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第五章 親愛なるものたちのために

第四部までの登場人物紹介

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 ※登場人物に関しては、第四部主体で登場した者にスポットをあてているため
登場頻度が少ない者に関しては、メインヒロイン以外簡潔にしてあります。
とにかく登場人物が多いので、まとめた項目として書いている者もいます。
 
 【ルイン・ラインバウトの一族】  
 ルイン・ラインバウト
 本物語の主人公。
 前世は弱視者、一宮水花(いちのみやすいれん)
 現世において、隔離されて育った全盲の彼は、ある日、捨てられる。
 捨てられた先は地上のジャンカの森という場所。
 そこでメルザ・ラインバウトと名乗る女性に拾われた彼は、彼女と行動するにつれ
その優しさや思いやりの強さに惹かれていく。
 自らを妖魔である事を知った彼は、様々な困難を乗り越えていく。
 何度も死にかけたが、多くの仲間に助けられる事に。
 そして、今では五児の父として、ルーン国を右往左往するのだった。

 性格 いたって温厚な方だが、熱い部分もある。面倒見がいい。
本人はそこまで喋る方ではない。

 特技 妖術、秘術を駆使し、剣術で戦うスタイル。また、モンスター技を
多用し、一部呼び出す事も可能。更に伝書と呼ばれる効果を用いて、渦を巻く
炎を使用することも可能。不随する能力以上に恐ろしいのは、あらゆる本人
以外の生物を放出する妖魔の力である。

 メルザ・ラインバウト
 本物語のメインヒロイン。
 幻魔人であり、アルカイオス幻魔という原初の幻魔の生き残りと推定される。
 あらゆる幻術を使用しても、ほぼ疲れずにその実力を行使する、圧倒的な
幻術力を持つ。
 片腕を失い、一人生きて来た彼女は、ジャンカの村で倒れていた青年を拾う事に。
 自らの能力で生み出したウガヤの力により、彼は失っていた視力を取り戻す。

 最初は本当にただの子分と思っていたメルザ。
 ルインと行動を共にするたびに、いつしか彼を好きになっていく。
 運に見放されている彼女は、両腕を失うが、それを救ったのが、神の遣いブネだった。

 彼女は自らの命と引き換えに、メルザの出産、そして失われた腕を取り戻させる。
 今や女王となった彼女は、今後どのように生きていくのだろうか。

 性格 食いしん坊で、甘えん坊なところがある。純真で無垢。そして
思いやり深く、一途。

 特技 圧倒的なまでの幻術能力。幻招来術。

 カルネ・ラインバウト

 ルインとメルザの間に産まれた子供。現ゼロ歳児にして会話が可能。
 片目に賢者の石を封じる、闇の賢者ブレアリア・ディーンの流れを組む者。
 ルインはブレアリア・ディーンをそのままにして復活出来ると考えていた。
 しかし……結果的にそうはならなかった。理由は後日登場するかもしれない。
 性別は女性で、ブレアリア・ディーンの特徴的な喋り方に準ずる。
 彼女はまだ片言しか喋る事は出来ないが、ルインの事を、当時ブレアリア・ディーンが
呼んでいた、【ツイン】と呼んでいる。これは、ルイン・ラインバウトがインが二つ
入るからである。
 原初の幻魔である母、メルザの血と、妖魔である父ルインの血を受け継ぐ、仮初ではなく
正真正銘のハーフ幻妖魔であり、彼女は一体今後どのように成長するのだろうか。

 エイナ(ファーフナー)、クウカーン(サラカーン)、ルティア(ベルディア)、レ
イン(レミニーニ)


 ファーフナー、サラカーン、ベルディア、レミニーニとルインの間に出来た子供たち。
 ファーフナーのみ神兵の子であり、最も人に近い。それ以外は魔族の血である。
 一足早く空に浮かぶクウカーンが圧倒的に魔族の血が濃いようだ。
 今後は全員すくすくと育っていくだろう。

 正式な血縁にあたるのはここまで。

 【主要仲間一覧】
 ※特に順番が定まっているわけではなく、第四部を中心に挙げております。

 アメーダ
 死霊族と呼ばれる、幻魔人の魂が死した後、それはタルタロスの下へ向かわず
ゲンドールの地を彷徨う。その過程で肉体を得、形となった者が死霊族である
という。
 非常にややこしくはあるが、その力は強大であり、幻術も行使する。
 突如現れ突如消えたりもするが、あらゆる場面で出来るわけではないようだ。
 ゲンドールの世界に大きく関わる存在であり、知られている地域もあれば
そうでない地域もある。
 アメーダはシカリーの命を受け、ルインへと憑りつき、彼をあなた様と呼び
常にメイドのように世話を焼いている。
 現在はルイン以外に心酔してはいないが、メルザとその子供カルネには
忠誠を誓っている。

 プリマ
 死霊族であり、その中でも屈指の実力を誇る、ラングと呼ばれる種族とのハーフ。
 耳が可愛く動く小さい少女であり、ロブロードが好きで、常に対戦車を求めている。
 歪術という世界を破壊しかねない術を持つが、多用をルインに禁止されている。
 憑りつく相手はルインにのみ限定される。
 現在はレェンにロブロードで勝つため、ルーン国に引きこもっている。

 シカリー
 死霊族の王。ルインにある依頼を出した。
 その過去を一部だけ見せたが、詳細は謎。
 今後地底への道を案内してくれるそうだが……。

 ラルダ
 アメーダの姉。死霊族の町で宿屋を営んでいる。
 この町は現在アメーダ以外の住民は不明とされる。
 宿屋といってもまともに機能しているわけではない。
 ただ、魂吸竜ギオマの結界により守られた場所で、のんびりくらしている
だけでは無かったようだ。


 ライラロ
 第一部からほぼコンプリートで登場している数少ない登場人物。
 神出鬼没であり、行動予測は到底誰にもつかない。
 突如現れては消える事から、主人公はそれが当たり前の出来事として
扱いだす。
 トラブルメーカーであり、後先の事はあまり考えない。
 とにかくベルディスに一直線だが、当の本人は逃げるのに必死。
 強制的に結婚させられたが、既成事実には未だに至っていないという。
 甘い菓子が好きで、常にそれを買いに行っていなくなるのでは? とも
噂されている。
 超一流の幻術使いであり、絶滅危惧種のユニカ族という珍しい種族。


 ラーナ・ミズガルド・クライヴ。オリナス侯爵が遊び相手に産ませた子供であり、正式
な貴族としては未登録。
 だが、後に発覚した事で、彼自身には正式な侯爵としての家督相続をメイズオルガ卿に
受ける事となる。
 しかし彼はそれを辞退。自分はシーの傍におり、ルーンの町でレナと暮らすと告げた。
 自分を変えた存在、シーことルインをかけがえのない友だと思っており、置いて
いかれる度に文句を言っている。
 射撃の名手であり、その腕前はアースガルズ一といってもいいだろう。
 その腕前はルインが驚くほどのものだった。
 
 現在はレナと新婚旅行の真っ最中というのは、ごく一部の女性陣のみが知っている。

  アウグスト・ラトゥーリア・メナス
 男爵の娘だが、いじめられ、その地位を追われた悲しい過去を持つ。
 顔に傷があり、その傷のせいで身内にいじめられ続ける。
 自分の顔が嫌いな彼女は、いじめから逃れるために貰った狐の面を被り
過ごしていた。
 そんな彼女を救いだした仲間たちと共に、彼女は暮らしている。
 現在は執務室の秘書に抜擢されて戸惑っているようだ。
 生涯をルインへの忠誠に捧げ、二度といじめられるような事無く、エーや
ビーと暮らしている。

 エー、ジェイク、マーサル隊長

 本編アースガルズにて、ルイン扮するシーが出会った者たち。
 エー、ジェイクは後ルーンの町人となる。
 エーは槍使いであり、特殊な武器を持つ。
 偵察として高い能力を誇るジェイクは、ビーやシーの実力に恐れながらも
憧れる王女を救うべく同行を続けた。
 マーサル隊長は何時になっても戻らない隊員を待ち続けていたが、結局
戻らないので新しい隊を創設した……らしい。

 レッジ・レッツェル兄妹

 町に発生していた伝染病、エビルイントシケートから助けられた、元ブシアノフ
男爵の部下。
 結局男爵は見つからず、彼らはルインと共にルーンの町民として暮らしている。
 十分な実力を持つトループであり、現在はジャンカの町の警備などを兼任しつつ
好きなように生きている。

 エルエレン・シュトラ・コーネリウス、エルエレン・シュトラ・バンドール 

 アースガルズ伯爵家。子であるコーネリウスは女性だが、男として育てられる。
 ミレーユ王女と親しい仲だが、恋仲というわけではないらしい。
 バンドール伯爵は、その無能さ及び事件関与から伯爵としての地位を下ろされる。
 現在コーネリウスはその功績を認められ、侯爵の位を賜り、実質メイズオルガ卿の片腕として
機能している。
 シーことルインにも熱い温情を持っており、その恩に報いるべく、今はアースガルズの立て直しに
人力している最中。
 重術の使い手であり、気性が荒く、男性トイレを利用しなければならない時に
運悪く入って来たシーは、目を着けられてしまう。
 尚、現在は女性として公開されており、圧倒的な女性ファンがなぜか更に増えて
しまった。
 逆に男性は彼女のその気性を恐れ、縁談が中々決まらずにいる。

 ルイ・アルドハル・フラドガル オーディン
 ルイ・アルドハル・メイズオルガ
 ルイ・クシャナ・ミレーユ

 アースガルズにおける王族であり、現王は代替わりした、ルイ・アルド
ハル・メイズオルガが統治している。
 ミレーユ王女とは母親が異なるが、兄妹間の仲はいい。
 しかしミレーユ王女はコーネリウス共々気性が激しいのが難点だと考えている。
 現在国を救った英雄であるルインに妹を託し、彼女自身の成長を望んでいる。
 ルイ・アルドハル・フラドガル オーディンは現在も尚、行方不明。
 
 ツァーリ&骨蔵族
 アースガルズ付近の廃鉱で封印し、仲間にしてしまった骨とその仲間。
 陽気な骨であり、レウスさんと併せると、その光景はハロウィンさながらである。
 彼ら自身何よりも楽しんだり驚かせた理するのが好きであり、ルーン国の
名物の一つでもある。
 たまにモラコ族のお腹の上で浮かばせて遊ぶ事もあり、泉から出て来たライラロ氏に
討伐されかけているのは言うまでもない。
 
 ジューザス・ディング(ジュディ)&ピール

 ラウンズの墓場で知り合った、無機人種族。珍しい種族で、自らの体の
一部を液体状に変化させることが可能。
 ルインたちがシフティス大陸東側に渡るための手伝いをした。
 魔王種と出会った時、戦闘態勢を見せたが、今のところ因果関係は謎である。

 エンシュ&エルバノ
 酒鬼魔族と呼ばれる絶滅寸前の種族と族長。
 抜刀術という稀な方法で戦う戦闘部族であり、エンシュは神兵の下で修業を
重ねて生きていた。
 成り行きでルインたちについて行くことになり、後にルインを師と定める。
 現在はエンシュの猛特訓に付き合うエルバノ。
 その名の通り酒好きの種族であり、しょっちゅう魂吸竜ギオマと
酒を酌み交わすエルバノが目撃されている。

 魂吸竜ギオマ
 死霊族の町にて、結界を維持していた魂の存在を具現化した者。
 原初の時より生存したとされる、世界最強竜の一角。
 その強さは未だ計り知れないが、結構まぬけな所がある。
 独特な喋り方が特徴であり、今後もルインを大きく助けてくれる存在と
なるだろう。
 尚、封印はまだされていない様子。

 ハーク・レイ・シフォン(ハクレイ)雷帝ベルベディシア、ビロー
ネ、ベロア、テンガジュウ
 魔王種と言われる者たち。
 その能力は、身に纏う鎧にあると言われる。
 ルインもわずかにその形跡を見せるが、正式な能力は明らかになっておらず
現行でその能力を最も垣間見せたのはハクレイ老師ただ一人。
 白い鎧に血液が送りこまれるような状態となり、魔王に相応しいような
いで立ちをみせる。
 その中でもベルベディシアは絶魔王と呼ばれる、魔王の領域を超えた魔王として
知られる者の一人である。
 その能力は未だ謎が多いが、遥か遠方の竜を一撃で黒焦げにする……と言われている。

 シーザー・ベルディス、ハーヴァル、セフィア、イビン
 スキアラの下で修業をしていた彼ら。
 戻って来てそうそう大暴れしている二人と、それを眺めるセフィアとイビン。
 そしてシュウは一体何処に……。

