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第12章 残酷な定められた天命
第18話 最終決戦
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黒服の騎士達が敵地に向かう為にマウンティス基地から出発する。多くの民が騎士隊の勇士を見ようと沿道で歓声を送りながら身送っている。リーラはクリストファーを影ながら見送り、別れを告げる。
ーー髪を切ったこと怒っているわね
帝都を出てから声も掛けてくれなかった
でも、これで良かったの
クリストファー
私を愛していると言ってくれた人
真実を知ってしまったあの時
あなたのぬくもりがなかったら
きっと壊れていた…
少しずつ離れて行くあなたの後ろ姿に
ありがとう、さようならと告げる。
あなたの願いを叶えてあげれず
ごめんなさい
私はノーザンランドには帰れない
あなたに別れを言えない私を
許して下さい
きっとあなたを目の前にする
泣いてしまうから
さようなら…
あなたのことが好きでした
愛しています…
「リーラ、準備ができたよ」
見送るリーラの傍にルディが立つ。
「わかった、今行く」
「陛下に何も言わずに行くんだね」
リーラは静かに頷くと二人は歩き出す。
ーーこの時が来た
歳をとるたびに自身の宿命を思い知る。
4年前、祖国からトンネルを潜り
ノーザンランドに辿り着いた
私は再び我が祖国に戻る
そう、この手に祖国を取り戻す為に
絶対に負けられない闘い…
ありがとう、ノーザンランドよ
私をここまで強くしてくれた獅子の国
獅子の名に恥じぬよう闘い尽くすと誓う
この名にかけて…
「リーラ隊長!ローレンヌ騎士団が到着していませんがどうしますか?」
リーラの元にアイリが走りながら報告に来た。
「ローレンヌ騎士団は後から合流するだろうわ、我らは今より進軍する」
「はい!」
アイリは胸に手を置き礼を取る。
白色の騎士服を身に纏いリーラが戦闘部隊の前に立つ。
「敬礼!」
ダリルの号令に一斉に騎士達が胸に拳を当てる。
「我が第3戦闘部隊に告げる!続いて我が隊も作戦を実行に移す!」
オーッと騎士達と雄叫びが基地内に響く。
最後の闘いが始まろうとしていた。
第12章 終了
※※※
ご覧頂きありがとうございます。
幕間を何話が入れ、いよいよ物語は最終章へ
第12章はリーラの最期を何度もチラつかせましたが、果たしてクライマックスはどうなるのか?!
実は執筆が進んでいないため、まだわかりません。出来次第アップしていきます。
最後までお付き合いよろしくお願いします。
ーー髪を切ったこと怒っているわね
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あなたのぬくもりがなかったら
きっと壊れていた…
少しずつ離れて行くあなたの後ろ姿に
ありがとう、さようならと告げる。
あなたの願いを叶えてあげれず
ごめんなさい
私はノーザンランドには帰れない
あなたに別れを言えない私を
許して下さい
きっとあなたを目の前にする
泣いてしまうから
さようなら…
あなたのことが好きでした
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「リーラ、準備ができたよ」
見送るリーラの傍にルディが立つ。
「わかった、今行く」
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リーラは静かに頷くと二人は歩き出す。
ーーこの時が来た
歳をとるたびに自身の宿命を思い知る。
4年前、祖国からトンネルを潜り
ノーザンランドに辿り着いた
私は再び我が祖国に戻る
そう、この手に祖国を取り戻す為に
絶対に負けられない闘い…
ありがとう、ノーザンランドよ
私をここまで強くしてくれた獅子の国
獅子の名に恥じぬよう闘い尽くすと誓う
この名にかけて…
「リーラ隊長!ローレンヌ騎士団が到着していませんがどうしますか?」
リーラの元にアイリが走りながら報告に来た。
「ローレンヌ騎士団は後から合流するだろうわ、我らは今より進軍する」
「はい!」
アイリは胸に手を置き礼を取る。
白色の騎士服を身に纏いリーラが戦闘部隊の前に立つ。
「敬礼!」
ダリルの号令に一斉に騎士達が胸に拳を当てる。
「我が第3戦闘部隊に告げる!続いて我が隊も作戦を実行に移す!」
オーッと騎士達と雄叫びが基地内に響く。
最後の闘いが始まろうとしていた。
第12章 終了
※※※
ご覧頂きありがとうございます。
幕間を何話が入れ、いよいよ物語は最終章へ
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実は執筆が進んでいないため、まだわかりません。出来次第アップしていきます。
最後までお付き合いよろしくお願いします。
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