お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
紘朱伝
露刃
キャラ文芸
神女が幻術師を打ち滅ぼしたという伝説が残る村。そこに、主人公たちは住んでいる。
一人は現時点で最後の能力者、朱莉。彼女は四精霊を従えている。そしてもう一人は朱莉の幼馴染の紘毅。
平和に暮らしていた二人だが、ある日朱莉は都へ行かなければならなくなり、二人は離れ離れとなった。
朱莉が出てから村に異常が発生し、紘毅はそれに巻き込まれる。
四精霊の力を借りながら二人は再会し、村の平和の為に戦っていく。
片翼の天狗は陽だまりを知らない
道草家守
キャラ文芸
静真は天狗と人の半妖だ。味方などおらず、ただ自分の翼だけを信じて孤独に生きてきた。しかし、お役目をしくじり不時着したベランダで人の娘、陽毬に助けられてしまう。
朗らかな彼女は、静真を手当をするとこう言った。
「天狗さん、ご飯食べて行きませんか」と。
いらだち戸惑いながらも、怪我の手当ての礼に彼女と食事を共にすることになった静真は、彼女と過ごす内に少しずつ変わっていくのだった。
これは心を凍らせていた半妖の青年が安らいで気づいて拒絶してあきらめて、自分の居場所を決めるお話。
※カクヨム、なろうにも投稿しています。
※イラストはルンベルさんにいただきました。
雨降る朔日
ゆきか
キャラ文芸
母が云いました。祭礼の後に降る雨は、子供たちを憐れむ蛇神様の涙だと。
せめて一夜の話し相手となりましょう。
御物語り候へ。
---------
珠白は、たおやかなる峰々の慈愛に恵まれ豊かな雨の降りそそぐ、農業と医学の国。
薬師の少年、霜辻朔夜は、ひと雨ごとに冬が近付く季節の薬草園の六畳間で、蛇神の悲しい物語に耳を傾けます。
白の霊峰、氷室の祭礼、身代わりの少年たち。
心優しい少年が人ならざるものたちの抱えた思いに寄り添い慰撫する中で成長してゆく物語です。
創作「Galleria60.08」のシリーズ作品となります。
2024.11.25〜12.8 この物語の世界を体験する展示を、箱の中のお店(名古屋)で開催します。
絵:ゆきか
題字:渡邊野乃香
花にひとひら、迷い虫
カモノハシ
キャラ文芸
裕福な子女が通う私立高校・六星花学園。
ある目的のために学園へ忍び込んだ花音は、そこで一人の男子生徒と出会う。
それは偶然か、はたまた運命か。
見えない手によって導かれた少年と少女の、たった一夜の物語。
王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
儚きひとときの夢
藤原遊
キャラ文芸
天宮彩音は、東京の大手出版社で働く編集者。日々の激務に追われ、自分の時間すら持てず、ただ「やらなければ」という思いだけで生きている。そんな彼女の日常は、ある雨の夜、古びた神社で出会った黒髪の青年・朧との邂逅をきっかけに大きく変わる。
朧は人間ではなく、現代の都会に隠れ住む妖だった。彼は彩音に「人間の世界と妖の世界は交わるべきではない」と忠告するが、不思議と二人の間には惹かれ合うような絆が生まれる。朧は彩音に「短い命をもっと大切にしろ」と諭し、仕事に追われる彼女の姿に心を痛める。
しかし、彩音の中には妖を引き寄せる「巫女の血」が流れていた。その力が秘密組織「カラス」の目に留まり、彩音は妖と人間の争いに巻き込まれていく。朧は彼女を守るために奔走するが、彩音は自身の運命に立ち向かう覚悟を決め、危険な世界に足を踏み入れる。
人間と妖の違い、交わらないはずの運命、そして互いを想いながらも離れるべき現実――。
朧と彩音は、自らの選択と感情に揺れながら、限られた時間の中でそれぞれの答えを見つけていく。
それはまるで、夜明け前の一瞬の夢のように儚く、美しい物語だった。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる