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第二章 地底騒乱
第八百九十七話 進行を止められるか
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レイスはふわふわと浮いたままこちらの前でピタリと止まると……白い塊のうち三か所が黒く変色する。
それはまるで人の顔を表現したような形相となり……「ん? 誰かいる?」
「喋った……いや、反響して音が聴こえる感じだ……」
「あれぇ? 乗客がいる? 回送列車だよぉ?」
「わ、忘れ物をして取りに来たら走りだしたんだ。降ろしてくれないか?」
「この列車は目的地に到着するまで降車出来ないよ」
ふわふわとしたソレは、まるで首を傾げるような姿勢をとるが、俺はなるべく見ないよ
うに下を向いている。
この列車の地面って銀色なんだな、とても綺麗だ。
「それにしても、姿まで把握出来ないのは不便だなぁ。生前は良く見えていたのに」
「せ、生前ね。うん、俺もよく見えて無かったから気持ちは分かるよ」
「え? 君、分かるの? 嬉しいね、仲間だねー?」
「あ、ああ。俺は肉体あるけどな……」
「肉体なら持ってるよ。他の場所に置いてあるんだ」
「へ、へえ……肉体から分離出来るんだ……頼むから今度はそっちで来てくれないかな」
「こっちの方が便利なんだよね。一つ、元々目が不自由なよしみでいいことを教えてあげ
るよ。この先の車両には行かない方が良いよ」
「何でだ?」
「管理されてないいたずら好きの浮遊レイスがいっぱいいるんだ。僕みたいな知恵のある
レイスと違ってね」
「つまり……襲われるってことか?」
「それにね。装置も押していかないと前の車両には生身じゃ行けないよ。でも……どうして
もこの列車から降りたいなら、操縦室を目指すしかないもんね。頑張ってねー」
「消えた!? 消えたぞおいベリアル! 見たか? 見たよな?」
「何をだよ。レイスならとっくにいなかっただろ? 一人でボーっとブツブツ呟きやがった
から見ていて面白かったけどな」
「本当ですわ。あなた、レイスを見てどうかしてしまったのかしら?」
「大声だしたのに、こっちに寄ったかと思ったらすーっと消えちゃったよね」
「え? 喋ってただろ? 喋ってたよな? お前ら口裏合わせて俺を怖がらせようとしたって
その手には乗らないぞ? 分かってるんだからな」
「だから何をだよ。しかし飛び降りれねえってんならどうしたもんか」
「一番後ろの車両に行ってそこから飛び降りるのはどう?」
「無駄ですわね。これほどの電撃が走っているならどこで飛び降りても一緒ですわよ」
「雷帝のお墨付きじゃ難しいね。そうなるとやっぱり操縦してる場所かな?」
「……っていう話をさっきレイスがしてた……よな?」
『えっ?』
こいつら演技が上手いな……よし、前方車両をさっさと目指そう。
再びさっきの奴が出て来ても困るし。
「ねぇねぇ」
「うわあーーーーーーーーー!」
「いきなり大声出すんじゃねえ!」
「何なんですの? 憑りつかれましたの? 消炭にして差し上げましょうか?」
「い、いやすまない。ちょっと驚いただけだ……」
再び天井の方から現れた先ほどのレイスと思われる白いふわふわ。
一体何なんだ……。
「僕の名前はレイビー。君の名前はなぁに?」
「名前? 俺はルイン・ラインバウトだ」
「そう。ルインっていうんだ。ふうん。それじゃね」
「それ聞くためだけにまた来たのか……はぁ」
「おいルイン。おめえ本当に大丈夫か?」
「あ、ああ。何でもない。この先の車両へ進むには装置を押していかないと進めないらし
い。手分けして装置を探そう」
「何で君がそんなことを知っているのさ?」
「……風の噂で聞いたんだよ。急ぐぞ」
俺たちは現在の車両から移動を開始した。
この車両は第十車両と書かれていた。つまり一番前まで辿り着くのに九車両移動し、そ
の先に恐らく操縦室がある。
一車両がとにかく長いし大きいのでそれなりに時間はかかるだろう。
まず十車両目については何の装置も見当たらず、普通に次の車両へと移れた。
九車両目は……「おい、何で乗車席で通路が塞がってやがるんだ」
「上を飛び越えて行けばいいんじゃない?」
「待てタナトス。変幻ルーニー!」
「ホロロロー」
「偵察、頼めるか?」
「ホロロロー!」
先ほど知り合ったレイビーの話を信じるなら、そんな簡単に向かえるはずはない。
ルーニーに偵察をお願いすると……乗車席の上を進もうとしたが直ぐに翻して来る。
見えない何かで封鎖されているのだろうか。
「乗車席の上は通れないみたいだ。手前の乗車席を調べてみよう」
「あら、思ったより快適に座れますのね。このボタンは何かしら」
「それは恐らく背もたれを倒すもの……」
背もたれを倒すようなスイッチをベルベディシアガ押すと、封鎖されていた座席が天井
に引っ張られていった。
そしてそのまま静止している……通れと言わんばかりに。
先を抜けると再び自然と椅子は元に戻っていた。
……止めてくれませんかね。
大丈夫だ、俺の手元には妖魔ラビットがいる。
パモじゃないのが悲しいところだが、こいつはこいつでなかなかにもふもふだ。
俺に纏わりつくこの感情を少し和らげてくれる効果があるようだ。
そして次の車両……はもっと不思議な車両だった。
椅子が一つも無い上、かなり暗い。
時折床の一部にスポットが当たり、如何にもそこを通れといわんばかりの仕組みだ。
ここで問題を起こしそうな奴らがいる。
雷帝、ベルベディシアとタナトスだ……。
それはまるで人の顔を表現したような形相となり……「ん? 誰かいる?」
「喋った……いや、反響して音が聴こえる感じだ……」
「あれぇ? 乗客がいる? 回送列車だよぉ?」
「わ、忘れ物をして取りに来たら走りだしたんだ。降ろしてくれないか?」
「この列車は目的地に到着するまで降車出来ないよ」
ふわふわとしたソレは、まるで首を傾げるような姿勢をとるが、俺はなるべく見ないよ
うに下を向いている。
この列車の地面って銀色なんだな、とても綺麗だ。
「それにしても、姿まで把握出来ないのは不便だなぁ。生前は良く見えていたのに」
「せ、生前ね。うん、俺もよく見えて無かったから気持ちは分かるよ」
「え? 君、分かるの? 嬉しいね、仲間だねー?」
「あ、ああ。俺は肉体あるけどな……」
「肉体なら持ってるよ。他の場所に置いてあるんだ」
「へ、へえ……肉体から分離出来るんだ……頼むから今度はそっちで来てくれないかな」
「こっちの方が便利なんだよね。一つ、元々目が不自由なよしみでいいことを教えてあげ
るよ。この先の車両には行かない方が良いよ」
「何でだ?」
「管理されてないいたずら好きの浮遊レイスがいっぱいいるんだ。僕みたいな知恵のある
レイスと違ってね」
「つまり……襲われるってことか?」
「それにね。装置も押していかないと前の車両には生身じゃ行けないよ。でも……どうして
もこの列車から降りたいなら、操縦室を目指すしかないもんね。頑張ってねー」
「消えた!? 消えたぞおいベリアル! 見たか? 見たよな?」
「何をだよ。レイスならとっくにいなかっただろ? 一人でボーっとブツブツ呟きやがった
から見ていて面白かったけどな」
「本当ですわ。あなた、レイスを見てどうかしてしまったのかしら?」
「大声だしたのに、こっちに寄ったかと思ったらすーっと消えちゃったよね」
「え? 喋ってただろ? 喋ってたよな? お前ら口裏合わせて俺を怖がらせようとしたって
その手には乗らないぞ? 分かってるんだからな」
「だから何をだよ。しかし飛び降りれねえってんならどうしたもんか」
「一番後ろの車両に行ってそこから飛び降りるのはどう?」
「無駄ですわね。これほどの電撃が走っているならどこで飛び降りても一緒ですわよ」
「雷帝のお墨付きじゃ難しいね。そうなるとやっぱり操縦してる場所かな?」
「……っていう話をさっきレイスがしてた……よな?」
『えっ?』
こいつら演技が上手いな……よし、前方車両をさっさと目指そう。
再びさっきの奴が出て来ても困るし。
「ねぇねぇ」
「うわあーーーーーーーーー!」
「いきなり大声出すんじゃねえ!」
「何なんですの? 憑りつかれましたの? 消炭にして差し上げましょうか?」
「い、いやすまない。ちょっと驚いただけだ……」
再び天井の方から現れた先ほどのレイスと思われる白いふわふわ。
一体何なんだ……。
「僕の名前はレイビー。君の名前はなぁに?」
「名前? 俺はルイン・ラインバウトだ」
「そう。ルインっていうんだ。ふうん。それじゃね」
「それ聞くためだけにまた来たのか……はぁ」
「おいルイン。おめえ本当に大丈夫か?」
「あ、ああ。何でもない。この先の車両へ進むには装置を押していかないと進めないらし
い。手分けして装置を探そう」
「何で君がそんなことを知っているのさ?」
「……風の噂で聞いたんだよ。急ぐぞ」
俺たちは現在の車両から移動を開始した。
この車両は第十車両と書かれていた。つまり一番前まで辿り着くのに九車両移動し、そ
の先に恐らく操縦室がある。
一車両がとにかく長いし大きいのでそれなりに時間はかかるだろう。
まず十車両目については何の装置も見当たらず、普通に次の車両へと移れた。
九車両目は……「おい、何で乗車席で通路が塞がってやがるんだ」
「上を飛び越えて行けばいいんじゃない?」
「待てタナトス。変幻ルーニー!」
「ホロロロー」
「偵察、頼めるか?」
「ホロロロー!」
先ほど知り合ったレイビーの話を信じるなら、そんな簡単に向かえるはずはない。
ルーニーに偵察をお願いすると……乗車席の上を進もうとしたが直ぐに翻して来る。
見えない何かで封鎖されているのだろうか。
「乗車席の上は通れないみたいだ。手前の乗車席を調べてみよう」
「あら、思ったより快適に座れますのね。このボタンは何かしら」
「それは恐らく背もたれを倒すもの……」
背もたれを倒すようなスイッチをベルベディシアガ押すと、封鎖されていた座席が天井
に引っ張られていった。
そしてそのまま静止している……通れと言わんばかりに。
先を抜けると再び自然と椅子は元に戻っていた。
……止めてくれませんかね。
大丈夫だ、俺の手元には妖魔ラビットがいる。
パモじゃないのが悲しいところだが、こいつはこいつでなかなかにもふもふだ。
俺に纏わりつくこの感情を少し和らげてくれる効果があるようだ。
そして次の車両……はもっと不思議な車両だった。
椅子が一つも無い上、かなり暗い。
時折床の一部にスポットが当たり、如何にもそこを通れといわんばかりの仕組みだ。
ここで問題を起こしそうな奴らがいる。
雷帝、ベルベディシアとタナトスだ……。
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