推しにも彼にも私にも

人生を捧げたわたしの〝推し〟は、人気絶頂にて解散・引退。
涙が枯れるほど泣いて、絶望して、だけど推しの幸せのためならと見送ったのが一年前。

そんなわたしの前に、〝推し〟が再び現れた。
キラキラのオーラも、眩い笑顔もないままに。
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