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第四章 戦いの果てに見出すもの
間話 過去話 妖魔帝国 阿修羅
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遠い昔の地底……妖魔帝国阿修羅。長らく地底を支配していた妖魔帝、ベルーファルク。
妖魔として絶大な力を誇り、あらゆるものを魅了し、使役する力を持っていた。
居城、アトアクルークに、その妖魔はいた。傍らにいるのは最も親しき友、フェルドランス。
「地底を統べるには来る日も来る日も戦いしかなかった。多くの友を、仲間を失った。
余が統一した今も尚、争いは絶えぬ。齢五百にして限界を感じるわ」
「何を言うベルよ。お主の子供たちも着々と育っているではないか。
もう孫までいるという。羨ましい限りだ」
「フェルドランス。其方にも孫がいるだろう。誰に力を受け継がせるか、決めたのか?」
「ふっふっふ。其方の末娘と結婚したフェルドアーク。孫が三人もおる。
長男のナーガには邪眼を、長女のナージュには邪剣創世を授ける。次女には私が授けぬでも優れた才能がある」
「気が早いものだ。余の星の力は強すぎる。海星に返す予定だ。これからは独裁の力ではなく
分散した統治を行うべき……ゴホッゴホッ」
「大丈夫かベル。お主の言う通りだろう。結局阿修羅皇国の力を頼りきり、己で動く事を嫌う者が
増えすぎている。これだけ広い地底を一つどころで統治するには無理があるのだ」
「冥暗のタルタロス……あやつのような永劫的に続く存在であれば、統治に向くのだがな」
「次元の違う妖魔だ。いや、神といったほうがしっくりくるな。それが故、理を乱す者以外に
興味を示さぬ。あれを統治したとは言えぬから、ベルにもまだ役目があるのではないか?」
「ふっふっふ。そう言ってお主はいつも余のやる気を引き出そうとする。
お主だけでもこの傍らに残ってくれていたこと、嬉しく思う……ゴホッゴホッ」
「これ以上は体に障る。休め」
「いや、聞いて欲しい。もう長くはもたぬ。余亡き後はお主がこの阿修羅をまとめてくれぬか?」
「冗談であろう? お主の息子や長女が黙ってはいまい」
「息子や長女に後を継がせる気はないのだ。あ奴らは好き放題で統治には向かぬ。
それに先ほども言ったが、星の力は返す予定だ。この黒曜石の剣を一時的に孫へ封じておく。
その後、孫を連れて地上に参り、剣を海星に届くよう沈めてくれぬか」
「わかった……だが地上へは十年に一度しか訪れる事は出来ぬ。その子が十になったらでよいか」
「頼むぞ、我が友よ。このことは我らだけの秘密ぞ。さて……余は可愛い孫の姿を見てくるか。
生まれたばかりのベルーロゼの姿を」
―――――それから五年の月日が流れた。
突如としてアトアクルークに反乱の兆しあり。
燃え上がる壮大な居城に着いたフェルドランス。
友の寝室へ急ぎ向かう。敵は見当たらない。
「ベルの容態は! 一体どうなっている!」
「帝はもう……」
「一体なぜこのような……ベルはもう死の淵間近だったというに……許せぬ、許せぬ!
なぜこのような別れ方をせねばならぬ! おのれ、おのれえー!」
「あんたが悪いんだぜ。親父を止めれなかったあんたが」
「お前は、ベルーアンク? それにベルーシフォン……お前らが、まさか……」
「お父様の力、どこに隠したのかしら。あなたが持っているの?」
「俺は既に帝。つまりあんたは俺の部下だ。正直にはくんだな」
「あらお兄様。帝は私のはずよ。どういうことかしら」
「こういう事だ」
「ぐ!? な、にを……」
「何をしているベルアンク! 手を放せ! ……貴様実の妹まで手にかけおって!