 グレン・バーニィ、レオ・バーニィ、ゴラド・バーニィ、ランス
ロット・バーニィ、モジョコ・バーニィ
 紅葉洞での出会いがきっかけで知り合った、ジパルノグ統治国家における
権力者の家系。
 モジョコは正式にグレンの養子となる。
 第五部前半における主要な人物たちでもある。

 アルカーン(カイロス)、ニーメ、レンブランド・カーィ
 主に鍛冶を営む者たち。
 アルカーンは管理者カイロスの魂を移した者。
 ニーメは神兵の子。
 レンブランド・カーィは伝書の能力を保有する確かな鑑定眼を持つ娘である。
 現在は言うまでもなく、三人で時計造りをしているようだ……。

 エーナ&エプタ
 イネービュの下で動く神の遣い。
 エーナはロブロードを世界に広め、また、新たな駒を創造している。
 エプタは偵察、斥候に長け、各地で見られる不穏な動きを調べて回っている。

 バシレウス・オストー(レウスさん)、イーファ・ウル・トリ
ノ(イーファ)、ドーグル、ウォーラス
 魔族の色が濃いルインの古参仲間。イーファはモリアーエルフという
元ベッツェンの王であったが、スライムに変身できるようになってからは、対象に
スライムとして張り付いたりも出来る言わば亜種族色が濃くなった。
 特にイーファとドーグルは中が良く、四名は今回の闘技大会にも参加予定だ。

 シュイール・ウェニオン(シュイオン)、メルフィール・ウェニオン、マーグ&スピア
 医者とその助手。メルフィールは医師であり、正式にシュイオンと結婚する。
 ルーン国を支える医師。名医であり、常に他者の命を優先する姿勢から、絶対的な
信頼を寄せられている。
 また、これに関してはコーネリウスを通じてアースガルズ中に広まり、現在では
国王メイズオルガの名の下に、定められた定量の弟子をルーン国に向かわせ、学ばせている。
 国家から授与された最高勲章である、国をエビルイントシケートから救った最大功労者として
後に叙勲をされそうになったのだが……医者であるなら叙勲より、薬の原料となる草を
育てるための種と、その肥料を所望され、更なる評判を得る事となる。
 そんな彼が第一に考えるのは、自らを救ってくれた共であるルインの安否と、その
子供たちの健康を見守り続ける事。
 そして……そんな彼にも子供が産まれる兆候があるらしい。
 今回の闘技大会でも勿論、専属医として要望を出しているようだ。
 
 マーグはモジョコを診察した医師であり、ジパルノグで診療所を持つ医者。
 ルインからの熱い要望を受け、現在はジャンカの町へ赴くかを検討している。


 フェドラート、アネスタ
 現在は新しく創立された学校で、教育を担当している。
 時折叫び声が聞こえる学校は、未だ少人数ながらも高い人気を誇る。
 時折モンスターなどを利用した催し物も開催され、今後さらなる入学者が
予測されるが、指導者が少ないのでそこをどうするかを考えているようだ。
 
 ムーラ、フォニー、ガンツ
 町を支え、町を発展させた功労者たち。
 彼ら失くしてルーン国の発展は無かった。
 現在も工事の管理一切を任されるムーラは、モラコ族が安寧に暮らせるのを
見守りながら、生き生きと仕事に取り組んでいる。
 フォニーはブランド、ベルローズを大幅に売り込み、そのブランドを地上でも
大爆発させる。ガンツは持ち前の道具売り込みの才を生かし、現在も商品の補充拡充や
販売ルートへの付き添いを行い、ルーン国の経済を大きく動かしている。



 現在消息不明者
 リルカーン、カノン、ベルローゼ、フェルドナージュ、エッジマール・ウルキゾナ、シュウ、ミ
リル、ベルドなど。

 他、今回四部でほぼ登場していない人物などは一部省略されております。

 本物語ではとてもとても多くの登場人物が出ております。
 皆さんもここまで読まれたならなんとなくご理解頂けたかと思いますが、想定されるは
国。国家という単位はそう少ない人数で確立できるものではありません。
 国とそれを動かす多彩な登場人物。
 今後もそれらの視点で物語を楽しんで頂けると、とっても嬉しいです。
 
 あの人物は? 敵の方は? という要望がありましたら、ぜひご指摘
頂けると幸いでございます。
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