俺と結婚してくれ。

瀬戸山 るき

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ひっかかる。

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~♪ 「ありがとーございましたぁー」

あたしと中村君はコンビニでジュースとかを
買って帰って、てくてく帰っていったが…

「なんであたしが重たいものを持たなきゃ
いけないわけ?」

「お前が持つのが当たり前」

くぅ…。またイヤな奴。こんな奴と買い物なんて。

「嘘だよ。」

え…。と驚いているうちにあたしが持っていた
袋を全部持ってくれた。

「悪かったな。いじめたりして…その
俺もあんまり素直に慣れないからさ。」

そう言うと、見たことのある笑顔で笑った。

暗くてよく分からなかったが、確かに
見たことのあるような笑顔だった。

トクン…/////

あたしはその笑顔になぜか引っ掛かった。

あれ…?この笑顔どこかで…。

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