968 / 1,085
第五部 主と建国せし道 第一章 ジャンカの町 闘技大会
第八百七十四話 最強の管理者、冥暗のタルタロス戦その一
しおりを挟む
その男、長身にして美丈夫なれど覇気強し。
冥暗のタルタロスを表現すなら、そういったところだ。
霧神に支配されていたときとは別次元すぎる。
魂を管理し、作り替える者。冥府の番人、奈落の管理者そして……絶対神におけるやり
すぎた魔族の存在。
それが冥暗のタルタロスだ。
「始める前にいっておくぞウナスァーよ。俺の能力には俺の魂以外も含まれる。つま
り、一対一での戦いではない」
「その言葉に意味はない。冥府の出来事であればいざ知らず、地上で起こることなど余程
特殊な方法を用いぬ限り、見通すのは容易だ」
「ちょっと聞いたかい、ヒュー。あのウナスァーが地上のことについて話してるよ。信じ
られる? しばらくネタにしよう」
「だえー。神の雷が頭に落ちるんだえー」
「不吉な予言を立てないでおくれ……」
「タナトス。勝敗の判定はお前に任せる。下手な小細工はするなよ」
「構わないけど、勝敗条件は?」
「そうだな……降参って言った方が負けとか?」
「降参? 冗談でしょ? タルタロスがそんな恥ずかしいこと言うわけ無いよ。見てあの
顔」
あの顔を見ろと言われてプイッと横を向くタルタロス。
こいつ、あんな雰囲気で意外と可愛いとこあるな……。
多分タナトスにはよくいじられていたのだろう。
これと友達としてやっていくには確かにこういう無口そうな男の方が合っている。
たまに激昂してぶっ飛ばされていそうだけど。
「タルタロス。降参した方が負けで本当にいいか?」
「……ああ。依存はない」
「じゃあ、離れて……もっともっと……よし、開始!」
夕闇に臨むヒューメリーの空間。
広く展開するため距離を取り、タルタロスの動きを観察する。
まずはお手並み拝見って雰囲気だ。
どことなくベルローゼ先生を思い出すな。
雰囲気は少し似てる。ベルローゼ先生よりツン率は高いだろう。
【絶魔】
「良し。来い、ベリアルーーー!」
「キュピィ?」
「はっ?」
「キュピィ?」
「おいおいおい! ちょっと待て何だこれ」
「キュピィ?」
「……」
「キュピ……」
何だと!? 可愛らしいトウマモードに戻ってるよ!
一体何があった? 良く考えろ……落ち着け。
タルタロスは……額に手をあてている。
頭痛状態か助かった。
いや、俺の行動が頭痛の原因か。
俺の肩に乗る小さなトウマがじっとこっちを見ている。
よせ……お前はあのベリアルだろう!
肝心なときにいつもいつも……「た、たんま!」
「どうした」
「なんか、能力が封印されてるみたいなんだけど……」
「……これを飲め」
何か瓶のようなものを離れた距離から思い切り投げて寄越すタルタロス。
受け取らなくても構わんって感じだよ、危ないな.
しかし、敵に塩を送るってまさにこういうことだよな。
塩を送らせたのは俺なんだけど。
気味の悪い紫色の液体を受け取ったのだが、これ……毒じゃないよな。
物凄く不味そうだ。しかしあの顔は真剣そのものだ。
「そっか。魂の器って単純に魂を消滅させるだけじゃないんだね」
「食うことも出来るからな」
「魂を、食う? ああ、ギオマもそうしているのか」
「ギオマ? 魂吸竜のことか。あれは違う。魂を吸い上げその場で力として用いる。さぁ
飲め」
「分かったよ……うげー、不味い……青汁に納豆混ぜて生魚を加えたような味だ……うげー」
「お腹が苦しい……はぁ、はぁ。あー、可笑しかった。君たち本当に勝負するつもりある
の? あんまり笑わせないでよ」
俺がベリアルを呼び出そうとしたときから、床に転がってゲラゲラ笑っていたタナト
ス。
タナトスは後でゲンコツを落とすとして。
これでようやく……ってベリアル、戻ってないんだけど?
「おい、戻らないぞ?」
「時間は掛かるだろう」
「ってことはプリマも呼べないのか。なら……来い! スノーバウルス!」
「フモォー」
白いふさふさした小さな獣が現れた。
違う、これじゃない。
「……来い、ガードネスクロウル!」
でんでんむしみたいなのが現れた。
これも違う!