許せぬ! 邪術……」
「遅いんだよ。全てがな。残虐の極、罪悪の死」
「う、ぐおおおおー、これは……殺したものたちに……ぐっ」
「こいつも外れか。必ずどこかにあるはずだ。そうそう消せるものじゃねぇ。
親父は持っていなかった。どこだ……探し出さなければ……」
様子を伺っていたベルシフォンの部下、アドミナ。
彼女は恐怖し、急ぎベルーロゼを連れて燃え盛るアトアクルークから離脱する。
「アドミナ。どこへ行くの? お母さんは? 今日はお母さんがお爺に大切な物、もらいに行くって」
「ロゼ様。お許しください……」
「うっ……アドミ……」
「フルフライト! 遠くへ逃がさねば。ベルアンク様は一族を皆殺しにしてでも力を探すつもりだ。
どこか……そうだ、タルタロスの元なら!」
「逃がすとおもってんのか。置いてけ。例えガキでもだ。入手する可能性を限りなく百にする」
「……妖真化! 残念だったなベルーアンク。空間転移! ロゼ様。どうか、
運が味方して生きられますように……」
「てめえ! 許さねえ! 残虐煉獄刃」
「ぐあぁ……真化した私を一撃で……」
「ちっ。探すしかねえな。クク、だがあんなガキが持ってるわけねえか。後回しだな」
これより長らく、フェル家とベルー家の対立が深まる。
――――さらに数十年後。
「黒曜石の剣、黒星、連斬」
「ギギィーーーー!」
「この程度のモンスターならもう相手じゃないな。今日はこのくらいにしておくか」
妖魔のとある森に飛ばされたベルーロゼは、たくましく育っていた。
黒星を存分に使いこなせるほどに。
しかし眠っている力のほとんどは引き出せない。
なぜ自分にこのような力があるのかさえ知らないでいた。
この森は空間を操る術を持つもののみが侵入できる領域だった。
それが故、ベルアンクはこの場所をみつけられずにいた。
その最中、地底国では幾度も戦争が起こり、ベルーアンクは反乱により死亡。
地底は果てしなき争いの時代へと突入する。いつしか黒曜石の剣は伝説となり、石に封じられた星の力の
存在は、誰も知らないものとなった。
ただ単純にベルーファルクが所有していた、黒曜石の剣として。
「おい貴様。ここで何をしている」
「突然なんだ? 貴様こそ誰だ」
「俺はアルカーン。術の練習中だ」
「ほう、突然現れたおかしな奴。だが人型と対峙するのは初めてだ」
「どういうことだ? 貴様、ここで暮らしているとでもいうのか?」
「問答無用、勝負だ。 いくぞ!」
「断る」
「何? ……ただの臆病者か」
「ちがう。俺は時計作りに忙しい身。もし戦いたいのなら、我が国へ来るか?」
「……ここから出られるとでも? 幾度も試したが、この森からは出られん。
貴様は違うというのか」
「ああ。この中へ入れ。ただし二回しか使用できぬ空間だがな。貴様は運がいいようだ」
「……いいだろう。恩は返してやる」
こうしてベルーロゼはアルカーンとともにフェルス皇国を訪れる。
行く当てを得たベルーロゼは、いつしかベルローゼと名乗り、フェルス皇国の重鎮として……また、忘れ
去られた星の使い手として成長し、有名な妖魔となっていく。
妖魔として絶大な力を誇り、あらゆるものを魅了し、使役する力を持っていた。
居城、アトアクルークに、その妖魔はいた。傍らにいるのは最も親しき友、フェルドランス。
「地底を統べるには来る日も来る日も戦いしかなかった。多くの友を、仲間を失った。
余が統一した今も尚、争いは絶えぬ。齢五百にして限界を感じるわ」
「何を言うベルよ。お主の子供たちも着々と育っているではないか。
もう孫までいるという。羨ましい限りだ」
「フェルドランス。其方にも孫がいるだろう。誰に力を受け継がせるか、決めたのか?」
「ふっふっふ。其方の末娘と結婚したフェルドアーク。孫が三人もおる。
長男のナーガには邪眼を、長女のナージュには邪剣創世を授ける。次女には私が授けぬでも優れた才能がある」
「気が早いものだ。余の星の力は強すぎる。海星に返す予定だ。これからは独裁の力ではなく
分散した統治を行うべき……ゴホッゴホッ」
「大丈夫かベル。お主の言う通りだろう。結局阿修羅皇国の力を頼りきり、己で動く事を嫌う者が
増えすぎている。これだけ広い地底を一つどころで統治するには無理があるのだ」
「冥暗のタルタロス……あやつのような永劫的に続く存在であれば、統治に向くのだがな」
「次元の違う妖魔だ。いや、神といったほうがしっくりくるな。それが故、理を乱す者以外に
興味を示さぬ。あれを統治したとは言えぬから、ベルにもまだ役目があるのではないか?」
「ふっふっふ。そう言ってお主はいつも余のやる気を引き出そうとする。
お主だけでもこの傍らに残ってくれていたこと、嬉しく思う……ゴホッゴホッ」
「これ以上は体に障る。休め」
「いや、聞いて欲しい。もう長くはもたぬ。余亡き後はお主がこの阿修羅をまとめてくれぬか?」
「冗談であろう? お主の息子や長女が黙ってはいまい」
「息子や長女に後を継がせる気はないのだ。あ奴らは好き放題で統治には向かぬ。
それに先ほども言ったが、星の力は返す予定だ。この黒曜石の剣を一時的に孫へ封じておく。
その後、孫を連れて地上に参り、剣を海星に届くよう沈めてくれぬか」
「わかった……だが地上へは十年に一度しか訪れる事は出来ぬ。その子が十になったらでよいか」
「頼むぞ、我が友よ。このことは我らだけの秘密ぞ。さて……余は可愛い孫の姿を見てくるか。
生まれたばかりのベルーロゼの姿を」
―――――それから五年の月日が流れた。
突如としてアトアクルークに反乱の兆しあり。
燃え上がる壮大な居城に着いたフェルドランス。
友の寝室へ急ぎ向かう。敵は見当たらない。
「ベルの容態は! 一体どうなっている!」
「帝はもう……」
「一体なぜこのような……ベルはもう死の淵間近だったというに……許せぬ、許せぬ!
なぜこのような別れ方をせねばならぬ! おのれ、おのれえー!」
「あんたが悪いんだぜ。親父を止めれなかったあんたが」
「お前は、ベルーアンク? それにベルーシフォン……お前らが、まさか……」
「お父様の力、どこに隠したのかしら。あなたが持っているの?」
「俺は既に帝。つまりあんたは俺の部下だ。正直にはくんだな」
「あらお兄様。帝は私のはずよ。どういうことかしら」
「こういう事だ」
「ぐ!? な、にを……」
「何をしているベルアンク! 手を放せ! ……貴様実の妹まで手にかけおって!
許せぬ! 邪術……」
「遅いんだよ。全てがな。残虐の極、罪悪の死」
「う、ぐおおおおー、これは……殺したものたちに……ぐっ」
「こいつも外れか。必ずどこかにあるはずだ。そうそう消せるものじゃねぇ。
親父は持っていなかった。どこだ……探し出さなければ……」
様子を伺っていたベルシフォンの部下、アドミナ。
彼女は恐怖し、急ぎベルーロゼを連れて燃え盛るアトアクルークから離脱する。
「アドミナ。どこへ行くの? お母さんは? 今日はお母さんがお爺に大切な物、もらいに行くって」
「ロゼ様。お許しください……」
「うっ……アドミ……」
「フルフライト! 遠くへ逃がさねば。ベルアンク様は一族を皆殺しにしてでも力を探すつもりだ。
どこか……そうだ、タルタロスの元なら!」
「逃がすとおもってんのか。置いてけ。例えガキでもだ。入手する可能性を限りなく百にする」
「……妖真化! 残念だったなベルーアンク。空間転移! ロゼ様。どうか、
運が味方して生きられますように……」
「てめえ! 許さねえ! 残虐煉獄刃」
「ぐあぁ……真化した私を一撃で……」
「ちっ。探すしかねえな。クク、だがあんなガキが持ってるわけねえか。後回しだな」
これより長らく、フェル家とベルー家の対立が深まる。
――――さらに数十年後。
「黒曜石の剣、黒星、連斬」
「ギギィーーーー!」
「この程度のモンスターならもう相手じゃないな。今日はこのくらいにしておくか」
妖魔のとある森に飛ばされたベルーロゼは、たくましく育っていた。
黒星を存分に使いこなせるほどに。
しかし眠っている力のほとんどは引き出せない。
なぜ自分にこのような力があるのかさえ知らないでいた。
この森は空間を操る術を持つもののみが侵入できる領域だった。
それが故、ベルアンクはこの場所をみつけられずにいた。
その最中、地底国では幾度も戦争が起こり、ベルーアンクは反乱により死亡。
地底は果てしなき争いの時代へと突入する。いつしか黒曜石の剣は伝説となり、石に封じられた星の力の
存在は、誰も知らないものとなった。
ただ単純にベルーファルクが所有していた、黒曜石の剣として。
「おい貴様。ここで何をしている」
「突然なんだ? 貴様こそ誰だ」
「俺はアルカーン。術の練習中だ」
「ほう、突然現れたおかしな奴。だが人型と対峙するのは初めてだ」
「どういうことだ? 貴様、ここで暮らしているとでもいうのか?」
「問答無用、勝負だ。 いくぞ!」
「断る」
「何? ……ただの臆病者か」
「ちがう。俺は時計作りに忙しい身。もし戦いたいのなら、我が国へ来るか?」
「……ここから出られるとでも? 幾度も試したが、この森からは出られん。
貴様は違うというのか」
「ああ。この中へ入れ。ただし二回しか使用できぬ空間だがな。貴様は運がいいようだ」
「……いいだろう。恩は返してやる」
こうしてベルーロゼはアルカーンとともにフェルス皇国を訪れる。
行く当てを得たベルーロゼは、いつしかベルローゼと名乗り、フェルス皇国の重鎮として……また、忘れ
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