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終章 精霊達よさようなら
第5話 精霊達よさようならー2ー
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「リーリラ、幸せになれ…」
そして、アーサーは膨れ上がる結界の方を振り向くと、胸にあった光の力の込めらた首飾りを握りしめて、リンダが死した短剣を取りだした。
「リンダよ、力を貸してくれ。神よ!!我が一族の力、もはや必要ない。ラクライン願いし力の継承を破棄をしたまえ!!我が生命で願い聞き入れてくれ」
とアーサーの言葉を発したと同時に結界は弾けた。
『願いを聞き入れよう』
空からの声と共に国中を守っていた結界の糸がきれる。
バギッ!
空にヒビが入る。
パキン
と音がすると巨大な風が起こる。
バギッ
パキン
後を追うように大きな風がビュンと起こる。
バギッ
パキン
ビュン
バギッ
パキン
ビュン
バギッ
パキン
ビュン!
国を護りし東西南北の山にあった結界が切れ崩壊するとともに激しい風が空に生じ始めた。
ピュー!!
「きゃあーー!」
「なんて風だ!」
巨大な風の衝撃を受けリーリラとカイルは飛ばされそうになる。
『風を跳ね返せ!』
『土よ壁を作れ!』
風の精霊は風を跳ね返し、土の精霊が防壁を作りながら、なんとか小さな洞穴に身を隠す。カイルはリーリラを包み込み、吹き飛んでくる障害物から身を守る。
森の中は嵐が来たかのように木々が揺れ、ビューッと激しい音を立てる。
「カイル、カイル、お父様が…お父様が…」
うっ、うっ、うっと泣き崩れるリーリラをひたすら抱き締めた。
巨大な風は国全体に吹き、湖の中心で集まり竜巻となった。竜巻は湖の水をすべて吸い上げると空に舞い上がり、竜巻は消え吸い上げた水が国全体に雨のように降る。七色のキラキラした光も一緒に降り注いだ。
雨が降り注ぐ。
癒しの力を持ったものは身体から何が抜けていくように感じる。
リズや神官達はいつもそばにいた精霊達の気配もいつの間にか感じなくなった。
精霊が去ったと気付いた。
「リーリラ、大丈夫?」
うんと頷くとリーリラの手を取ると二人は洞穴から出る。
空には竜巻もなく空が晴れて澄み切っていた。
「兄さん……、もう会えないと思った」
「生涯、私と共に生きていこうっと約束しただろう。置いていくなんて許さないぞ」
「だって……」
「一人で悩んでいたんだろう。もう一人で抱えるな。これからは一緒に乗り越えよう」
「兄さん!」
ガバッとカイルにしがみつくリーリラ。
「リーリラ、昨夜みたいに兄さんじゃなくてカイルって呼んでほしい」
昨夜のことを思い出し真っ赤になる。
「カ、カイル……」
「何?」
「お父様のところに戻っていい?」
「もう落ち着いただろう。カヤック、泉に戻って大丈夫だろうか?」
『大丈夫だと思うよ。僕達も泉が大丈夫か見に行きたいからね』
木々は倒れ足場悪い箇所を精霊達は道を作ってくれた。
「すごい風だったんだな」
「見て!向こうの山も風の跡が残っているわ」
木が倒れされ向こう側の景色が見ると風の痕跡が残っていた。
森を抜け先程、結界があった泉に戻ってきた。
「お父様ー!!お父様ー!!」
リーリラの叫びも虚しくアーサーの声は戻って来なかった。
『リーリラ!見て!』
すぐ手が届く泉に父が首にかけていた光の力が込められた首飾りとリンダの短剣が沈んでいた。
『アーサーは逝った。契約は果たされた』
泉の奥にいるエクストラリアの声が聞こえた。
『さぁ、行くのだ』
「お父様、ありがとうございます」
リーリラの涙が泉にポタリ、ポタリと落ち、カイルはそっと肩に手を置く。
「リーリラ、帰ろう。私達の家に……」
「うん」
首飾りと短剣を水の中から取り出し、手にした二人は泉を後にした。
◇◇◇
二人は密やかに結婚すると周りからの勧めもあり北の街へ移住する。
そして、二人、静かに幸せに暮らしたそうだ。二人が授かった子は立派な騎士にとなり、エステール家はリヴァリオン王国に仕える騎士家系として代々と続く。
リヴァリオン王国は開国し長きにわたる鎖国を終焉させた。
東にあるアンデルク王国と国交を封切りに周りの国々と国交を結んだのだ。
この国は大変多種類の宝石類の鉱石が取れ周辺国は珍しい宝石類に我こそと先にと交易がさかんとなる。
鉱石発掘の際に温泉も湧き出た。この湯を使うと肌もきれいになり、傷や病も癒されると多く人が訪れた。不老不死、癒しの力などの噂の源はこの温泉から来たのだと訪問者は思ったそうだ。
閉鎖的だった国を開いたリズ女王は賢王として知られた。
小国ながら駆け引き上手な女王は敏腕家として知られ女王のおかげでリヴァリオン王国はさらに豊かな国になったそうだ。
そして、子孫達も国を繁栄させ周りの国々とも友好的な関係を保て平和に国を守ることができたのだ。
しかし、この平和はいつまでも続くことはなかった。
この先の未来、リヴァリオン国が滅亡するなど誰も思ってはいなかったのだ。
そして、新たなる物語が始まる…
ノーザンランドの白き獅子リーラへと続く
そして、アーサーは膨れ上がる結界の方を振り向くと、胸にあった光の力の込めらた首飾りを握りしめて、リンダが死した短剣を取りだした。
「リンダよ、力を貸してくれ。神よ!!我が一族の力、もはや必要ない。ラクライン願いし力の継承を破棄をしたまえ!!我が生命で願い聞き入れてくれ」
とアーサーの言葉を発したと同時に結界は弾けた。
『願いを聞き入れよう』
空からの声と共に国中を守っていた結界の糸がきれる。
バギッ!
空にヒビが入る。
パキン
と音がすると巨大な風が起こる。
バギッ
パキン
後を追うように大きな風がビュンと起こる。
バギッ
パキン
ビュン
バギッ
パキン
ビュン
バギッ
パキン
ビュン!
国を護りし東西南北の山にあった結界が切れ崩壊するとともに激しい風が空に生じ始めた。
ピュー!!
「きゃあーー!」
「なんて風だ!」
巨大な風の衝撃を受けリーリラとカイルは飛ばされそうになる。
『風を跳ね返せ!』
『土よ壁を作れ!』
風の精霊は風を跳ね返し、土の精霊が防壁を作りながら、なんとか小さな洞穴に身を隠す。カイルはリーリラを包み込み、吹き飛んでくる障害物から身を守る。
森の中は嵐が来たかのように木々が揺れ、ビューッと激しい音を立てる。
「カイル、カイル、お父様が…お父様が…」
うっ、うっ、うっと泣き崩れるリーリラをひたすら抱き締めた。
巨大な風は国全体に吹き、湖の中心で集まり竜巻となった。竜巻は湖の水をすべて吸い上げると空に舞い上がり、竜巻は消え吸い上げた水が国全体に雨のように降る。七色のキラキラした光も一緒に降り注いだ。
雨が降り注ぐ。
癒しの力を持ったものは身体から何が抜けていくように感じる。
リズや神官達はいつもそばにいた精霊達の気配もいつの間にか感じなくなった。
精霊が去ったと気付いた。
「リーリラ、大丈夫?」
うんと頷くとリーリラの手を取ると二人は洞穴から出る。
空には竜巻もなく空が晴れて澄み切っていた。
「兄さん……、もう会えないと思った」
「生涯、私と共に生きていこうっと約束しただろう。置いていくなんて許さないぞ」
「だって……」
「一人で悩んでいたんだろう。もう一人で抱えるな。これからは一緒に乗り越えよう」
「兄さん!」
ガバッとカイルにしがみつくリーリラ。
「リーリラ、昨夜みたいに兄さんじゃなくてカイルって呼んでほしい」
昨夜のことを思い出し真っ赤になる。
「カ、カイル……」
「何?」
「お父様のところに戻っていい?」
「もう落ち着いただろう。カヤック、泉に戻って大丈夫だろうか?」
『大丈夫だと思うよ。僕達も泉が大丈夫か見に行きたいからね』
木々は倒れ足場悪い箇所を精霊達は道を作ってくれた。
「すごい風だったんだな」
「見て!向こうの山も風の跡が残っているわ」
木が倒れされ向こう側の景色が見ると風の痕跡が残っていた。
森を抜け先程、結界があった泉に戻ってきた。
「お父様ー!!お父様ー!!」
リーリラの叫びも虚しくアーサーの声は戻って来なかった。
『リーリラ!見て!』
すぐ手が届く泉に父が首にかけていた光の力が込められた首飾りとリンダの短剣が沈んでいた。
『アーサーは逝った。契約は果たされた』
泉の奥にいるエクストラリアの声が聞こえた。
『さぁ、行くのだ』
「お父様、ありがとうございます」
リーリラの涙が泉にポタリ、ポタリと落ち、カイルはそっと肩に手を置く。
「リーリラ、帰ろう。私達の家に……」
「うん」
首飾りと短剣を水の中から取り出し、手にした二人は泉を後にした。
◇◇◇
二人は密やかに結婚すると周りからの勧めもあり北の街へ移住する。
そして、二人、静かに幸せに暮らしたそうだ。二人が授かった子は立派な騎士にとなり、エステール家はリヴァリオン王国に仕える騎士家系として代々と続く。
リヴァリオン王国は開国し長きにわたる鎖国を終焉させた。
東にあるアンデルク王国と国交を封切りに周りの国々と国交を結んだのだ。
この国は大変多種類の宝石類の鉱石が取れ周辺国は珍しい宝石類に我こそと先にと交易がさかんとなる。
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閉鎖的だった国を開いたリズ女王は賢王として知られた。
小国ながら駆け引き上手な女王は敏腕家として知られ女王のおかげでリヴァリオン王国はさらに豊かな国になったそうだ。
そして、子孫達も国を繁栄させ周りの国々とも友好的な関係を保て平和に国を守ることができたのだ。
しかし、この平和はいつまでも続くことはなかった。
この先の未来、リヴァリオン国が滅亡するなど誰も思ってはいなかったのだ。
そして、新たなる物語が始まる…
ノーザンランドの白き獅子リーラへと続く
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