「……全部戻れ。仕方ない、今の形態で最大限の妖術を見せてやる!」
「そろそろ動いても……いいか?」
「妖氷雪造形術…ジャイアントペンギン!」
にゅーっとした長い首を持つペンギンを造形術で構築。
これは実在したかも分からない、化石レベルでのペンギンだ。
背丈は人間程もあり、若干間の抜けた顔をしている。
「ウェーイイイイイイ!」
「怖い……もう少し穏やかに喋ってくれ」
俺はジャイアントペンギンにまたがると、準備が完了したことを告げる。
ふうと大きくため息をついたタルタロスだが、あちらも着々と準備を重ねていたことを
知っている。
触角が怪しく蠢き、空中に二本の手が浮かびあがっている。
片方の手の平はアイスピックのような形状をしており、もう片方の手には斧が握られている。
自らの左手には意味ありげな空中に浮かぶ玉を持ち、利き腕と思われる右手には剣が持
たれていた。
両肩にはさらに何かを発射させられそうな装備を身に着けている。
よく観察すると……触角の数が増えているようにみえた。
全部で六……いや八はあるだろうか。
まじでこんなのとやりあえるのか、はなはだ疑問だが……。
「封剣、剣戒。この形態であるならば、負けるわけにはいかない!」
相手の動きを確認し、まずは接近。
数十メートルは離れた距離だが、こちらの駆け出しから直ぐに攻撃が始まった。
増えていたと感じた触角がぐんぐんと伸び、上空から斜めに俺へと降り注ぐ。
一発一発が地面をえぐるほどの威力。直ぐにコラーダで防ぐが、衝撃の重みが尋常ではない。
並大抵の非アーティファクトなら一発でペチャンコとなるだろう。
「痛ぁー!」
上部ばかりに気を取られていたが、左右、いや地面からも触覚の同時放出攻撃してきた。
せっかく出したジャイアントペンギンもろとも吹き飛ばされる容赦の無い攻撃。
そもそも容赦など期待するだけ無駄だ。
勝負を挑んだのは俺。
相手の強さも認識していた。
開幕、秒でこんなダメージを受けるとは。
そのまま直ぐに触角の追撃が来るが、幸いにも攻撃を食らった際ジャイアントペンギンが
わざと大きく吹き飛ばしてくれたお陰で距離を取れた。
先制を軽くつぶされた……仕切り直しだ。
冥暗のタルタロスを表現すなら、そういったところだ。
霧神に支配されていたときとは別次元すぎる。
魂を管理し、作り替える者。冥府の番人、奈落の管理者そして……絶対神におけるやり
すぎた魔族の存在。
それが冥暗のタルタロスだ。
「始める前にいっておくぞウナスァーよ。俺の能力には俺の魂以外も含まれる。つま
り、一対一での戦いではない」
「その言葉に意味はない。冥府の出来事であればいざ知らず、地上で起こることなど余程
特殊な方法を用いぬ限り、見通すのは容易だ」
「ちょっと聞いたかい、ヒュー。あのウナスァーが地上のことについて話してるよ。信じ
られる? しばらくネタにしよう」
「だえー。神の雷が頭に落ちるんだえー」
「不吉な予言を立てないでおくれ……」
「タナトス。勝敗の判定はお前に任せる。下手な小細工はするなよ」
「構わないけど、勝敗条件は?」
「そうだな……降参って言った方が負けとか?」
「降参? 冗談でしょ? タルタロスがそんな恥ずかしいこと言うわけ無いよ。見てあの
顔」
あの顔を見ろと言われてプイッと横を向くタルタロス。
こいつ、あんな雰囲気で意外と可愛いとこあるな……。
多分タナトスにはよくいじられていたのだろう。
これと友達としてやっていくには確かにこういう無口そうな男の方が合っている。
たまに激昂してぶっ飛ばされていそうだけど。
「タルタロス。降参した方が負けで本当にいいか?」
「……ああ。依存はない」
「じゃあ、離れて……もっともっと……よし、開始!」
夕闇に臨むヒューメリーの空間。
広く展開するため距離を取り、タルタロスの動きを観察する。
まずはお手並み拝見って雰囲気だ。
どことなくベルローゼ先生を思い出すな。
雰囲気は少し似てる。ベルローゼ先生よりツン率は高いだろう。
【絶魔】
「良し。来い、ベリアルーーー!」
「キュピィ?」
「はっ?」
「キュピィ?」
「おいおいおい! ちょっと待て何だこれ」
「キュピィ?」
「……」
「キュピ……」
何だと!? 可愛らしいトウマモードに戻ってるよ!
一体何があった? 良く考えろ……落ち着け。
タルタロスは……額に手をあてている。
頭痛状態か助かった。
いや、俺の行動が頭痛の原因か。
俺の肩に乗る小さなトウマがじっとこっちを見ている。
よせ……お前はあのベリアルだろう!
肝心なときにいつもいつも……「た、たんま!」
「どうした」
「なんか、能力が封印されてるみたいなんだけど……」
「……これを飲め」
何か瓶のようなものを離れた距離から思い切り投げて寄越すタルタロス。
受け取らなくても構わんって感じだよ、危ないな.
しかし、敵に塩を送るってまさにこういうことだよな。
塩を送らせたのは俺なんだけど。
気味の悪い紫色の液体を受け取ったのだが、これ……毒じゃないよな。
物凄く不味そうだ。しかしあの顔は真剣そのものだ。
「そっか。魂の器って単純に魂を消滅させるだけじゃないんだね」
「食うことも出来るからな」
「魂を、食う? ああ、ギオマもそうしているのか」
「ギオマ? 魂吸竜のことか。あれは違う。魂を吸い上げその場で力として用いる。さぁ
飲め」
「分かったよ……うげー、不味い……青汁に納豆混ぜて生魚を加えたような味だ……うげー」
「お腹が苦しい……はぁ、はぁ。あー、可笑しかった。君たち本当に勝負するつもりある
の? あんまり笑わせないでよ」
俺がベリアルを呼び出そうとしたときから、床に転がってゲラゲラ笑っていたタナト
ス。
タナトスは後でゲンコツを落とすとして。
これでようやく……ってベリアル、戻ってないんだけど?
「おい、戻らないぞ?」
「時間は掛かるだろう」
「ってことはプリマも呼べないのか。なら……来い! スノーバウルス!」
「フモォー」
白いふさふさした小さな獣が現れた。
違う、これじゃない。
「……来い、ガードネスクロウル!」
でんでんむしみたいなのが現れた。
これも違う!
「……全部戻れ。仕方ない、今の形態で最大限の妖術を見せてやる!」
「そろそろ動いても……いいか?」
「妖氷雪造形術…ジャイアントペンギン!」
にゅーっとした長い首を持つペンギンを造形術で構築。
これは実在したかも分からない、化石レベルでのペンギンだ。
背丈は人間程もあり、若干間の抜けた顔をしている。
「ウェーイイイイイイ!」
「怖い……もう少し穏やかに喋ってくれ」
俺はジャイアントペンギンにまたがると、準備が完了したことを告げる。
ふうと大きくため息をついたタルタロスだが、あちらも着々と準備を重ねていたことを
知っている。
触角が怪しく蠢き、空中に二本の手が浮かびあがっている。
片方の手の平はアイスピックのような形状をしており、もう片方の手には斧が握られている。
自らの左手には意味ありげな空中に浮かぶ玉を持ち、利き腕と思われる右手には剣が持
たれていた。
両肩にはさらに何かを発射させられそうな装備を身に着けている。
よく観察すると……触角の数が増えているようにみえた。
全部で六……いや八はあるだろうか。
まじでこんなのとやりあえるのか、はなはだ疑問だが……。
「封剣、剣戒。この形態であるならば、負けるわけにはいかない!」
相手の動きを確認し、まずは接近。
数十メートルは離れた距離だが、こちらの駆け出しから直ぐに攻撃が始まった。
増えていたと感じた触角がぐんぐんと伸び、上空から斜めに俺へと降り注ぐ。
一発一発が地面をえぐるほどの威力。直ぐにコラーダで防ぐが、衝撃の重みが尋常ではない。
並大抵の非アーティファクトなら一発でペチャンコとなるだろう。
「痛ぁー!」
上部ばかりに気を取られていたが、左右、いや地面からも触覚の同時放出攻撃してきた。
せっかく出したジャイアントペンギンもろとも吹き飛ばされる容赦の無い攻撃。
そもそも容赦など期待するだけ無駄だ。
勝負を挑んだのは俺。
相手の強さも認識していた。
開幕、秒でこんなダメージを受けるとは。
そのまま直ぐに触角の追撃が来るが、幸いにも攻撃を食らった際ジャイアントペンギンが
わざと大きく吹き飛ばしてくれたお陰で距離を取れた。
先制を軽くつぶされた……仕切り直しだ。
0
お気に入りに追加
98
あなたにおすすめの小説
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚
外道魔法で異世界旅を〜女神の生まれ変わりを探しています〜
農民ヤズ―
ファンタジー
投稿は今回が初めてなので、内容はぐだぐだするかもしれないです。
今作は初めて小説を書くので実験的に三人称視点で書こうとしたものなので、おかしい所が多々あると思いますがお読みいただければ幸いです。
推奨:流し読みでのストーリー確認(
晶はある日車の運転中に事故にあって死んでしまった。
不慮の事故で死んでしまった晶は死後生まれ変わる機会を得るが、その為には女神の課す試練を乗り越えなければならない。だが試練は一筋縄ではいかなかった。
何度も試練をやり直し、遂には全てに試練をクリアする事ができ、生まれ変わることになった晶だが、紆余曲折を経て女神と共にそれぞれ異なる場所で異なる立場として生まれ変わりることになった。
だが生まれ変わってみれば『外道魔法』と忌避される他者の精神を操る事に特化したものしか魔法を使う事ができなかった。
生まれ変わった男は、その事を隠しながらも共に生まれ変わったはずの女神を探して無双していく
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。
いいたか
ファンタジー
小説家になろうにて130万PVを達成!
この世界『アレスディア』には天職と呼ばれる物がある。
戦闘に秀でていて他を寄せ付けない程の力を持つ剣士や戦士などの戦闘系の天職や、鑑定士や聖女など様々な助けを担ってくれる補助系の天職、様々な天職の中にはこの『アストレア王国』をはじめ、いくつもの国では不遇とされ虐げられてきた鍛冶師や錬金術師などと言った生産系天職がある。
これは、そんな『アストレア王国』で不遇な天職を賜ってしまった違う世界『地球』の前世の記憶を蘇らせてしまった一人の少年の物語である。
彼の行く先は天国か?それとも...?
誤字報告は訂正後削除させていただきます。ありがとうございます。
小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで連載中!
現在アルファポリス版は5話まで改稿中です。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる