの底に住まわす無害なスライムを直接体内に住まわせるというのだ。
トイレに行かなくていいと言えば便利が良いように感じるが、尻の穴や尿道にスライムを入れられるのはかなり屈辱的であり、長い間そのようにしていると体内の消化機能や筋力が落ちてしまうらしい。長く奴隷としてスライムを住まわせていた人が言うには、便意や尿意を我慢する筋肉が衰え、スライムが無いと垂れ流し状態になる。
もちろんモモタがそうなったとしても、変わらず愛おしいと感じると思うが、見たところモモタはまだ10代前半。きっと奴隷になって間もないはずだ。緩くなってしまっていてもすぐに戻せる。
丸まっているモモタをゆっくり仰向けになるよう動かす。俺のベットで裸で寝ている番など耐えがたいほどに甘美な誘惑だが、幼い番に順序を飛ばして襲う程落ちぶれてはない。
モモタの性器は何というか、陰毛は薄く色白な肌色に先っぽが淡いピンクで穢れを知らぬ天使の様だった。もしかしてモモタは奴隷として買われたのは俺が初めてだったんじゃないか?そう思う。必要な処置だが後ろめたさを感じてしまう。勝手にすまんと心の中で言って、モモタの足を開かせる。腰にクッションを入れて見やすくするが、そこに見えた窄まりは想像通り性器と同じ淡いピンク色で切れた後や、この蕾を使った形跡は見当たらない。
モモタが誰にも汚されていない身体だという事に安堵し、本題であるスライムの取り出しを行う。
スライムが居る所に触れて、魔力を流しながら出てこいと言うだけなので簡単だ。
「出ろ」
まずは前にある性器に触れ魔力を流す。
「っん!ぁん」
スライムは問題なく出てきていたが、問題は別だった。尿道をズルズルと動きながら出てくるスライムにモモタが小さく喘ぐ。
「...はぁ、んゃ」
無心になれ俺。意識は寝ているというのに頬が赤く染まり、小さく鳴くモモタはとてつもなく可愛いが、俺が欲情は問題だ。こうなったらさっさと後ろの方も終わらせてしまおう。前のスライムを出し切る前に焦った俺は、モモタの慎ましやかな蕾に香油をまとわせた指をゆっくり入れた。
「出てけ」
「んあっあぁ!」
ッッッんぐ!なんて声を出すんだ。モモタが腰を反らせて先ほどより大きく喘ぐ。ッハ!俺が急いで前のスライムを出し切る前に後ろのスライムも動かしたからか?なんてことだ...自分で自分の首を絞めるとは。
「やぁ、ん、んぁ」
目の前ではモモタが腰や足をガクガク震わせながら、前と後ろからどぷどぷとスライムが溢れるのに合わせて喘いでいる。
よっぽど疲れていたのか下半身がこんな事になっているのに起きる気配がない。
どっと罪悪感がのしかかる。そんな愛らしくも地獄のような時間は俺のバカ息子が限界まで大きくそそり立った頃に終わった。
「はぁ、ん~ぅ。うにゃ」
――――――すやすや
モモタははあはあと息を整えた気持ちよさそうに深い眠りについた。
「どうするよ、これ」
俺は収まる気配のない息子を見て仕方なくトイレに籠るのであった。
思ったより更新が遅くなってしまいましたが、
ついにR描写です!
すこし不憫な熊獣人さんをお楽しみください。
――――――
番に警戒されているのは不本意だが状況を考えれば仕方あるまい。こちらを警戒しながらじっと見てくる子猫のような少年をよそに反対側のいすに座る。
諸々の説明は愛しい番を名前で呼べるようになってからだな。すぐ教えてくれると良いのだが。
「最初に名前を教えて欲しい」
俺がそう問いかけると少年の瞳はゆらゆらと不安の色を見せながら少しの間の後に応えてくれた。
「...アサカワ、モモタ。モモタって、言います」
俺の番はモモタというのか。聞きなれない異国の名前は不思議とこの少年に似合う可愛らしい響きだと思った。
「モモタ」
教えて貰った名前で早速呼び掛けてみると、先ほどまで不安に揺れていた瞳が今度はウルウルと濡れはじめ綺麗な涙の膜が瞳を覆った。そしてあっという間に溢れかえり、モモタが瞬きをした瞬間ぽたぽたと雫となって落ちていく。
――――う...うぅぁん
そして小さな声で泣き始めてしまった。
「ッモモタ!」
居ても立っても居られず、モモタのそばに駆け寄って抱きしめる。特に嫌がる様子もない。俺が何かしてしまったというよりは、きっと奴隷としての生活で名前を呼ばれる事がなかったせいだろう。
「落ちつけモモタ。大丈夫だ」
背中をさすりながらあやすが止めどなく溢れ出す涙はモモタが疲れ果てて眠ってしまうまで流れ続けた。
本当は俺の名前も教えて、番であることや、奴隷から解放するために、ユウノーウ帝国に渡りたい事を伝えるつもりだったが、泣き疲れ眠ってしまった番...モモタを起こすほど急ぎでもない。もう遅いしこのままベットに連れて行こう。
リビングの隣の部屋にある寝室にモモタを抱き上げて連れて行く。俺は熊族で体格が大きいので必然的にベットもかなりのサイズだ、ここに小さいモモタを寝かせても問題なく俺も寝れるだろう。
モモタが起きてしまわぬようにそっとベットの中央に下ろす。
―――――んんぅ...?
起きてしまったかと焦ったがもぞもぞと動いた後丸まってまたスース―と寝息を立て始めた。
俺も今日はシャワーを浴びてもう寝てしまおうか。夕食を食べてないがお腹は減ってない。そうと決まれば行動しよう。
初めてできた番と離れがたくて、いつもより早くシャワーを浴びて再び寝室に戻った。
モモタは先ほどと変わらずベットの中央で丸まって寝ている。シャワーを浴びている間に少し冷静になったが、奴隷というは当然例のアレ...排泄物を吸収するスライムが入れられているはずだ。これまで保護してきた帝国民がそうだったように、売り物である間に粗相をしてしまう可能性をゼロにするため、一般的にはトイレの底に住まわす無害なスライムを直接体内に住まわせるというのだ。
トイレに行かなくていいと言えば便利が良いように感じるが、尻の穴や尿道にスライムを入れられるのはかなり屈辱的であり、長い間そのようにしていると体内の消化機能や筋力が落ちてしまうらしい。長く奴隷としてスライムを住まわせていた人が言うには、便意や尿意を我慢する筋肉が衰え、スライムが無いと垂れ流し状態になる。
もちろんモモタがそうなったとしても、変わらず愛おしいと感じると思うが、見たところモモタはまだ10代前半。きっと奴隷になって間もないはずだ。緩くなってしまっていてもすぐに戻せる。
丸まっているモモタをゆっくり仰向けになるよう動かす。俺のベットで裸で寝ている番など耐えがたいほどに甘美な誘惑だが、幼い番に順序を飛ばして襲う程落ちぶれてはない。
モモタの性器は何というか、陰毛は薄く色白な肌色に先っぽが淡いピンクで穢れを知らぬ天使の様だった。もしかしてモモタは奴隷として買われたのは俺が初めてだったんじゃないか?そう思う。必要な処置だが後ろめたさを感じてしまう。勝手にすまんと心の中で言って、モモタの足を開かせる。腰にクッションを入れて見やすくするが、そこに見えた窄まりは想像通り性器と同じ淡いピンク色で切れた後や、この蕾を使った形跡は見当たらない。
モモタが誰にも汚されていない身体だという事に安堵し、本題であるスライムの取り出しを行う。
スライムが居る所に触れて、魔力を流しながら出てこいと言うだけなので簡単だ。
「出ろ」
まずは前にある性器に触れ魔力を流す。
「っん!ぁん」
スライムは問題なく出てきていたが、問題は別だった。尿道をズルズルと動きながら出てくるスライムにモモタが小さく喘ぐ。
「...はぁ、んゃ」
無心になれ俺。意識は寝ているというのに頬が赤く染まり、小さく鳴くモモタはとてつもなく可愛いが、俺が欲情は問題だ。こうなったらさっさと後ろの方も終わらせてしまおう。前のスライムを出し切る前に焦った俺は、モモタの慎ましやかな蕾に香油をまとわせた指をゆっくり入れた。
「出てけ」
「んあっあぁ!」
ッッッんぐ!なんて声を出すんだ。モモタが腰を反らせて先ほどより大きく喘ぐ。ッハ!俺が急いで前のスライムを出し切る前に後ろのスライムも動かしたからか?なんてことだ...自分で自分の首を絞めるとは。
「やぁ、ん、んぁ」
目の前ではモモタが腰や足をガクガク震わせながら、前と後ろからどぷどぷとスライムが溢れるのに合わせて喘いでいる。
よっぽど疲れていたのか下半身がこんな事になっているのに起きる気配がない。
どっと罪悪感がのしかかる。そんな愛らしくも地獄のような時間は俺のバカ息子が限界まで大きくそそり立った頃に終わった。
「はぁ、ん~ぅ。うにゃ」
――――――すやすや
モモタははあはあと息を整えた気持ちよさそうに深い眠りについた。
「どうするよ、これ」
俺は収まる気配のない息子を見て仕方なくトイレに籠るのであった。
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
強制悪役令息と4人の聖騎士ー乙女ハーレムエンドー
チョコミント
BL
落ちこぼれ魔法使いと4人の聖騎士とのハーレム物語が始まる。
生まれてから病院から出た事がない少年は生涯を終えた。
生まれ変わったら人並みの幸せを夢見て…
そして生前友人にもらってやっていた乙女ゲームの悪役双子の兄に転生していた。
死亡フラグはハーレムエンドだけだし悪い事をしなきゃ大丈夫だと思っていた。
まさか無意識に悪事を誘発してしまう強制悪役の呪いにかかっているなんて…
それになんでヒロインの個性である共魔術が使えるんですか?
魔力階級が全てを決める魔法の世界で4人の攻略キャラクターである最上級魔法使いの聖戦士達にポンコツ魔法使いが愛されています。
「俺なんてほっといてヒロインに構ってあげてください」
執着溺愛騎士達からは逃げられない。
性描写ページには※があります。
運命を変えるために良い子を目指したら、ハイスペ従者に溺愛されました
十夜 篁
BL
初めて会った家族や使用人に『バケモノ』として扱われ、傷ついたユーリ(5歳)は、階段から落ちたことがきっかけで神様に出会った。
そして、神様から教えてもらった未来はとんでもないものだった…。
「えぇ!僕、16歳で死んじゃうの!?
しかも、死ぬまでずっと1人ぼっちだなんて…」
ユーリは神様からもらったチートスキルを活かして未来を変えることを決意!
「いい子になってみんなに愛してもらえるように頑張ります!」
まずユーリは、1番近くにいてくれる従者のアルバートと仲良くなろうとするが…?
「ユーリ様を害する者は、すべて私が排除しましょう」
「うぇ!?は、排除はしなくていいよ!!」
健気に頑張るご主人様に、ハイスペ従者の溺愛が急成長中!?
そんなユーリの周りにはいつの間にか人が集まり…。
《これは、1人ぼっちになった少年が、温かい居場所を見つけ、運命を変えるまでの物語》
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
どうやら生まれる世界を間違えた~異世界で人生やり直し?~
黒飴細工
BL
京 凛太郎は突然異世界に飛ばされたと思ったら、そこで出会った超絶イケメンに「この世界は本来、君が生まれるべき世界だ」と言われ……?どうやら生まれる世界を間違えたらしい。幼い頃よりあまりいい人生を歩んでこれなかった凛太郎は心機一転。人生やり直し、自分探しの旅に出てみることに。しかし、次から次に出会う人々は一癖も二癖もある人物ばかり、それが見た目が良いほど変わった人物が多いのだから困りもの。「でたよ!ファンタジー!」が口癖になってしまう凛太郎がこれまでと違った濃ゆい人生を送っていくことに。
※こちらの作品第10回BL小説大賞にエントリーしてます。応援していただけましたら幸いです。
※こちらの作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる