838 / 1,085
第五章 親愛なるものたちのために
第七百五十二話 届かない物資
しおりを挟む
マルクタイト鉱石を入手した俺たち一行。
帰り道はモンスターもおらず、何の問題もなく外へ出る事が出来た。
だが、まだ物資は届いていないようで、外に人は誰もいない。
「確か、一緒にここへ来た人間全員、装備をやられて男女別々でって
話だったよな。どのテントに置けばいいんだ?」
「中央のテントです。わっしとレオは隊長職なので、違うテントなんですよ。
先に行って報告してきます」
そう告げると、マルクタイト鉱石を抱えたまま走っていくレオ。
勤勉な人だな。まだ信用しきっているわけではないが……。
「ルインよォ。わかっておるだろうが、我はもうじき戻らねばならぬゥ。
結界が切れてしまうからなァ」
「……ああ。わかってるよギオマ。マルクタイト鉱石があれば自力で
戻れると思う。飛翔した距離を考えてここから歩くとそれなりに時間はかかると思うが……」
「そういうことなら帰りは呼べばいいぞォ。我は魂吸竜。魂に直接語りかけるがよい」
そう告げると、ギオマは俺の肩に手をおき、爪を立てた。
ちょっと痛いんですけど何するんですかギオマの兄貴!
「うむ、これでよい。魂の声で我に語り掛けてみると良いぞォ」
魂? ……えーとギオマの兄貴、痛いです。
「うむゥ? グッハッハッハッハ! 貴様がこの程度で痛いはずがなかろう」
「うわ、本当に通じたよ……これ、ちゃんとできるようになればやっぱり封印した
奴らともしっかり念話ができるんじゃないか?」
「ふむゥ。貴様の言う封印は相当おかしなものだろう。我にはわからぬなァ。
そうだ。場所までは把握できぬから、我をここへ呼ぶがいいぞォ。それと、プリマはまだ帰りたくない
そうだァ。貴様に取り憑かせるぞォ」
「わかったよ……大分ぐったりしてるな。本当に大丈夫か?」
「大丈夫だろう。それではなァ!」
プリマを俺に託すと、あっという間に竜の姿に変身し、飛び立って行く。
見られないように工夫とか、してほしいなぁ……。
と思っても、恐らくこちらの声はギオマに聞こえても、ギオマの声は
聞こえないんだろう。
連絡を取るのは決まった場所じゃないとダメだし、事前に伝えておく必要はあるな。
「さて、中央のテントだったな……」
恐らく他のテントは布だけ巻いたレオたちの仲間が沢山いるのだろう。
間違えたら洒落じゃ済まない。
中央のテント……一際大きいテントがある。アレだよな。
直ぐ隣に小さいテントも設置してある。こっちへマルクタイト鉱石を置けば
いいんだよな。ギオマに持たせた分もあるから、レピュトの手甲を使うか……今は誰もいないし。
【神魔解放!】
……こういう使い方はちょっとずるい気もするけど。よし……。
――テントの前に来ると、神魔解放を解き、地面に鉱石を一度置く。
小さいテントは人が二人入れる程度しかない。中に誰かいるな。
レオが持ってきた鉱石を積んでいるのかもしれない。せわしなく動いている。
影しか見えないけど。さっさと置いてモジョコの様子を見に行こう――。
と思ってテントに入ったんだ。
テントってのはそもそもノックが出来ないじゃないですか。
だからね、俺は悪気があったわけじゃない。
声をかければよかったって? いやいや、中にいるのは男だと思っていたわけだ。
「うわあーーー! 出ていけ!」
「す、すみませんでした!」
……俺はここが倉庫代わりだと決めつけていた。
知らなかったんだ。まさか更衣室代わりに使っているなんてこと。
ちょうどグレンが着替えの真っ最中だったらしく、非常に間が悪いところへ
突撃してしまったようだ。
大声を聞いて慌ててレオが飛んでくる。
どうやら伝え忘れていた自覚があるらしく、平謝りされる。
「すみませんルインさん……おや? ギオマ殿は?」
「疲れたから先に帰るって。ギオマの兄貴が運んできたマルクタイト鉱石は
間違えて入ったテントの入り口においたから」
「いやーうっかりしてました。確かに中央テントの直ぐ近くに更衣室があれば
倉庫だと思いますよね……実はマルクタイト鉱石は中央テント内で管理してるんです。
さぁこちらへ。それにしてもグレンがあんな声を出すなんて。
普段は男勝りなんですけどね。ちょっと面白い物を見れましたよ」
レオに案内されてテントの中に入ると、仮設ベッドの上にモジョコは寝かされていた。
衣服は無いが薄手の綺麗な布で丁寧に包まれて、幸せそうに眠っているように見える。
だが、お風呂なども無く、髪もとかせてやれていない。
食事はとらせてもらったのだろうか。
直ぐ近くにいるパモやスライムを見る限り、信用しても問題ない人物だと思えた。
「大したものがなくてすみませんね。直ぐに水をお持ちしますんで」
「気を遣わないでくれ。それで、採掘がまだあるっていうのはどういうことなんだ?」
「いえね。ベルゼレン奇石が欲しいと仰ってったので。あれは我が国で採取できる石だと
お伝えしたと思いますが、それも採掘しに行かないといけないんです」
「つまり、あんたたちの国に行かないとならないのか」
「そういうことです。本来であるなら滞在許可証を発行したり、身元の怪しさを
確かめる必要があるんですが、わっしとグレンであなたの行動を間近で
見させてもらいましたから。あなたのようなお人柄なら大歓迎ですよ。
今、滞在許可証を書きます」
「それならモジョコの分も頼めるか? 面倒は俺が見るから」
「わかりました。やはりあなたが引き取るんですね。もしそうでなければ
孤児院に連れて行かねばならないところでしたよ」
「レオの国には孤児院が?」
「ええ、ありますよ。とはいってもいい暮らしをしているわけじゃない。
予算もあまり出せませんからね」
「いや、それでも孤児院があるだけで大したものだ。俺が見てきた国々はそんなものはない。
子供を養うため、姉が盗みを働かなければならない土地もあった」
「そういった事はわっしの国でもありますよ。どんな国にも格差はあるものでしょう。
わっしらの国だって……いや失礼。これから国へ向かおうというのに
よくない話をしても仕方ないですね」
「いや、少しでも話が聞けて良かったよ」
「コホン。入るぞ」
グレンが一言声をかけて入ってきた。
当然まずは俺から謝るべきだ。
「先ほどはすまなかった。荷物置きがあそこだと勘違いしてしまって」
「悪気が無いのはわかっている。その……見たのか?」
「え? えーと、何を」
「だから、その……裸をだ!」
「いえ、なるべく見ないようにしたので。大丈夫、あんまり見えてません」
「あんまり!? その……こほん。次からは気を付けるように……」
「おやおや、堅物のグレンが真っ赤ですよ。これは面白い。後で皆に教えてやろう」
「おいレオ! ふざけるな!」
「冗談ですよ。それより、ルインさんのお陰で十分な採掘を行えました。
道中ベギラアントが大量に沸いたのですが、ギオマ殿がちぎり倒してしまいました。
その最中引火したのをルイン殿が氷の壁で……」
「氷の壁だと!? まさか氷術が使えるのか」
「ああ。少しだけだけど」
「それでギオマ殿は?」
「先に帰ったよ。ギオマの兄貴は忙しい人なので」
「そうか……残念だ。それではルイン殿、改めて報酬を支払いたいのだが、我々が
直接ベルゼレン奇石を渡せるわけではない。ご自身で採掘してもらう必要がある」
「それはレオから聞いた。あんたたちの町の許可証も発行してもらえると」
「そうだ。なので報酬として支払う対価を他に選んで欲しい。
ここには物資が無いのでそれも町で支払う。どうだ? 構わないか?」
「その町はここから遠いのか?」
「近からず遠からずといったところだな。物資運搬用の乗り物が到着すれば
四人で半日といったところか」
「そこそこ距離があるな」
「芽吹きの時でなければもう少し早く到着するんですが、今は慎重に進む必要がある
時期ですからね」
「それにしても物資の到着が遅い。一体何をしているのか……」
「その物資運搬が届かないと町へは行けそうにないのか?」
「そういうわけではありませんが……」
「なら直ぐに出発してその役割の奴を探すべきだろう。何かに巻き込まれた可能性だって考えられる」
「それはそうですね……グレン。ここは今一度ルインさんの力を借りて
我々だけで町へ向かいましょう」
「しかしギオマ殿がいないのに平気なのか? 荷物持ちなのだろう?」
「大丈夫です。彼はわっしが見る限り十分な強者。ナチャカが扱えるか
わかりませんが、まずは見てもらいましょう」
「ナチャカ……?」
帰り道はモンスターもおらず、何の問題もなく外へ出る事が出来た。
だが、まだ物資は届いていないようで、外に人は誰もいない。
「確か、一緒にここへ来た人間全員、装備をやられて男女別々でって
話だったよな。どのテントに置けばいいんだ?」
「中央のテントです。わっしとレオは隊長職なので、違うテントなんですよ。
先に行って報告してきます」
そう告げると、マルクタイト鉱石を抱えたまま走っていくレオ。
勤勉な人だな。まだ信用しきっているわけではないが……。
「ルインよォ。わかっておるだろうが、我はもうじき戻らねばならぬゥ。
結界が切れてしまうからなァ」
「……ああ。わかってるよギオマ。マルクタイト鉱石があれば自力で
戻れると思う。飛翔した距離を考えてここから歩くとそれなりに時間はかかると思うが……」
「そういうことなら帰りは呼べばいいぞォ。我は魂吸竜。魂に直接語りかけるがよい」
そう告げると、ギオマは俺の肩に手をおき、爪を立てた。
ちょっと痛いんですけど何するんですかギオマの兄貴!
「うむ、これでよい。魂の声で我に語り掛けてみると良いぞォ」
魂? ……えーとギオマの兄貴、痛いです。
「うむゥ? グッハッハッハッハ! 貴様がこの程度で痛いはずがなかろう」
「うわ、本当に通じたよ……これ、ちゃんとできるようになればやっぱり封印した
奴らともしっかり念話ができるんじゃないか?」
「ふむゥ。貴様の言う封印は相当おかしなものだろう。我にはわからぬなァ。
そうだ。場所までは把握できぬから、我をここへ呼ぶがいいぞォ。それと、プリマはまだ帰りたくない
そうだァ。貴様に取り憑かせるぞォ」
「わかったよ……大分ぐったりしてるな。本当に大丈夫か?」
「大丈夫だろう。それではなァ!」
プリマを俺に託すと、あっという間に竜の姿に変身し、飛び立って行く。
見られないように工夫とか、してほしいなぁ……。
と思っても、恐らくこちらの声はギオマに聞こえても、ギオマの声は
聞こえないんだろう。
連絡を取るのは決まった場所じゃないとダメだし、事前に伝えておく必要はあるな。
「さて、中央のテントだったな……」
恐らく他のテントは布だけ巻いたレオたちの仲間が沢山いるのだろう。
間違えたら洒落じゃ済まない。
中央のテント……一際大きいテントがある。アレだよな。
直ぐ隣に小さいテントも設置してある。こっちへマルクタイト鉱石を置けば
いいんだよな。ギオマに持たせた分もあるから、レピュトの手甲を使うか……今は誰もいないし。
【神魔解放!】
……こういう使い方はちょっとずるい気もするけど。よし……。
――テントの前に来ると、神魔解放を解き、地面に鉱石を一度置く。
小さいテントは人が二人入れる程度しかない。中に誰かいるな。
レオが持ってきた鉱石を積んでいるのかもしれない。せわしなく動いている。
影しか見えないけど。さっさと置いてモジョコの様子を見に行こう――。
と思ってテントに入ったんだ。
テントってのはそもそもノックが出来ないじゃないですか。
だからね、俺は悪気があったわけじゃない。
声をかければよかったって? いやいや、中にいるのは男だと思っていたわけだ。
「うわあーーー! 出ていけ!」
「す、すみませんでした!」
……俺はここが倉庫代わりだと決めつけていた。
知らなかったんだ。まさか更衣室代わりに使っているなんてこと。
ちょうどグレンが着替えの真っ最中だったらしく、非常に間が悪いところへ
突撃してしまったようだ。
大声を聞いて慌ててレオが飛んでくる。
どうやら伝え忘れていた自覚があるらしく、平謝りされる。
「すみませんルインさん……おや? ギオマ殿は?」
「疲れたから先に帰るって。ギオマの兄貴が運んできたマルクタイト鉱石は
間違えて入ったテントの入り口においたから」
「いやーうっかりしてました。確かに中央テントの直ぐ近くに更衣室があれば
倉庫だと思いますよね……実はマルクタイト鉱石は中央テント内で管理してるんです。
さぁこちらへ。それにしてもグレンがあんな声を出すなんて。
普段は男勝りなんですけどね。ちょっと面白い物を見れましたよ」
レオに案内されてテントの中に入ると、仮設ベッドの上にモジョコは寝かされていた。
衣服は無いが薄手の綺麗な布で丁寧に包まれて、幸せそうに眠っているように見える。
だが、お風呂なども無く、髪もとかせてやれていない。
食事はとらせてもらったのだろうか。
直ぐ近くにいるパモやスライムを見る限り、信用しても問題ない人物だと思えた。
「大したものがなくてすみませんね。直ぐに水をお持ちしますんで」
「気を遣わないでくれ。それで、採掘がまだあるっていうのはどういうことなんだ?」
「いえね。ベルゼレン奇石が欲しいと仰ってったので。あれは我が国で採取できる石だと
お伝えしたと思いますが、それも採掘しに行かないといけないんです」
「つまり、あんたたちの国に行かないとならないのか」
「そういうことです。本来であるなら滞在許可証を発行したり、身元の怪しさを
確かめる必要があるんですが、わっしとグレンであなたの行動を間近で
見させてもらいましたから。あなたのようなお人柄なら大歓迎ですよ。
今、滞在許可証を書きます」
「それならモジョコの分も頼めるか? 面倒は俺が見るから」
「わかりました。やはりあなたが引き取るんですね。もしそうでなければ
孤児院に連れて行かねばならないところでしたよ」
「レオの国には孤児院が?」
「ええ、ありますよ。とはいってもいい暮らしをしているわけじゃない。
予算もあまり出せませんからね」
「いや、それでも孤児院があるだけで大したものだ。俺が見てきた国々はそんなものはない。
子供を養うため、姉が盗みを働かなければならない土地もあった」
「そういった事はわっしの国でもありますよ。どんな国にも格差はあるものでしょう。
わっしらの国だって……いや失礼。これから国へ向かおうというのに
よくない話をしても仕方ないですね」
「いや、少しでも話が聞けて良かったよ」
「コホン。入るぞ」
グレンが一言声をかけて入ってきた。
当然まずは俺から謝るべきだ。
「先ほどはすまなかった。荷物置きがあそこだと勘違いしてしまって」
「悪気が無いのはわかっている。その……見たのか?」
「え? えーと、何を」
「だから、その……裸をだ!」
「いえ、なるべく見ないようにしたので。大丈夫、あんまり見えてません」
「あんまり!? その……こほん。次からは気を付けるように……」
「おやおや、堅物のグレンが真っ赤ですよ。これは面白い。後で皆に教えてやろう」
「おいレオ! ふざけるな!」
「冗談ですよ。それより、ルインさんのお陰で十分な採掘を行えました。
道中ベギラアントが大量に沸いたのですが、ギオマ殿がちぎり倒してしまいました。
その最中引火したのをルイン殿が氷の壁で……」
「氷の壁だと!? まさか氷術が使えるのか」
「ああ。少しだけだけど」
「それでギオマ殿は?」
「先に帰ったよ。ギオマの兄貴は忙しい人なので」
「そうか……残念だ。それではルイン殿、改めて報酬を支払いたいのだが、我々が
直接ベルゼレン奇石を渡せるわけではない。ご自身で採掘してもらう必要がある」
「それはレオから聞いた。あんたたちの町の許可証も発行してもらえると」
「そうだ。なので報酬として支払う対価を他に選んで欲しい。
ここには物資が無いのでそれも町で支払う。どうだ? 構わないか?」
「その町はここから遠いのか?」
「近からず遠からずといったところだな。物資運搬用の乗り物が到着すれば
四人で半日といったところか」
「そこそこ距離があるな」
「芽吹きの時でなければもう少し早く到着するんですが、今は慎重に進む必要がある
時期ですからね」
「それにしても物資の到着が遅い。一体何をしているのか……」
「その物資運搬が届かないと町へは行けそうにないのか?」
「そういうわけではありませんが……」
「なら直ぐに出発してその役割の奴を探すべきだろう。何かに巻き込まれた可能性だって考えられる」
「それはそうですね……グレン。ここは今一度ルインさんの力を借りて
我々だけで町へ向かいましょう」
「しかしギオマ殿がいないのに平気なのか? 荷物持ちなのだろう?」
「大丈夫です。彼はわっしが見る限り十分な強者。ナチャカが扱えるか
わかりませんが、まずは見てもらいましょう」
「ナチャカ……?」
0
お気に入りに追加
97
あなたにおすすめの小説
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
【3部完結】ダンジョンアポカリプス!~ルールが書き変った現代世界を僕のガチャスキルで最強パーティーギルド無双する~
すちて
ファンタジー
謎のダンジョン、真実クエスト、カウントダウン、これは、夢であるが、ただの夢ではない。――それは世界のルールが書き変わる、最初のダンジョン。
無自覚ド善人高校生、真瀬敬命が眠りにつくと、気がつけばそこはダンジョンだった。得たスキルは『ガチャ』!
クラスメイトの穏やか美少女、有坂琴音と何故か共にいた見知らぬ男性2人とパーティーを組み、悪意の見え隠れする不穏な謎のダンジョンをガチャスキルを使って善人パーティーで無双攻略をしていくが……
1部夢現《ムゲン》ダンジョン編、2部アポカリプスサウンド編、完結済。現代ダンジョンによるアポカリプスが本格的に始まるのは2部からになります。毎日12時頃更新中。楽しんで頂ければ幸いです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる